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カテゴリー: 経年変化のこと (1ページ / 9ページ)


<コラム>「オススメのお直し屋さんはどこ??」というご質問に対してお答えするなら・・・。

最近、このブログで洋服のお直しについて言及することがとても増えてきました。そして当然ながら、「じゃあオススメのお直し屋さんはどこ??」となると思うのですが、他店さんのことで私たちインタレストが責任を取ることができない以上、安易に「○○が良いですよ!」と、少なくとも公にはお話しにくいのです・・・汗。


1つ確実にいえるのは、私たちが特にオススメしているウエストや着丈の調整は「基本の『き』」なので、ご近所のお直し屋さんをご利用になるのが便利でよろしいかと思います。金銭を対価にプロとしてお直しの看板を掲げている以上、それを満足にこなせないというのはあり得ないことです。目安として、営業年月が長いとなお安心ですね。

ただ、たとえば裾上げでも「デニムのチェーンステッチはできない」というところはあると思いますし、それこそジャケットのサイズ直しなど高度な技術が必要なお直しの場合は困ってしまいますよね・・・。


それでどうしようかなあ・・・と考えていたところ、ネット上で以下の記事を発見しました。私・店長D自身が常用しているお直し屋さんも複数店含まれていますし、ラグジュアリーブランドもその顧客に名を連ねるような、業界でも名を馳せる有名店ばかりなので、特に東京近郊にお住まいの方はぜひご参考にして頂けましたらと思います。

こちらなんと8年前の記事なのですが(←鮮度が落ちずに素晴らしい!)、いずれのお直し屋さんも現役プレーヤーです。むしろ、8年前にこれだけ誇れる実績がおありなので、現在はさらにキャリアを積んでいっそう腕に磨きがかかっていることと思います。

いずれのお直し屋さんも、持ち込みはもちろん、他道府県からの送付も受け付けているようなので、特に難易度の高そうなお直しをというときにはご検討になっても良いかもしれません。

Mastered:裾上げからリフォームまで!信頼できる「お直し屋」はここだ!

 


それとこれらの記事をお読みになるとお分かりになると思いますが、それぞれのお直し屋さんによって(=主に店主さんの出自によって)「得意分野」が存在します。(「不得意分野」が存在するかは分かりませんが)その「得意分野」を把握した上でご検討になるのも良いと思います。

何よりも重要なのは、お直し屋さんに足を運んで実際に相談してみることです。私自身の実感として、それこそ「生地面積が足りない」とかでない限り、彼らに「できないこと」って本当に少ないです。「これはさすがに無理かな・・・」と思ったとしても、それこそダメ元で一度直接訪ねてみることを強くオススメいたします。

 

大切な洋服、貴重な生地、愛着のある小物・・・ご自身とともに年輪を重ねていく楽しさを、ぜひ多くの方に味わって頂きたいと願っております。

 

 

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<メンテナンスガイド>お気に入りの洋服を洗うための洗剤を見つけるヒントは売り場にあり?!

こんにちは、インタレストです。

先日、「メンテナンスガイド:夏の洋服たちを長持ちさせるために必要なこととは?」というコラムを書きましたが、そのときに洗濯と洗剤の話もいたしました。丸ごと引用しますと、以下の通りです。

3,  洗剤をつかいわける

あとは洗う際の洗剤ですね。まず、粉末洗剤は基本的に洋服相手にはつかいません。部屋着や寝間着なども含めて、「服」を洗うには、粉末洗剤はあらゆる機能が強すぎる気がします。そしてこれも実感的に、粉末洗剤でガシガシ洗っている洋服は傷みが早くなり、例の半乾きのニオイが出始めるタイミングも早くなるという印象を持っています。

ご参考までに、とても洗浄力が強い粉末洗剤は、ひときわ汚れまくる各種タオルなどの消耗品や子供服などの洗濯で大活躍してくれます。洗う対象には「長く持つ必要がない」という共通点があるかなと思います。

私は自分の洋服の洗濯については、蛍光剤・漂白剤の入っていない中性の液体洗剤を数種類つかいわけています。「白くする」「泥汚れを落とす」など強力な洗浄力をうたう洗剤は避け(=私たちの日常生活では過多な機能です)、目に見えないたんぱく質(←皮脂や汗)をしっかりと落とすことを売りにした洗剤がオススメです。

もっとも前者については、食事などで付いてしまったシミを落とすときに活躍してくれたりするので、洗剤のラックに並んでいると便利ではあります。一般的な漂白剤をつかうよりも、(洋服にとって)相対的に安全です。

エマール・アクロンなどのいわゆる「おしゃれ着洗い用」洗剤は、粉末洗剤とは逆に洗浄力がとても弱いので、それらが有する「縮み防止機能」が必要なウールニットなど、特殊な洋服を洗うときくらいしかつかいません。

 


「ではどんな洗剤をつかったら良いのか?」となりますが、これはもうドラッグストアの洗剤売り場に足を運ぶだけで、そのヒントを山ほど見つけることができます。私はもうこんなことを20年くらい続けています。笑

たとえばこちら、ライオンの「トップ HYGIA」。ご覧下さい。これはもうヒントというか答えですよ。笑

  • 洗う度、衣類が菌に強くなる
  • プレミアム抗菌の防臭力
  • 洗たく槽をカビから守る
  • 湿ったタオルさえニオわせない!

スゴすぎませんか??(笑) 特に販促ラベルの「湿ったタオルさえニオわせない!」は強烈で、これはもう私なら見た瞬間に絶対に買いたくなります。

実際のところ、完全な消耗品であるタオルの洗濯に気をつかう必要はありません。湿ったタオルが半乾きのニオイを出すようになったら、それは買い換えどきであるという分かりやすいサインなので、すぐに換えた方が良いと思います。要するに、「タオルという最も大きな負荷のかかるアイテムですら半乾きのニオイをさせない」という自信がスゴイという話です。


実は「書いていないことがヒント」という側面もあります。たとえば・・・

  • 圧倒的な白さ
  • 泥汚れをきれいサッパリ落とす
  • 強力な漂白効果

など、「目に見える汚れを落とす」という類いの表記が一切ないことは、とても大きな安心材料です。pHがきつかったり、塩素系漂白剤が入っていることはまずないとみて良いと思います。

そして実際に裏の製品表示を見ることが重要です。まずpHの「中性」を確認、それから「無けい光」マークも確認。もちろん「漂白剤(漂白活性化剤)」が入っていないことも確認。文句なしですね。

最終的な評価は、実際には長くつかい続けてみたときの洋服たちの状態を見てからになるのですが、少なくとも外面を見る限り、「つかう(=試してみる)しかない!」という結論になりますし、その評価次第では私たちがお気に入りの洋服を洗う洗剤の筆頭候補になる可能性すらあると思います。

 


ライオンといえば、ロングセラーのヒット商品で「トップ・クリアリキッド」という、私自身10年以上愛用している素晴らしい洗剤があります。製品の入れ替わりの激しいこの業界で、「この洗剤だけはなくなって欲しくない」と願い続けてきましたが、実際になくならないということは根強くつかい続けているファンのユーザーが少なからず存在するということでしょう。

実は、この「HYGIA」という洗剤の上記したような「売り」は、その「クリアリキッド」ととてもよく似ています。ライオンは洗剤メーカーの中でも、相対的に早くから「目に見えない汚れ」に注目してきたという実績があります。粉末洗剤がメインの時代ですら、早くに「部屋干しトップ」という製品をヒットさせていましたよね。

HYGIAはいま流行している「超コンパクト洗剤」という、一度につかう洗剤の容量を少なく抑えることのできる製品のカテゴリに属しています。クリアリキッドはそうではないので、最もわかりやすい違いといえばこのポイントですね。でも、他にどんな違いがあるのか知りたくて仕方がないので・・・

 

これはもうライオンに電話して問い合わせするしかないですか?!笑

 

 

P.S.

今回のような記事を書くのは、割とためらいがちです。それはなぜなら、私たちがセレクトしている洋服とは無関係の、特定の商品のプロモーションになってしまうからです。

それなのでここで改めて、私はそもそも大の洗濯好きであり、常に「適材適所」で多くのメーカーの多くの洗剤をつかい分けているということをお伝えさせて下さいませ。たとえば粉末洗剤では、花王のアタック以外に魅力を感じたことはありません。要するに、「洗剤ウォッチャー」なのですよ・・・笑。

 

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<コラム>洋服の直し屋さんの誇りと矜恃。私物のテーラードジャケットの仕立て直しをお願いしに伺いました。

今日は、あるお客様からご紹介頂いた、たいへんなキャリアがおありの洋服の直し屋さんに、私・店長Dの私物の洋服をお願いしに伺いました。(絶対に勉強になると思ったので、スタッフYも連れて行きました。)


私のように洋服が好きすぎるとですね、モーレツに欲しい洋服があり、それがものすごくレアで他では決して手に入らないとかのレベルですと、偶然見つけたときに「運命(という名の言い訳)」のもとに、その洋服のサイズが自分のジャストフィッティングよりも大きくても、「あとで直せばいいんだ・・・」という信じられない理屈で「とりあえず買う」という暴挙に出たりするんです。笑

今日お願いした洋服のうちの1着が、そのとき買ったテーラードジャケットだったのですが、これはもう最初からワンサイズアップのものを買っているので、基本フィッティングがおかしいわけです。しかも、最もそういう買い方をしてはいけないテーラードウェアですからね。笑

たとえば袖丈が長すぎて指の第二関節あたりまできていたり、肩はいかっていて、身幅・胴回りもなんだか寸胴に見えますし・・・。ともあれ、基本的には50年以上のキャリアがおありのそのお直し屋さんにおまかせして、サイジングを修正して頂くことにしました。なんというか、お話ししていて、もうその方の目に仕上がりが見えているような気がしたのですよね。


ただこれは我ながらファインプレーだったなと思ったのは、実は同じブランドの別のテーラードジャケットを、サイズのサンプルとして持参したんです。こちらは私自身が持っているジャケットの中でも最高のフィッティングだと感じ愛用しているもので、「パターンは微妙に違うものの、これに近いサイジングが良いのですが・・・」と話すと、「分かりました。こちらはお預かりしても良いですか?」「はい、もちろんです」「それでしたら大丈夫です」と。

そのサイズサンプルのジャケットを見て、よりイメージが固まった様子でした。やはりこういうことはライブなのだな、コミュニケーション次第なのだなと感じました。


ちなみに、私が今日お願いしたテーラードジャケットの袖先は本切羽の仕様なので、袖丈は肩で詰めるほかありません。でもそのときの会話は、「これ本切羽なんですよね」「じゃあ肩で上げておきますね」の往復だけです。「丈詰めやウェスト出しなどは基本ですからね」と、その直し屋さん。

先日靴の修理屋さんが「基本ソールの修理はなんとでもなる」と言っていたとお話ししましたが、本当、経験と知識のある優秀な直し屋さんだと、こういうレベルなのだなと感服させられました。

ということは、同じく本切羽の仕様であるRobes&Confectionsのテーラードジャケットも、熟練の直し屋さんにかかれば、当たり前のように肩で袖丈を詰めてくれるはずなのです。もし本当に気に入って下さっていて、「サイジング&フィッティングはOK」「唯一袖丈が自分には長い」というときに、それだけを理由にそのアイテムを諦めるのはもったいないかもしれないと、改めて感じました。


他にもいろいろお話をしたのですが、その端々でご自身の仕事への誇りや矜恃のようなものを感じ、たいへん感銘を受けましたし、何より勉強になりました。キャリアがあるプロフェッショナルの方と、その方の仕事への姿勢(=英語でいう”Attitude”)にはいつも強いリスペクトを覚えます。

仕上がりは秋かなと思っていたのですが、それほど待たずに連絡を頂けそうです。今回お直しをお願いしているテーラードジャケットは、当然ながら今まで一度も外で着たことがなかったので、仕上がりが本当に楽しみです。そのアイテムが「生まれる瞬間」をワクワクしながら待ちたいと思います。

 

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<メンテナンスガイド>大きな負担を強いられる夏の洋服たちを長持ちさせるために必要なこととは?

こんにちは、インタレストです。

今日の記事は「コラム」の予定で書いていたのですが、書き始めてみるとそこそこの長さになってしまったので・・・と、こんなことばかり言っている気がしますが(笑)、ともあれ「コラム」兼「メンテナンスガイド」に格上げです。夏場に着る洋服を長持ちさせるために必要なことについて、私たちなりの見解をまとめております。

文字だらけの記事になってしまって恐縮ですが(汗)、ぜひご参考になさって下さいませ!


 

暑い日が続く夏場は私たちの身体と同様、着ている洋服にも大きな負担がかかっている気がしています。仮に一日中外にいるようだと、汗で濡れては乾き、濡れては乾きを繰り返しているので、生地や繊維がかなり傷みやすい環境だといえます。

私自身の経験的・実感的に、汗をかいたとき(=水で濡れたとき)に半乾き(生乾き)のイヤなニオイが出てくると、そろそろその洋服は限界なのかなという持論があります。私自身どうも鼻が利くようでニオイにかなり敏感なこともあって、大切な洋服のメンテナンスには相当気をつかっているので、それにもかかわらずそのニオイが出てくるということはそろそろなのかな・・・と。

「半乾きのニオイが出てしまったときにどうするか」については、Googleなどで調べれば山ほど対策が見つかります。ただ、漂白剤をつかうなど総じて洋服の傷みがすすんでしまうと考えられる内容も多く、個人的にはあまりオススメしたくないんですよね。あと、一度そのニオイが出てしまうと、どうこうしてもそのうちニオイが復活してしまうという印象があります。それなので、逆に言うなら、いかにそのニオイが出るのを先延ばしできるかがポイントになってきます。


 

「半乾きのニオイが出るのをいかに先延ばしできるか」。水洗いができる洋服を着ているという前提ですが、夏場に着る洋服を長持ちさせるには、「着たらその日のうちに洗う」「頻繁に着すぎない」「洗剤をつかいわける」の3点が基本になると、個人的な経験から考えています。

 

1, 着たらその日のうちに洗う

私・店長Dは自他共に求めるモーレツな汗っかきで、たとえば朝の出勤だけでしっかりしたハンドタオルがビッショリ濡れてしまいます。同じく汗っかきの方であれば共感して頂けるのではないかと思うのですが、「気温」もさりながら「湿度」が苦手です。気温30度で湿度30%の日よりも、気温25度で湿度80%の日の方がはるかに多くの汗をかきます。(真夏の雨の日は地獄です・・・苦笑)

というわけで、真夏に私に1日着られると洋服たちはヘトヘトになっているので、「放っておくとダメになっちゃうんじゃないの・・・」と直感したことが、私が毎日その日のうちに洗濯するようになったきっかけだったのではないかと思い返されます。

夏場に着た洋服をその日のうちに洗うようになったのはもう20年くらい前のことだと思いますが、いまの自分の洋服たちの状態を見るに、この直感は正しかったのだと感じます。(その頃買ったTシャツもまだまだ現役です。)

ところで、私は前職ではスーツを着る仕事をしていました。ご参考までに、スーツで通勤される方であれば、まずジャケットは「着なければいけない場面」を除いて着ないで手で持つことと、パンツの下に量販店などで売っている清涼ステテコなどを履くこと(=パンツを皮膚に直接当てない)、この2点はスーツを長持ちさせるために絶対といっていい必要な対策です。

帰宅後は、最低24時間はクローゼットにしまわずに干しておく。そして他のスーツを着回すことで1着を頻繁に着すぎない。これで1点1点のスーツの持ちが俄然違ってきます。消耗品だと割り切りがちなビジネスシャツについても、帰宅後すぐに洗って(→ネクタイを締める襟周りは特別なケアを)、そして頻繁に着すぎないことを徹底すると意外なほど長持ちします。

 


2, 頻繁に着すぎない

これは洗濯が好きすぎる私が優秀なクリーニング屋さんに諭されたことなのですが、「洗えばいいというものでもないんですよ。洗うことは生地にダメージを与えることでもあるんです。」

「洗えばいいというものでもない」。考えてみればその通りです。洗濯機で洗うと、水流や脱水などで生地が引っかかれたり引っ張られたりしますからね。洋服の持ちを良くするためには、「洗う回数」を減らすということも重要です。

私たちが「ゆっくりと年月をかけてお気に入りの洋服を増やしていって頂きたい」とお話ししているのは、まさにこのことがその最大の理由です。着回す洋服が多ければ多いほど、その1点1点は長持ちするのです。ついついお気に入りを着すぎてしまうお気持ち、同じ洋服好きとして強く共感いたしますが、それと末永く付き合っていくためにも、「お気に入りを増やしていく」ということも一方で強くオススメさせて頂きたいです。

 


3,  洗剤をつかいわける

あとは洗う際の洗剤ですね。まず、粉末洗剤は基本的に洋服相手にはつかいません。部屋着や寝間着なども含めて、「服」を洗うには、粉末洗剤はあらゆる機能が強すぎる気がします。そしてこれも実感的に、粉末洗剤でガシガシ洗っている洋服は傷みが早くなり、例の半乾きのニオイが出始めるタイミングも早くなるという印象を持っています。

ご参考までに、とても洗浄力が強い粉末洗剤は、ひときわ汚れまくる各種タオルなどの消耗品や子供服などの洗濯で大活躍してくれます。洗う対象には「長く持つ必要がない」という共通点があるかなと思います。

私は自分の洋服の洗濯については、蛍光剤・漂白剤の入っていない中性の液体洗剤を数種類つかいわけています。「白くする」「泥汚れを落とす」など強力な洗浄力をうたう洗剤は避け(=私たちの日常生活では過多な機能です)、目に見えないたんぱく質(←皮脂や汗)をしっかりと落とすことを売りにした洗剤がオススメです。

もっとも前者については、食事などで付いてしまったシミを落とすときに活躍してくれたりするので、洗剤のラックに並んでいると便利ではあります。一般的な漂白剤をつかうよりも、(洋服にとって)相対的に安全です。

エマール・アクロンなどのいわゆる「おしゃれ着洗い用」洗剤は、粉末洗剤とは逆に洗浄力がとても弱いので、それらが有する「縮み防止機能」が必要なウールニットなど、特殊な洋服を洗うときくらいしかつかいません。

 


本日は以上です!

すべて私の経験と実感に基づく話で、科学的な根拠などは一切ありません。その点はご理解頂きました上で、ご参考にして頂ける部分についてはぜひご活用頂けましたら嬉しいです。皆様の楽しい洋服ライフの一助となりましたら幸いでございます♪

 

インタレストは明日ももちろん通常営業です!多くのお客様のご来店とオンラインストアのご利用を、心よりお待ちしております!

 

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<コラム>「餅は餅屋」というおはなし。経験豊富で優秀なお直し屋さんをぜひご活用下さいませ。

先日、本日記で「革靴の修理を承ることができるようになりました」とお伝えしましたが、その修理屋の職人に預けていた私・店長Dの私物の靴たちが戻ってきました。最近、特に10年くらい前に買ったレザースニーカーたちが立て続けに不具合を発症していることもあり、実は結構な足数を預けていたのでした。


あるブーツのヒール交換では、メーカー廃盤になっていたオリジナルの素材を同業者に声をかけて探し出してくれて、新品時と同じ仕様にしてくれていました。また、いつもあっという間にヒールがなくなってしまう半ば構造欠陥のレザースニーカーについては、ヒール部分だけミッドソールの一部をくりぬいて、そのぶんヒールの厚みが増す構造に直してくれていました(←これでヒールの持ちが格段に良くなります)。

一番処置に困っていたのは別の修理屋ではお手上げ状態だったスニーカーのソール接着修理で、これについては特殊なプライマー(≒接着用の下塗り処理剤)をつかって相当強固に貼り付けてくれていました。

実は、須磨で森田さんと一緒にその職人を訪ねて相談したとき、以上の修理案について、ほとんど即答でアイデアを出してくれていたんです。見積もりも即答です。横にいる森田さんと一緒に「なるほどな~」と感心しきりでした。その職人いわく、「靴の修理の多くはソール関連なんですが、実は僕ら修理屋からすると、ソールってたいていどうにかできるんです」。


これにはシビれましたね~。以前森田さんが「靴づくりとそのリペアでは必要な技術や知識が全然違うんです」「だから手間のかかる修理については修理屋にまかせています。僕がやるより速くて確実なので」と話してくれたことを思い出しました。実際、最近はkokochi sun3の靴でもオールソール交換が必要になるケースが増えてきていますが、それらについては今回私が依頼した職人が引き受けてくれています。

このことは靴に限ったことではありません。技術と誠実さ、そして経験を持っている洋服のお直し屋は、私たちが「これはさすがにどうにもならないだろう」と感じるような洋服でも、意外なほどあっさり直してくれたりします。私はパンツの直しを依頼することが多いのですが、率直に「この人たちにできないことってあるのかな」と感じるくらい、何でも引き受けてくれます。おそらく「お直し」という1点については、洋服の縫製工場よりも彼らのノウハウが優るのではないかと思います。

まさに餅は餅屋、ですね。


ところで、洋服のお直し屋にとって最も簡単な仕事の一つが「丈詰め」です。本日記では「パンツやスカートの丈が長すぎる場合はお直し屋さんで簡単に詰めることができます」と、本当にしょっちゅう書いている気がしますが、これは逆に言えば、「丈が長すぎるという理由でその洋服を諦めのはもったいないです」というメッセージでもあります。そもそもアイテムによって、丈詰めを前提に縫製されていることもよくありますので。

洋服にしても靴にしても、それを長く愛用するということは、のちのち必ず必要になる修理を経ることが前提になります。そして長くご愛用頂ける洋服に出会える場であることは、私たちインタレストの存在意義でもあります。その道のプロフェッショナルであるお直し屋は本当に優秀ですので、ぜひ彼らの技術をご活用頂きまして、末永くお召しになって下さいませ。

もちろん、修理の出来不出来については依頼主である私たち自身もその責任の一部を負わなくてはなりませんし(下調べも重要ですね)、高度な修理だとそのぶん出費もかさみますが、それでも思い入れのある洋服たちと長く一緒にいられるのならばと、私はいつも考えています。

 

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