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Category: 経年変化のこと (page 1 of 16)


<お客様のココチ>2023年上半期のリペアの一部をご紹介いたします!

こんにちは、インタレストです。

本日は、前回(=今年の1月)のココチブランドの販売会で承ったリペアの一部をご紹介いたします。

(先日開催した販売会のリペアは、職人が鋭意作業中ですので、完了次第ご案内を差し上げます。)

 

コロナ禍で一時期減っていたリペアの足数も、また増えてきた印象でとても嬉しく感じています。

お手持ちのココチブランドの靴で、もし気になる症状がございましたら、お気軽にご相談下さいませつくり手の森田さん、そしてプロのお直し屋さんと共に、多くの事例にご対応させて頂いております。

(主なリペアの価格は、こちらのページにてご確認頂けます。)

 

 


 

★ハイヒールの傷、破れ

 

こちらはお客様のRilleですが、私自身もよく経験しているトラブルです。

ヒール部分に小さな傷ができています。今回は傷が小さかったので、糊で革を留めて目立たなくさせることで済みました。

破れの大きさによっては革の交換をする場合もありますが、おそらくご想像よりも少ない費用で済みますので、お気軽にご相談下さいませ

 

BEFORE

 

AFTER

 

 

 


 

★ヒール(かかと)の簡易交換or一層交換

 

こちらは最も承ることの多いケースです。今回は、MUKUzanpanoBrooklynのかかとのゴム部分の交換です。

交換する層が少ないほど費用も少なく済みますので、イメージ的には1層目がなくなってしまう前にお持ち頂くか、お電話・お問い合わせフォームでご相談下さいませ。(画像をお送り頂くと、お見積等、より正確なご案内ができるかと思います。)

 

BEFORE

 

AFTER

 

 

 

BEFORE

 

AFTER

 

 

 

BEFORE

 

AFTER

 

 

AFTER(この靴だけBEFOREを撮り忘れました。汗)

 

 

 


 

★中敷きの交換

 

zanpanoで、片足だけ中敷きが外れて浮いてしまうというケースです。中敷き自体がだいぶ痛んでいたため、新しい中敷きに交換いたしました。

歩行中に中敷きがずれると歩きづらいと思いますので、ぜひお気軽にご相談下さいませ

 

BEFORE

 

AFTER

 

 

 


 

★レザーの破れ補修

 

アートのようなオリジナルレザーのTHE HIKE。(このオリジナルレザーも、革の流通の関係で廃番になりました。)

その履き口を、飼っているうさぎさんにかじられてしまったというケースです。

修理前は中のスポンジも見えていましたが、新しい革を当てて縫い留めることで、きれいに直って目立たなくなりました。

 

BEFORE
 

 

AFTER

 

 

 


 

★オールソール交換(1):hold-on hi

 

この日のブログでご紹介したhold-on hiのオールソール交換です。ブログの該当部分を以下に引用いたします。

 

★9年物のhold-on hiのいま

 

さて、こちらの画像のカッコ良すぎる靴は、当店のあるお客様がお手持ちのなかでも特にご愛用下さっているという、オリジナルモデルhold-on hiの初号機(=森田さんが当店に納品してくれた最初の1足)です。お買い上げ下さったのは2014年6月ですので、実に9年物の姿です。

もともとブラウン単色で淡泊だった表情は、オーナー様の足を守り続けてきたことによるキズやシミ、あるいは革の「焼け」と「褪せ」両方による変色により、きわめて立体的な顔つきになっています。震えがくるほどカッコ良く育っています。

一方、たくさん履いて下さっているのでビブラム社の強固なラバーレザーもすり減って、実用面でも見た目でも履きづらさを感じるようになったとのことで、今回オールソール交換の修理を承りました。(工賃は靴の構造や底面の種類によってそれぞれですが、平均的に15,000円~20,000円くらいです。)

ソールを交換すれば、この先の10年だって楽勝でこなしてくれます。アッパーはワイルドかつ艶っぽく育っているので、ますます大活躍してくれそうです。このオールソール交換は、オリジナルのhold-on hiはもちろん、SE hold-on hiでも、もちろん承ることができます。

 

 

新品時の画像を見つけました。この靴自体もそうですが、写真の撮り方も含めて、何もかも懐かしい・・・笑。

   

 

 

 

 

以下、リペアのBEFORE/AFTERです。リペア後も、すでにアッパーは育っているので、本当に良い表情をしています。

 

BEFORE

 

AFTER

 

 

 


 

★オールソール交換(2):marco-mid

 

こちらは期間限定でオーダーを承った、壺草苑による天然藍染めレザーのmarco-midです。実はこの日のブログで、森田さんが手に持っているのがこの靴です。

たくさん履かれて、ものすごく育っていて、愛おしいです。貴重な天然藍染めレザーの経年変化も見ることができて、嬉しいですね。本当はこの靴だけで、1回分のブログが書けそうです。

 

BEFORE

 

 

オールソール交換と、つま先部分を補強するためゴムを貼りました。ゴムを貼ることで、だいぶ「持ち」が違ってくるので安心感があります。

 

AFTER

 

 

 


 

 

ココチブランドの情報は、以下のポータルサイトにまとめております。皆様のオーダーやお問い合わせを心よりお待ちしております。

・kokochi sun3 / kokochi sqir ポータルサイト >こちらから

・靴作家・森田さんが制作する Dawn by Interest > こちらから

・リペア価格の一覧など > こちらから

 

 

 


 

<お問い合わせ>

  • 各商品の詳しいご説明や多くの画像は、インタレストのオフィシャルオンラインストアにて掲載しております。各アイテムのページの「商品についてお問い合わせ」や、もしくはこちらの「問い合わせフォーム」よりぜひお気軽にご連絡下さいませ。折り返しご回答いたします。
  • 定休日や臨時休業日以外で当店からのお返事が届かない場合は、(1)ご入力頂きましたメールアドレスにお間違いがないか、(2)そのメールアドレスがPCからの受信を許可する設定にして頂いているか、をもう一度ご確認頂いた上、お手数ですが再度フォームよりお問い合わせ下さいませ。
  • なお、休業日以外であれば、お電話( 03-6457-5360 )でのお問い合わせが早くて確実です。在庫確認・確保やその他につきまして、その場でご対応可能です。ぜひお気軽にお電話下さいませ。

 

 

<エッセイ> 本気のスニーカー選びは難しい!~インタレストがなぜ森田さんに「Dawn」をつくってもらったのか

 

こんにちは、インタレストです。

 

 

★ただいま靴作家・森田圭一さんによるココチブランド受注会を開催中です!

 

  • イベントの詳細と木型やソールのカスタマイズサービスなど各種トピックのご案内 >こちらから
  • インタレストオリジナルの新作スニーカー「Dawn」リリースのご案内 >こちらから
  • 入荷したDawnの全サイズ(=全デザイン)6足の詳細なご紹介 >こちらから
  • 会期中のインタレストの店頭の様子 >こちらから
  • エッセイ: 本気のスニーカー選びは難しい!>本日の記事です

 

 

 

 

 

★本気のスニーカー選びは難しい!~なぜいま「Dawn」をご紹介しているのか

 

 

インタレストオリジナルの新作スニーカー「Dawn」、たいへんご好評頂いております!連日ご来店下さっているお客様皆様、またご興味をお持ち下さっているお客様、誠にありがとうございます!

ところで、本日は店頭でお客様とも話題になる「スニーカー選びは難しい」ということについて、短いエッセイ風につらつらと書いてみたいと思います。

私たちがなぜ森田さんに「Dawn」をつくってもらったのか、いったい何のための、誰のためのスニーカーなのかについて、より深く知って頂けましたら嬉しいです。

 

 

 

スニーカー選びの難しさは、財布選びのそれに近い感覚?

 

さて、スニーカーとえいば、種類自体はそれこそ星の数ほどあるし、また「履きつぶす→買い替える」を前提に買う場合はそうでもないのですが、スタイリングの構成メンバーとして、長年足元を支えてくれるものをと考えたとき、私たちは「本気のスニーカー選びは難しい」という感覚を持っています。

前者でいうと、たとえばスポーツをするときに履くスニーカーは、フィッティングや機能性が最優先で、それが劣化したタイミングで買い替えることになりそうです。子どもたちと公園で遊ぶときに履くスニーカーも、「ドロドロになってもいいものを」という観点で選んでいる気がします。

後者については、私がよくつかう”たとえ”で言いますと、「財布選び」にかなり近いです。お財布って探すと全然見つからなくないですか?(笑) 何年も何年も探しても「これだ!」というものとは出会えない。デザインはもちろん、機能性も重要なので、それらが上手に噛み合う1点がなかなかない・・・汗。

実はこの感覚を他の方と共有するのは難しいかもしれないと考えていたのですが、ご来店下さるお客様が口々に「スニーカーって難しい!」「ずっと探しているのに見つからない!」と仰るので、「ああ、自分だけじゃないんだ!」とかなり驚き、そして嬉しく感じています。

そう、「スニーカーは難しい」んです。安ければいいわけでも、高ければいいわけでもないし、ディテールが富んでいるだけに自分の好みのデザインにピッタリ合うものもない。すごく気に入ったデザインでも足に合わない。足に合ってもサイズがない・・・といったご経験、おありの方も少なくないと思います。

 

 

 

「白いスニーカー」を探して十余年・・・

 

再び私事で恐縮ですが、私・店長Dは「白いスニーカー」という、言葉にすれば単純明快なアイテムを探し続けていました。いま愛用している白いスニーカーは、調べてみると2007年に発売されているので、実に15年間履き続けています。

結構な頻度で履いていますが、丁寧にメンテナンスもしているので、見た目は2~3年物に見えるかもしれません。そういう扱い方をするのにふさわしい相棒だと思っていて、その意味では位置づけは高級革靴と何ら変わりません。良いつくりなので、今のところ目立った故障もありません。

それだけに、その相棒スニーカーの負担を減らすために、「まったく同じ履き方(=この場合は「合わせ方」)ができる白いスニーカーがもう2~3足欲しい」と、探し続けて10年以上経っています。が、2~3足どころか、1足も買えていません。

それこそお財布のように、「探していないときにサクッと見つかるかも」と考えていますが、今のところ出会えていません。

 

 

 

たくさんの方にとって「この1足」と思って頂けるスニーカーをつくりたい

 

以上のような背景があり、森田さんから「またオリジナルの靴をつくってみないか」という提案をもらったとき、「スニーカー選びは難しい」と身をもって知っている自分たちが、「たくさんの方にとって『この1足』と思って頂けるスニーカーを目指すチャレンジをしてみたい」と直感しました。

「履きつぶす用」ではない、ご自身にとって宝物になるようなスニーカーを。年齢を重ねたオトナの方の足元にふさわしいスニーカーを。そして、どんなスタイリングも自在にこなしてくれる透明感のあるスニーカーを。

その観点で私たちが「こういう感じかな」というデザインイメージを森田さんに伝え、それにこの日のブログ記事で詳細にご紹介した森田さんの解釈(←これが素晴らしくて・・・泣)が加わって生まれたのが、今回ご紹介している新作スニーカー「Dawn」です。

 

1足目のサイズ「3」(=24.0~24.5cm相当)を「白いスニーカー」でつくってもらったのも、それが絶対にウソがつけないデザインだからです。ラフのサンプルを送ってもらっている段階で強い手応えがあったので、フライヤーなどでつかうメインの1足にするにふさわしいと、入荷前からワクワクしていました。

これが入荷してきたとき、店長Dはすぐに、この靴の色違いを揃えていけば自分自身の長年の「スニーカー問題」が解決すると感じ、本当に胸が高鳴りました。そして実際に足を入れたときの想像以上の「履き心地の良さ」で、より多くの「スニーカー難民」の方に足を入れて頂きたいと、いっそう強く感じました。

そう、Dawnは森田さんが1足1足手作業で製作してくれるスニーカーなので、「白いスニーカー」ならずとも、ご自身の好きなデザインで、ご自身のサイズでオーダー頂くことができます。このことも、Dawnをよりスペシャルたらしめていると自負しています。

 

 

 

 

 

靴は足を守る道具:お客様のオーダーの決め手は「履き心地の良さ」

 

ところで、これまでの会期中に見に来て下った方は、InstagramやDM、ブログなどでご覧になった「雰囲気」を求めてご来店下さったのですが、実物を履かないとわからない「履き心地の良さ」に驚いて、それが決め手になってオーダーを頂けるケースが多く、このことが本当に嬉しいです。

私たちには「靴は足を守る道具である」という大前提があるので、「履き心地が悪い靴」というのは「足を守る」以前なので、もう語呂からして矛盾があると考えています。どんなに気に入ったデザインでも、履き心地が良くないと、年齢を重ねながら10年以上履き続けることはできませんよね。

 

さらに、私は自分用につくってもらったデザインを、今日まで丸3日履き続けていますが、履き心地が良い上に「まったく蒸れない」という事実に本当にビックリしています。朝から晩まで履いていてもまったく蒸れないので、ニオイも一切ありません。

モーレツ汗っかきの店長Dは、そもそも天然繊維・合繊問わず、布製のスニーカーは履けません。表革は絶対にレザーのスニーカーを履きますが、市販のものはライニングで合皮をつかったり過剰にクッション剤が入っていたりで、「まったく蒸れない」はなかなか望めません。

オーダー下さったお客様が「外出先の昼食とかで突然靴を脱ぐことになっても安心ですね」と笑いながら仰っていましたが、これは本当にその通りだなと思いました。

 

(余談ですが、以下の2枚の画像のように、私自身は靴ひもをクロスさせて履くのでそのように入れ替えていますし、スニーカーは”ひも”を結んだまま脱着するので、一番手前のホタンホールはつかっていません。このあたりも、オーナー様次第で自由にカスタマイズして下さいませ。)

 

 

 


 

 

本日は以上です。

 

Instagramでは、入荷したDawnの全デザインを多彩な洋服と合わせて撮影したスタイリングをご覧頂けます。

繰り返しになりますが、スニーカー自体のデザインに透明感があるので、合わせる洋服のカテゴリ・色・素材を一切選びません。スタイリング画像をご覧頂きますと、そのことを改めてご確認頂けるかと思います。

実は、もともと本日のブログ記事でそのスタイリング画像をまとめようと考えていて、その前段としてショートエッセイを書いていたのですが、書いたらそれだけでそこそこのボリュームになってしまったので(汗)、スタイリング画像のまとめは向こう数日内に改めてご紹介させて頂きます。

 

そもそも、内容としては本日の記事もとても大切で、これで私たちがなぜDawnをつくったかを多くのお客様とシェアさせて頂けましたらとても嬉しいです。

そして「百聞は一見にしかず」、そして「百見は一試着にしかず」ということで、ぜひ店頭で一度履いて頂けましたら幸いです。

 

 

引き続き、多くのお客様のご来店・ご参加を、心よりお待ちしております!

 

 

 

 

 

<お問い合わせ>

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<イベント開催中> 入荷済の新作スニーカー「Dawn」全サイズを詳細にご紹介!明日のココチブランド受注会初日、ぜひご来店下さいませ!

 

こんにちは、インタレストです。

 

 

靴作家・森田圭一さんによる「ココチブランド」の受注販売会「路地裏の靴作家 vol.22」、いよいよ明日その初日を迎えます!

今回は、hold-on hi以来実に9年ぶりとなる、”designed and made by Keiichi Morita”のインタレストオリジナルモデルである新作スニーカー「Dawn」をお披露目できるということで、スタッフ一同、いつも以上にワクワクしています!

 

(会期は6月24日(土)~7月2日(日)で、営業時間は12:00~18:00、会期中の店休日は27日(火・定休日)のみです。)

 

 

 

 

 

新作スニーカー「Dawn」は全サイズ入荷済みです!

 

イベントの詳細をご紹介した先日のブログ記事でもご報告しましたが、明日を会期初日に控え、インタレストオリジナルの新作スニーカー「Dawn」の各サイズがすべて入荷しております!

いつも以上にタイトな納期で森田さんに無理をさせてしまっているという自覚があったのですが(本当に申し訳なく・・・)、入荷したスニーカーたちは皆満面の笑顔で、本当に素晴らしい仕上がりです。1足つくる毎に、どんどん森田さんの気持ちが乗っていったのではないかと、楽しく想像しています。

本日のブログの後半では、早速各サイズ(=各色)の画像をたっぷりご案内いたします!

 

 

 

 

 

各色を履いたスタイリング撮影も予定しています。会期中にご紹介いたします!

 

 

 


 

 

★とっっっても”愛しいスニーカー”に仕上がっています!

 

 

ここでひとつ、恥を忍んで告白をしたいと思います。

このDawnは、端的には「洗練されたオトナのスニーカー」をテーマにデザイン&制作してもらったスニーカーなので、スタイリッシュで上品さが感じられる一方、ひょっとするとちょっと淡泊で無機質な印象になるかもしれないと、私たちスタッフは少なからず不安を覚えていました。

わかりやすくいうと、量販店で売っている有名スポーツブランドのスニーカーや、あるいは高級ブランドがラインナップしているスニーカーと同じような顔付きになるかもしれないと、入荷前は期待と不安が入り交じってドキドキしていたというのが、偽らざる本音です。

誤解して頂きたくないのですが、それらが嫌いだということではまったくなく(特に前者はむしろ好きです)、私たちの願いが「スタイリッシュで洗練されていながら、手作業によるクラフトマンシップも感じられるスニーカーであって欲しい」という、ぜいたくなものであったということです。

 

 

しかし、以上のような懸念はまったくの杞憂でした。杞憂というか、森田さんに失礼すぎて。汗

こちらの森田さんが先行してアップしてくれたInstagramのポストをぜひご覧下さい。

この、人の手によってつくられたことによる有機的な表情は、ほっこりとした「ぬくもり」や「やさしさ」にあふれていて、もう愛しくて愛しくてたまらなくなります。私たちの「ぜいたく」は、森田さんにとっては「自然」なことで、当たり前に実現できてしまうのですね。

このショート動画を見た瞬間、飛び上がるほど嬉しくなりました。震えるほどステキなコラムも全部ひっくるめて、紛れもなく「森田さんの靴」だったので。

 

 

 

 


 

 

★Dawnは店頭および通信販売でオーダー頂けます!

 

 

インタレストの店頭にご来店頂けましたら、以下に続く本文でご紹介するサイズ「1」(22.0~22.5cm相当)~サイズ「6」(27.0~27.5cm相当)の各サイズを実際にご試着頂きながら、ご自身のサイズを見つけて頂くことができます。(実際のサイズ展開は、もう1サイズ上の「7」(28.0~28.5cm相当)まであります。)

ご自身がご希望になるサイズで、そしてこれが驚きなのですが、高価な本格革靴のラインであるkokochi sun3と同様に、お好きな革のお好きな色を選んでオーダー頂くことが可能です。私たちスタッフがサポートいたしますので、ぜひ安心してお相談下さいませ。

Dawnの具体的なオーダー方法については後日また改めて本ブログでご紹介いたしますが、パーツ毎に革や色を切り替えたり、靴ひもの色やシューホールのハトメの有無などのディテールもご指定頂けます。(ご来店orお電話頂けましたら、いつでもその場でご説明させて頂きます!)

 

 

 

 

 

 

一方、これも先日のブログ記事でご案内いたしましましたが、このDawnについてはオンラインストア各種お問い合わせを窓口とする通信販売でのご注文も積極的に承りたいと考えております。

「スタイリッシュで洗練されていながら、手作業によるクラフトマンシップも感じられるスニーカー」という唯一無二の魅力を備えたDawnには強い自負を持っており、多くのお客様に幅広くお届けしたいという想いがとても強いです。

 

 

 

 

なお、ココチブランド=kokochi sun3とkokochi sqirがラインナップする本格革靴と比べて、スニーカーであるDawnのサイズ選びはだいぶフレキシブルであって大丈夫だと思います。(もちろん、このあたりは主観(=ご自身がどう思うか)がすべてなので、お考えに個人差はあると思います。)

スニーカーのカテゴリでも、たとえばランニングシューズのような機能シューズについては厳格なフィッティングが必要ですが、Dawnは街歩き用の汎用スニーカーなので、そのレベルのサイズ選びが必ずしも必要ではないというお客様も多くいらっしゃると思います。

また、通信販売でも安心してオーダー頂けますよう、分かりやすく有益な情報をオンラインストアにたくさんアップしていく予定です。たとえばですが、「会期中にご試着下さったお客様が普段履いておられるNIKEのスニーカーのサイズ」などを、たくさんヒアリングしていきたいと考えております。

オンラインストアにDawnの情報を一定量準備できましたら、通信販売の具体的な手順なども含めて、これもまた別途ご案内いたします。ぜひ楽しみにお待ち頂けましたら幸いでございます。

 

 

 

 


 

 

★入荷したDawnの全サイズ(=全デザイン)をご紹介いたします!

 

 

以下をお読み頂く前に・・・

 

  • 以下の6足は、私たちインタレストによるデザインです。お客様におかれましては、お一人おひとりご自由に、お好きなデザインでオーダー頂けます。(革は「生モノ」なので、ご用意できる革在庫はその都度異なります。ぜひお気軽にご相談下さいませ。)
  • サイズは「1」~「7」までのユニセックスの7サイズ展開で、それぞれ1cm刻みで「1」=22.0~22.5cm相当~「7」=28.0~28.5cm相当です。今回は「1」~「6」までのご用意ですが、「7」もオーダー頂けますので、足が大きい方もぜひご検討下さいませ。
  • なお、サイズ感については会期を通して情報を集めてまいりますが、私・店長DとスタッフYが履いた限りは、他の靴で履いている「いつも通りのサイズ」でほぼ大丈夫そうです。たとえば店長Dは、いつも27.0~27.5cmくらいを履きますが、Dawnもサイズ「6」(=27.0~27.5cm相当)でした。
  • Dawn本体の価格は、サイズを問わず39,600円(税込み)です。以下で一部価格が異なるのは、有料オプションのレザーをつかっている場合、靴ひもを別色でもう1セットオーダーしている場合です。こうした素材にかかわるオプション料金以外で発生する追加料金はございません。
  • 納期は、オーダー頂いてから3ヶ月程度を予定しております。(オーダー頂いてから、ゼロから制作いたします。)

 

 

 

 

Dawn size[1]

本体価格: 39,600円
オプション料金: 5,500円 (Kuduレザー)
合計価格(税込み): 45,100円

サイズ: 「1」=22.0~22.5cm相当
アッパーの革すべて: Kudu ライトブラウン・裏(スエード)
ソール: ブラック
ひも: キャメル
ハトメ: なし

 

ショップオリジナルモデルということで、絶対にご用意したかった最小サイズ「1」(=22.0~22.5cm相当)です。インタレストのお客様では、このサイズの方がとても多いので、実物をお履き頂けてとても嬉しいです。

革は、インタレストでは2020年頃から不動の一番人気を誇った、やわらかく柔軟性も高いKuduレザーです。ベロアのような輝きがあるスエードで、個人的にスエードでこのKudu以上に美しい革は見たことがないです。表革と比べて撥水性が高く、雨の日も安心して履いて頂けます。

このKuduレザー、在庫がいよいよ残り僅かになっていて、このライトブラウンも残り数足分しかないとのことでした。問屋さん自体が入荷できていないらしく、今後の追加入荷は難しいそうです。ものすごくオススメの革なので、ぜひこのラストチャンスをお見逃しなく・・・!

 

★ご参考:Kuduレザーとは? >こちらのリンク先にて (色の在庫は現在と異なります)

 

 

 

 

 

Dawn size[2]

本体価格: 39,600円
オプション料金: 5,500円 (Kuduレザー)
合計価格(税込み): 45,100円

サイズ: 「2」=23.0~23.5cm相当
アッパーの革: Kudu グリーン・裏(スエード)
かかとのタブの革: 名称未定(牛革) ホワイト
ソール: ホワイト
ひも: ホワイト
ハトメ: なし

 

私たちスタッフが一番トキメキを覚えたのが、このKuduグリーンの1足です。

言ってしまうと、超有名(←おそらく世界一有名?)な某スポーツスニーカーへのオマージュとしてのデザインなのですが、物の見事に「森田さんの靴」の表情に仕上がっていて、本当に「それっぽさ」が皆無で、これはものすごいことだなと大感動しています。

私たちが目指した「スタイリッシュで洗練されていながら、手作業によるクラフトマンシップも感じられるスニーカー」を、完璧に体現してくれた1足です。(このKuduグリーンも残り1~2足分の在庫のみです。)

 

 

 

 

 

Dawn size[3]

本体価格: 39,600円
オプション料金: なし
合計価格(税込み): 39,600円

サイズ: 「3」=24.0~24.5cm相当
アッパーの革すべて: 名称未定(牛革) ホワイト
ソール: ホワイト
ひも: ホワイト
ハトメ: なし

 

およそ1ヶ月前の速報のときからご紹介している、「Dawn」という名前の”きっかけ”にもなったオールホワイトのモデルです。

もともと、このオールホワイトが見たくて企画し森田さんに相談したスニーカーなので、1足目がこの表情でやってきてくれて、本当に嬉しく感じています。

ちなみに、つかわれているホワイトの革は新革(牛革)で、森田さんが偶然在庫していたものをわけてもらったものです。こちらは私たちはもちろん、森田さんも評価しているそうで、いまの在庫が終了しても同じ革か似た革かを追加でご用意できる予定です。

kokochi sun3で「真っ白」の革はあまりなかったので、これは嬉しいですね。

 

 

 

 

 

Dawn size[4]

本体価格: 39,600円
オプション料金: 5,500円 (ALASKAレザー)
合計価格(税込み): 45,100円

サイズ: 「4」=25.0~25.5cm相当
アッパーの革すべて: ALASKA レッド
ソール: ホワイト
ひも: ホワイト
ハトメ: なし

 

店長Dのプライベートで大車輪の活躍をしてくれている「赤いスニーカー」をつくりたいと考えていたときに、森田さんからこの「ALASKA」のレッドを提案されました。赤いスニーカーって足元で強いアクセントになってくれるので、靴からスタイリングをつくれるのですごく重宝します。

「これぞバケッタレザー」ともいうべき、コッテリとして頑強なALASKAがスニーカーになるなんて浪漫でしかない!と直感し、即オーダーを決めました。結果、サイズ「2」でつくったKuduグリーンのスニーカーと同様、スタイリッシュさとクラフトマンシップのバランスが絶妙なデザインになりました。

経験的に、このALASKAレッドはかなりカッコ良いエイジングをすることがわかっているので、育てる楽しみも味わえそうです。

 

★ご参考:ALASKAレザーとは? >こちらのリンク先にて (色の在庫は現在と異なります)

 

 

 

 

 

Dawn size[5]

本体価格: 39,600円
オプション料金: 660円 (靴ひもを1セット追加)
合計価格(税込み): 40,260円

サイズ: 「5」=26.0~26.5cm相当
アッパーの革すべて: smoke(牛革) ブラック
ソール: ホワイト
ひも: ブラック +追加でホワイト
ハトメ: なし

 

真上の「赤いスニーカー」と同様、定番的に大活躍してくれているのが、「アッパーがブラック&カップソールがホワイト」という「黒いスニーカー」です。これはもう間違いないです。お気に入りの靴をダメにしないために、この配色で2~3足違う靴を持っていたいというのが野望です。笑

靴底の側面を広く覆うカップソールがホワイトだと、アッパーが真っ黒でもホワイト部分の面積が十分大きいため、真夏に履いてもまったく重たくなりません。さらにこのモデルでは、追加で靴ひものホワイトもオーダーして、さらに明るい雰囲気にすることも可能です。(以下の画像を参照)

革は「smoke」と名づけられた新革で、これが想像以上にカッコ良くてビックリしています。革の銀面(=表革の表面)にパラフィン加工を施すことで、見た目に独特の硬質感が生まれていて、また塵(ちり)が散ったような豊かな表情になっています。

パラフィン加工ですので、雨にも相当強く、かつ剥がれていくエイジングもいかにもカッコ良さそうです(→白みが取れて漆黒の表情に育ちそう・・・)。「黒いスニーカー」には、うってつけの革といえるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

Dawn size[6]

本体価格: 39,600円
オプション料金: なし
合計価格(税込み): 39,600円

サイズ: 「6」=27.0~27.5cm相当
アッパーの革: 名称未定(牛革) ホワイト
かかとのタブの革: ALASKAレッド
ソール: ホワイト
ひも: ホワイト
ハトメ: あり

 

サイズ「3」でつくったオールホワイトのモデルをカスタマイズした一例として、かかとのタブを別色に切り替え、またオーダー時に有無を選択できるシューホールのハトメを「あり」にしてデザインしたモデルです。

サイズ「3」のオールホワイトがとにかく透明感と洗練された印象が強かったのに対して、こちらはカジュアル感が強く仕上がっていますよね。こんな風に、ディテールに少しだけアクセントを入れるだけでも、靴の印象はだいぶ変わります。こうしたケースのご参考にして頂けましたら幸いです。

なお、細かい話ですが、このモデルのように「かかとのタブ」のみ有料レザーをつかうといった場合は、追加のオプション料金は発生いたしません。繰り返しになりますが、こうしたオーダーの仕組みの詳細は、また別途ご案内する予定です。(ご来店orお電話頂けましたら、その場でご説明いたします。)

 

 

 

 


 

 

 

本日は以上です。

 

ココチブランド受注会「路地裏の靴作家 vol.22」は明日から開催いたします!多くのお客様のご来店を、心よりお待ちしております!

 

 

 

 

 

<お問い合わせ>

  • 各商品の詳しいご説明や多くの画像は、インタレストのオフィシャルオンラインストアにて掲載しております。各アイテムのページの「商品についてお問い合わせ」や、もしくはこちらの「問い合わせフォーム」よりぜひお気軽にご連絡下さいませ。折り返しご回答いたします。
  • 定休日や臨時休業日以外で当店からのお返事が届かない場合は、(1)ご入力頂きましたメールアドレスにお間違いがないか、(2)そのメールアドレスがPCからの受信を許可する設定にして頂いているか、をもう一度ご確認頂いた上、お手数ですが再度フォームよりお問い合わせ下さいませ。
  • なお、休業日以外であれば、お電話( 03-6457-5360 )でのお問い合わせが早くて確実です。在庫確認・確保やその他につきまして、その場でご対応可能です。ぜひお気軽にお電話下さいませ。

 

 

 

プロのシューシャイナーによるレザーケア事例:(2)傷補修、シミ抜き、染め替え

こんにちは、インタレストです。

前回に続き、本日もプロのシューシャイナー(靴磨き職人)によるレザーケアのBEFORE/AFTERをご紹介いたします。

 

  • プロのシューシャイナーによるレザーケア事例(カビの根絶) >こちらから
  • プロのシューシャイナーによるレザーケア事例(傷補修、シミ抜き、染め替え) >本日の記事です
  • 革靴・洋服のメンテナンスガイド一覧 >こちらから

 

 

本日は、カビ以外の事例です。深い傷や水ジミがほとんどわからなくなったケースは、間近で見ていて驚きました。

ガラリと靴の雰囲気を変える「染め替え」は、普段見る機会がないのでとても面白いです。

 


 

 

なお、前回書き忘れましたが、大まかな価格の目安は以下の通りです。(金額はすべて税込みです。)

実際には、事前にアイテムを確認して、より正確なお見積をご案内いたします。

 

  • クリーナー&クリームのケア
    • 革靴 短靴2,200円~、ショートブーツ2,700円~、ロングブーツ3,300円~
    • 小さい革小物(お財布など) 3,000円~
    • 大きい革小物(バッグなど) 5,000円~
  • オプション
    • クリーニング(水ジミなど) 上記のケア価格+2,200円
    • カビ除去(クリーニング含む) 上記のケア価格+3,300円
    • ハイシャイン 上記のケア価格+1,800円
  • その他
    • 染め替え 17,500円~
    • 傷補修 4,500円~

 

 

それでは、以下4足の靴+バッグの事例をご紹介いたします。

 


 

 

★傷補修&シミ抜き

 

・コードバンの靴の傷補修&磨き

「つま先に大きな傷をつけてしまって・・・」と私物の靴のご相談を頂いたケースです。

結構深い傷だったのですが、補修後はほとんど目立たなくなり、驚きました。

傷の周りを丁寧に削っていくといった具体的な作業があったことと思いますが、素人には想像がつきません。

 

BEFORE

 

AFTER

 

 

また、つま先側の革がコードバンだったので、合わせてクリーニングや磨きもかけたとのことで、AFTERの美しい輝きにビックリいたしました。

この事例は過去にこのブログで画像をご紹介したことがありますが、改めて見直して、これは見事な仕事だと感じます。

 

BEFORE

AFTER

 

BEFORE

AFTER

 

BEFORE

AFTER

 

 

 

・シミ抜き

つま先に水ジミができてしまったケースです。革靴のシミも、経験された方は多いのではないでしょうか。

こちらもクリーニング+ケアで、目立たなくなりました。このように、大抵のレザーアイテムのトラブルは「なんとかなる」ので、困ったときはぜひご相談下さいませ。

 

BEFORE

 

AFTER

 

 

 


 

★染め替えの事例2足

 

・ココチブランド / カモノハシ(ベージュをカーキに染め替え)

こちらはインタレストがオープンした10年前くらいのココチブランドの靴です。久々の再会に、私達も感動いたしました。

10年経ち、「シックなスタイルが増えてきたので、雰囲気を変えて今の洋服と合わせやすくしたいんだけど、何かできますか?」とご相談を頂きました。

店頭の革見本や靴をご覧頂きながら、オーナー様に色々とイメージして頂いて、最終的にベージュの部分を「カーキ色」に染め替えるという作業になりました。

同時にひもも革ひもからブラックの丸ひもに変えて、一気にカジュアルな靴から大人っぽい格好良い靴に「変身」いたしました。

 

BEFORE

 

AFTER

 

 

実物は画像よりも緑がかったカーキで、ニュアンスのある美しい仕上がりでした。

オーナー様にもお喜び頂けて、嬉しかったです。

染め替え部分のアップです。絶妙なムラ感がたまりません。

 

BEFORE

AFTER

 

 

 

・明るい靴をダークカラーに

こちらも私物の靴について頂いたご相談です。「今のスタイリングに靴が合わせづらくなったので、暗めの単色に染められませんか?」というご相談でした。

こちらも見事に「変身」して、まったく雰囲気の異なる濃色の靴になりました。ひもも、靴のカラーに合わせてさりげなくブラウン→ブラックへと変えています。

 

BEFORE

 

AFTER
 

 

 

後から画像を見て気付いたのですが、ソールもしっかり染め替えられていました。当たり前のことなのかもしれませんが、普段見えない場所まで「手を抜かない」仕事を見ると嬉しくなります。

 

BEFORE

AFTER

 

 

 


 

★バッグやお財布など、革小物もご相談承ります

 

最後に、こちらは私の失念によりAFTERの画像のみとなりますが、レザーバッグの表面が長年の使用によってこすれて、色がはげてしまったケースです。

こうしたあざやかな色味も、プロはそれに合わせた色を調合して、補色してくれます。

お客様も「これでまた気持ち良くつかえます!」とお喜び下さったので、とても嬉しかったです。

 

AFTER

 

 


 

 

本日は以上です。

上でも書きましたが、大抵のレザーアイテムのトラブルは「なんとかなる」ので、困ったときはぜひご相談下さいませ。

特に、当店でお買い上げ頂いたココチブランドの靴につきましては、長く履いて頂けるようにしっかりとご相談を承りますので、ご安心下さいませ。

 

ご相談の際は、事前にメールで画像をお送り頂くと、よりスムーズです。

皆様のご利用・ご相談を心よりお待ちしております。

 

 


 

<お問い合わせ>

  • 各商品の詳しいご説明や多くの画像は、インタレストのオフィシャルオンラインストアにて掲載しております。各アイテムのページの「商品についてお問い合わせ」や、もしくはこちらの「問い合わせフォーム」よりぜひお気軽にご連絡下さいませ。折り返しご回答いたします。
  • 定休日や臨時休業日以外で当店からのお返事が届かない場合は、(1)ご入力頂きましたメールアドレスにお間違いがないか、(2)そのメールアドレスがPCからの受信を許可する設定にして頂いているか、をもう一度ご確認頂いた上、お手数ですが再度フォームよりお問い合わせ下さいませ。
  • なお、休業日以外であれば、お電話( 03-6457-5360 )でのお問い合わせが早くて確実です。在庫確認・確保やその他につきまして、その場でご対応可能です。ぜひお気軽にお電話下さいませ。

 

 

プロのシューシャイナーによるレザーケア事例:(1)カビの根絶

こんにちは、インタレストです。

本日は、当店で過去に何度かご紹介しているプロのシューシャイナー(靴磨き職人)によるレザーケアのBEFORE/AFTERをご紹介いたします。

以前、画像を簡単にアップした事例もありますが、今回改めて丁寧にご紹介させて頂きます。

 

  • プロのシューシャイナーによるレザーケア事例(カビの根絶) >本日の記事です
  • プロのシューシャイナーによるレザーケア事例(傷消し、シミ消し、染め替え) >こちらから
  • 革靴・洋服のメンテナンスガイド一覧 >こちらから

 

 


 

★今の時期にご相談の多い「カビの根絶」

 

ジメジメとした日が続きますが、この時期にご相談を頂くことが多いのが、「靴や洋服のカビ」です。

私自身も含めて、「革靴のカビ」は経験されたことがある方も多いと思います。

 

カビが生えてしまっても、(1)カビの菌をしっかり根絶して、(2)革靴を置く環境を改善すれば、その後は生えなくなります。(←私・スタッフYと、店長Dの経験より)

 

(1)の「カビの菌の根絶」については、プロのシューシャイナーに任せることもできます。時間をかけて、目に見えない革の繊維の奥のカビの菌までしっかりと根絶してくれます。

(2)の「環境の改善」については、店長Dが過去に書いた記事がありましたので、こちらをご参考にして頂けます。洋服に関する記事ですが、靴にも当てはまります。(記事の最後に、店長Dが靴のカビを自分で根絶した話もあります。)

<メンテナンスガイド>洋服にカビが生えてしまったとき。「どうしたらいい?」「なんでカビが生えた?」「予防策は?」

 

この「カビの根絶」。私もやったことがありますが、そこそこ手間と時間がかかる作業です。道具を揃えることも考えると、1~2足だったら迷わずプロに頼んでしまった方が早いと思います。

足数が多い場合はご予算との兼ね合いになってくると思います。何より、再発させないための環境作りが大切です。

困ったときは、お気軽にご相談下さいませ。特に、当店でお買い上げ頂いたココチブランドの靴につきましては、長くご愛用頂けますようにしっかりとご相談を承りますので、ご安心下さいませ。

 

 


 

それでは以下、4足のBEFORE/AFTERです。

 

 

・ブーツ

私も経験があるのですが、ブーツは革面積が大きいので、見つけたときには驚きますよね。

見つけたときは触らずに、ご相談頂けましたら幸いです。こちらのお客様も、箱に入れてそのままお持ち下さいました。

たとえば私のように、慌てて靴ブラシでカビをはらってしまうと、靴ブラシにカビの菌が広がってしまいます。(←店長Dから指摘されて気付いて、泣く泣く靴ブラシを買い換えました。笑)

 

BEFORE

 

AFTER

 

 

 

・ドレスシューズ(ブラウン)

シューキーパーも入れて、きれいに履かれていたドレスシューズです。色味の関係であまり目立ちませんが、ソールを中心にカビが見られました。

 

BEFORE

 

AFTER

 

 

 

・ドレスシューズ(ブラック)

こちらもきれいに履かれていたドレスシューズです。ブラックはカビを見つけやすいです。

画像では伝わりませんが、上でも書いた通り、プロは「目に見えない革の繊維の奥のカビの菌まで根絶」してくれています。

 

BEFORE

 

AFTER

 

 

 

・ココチブランド / Rosa(ヌバック・ベージュ)

淡い色のレザーで、おそらくカビが原因で、点々状のシミが出てきてしまったケースです。

こちらもプロがクリーニングをしたところ、きれいになって戻ってきました。すごいですね。本当に良かったです。

 

BEFORE

 

AFTER

 

 

 


 

 

(6月15日追記)

なお、大まかな価格の目安は以下の通りです。(金額はすべて税込みです。)

革靴のカビの場合は、太字になっている「クリーナー&クリームのケアの金額+カビ除去の金額」がスタートというイメージです。

実際には、事前にアイテムを確認して、より正確なお見積をご案内いたします。

 

  • クリーナー&クリームのケア
    • 革靴 短靴2,200円~、ショートブーツ2,700円~、ロングブーツ3,300円~
    • 小さい革小物(お財布など) 3,000円~
    • 大きい革小物(バッグなど) 5,000円~
  • オプション
    • クリーニング(水ジミなど) 上記のケア価格+2,200円
    • カビ除去(クリーニング含む) 上記のケア価格+3,300円
    • ハイシャイン 上記のケア価格+1,800円
  • その他
    • 染め替え 17,500円~
    • 傷補修 4,500円~

 

 


 

本日は、以上です。

次回も多くの事例をご紹介いたします!

 

 


 

<お問い合わせ>

  • 各商品の詳しいご説明や多くの画像は、インタレストのオフィシャルオンラインストアにて掲載しております。各アイテムのページの「商品についてお問い合わせ」や、もしくはこちらの「問い合わせフォーム」よりぜひお気軽にご連絡下さいませ。折り返しご回答いたします。
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