ON THE LADDER – DAY2
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こんにちは。
既にお知らせしております通り、4月19日(土)・20日(日)の両日、インタレストとしては久しぶりのリアルイベント”ON THE LADDER”を開催いたします。
*会場が今までの神楽坂から恵比寿(下掲画像に場所の詳細)に変わります。その点だけご注意下さいませ。
本記事では、参加ブランドの一つ、muucのトピックについてお知らせいたします。
muuc
デザイナー:村松啓市
植物をモチーフとしたオリジナル刺繍による情感豊かなテキスタイルと、デザイナー自身のスペシャルティ(本職)であるニットの独創的なテクスチャ。そして、それらに魔法のように降りかかる、鮮やかかつ繊細な色づかい。
そんな彼らの美しいテキスタイルデザインは、国内工場の卓越した縫製技術によって、やさしく上質な「オトナの普段着」となり、それを着る人の日常生活を静かに彩ります。
現在は服をはじめ、バッグや靴、傘などの雑貨類も展開しています。
今回のイベントでは、「日常生活に本当に役に立つmuuc<春夏版>」をテーマに、私たちインタレストがセレクトしたmuucの服たちを、店頭で見て&着て頂きたいと考えています。
muucというと、オリジナルの刺繍生地とニット生地というイメージがとても強いですが、私たちは、彼らの本質的な価値は「日常的に(どんなシーンであっても)着やすい服が多い」という点と、「それらが素材・縫製など徹底的に丁寧につくられている」という点、この2点にあると考えています。
また、ブランドやお客様と長くお付き合いしていると、「結局こればかり着ちゃう」という特定のアイテムを耳にすることも多く、今回はこうした「日常性」や「利便性」「相棒力」などを意識してピックアップしてみたいと思います。
森田さんの革靴や玉青さんのジュエリーとの相性の良さも、もちろん考慮してセレクトします。
きっといつもと全然違うラインナップになると思いますので、ぜひご期待頂けましたら嬉しいです!
先日、デザイナーの村松さんが自身のnoteで、「新たな挑戦」として発表した新コレクションライン”amber(アンバー) Collection”。このサンプルをいち早く会場にご用意し、皆様にご試着頂ける機会をつくりたいと思います。
そもそも「amber Collectionって何?」という方も多いと思いますので、以下に村松さんのnoteの記事のリンクをご用意いたしました。
要約する余地がないくらい、知りたいことがギュッと詰まった非常に読みやすい文章なので、ぜひ皆様にご一読を賜りましたら嬉しいです。
* note(村松啓市): 新たな挑戦!ファッションブランドを20年やって見えた課題を乗り越える >こちらから
amber Collectionのコンセプト (リンク先より引用)
muucの本ラインでは、植物や有機物のテクスチャーや造形からインスピレーションを得て、生地の風合いや刺繍の立体感を大切に、「服をキャンバスに見立てる」ような発想でデザインを続けてきました。
一本の糸からストーリーが始まる。そんな服です。時間がかかっても、丁寧に届けたいと思えるようなものを、ずっとつくってきました。
一方で、新しく立ち上げる「amber(アンバー)」は、少し異なる視点から生まれるコレクションです。男性デザイナーである私自身が、日常で着たいと感じる服。機能素材を用い、カジュアルでベーシックな構築的デザイン。
muucの感性を軸にしながら、まったく新しいフォルムで展開する完全受注生産のユニセックスラインです。
「amber(琥珀)」は、植物からできた宝石です。私が20年のブランド運営で得た経験を活かし、もっとたくさんの方が輝けるような服をつくりたいと、想いを込めて名付けました。
私は、muucが培ってきた価値観や世界観をとても大切にしています。
けれど、今のmuucのままでは、届かない人がいる。だからこそ、muucの“外側”にもうひとつのmuucをつくってみたい。そんな気持ちが芽生えました。
“muucを着たいけれど、少しハードルを感じる”という方にも手に取ってもらえる、そんな新たな入り口にもなればと願っています。
さて、このamberコレクションの第一段アイテムとして、村松さんデザインによる高機能の「シャツコート」がリリースされる予定です。
「価格はいくらなのか」「どのように販売するのか」はまだ非公開とのことですが、今回はこの実物のサンプルを会場に展示し、自由にご試着頂けるようにいたします。(販売方法などは、後日改めてお知らせいたします。)
村松さんとチームによる繊細なパターン設計とそれによる着心地・シルエットの良さの両立、そして普段muucの服を縫製する工場による高品質のモノ作りはそのままに、「吸水速乾」「接触冷感」「防シワ加工」「ユニセックス」「ミニマル」といった、いつものmuucではあまり耳にしないような機能性・日常性を全面的にフィーチャーした1着です。
「春・夏・秋は薄手のアウターとして、一枚でロングシャツとしても。冬はインナー使いで。一年中いつでも、着る服に迷ったときの頼れる相棒になります。」(村松さん)
色はホワイト(生成りの色味)とブラックの2色展開、サイズはユニセックスのM・Lの2サイズ展開です。
今回のシャツコートはユニセックスデザインで、男性も着て頂けるのが大切なポイントです。村松さん自身、「(amberは)今の自分が本当に着たい服をつくるというのも重要なコンセプト」と話します。
当日の会場では、各色×各サイズ=計4枚のサンプルを自由にご試着頂けます。着方いろいろなので、ぜひお気軽にお試し下さいませ。
本日の記事は以上です。
4月19日(土)・20日(日)の両日、多くのお客様のご来場を心よりお待ちしております!
こんにちは。
既にお知らせしております通り、4月19日(土)・20日(日)の両日、インタレストとしては久しぶりのリアルイベント”ON THE LADDER”を開催いたします。
*会場が今までの神楽坂から恵比寿(下掲画像に場所の詳細)に変わります。その点だけご注意下さいませ。
本記事では、参加ブランドの一つ、Kailinoについてお知らせいたします。
Kailino
「Kailino(カイリノ)」=ハワイ語の「Kai(=海)」と「Lino(=光かがやく)」、「光かがやく海」。
パールやシェルといった海の宝石たちと、きらめく天然石があしらわれたハンドメイドジュエリーです。
決して華美ではない、洗練された女性らしさ、やわらかな美しさをたずさえ、そしてほんのりと潮の香りがする。
素材集めからデザイン・制作、そしてその後のメンテナンスまで、デザイナー自身による一貫したフルハンドメイドです。
気分を上げるアイテムは人それぞれですが
お洋服や靴であったり、アクセサリーやジュエリー、香りもそのひとつ流行りを過剰に追うのではなく
進化しつつも変わらない好きなテイストは
良い素材が使われたもの最近は物価高騰のため価格維持が難しいのですが
かえって引き算となって
より素敵な 好きなものを見極められるようになっていますgoldfilled、silver、K18、真珠ならパール層の巻きとテリ
宝飾品とアクセサリーの間で
大人の女性が身につけてよいジュエリー物があふれている昨今 身を飾るものって必要ないと決断して
機能性だけであまりにミニマルになりすぎる日々は味気ないなと思うのですそんな中でもKailinoを手に取ってくださりありがとうございます
長くお使いいただきたいのでリメイクやお直しも承っております
日本が誇る真珠の魅力を確かな知識で提供できるように
2020年から真珠について学びを深めました
真珠や美しい宝飾品に囲まれた裏方のお仕事もしています身につけてくださるあなたの日々も輝いていますように
画像では伝えきれないので リアルイベントでは是非手に取って合わせてみて下さい
思わぬアイデアやコーディネートをお客様から教わることもあって 私も楽しみです
会期中店頭に並ぶ作品の一部は、既にKailinoのInstagramでご覧頂けます。
作品やイメージソースの美しい写真とともに、作家自身による説明も掲載されています。会期までの間にさらに更新される予定ですので、ぜひ引き続きご覧になって下さいませ。
Kailinoは、遠方のお客様からもこれまでに数多くお買い上げ頂いております。気になる作品がございましたら、KailinoのInstagramよりDMで、デザイナーに直接お問い合わせ頂けましたら幸いです。
Instagramのアカウントをお持ちでない方は、当店のお問い合わせフォームや、メールにてご相談下さいませ。後日デザイナーより直接、価格やお支払い方法についてご案内いたします。
本日の記事は以上です。
4月19日(土)・20日(日)の両日、デザイナーと一緒に、多くのお客様のご来場を心よりお待ちしております!
こんにちは。
既にお知らせしております通り、4月19日(土)・20日(日)の両日、インタレストとしては久しぶりのリアルイベント”ON THE LADDER”を開催いたします。
両日ともに、靴作家・森田圭一さん、ジュエリー作家・飯野玉青さんと、私たちインタレストスタッフが、お客様皆様のお越しをお待ちしております。今から皆様にお目にかかれるのが、本当に楽しみです。
*会場が今までの神楽坂から恵比寿(下掲画像に場所の詳細)に変わります。その点だけご注意下さいませ。
本記事では、参加ブランドの一つ、moritakeiichi_shoemakerのトピックについてお知らせいたします。
moritakeiichi_shoemaker
靴作家&靴デザイナー・森田圭一さんが制作する、ハンドメイドの革靴や革小物をご紹介しています。
森田さんの手作りによる、カジュアルライン「kokochi sun3」、ドレスライン「kokochi sqir」、シンプルな日常靴「Build」の各ブランドで、お好みのモデルを、お好みの革&色で、足型を取って木型と合わせるジャストサイズでオーダー頂けます。
森田さんは常に「履く人の側」に立って物事を考える、クリエイターとしては希有な人柄です。
そんな森田さんにしか生み出せない、私たちの心をくすぐるユニークなデザインと、彼による手作業だからこその「一人ひとりにとっての履き心地の良さ」を、メンテナンスや修理を繰り返しながら、一生涯味わって頂けます。
当店インタレストのサイトでは、「どんな靴をつくれるのか」「どのようなカスタマイズができるのか」「具体的にどのように革靴をオーダーするのか」などにお応えする特設ページをご用意しています。
(ちょっと今ページ移転中で、やや雑多としていますが(汗)、必要な情報はすべて揃っています。)
これだけキメ細かくお客様のオーダーに寄り添うブランドもそうはないと思います。本当にどなたさまでも、お気軽に&安心してご参加頂けます。修理のご依頼がおありの場合も、お気軽に会場までお持ち込み下さいませ。
イベント会期中は、靴作家・森田圭一さんがつくる多くの靴が所狭しと並びます。これらをご試着頂きながら、そして何より作家自身に相談しながら、ご自身のパーソナルオーダーをゆっくりご検討頂けます。
(以下の画像は、神楽坂の店舗時代のものですが、今回もこのように多くの靴たちがやってきます。)
早速新作靴をご紹介・・・といきたいところなのですが、それらの靴のオーダーをご検討頂く際、いまおつかい頂ける革の情報があった方がイメージしやすいかなと思いますので、それらを先にご紹介いたします。
いつも「革はナマモノ」とお話ししています通り、「いまつかえる革はいましかない」というのが基本ですし、昨今の情勢でその傾向はますます強まっていると思います。
「今回おつかい頂ける革はいずれも粒ぞろいなので今のうちに!」と毎回言っている気がしますが(笑)、本当に毎回そう思います。
「あの伝説の・・・」というと大げさかもしれませんが、インタレストで頂いた合計オーダー足数でおそらく最も多い革素材”Kudu”が、一番人気だったキャメルとブラックで復刻しています。
私たちも森田さんからそう聞いてビックリして、「え?Kuduあるんですか?」と聞き返してしまいました。
森田さんによると、Kuduの主要な産地であるアフリカ地方の政情不安などを背景とした働き手不足により、その原皮の供給がきわめて不安定というのが常態化しているそうです。そのため、「今回は手に入ったけど次はいつなのか、というか次があるのかもわかりません。」(森田さん)
革のタンナー(=原皮を仕入れて『革』へと加工する工場)からしても、いつ入荷するかがまったくわからず、入荷しても価格がものすごく高騰している状況で、結果的に市場での希少性はいっそう増しているとのことです。
Kuduはその見た目は山羊に似た、ウシ科の動物です。
その革は非常にやわらかく、柔軟性に富み強度もしっかりです。おそらく染料との相性が良く、どの色でも非常に鮮やかなで美しい発色で、特に裏革(スエード)のベロアのような光沢は唯一無二で、他に比肩する革はないというレベルです。
一方の表革も、野性味あふれた荒々しい表情がとても魅力的です。Kuduは裏革が美しすぎるので、特に市販品では表革をつかった靴はほとんど見かけません。それもオーダー頂けましたらおつくりすることができます。
以下は、過去にKuduのキャメル・ブラックでオーダー頂いた靴のほんの一例です。ぜひご参考になさって下さいませ。(最後のブーツは、ブラックとグレーのコンビデザイン)
過去にブラックやレッド、当店別注のグリーンなどで大好評を頂いたイタリアレザー「ヴァスカボックス」という、ナチュラルなシボ感が特徴的な革があります。このヴァスカボックスを生産しているのと同じタンナーによるヴァスカリスシオは、端正でスムースな表情をしています。
薄すぎもなく厚すぎもない上質な革で、バッグやお財布などでつかわれる用途が多いのですが、今回はぜいたくにも革靴でおつかい頂けます。
ヴァスカボックスと同様、ベジタブルタンニンによるピット槽なめし+バケッタ製法という手間暇のかかったクラシカルな製法でつくられていて、使い込むほどに革の質感や表情が大きく変化していくはずです。
ヴァスカボックスと同じタンナーの仕事と聞くだけで、そのクオリティは保証されているようなものですが、ご用意できる3色ナチュラル・ブラウン・ブラックのいずれも本当に美しいです。
こちらの見本を見る限りマットな表情に見えますが、靴になった時点で相当つやっとしていますし、それを履き込むことでさらにドンドンつややかになっていくと思います。それにしても、このアイボリーのようなナチュラルのエイジングを想像しただけで鳥肌モノです・・・。
サンプルでは、こちらのzanpano hi&lowでこの革のブラウンがつかわれています。
往年の(リリース当初の)zanpanoと同じ色味で、「zanpanoといえばこの色」と懐かしく思われるかも少なくないと思います。
私・店長Dもlowで履きましたが(以下の着用画像)、新品でも履き心地が良く(=足に良くなじみます)、また何より琥珀のような透明感のある飴色が本当に美しく、惚れ惚れさせられました。
ものすごくアメリカンな名前が付いていますが、これもベジタブルタンニンなめしによるイタリアレザーです。
シングルバットという牛の背中からお尻にかけてのギュッと繊維が詰まった部位がつかわれていて、コシがあり丈夫でしっかりしていますが、新品時からほどよくやわらかく、たとえばヴァスカボックスやヴァスカリスシオと比べると、幾分モチッとした質感の革です。
これも質感や表情がドンドン変化していくはずです。これは想像ですが、この革による靴はドンドン履き心地が良くなっていく気がします。
この革は現在グレーとグリーンの在庫があり、サンプルでは、下でご紹介するBUILD002で採用されています。
これらBUILD002については、下で詳細にご紹介いたします。
ブランドがラインナップしていた革でも、最も厚みがありそのぶん硬さもあった「オイルヌメ」という革の進化版が、このマスラオです。ベジタブルタンニンなめし&オイル仕上げで、名前の通り純国産の革(=「なめし」以降が国産)です。
旧オイルヌメは、ずっとサンダルライン「ギャートル」シリーズすべての底革(インソール部分)として採用されてきました。ギャートルシリーズのモデルはすべて、この底革にラバーソールが貼られた構造になっていて、強度があり型崩れしにくいオイルヌメがそこを担ってきました。
オイルヌメがマスラオに進化したことで、森田さんによると硬さが緩和され、逆にかなりオイリーになってつかいやすくなったそうです。このマスラオが、下でご紹介するギャートルシリーズの新作で採用されています。
色は、ナチュラル・ブラウン・ワイン・ブラックの4色から選んで頂けます。
昨年、インタレスト別注レザーとしてご用意したイタリアレザー「マルゴー」のイエローが、スニーカー1足分程度おつかい頂けるそうです。
(昨年は一気にオーダーを頂いて、計算上で早々に完売とさせて頂きましたが、実際にすべてのオーダーの制作が完了したところ「なんとか1足はつくれそう」(森田さん)とのことです。)
この革の詳細については、この日のブログ記事で詳細にご紹介しています。この革をつかいたいというお客様は、ぜひお早めにご相談下さいませ。
実際にお客様にオーダー頂き、制作した靴をいくつかご紹介いたします。
そもそも新品時に美しすぎる革ですが、これが今頃どう変化しているのか、ワクワクしてしまいます。オーナー様、ぜひ会期中ご来場頂きまして、私たちと森田さんに見せて頂けましたら嬉しいです!
真上のマルゴー・イエローと一緒に別注したヴァスカボックス・グリーン。こちらはナチュラルでオーガニックなシボ感が魅力的です。
この革についても、この日のブログ記事で詳しくご案内しています。上でご紹介したテキサスのグリーンと比べると、明るくて鮮やかな色味だと思います。
こちらはブーツ1足ぶんorスニーカー2足分ほど在庫があるそうです。こちらもぜひお早めに!
実はこちらは、インタレスト別注スニーカーDawnとBUILD006(T-bar shoes)の2モデルのオーダーをともに複数頂いていて、それだけでほとんどの革在庫がなくなってしまいました。この現象にもとても驚きましたが、でも確かにこの2モデルは思いきり差し色でつくりたい気もしますよね。
今なら基本どのモデルでも1足はつくれそうです!
「高級なイタリアレザーをつかうとき、革のアップチャージ(追加料金)はどのくらい?」という疑問があると思いますので、ここでご説明いたします。ただし、正直なところ結構複雑なので、実際にオーダー頂く際にご理解頂けるようにキチンとご説明するようにいたします。
(以下、価格はすべて税込み価格です。)
第一に、大前提として、kokochi sun3ラインのすべての靴の価格には各レザーの料金が含まれているため、どの革をつかってもアップチャージ(追加料金)は発生いたしません。(kokochi sun3のオーダーでは革のカスタマイズが前提なので、もともとそれを考慮した価格設定になっています。)
たとえば、zanpanoであれば、どの革をつかっても110,000円です。
第二に、BUILDラインについては、靴の価格にカスタマイズレザーの料金が含まれていません。もともとオリジナルのジビエレザーしかつかえない仕様の価格設定であるため、高価なイタリアレザーをつかう場合は、各モデルの価格+7,700円のアップチャージが発生いたします。
たとえば、下でご紹介するBUILD002(side-gore shoes)でイタリアレザーをつかう場合、靴代33,000円+革代7,700円=計40,700円です。
第三に、今回は例外がありまして、冒頭でご紹介したKuduレザーについてです。
この革は上記の事情により、現在イタリアレザーよりもずっと高価になってしまっているので、kokochi sun3ラインでも+3,300円、Bulidラインだと+11,000円のアップチャージが発生いたします。
たとえば、zanpanoでKuduレザーをつかうと113,300円、BUILD002では同44,000円です。
本イベントで、計3種類の新作靴をご紹介予定です。
これらについて、上でご紹介した新革をつかってオーダー頂くこともできます。ぜひ今からいろいろご検討頂けましたらと思います。
言わずもがなのブランドの大看板モデルであるzanpanoについて、ご存知の方も多いと思いますが、もともとハイカットブーツだったこのモデルにローカットの短靴がラインナップされました。今回が関東地方では初めてのご紹介の機会です。
画像1枚目がオリジナルのzanpano hi、画像2枚目が今回の新作zanpano lowです。
両モデルともに、ご自身のサイズ&お好みの革の種類・色をつかい、
どちらでもオーダー頂くことができます。
どちらを選ぶのがオススメなのかは、お客様ご自身のお好みやこだわり次第・・・といいたいところですが、たとえば「hiなのかlowなのか」「革の種類」「ソールの種類」などによって違ってくるようです。ぜひ会期中店頭で森田さんに直接聞いて見て下さいませ。
ところで、zanpano hi&lowについては、先月muucの服と合わせて撮影するコラボレーション企画をお手伝いしました。
皆様に靴を履いたスタイリング画像をご覧頂きたいという森田さんの強い想いがあり実現しました。こうして皆様にご案内できるのがとても嬉しいです。ぜひご参考になさって下さいませ。
モデルはすべて当店スタッフY(身長160cm)で、zanpano hi&lowの各サンプルと、muucの来季25AWコレクションを合わせたスタイリングをつくって撮影しています。(男性モデルは店長Dで、服は私物。)
性別を問わず、どんなテイストのどんな服と合わせてもステキに決まるのが、一般的なワークブーツとzanpanoの決定的な違いです。
zanpanoの細身のフォルムと内羽根式シューホール、そして何よりその独創的なデザインが、ワークブーツ本来の無骨さを削り取って、シャープで洗練された雰囲気を生み出しています。
そして、今回新規でリリースされた短靴バージョンの最大の魅力は、ブーツ以上にスタイリングしやすい点だと思います。季節感も一切関係なく、また職場のドレスコードによっては、スーツと合わせてビジネス用途でも履くことができる靴です。
zanpanoファミリーでいうともう1モデル、カップソールのスニーカーバージョン「zanpano cup」も大人気です。(税込み55,000円)
「そもそもレザーソールの靴は履かない」という方や、「もともとレザーソールの靴をよく履いていたけど最近はスニーカーばかり」という方に、上記のようなzanpanoのきわめて優れたデザイン性を、スニーカーライクに、もっともっと気軽に履いて頂くことができます。
実は今回のイベントでローンチ(発売開始)迎える、本邦初公開の新作靴があります。ブランドのサンダルシリーズ”GYATOR(ギャートル)”のナンバリング008、メリージェーンです。
「メリージェーン」は、靴の形についている名称で、簡単にいうと「かかとが低く、つま先が覆われた、ストラップ&金具などのついた靴」の総称です。パンプスのヒールなしバージョンといえばわかりやすいでしょうか。
ギャートルシリーズではすべてのナンバリングモデルで、(1)同じオブリークの木型(=親指が最も長く小指に向かって斜めに短くなっていく形)がつかわれ、(2)頑強な旧オイルヌメ(→今後はマスラオレザー)で形成されたカップソールが採用されています。
そのカップソールに「足を置く」ような感覚がある、カジュアルで開放的な構造になっていて、それゆえ、もともとは純粋なサンダルのみがラインナップされていました。これがナンバリングが進むにつれて、つま先と”かかと”を覆う「革靴」の構造を持つモデルもリリースされるようになっています。
「革靴」といっても、ギャートルならではの「足を置く」感覚はそのままなので、「半サンダル・半革靴」のような靴だと考えて頂くと良いと思います。
その新作が、今回ローンチとなる”008 メリージェーン”というわけです。メリージェーンは上でご紹介した新革のうち、マスラオでつくられます。オイリーでオーガニックな質感なので、既製靴っぽくないクラフト感があります。両サイドに編み込まれているディテールもいかにもハンドメイドで、かわいい意匠です。
ボディの色をマスラオの4色から選べるのに加えて、ソールも2種類、これまでのギャートルシリーズでずっとつかわれているラバーソール(画像1枚目)、今回からつかえるようになったシャークソール(画像2枚目)からお選び頂けます。
価格はソールによって違い、それぞれ税込み価格で、オリジナルのラバーソールバージョンが47,300円、シャークソールバージョンが55,000円です。サンプルはともにシャークソールでつくられていますね。
この靴、いまオーダー頂きますと、真夏に存分に履いて頂けます。アッパーがすべてレザーなので、蒸れずに本当に快適に履いて頂けると思います。ギャートル史上、ひょっとすると最もかわいいフォルムの008、まずは店頭でぜひご試着下さいませ。
ごくシンプルなデザイン&構造と、この上なくリーズナブルな価格設定で人気のBuild(ビルド)ライン。Buildはどのモデルもいつも人気ですが、中でもスリッポンタイプの002はそのつかい勝手の良さ(=脱着が楽ちん!)で、とてもご好評を頂いています。
この002のソールは「返りの良いショルダーレザー+摩耗・滑り防止のゴム」という構造がオリジナルですが(画像3枚目)、このたび、それに2種類のソールが加わることになりました。(どのソールを選んでも価格は税込み33,000円で変わりません。)
追加される1種類目のソールは、Bulidのナンバリング005「スニーカー」で採用されている、まさにスニーカーソールです。このテキサス・グレーでつくられているサンプルでそのソールが採用されています。
こちらがBuild005です。このソールと同じものを、今後は002でもつかえるようになります。
追加される2種類目のソールは、「ローリングソール」という、こちらテキサス・グリーンでつくられたサンプルで採用されているものです。これはブランド全体でも初めてのケースです。
このソールは正確にはビブラム社の”Rollingate System”というシリーズで、この見た目の通り、前に体重をかけようものならくるんと足元が付いてきてくれるような、その強い推進力が魅力です。世界最大のソールメーカーであるビブラム社が、研究に研究を重ねて生み出したウォーキングソールです。
これらはともにラバーソールなので、オリジナルのレザーソールと比べたときの最大かつ圧倒的な優位点はそのクッション性です。それと「すべりにくさ」もラバーソールが勝ると思います。それ以来、たとえば「歩きやすさ」については人それぞれで、「靴内部の快適さ(蒸れにくさ)」についてはレザーソールが勝ります。
このモデルに限った話ではありませんが、森田さんのつくる靴をスニーカーライクに履きたいという場合は、ラバーソールがオススメです。こうしてラインナップが増えていくのは嬉しいですね。
これは新作靴ではありませんが、世界中でインタレストだけ・・・つまり当面今回のイベントのみでオーダー頂ける、インタレストオリジナルのスニーカー「Dawn」について、改めてご紹介させて下さい。
Dawn by INTREST Kagurazaka
価格: 49,500円 (税込み)
サイズ: 22.0cm~28.0cm
このスニーカーは今からちょうど2年ほど前に、インタレスト別注アイテムとして、インタレストのお客様のために、森田さんがデザイン・制作してくれた靴です。
そして現在にいたるまでに、本当に多くのオーダーを頂きました。2足目、3足目とつくって下さるお客様も少なくありません。
こちらはそのほんの一部ですが、お客様にオーダー頂いたDawnたちです。同じホワイト系も様々な色味がありますし、ひもを変えただけで表情が変わったり、あるいはカスタマイズできるパーツがあったり、いろいろご参考にして頂けましたらと思います。
子ども時代からずっと履き続けてきたスニーカーを、洗練されたオトナがスタイリッシュに&快適に履くための革靴へと、私たちなりに解釈し直したというのが、Dawnという靴のありようです。
冒頭でご紹介した新革たちでオーダー頂くことももちろん可能です。今回のイベントでもぜひご試着になってみて下さい!
本日の記事は以上です。
このブログを書いていて、当日がいっそう楽しみになりました!4月19日(土)・20日(日)の両日、森田さんと一緒に、多くのお客様のご来場を心よりお待ちしております!