こんにちは、インタレストです。

私たちインタレストにとっては7年越しの企画・・・もはや「夢」の一つといっても良いくらいの思い入れがある、ココチブランド(=kokochi sun3+kokochi sqir)×壺草苑のコラボレーションが実現いたしました。インタレスト企画のイベントとしては、本当に”SPECIAL of SPECIAL”です。

1月22日(水)~26日(日)に開催いたしますココチブランドのスペシャル受注会にて、壺草苑に染めてもらった天然藍染めの革をつかい、ココチブランドのあらゆるモデルの靴をオーダー頂けます。

新しい1年の始まりを飾るのにふさわしい本企画、ココチブランドのお客様、壺草苑のお客様をはじめ、もちろん「はじめまして」のお客様も含めまして、ぜひ多くの皆様にご注目頂けましたらとても嬉しいです。

 

 

★ついに「壺草苑による天然藍染めレザー」が完成

ココチブランドも壺草苑も創業以来のお取り扱いブランドなので、「壺草苑に染めてもらった藍染めレザーでココチの靴をつくれれば」という企画はすぐに思い立ちましたし、打診した両ブランドからも「ぜひ」との快諾を得たのですぐに動いたのですが・・・。

ココチブランドから預かった革サンプルを壺草苑に染めてもらうと、何らかの化学変化が起きてガチガチに硬くなって革靴にできなくなってしまったり。それをやわらかくできる工場が見つかり早速お願いしたところ、加工時につかう薬剤の影響で藍染め本来の色が実現できなかったり。美しいくやわらかい藍染めの革ができて「今度こそ!」と思っても、炎天下で焼いてみたらあっという間に黄ばんでしまったり・・・。

 

このような文字通りの「試行錯誤」を、何年か毎に繰り返し繰り返し繰り返し続けていたのですが、ついにこれらの諸問題をクリアして私たちも森田さんも「これならば」と企画として立ち上げることのできる革が、まさに7年越しの想いの末に完成いたしました。

このたび、壺草苑の国内最高峰の発酵建による天然藍染めレザーをつかった、ココチブランドによるハンドメイド靴のパーソナルオーダーを承ります。

革の面積が限られているため、完全に足数限定です。下記詳細をご確認頂きまして、ぜひまたとないこの機会をお見逃しなきようお願いいたします。

 

 

★オーダー頂く際のアップチャージにつきまして

本記事で詳細にご紹介いたします壺草苑による藍染めレザーをつかった革靴をオーダー頂きます場合、通常の料金に上乗せする形でアップチャージが発生いたします。本件について冒頭でご案内いたします。

*3段階に分かれているのは、単純に1足でつかわれる革の面積によるものです。

 

スペシャルレザーをつかってアップチャージが発生するケースはこれまでも多くありましたが、「(他の工房ではなく)壺草苑に革を染めてもらったとき」の工賃から逆算したとき、少なくとも今回の料金設定でご案内できるのは間違いなく最初で最後です。(たくさんのご縁とご厚意が重なり実現した、相対的な価格としては、奇跡的なレベルで安価な設定です。)

一方、絶対的な価格としては1足分でスニーカーが何足も買えてしまう金額なので、決して安価であるとはいえません。以下のご紹介をジックリお読み進め頂きまして、そこに「価値」を見いだして頂けましたお客様皆様に、ぜひ今回ご検討を賜りましたら幸いでございます。

 

 

 

それでは以下、たっぷりのボリュームで詳細にご紹介してまいります。インタレストの想いが詰まった企画です。まずはぜひご一読を賜りますようお願いいたします。

 

 


 

 

1, 天然藍染め工房「壺草苑」~国内外から高い評価を得る圧倒的な実力

まず最初に、ここでは特に普段ココチブランドの革靴を中心にお求め下さっているお客様向けに、壺草苑とその藍染めにつきまして、特にお伝えすべきエッセンスを凝縮してご説明いたします。

 

★国内屈指の実力を誇る、最も狭義の「天然藍染め」工房

まず、壺草苑(こそうえん)とは創業30年以上を誇る、国内屈指の実力を誇る天然藍染め工房です。

 

「藍染め工房」を自称する工場・職人は国内に大小あまた存在しますが、最も狭義のカテゴリで「天然藍染め工房」をくくるならば、「灰汁発酵建(あく・はっこうだて)」という日本に古くから伝わる伝統技術による染液の建て方(=つくり方)を生業とし、その染液のみをつかって藍染めをしている工房のみを指します。そしてその数は、全「藍染め製品」の1%に満たないと言われています。

そして壺草苑については、その「染液の質」「職人の技術力」「染めの完成度」いずれを取っても、狭義の「天然藍染め工房」の中でも最高峰の一角であるといえます。このことは私たちインタレストの偽らざる感覚ですし、業界内での客観的な共通認識でもあります。

 

 

 

★国内外から高く評価される圧倒的な藍染めの実力

生きている藍の染液を365日管理し続けなければいけない、量産がきかないため1点1点職人自身の手で染め上げなければいけない、あるいは最も重要な原料である「すくも(=蓼藍の葉を発酵させたもの)」の供給不安や価格高騰といった事業環境の難しさも含めて、発酵建による天然藍染めは本当にたいへんな仕事で、それだからこそ職人や工房の実力は「結果=商品のクオリティ」にまっすぐに反映されます。

そして30年前に工房を立ち上げ、これまで長年にわたり率いてきた工房長の村田さんを筆頭に、壺草苑の職人たちの藍染めの実力はそれぞれに突出しています。工房を代表する「板締め」や「ぼかし(=グラデーション染め)」をはじめ壺草苑の数々の染め柄は、「もともと藍染めが好き」というお客様がご覧になっても驚かれるレベルの美しさを誇ります。

そのことは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)から定期的にオーダーが入ったり、あるいは国内外の名だたる有名ブランド・有名店がその取引先として名を連ねることからもうかがい知ることができます。

また、ここ数年は20~30代の若い世代の成長が著しく、「ひょっとして○○さんの染め?」と名指しで分かるような個性も表れ始めています。私たちはこのことに未来に向けた大きな希望を感じていて、毎シーズンの進捗に特に注目しています。

 

 

 

★誠実で真摯な仕事ぶりこそが、壺草苑の最大の魅力であり実力

普段はその卓越した技術力と見事な染め上がりをフィーチャーしがちですが、私たちインタレストが最も強いリスペクトを抱いているポイントは、藍染め職人や工房スタッフの「仕事へ向かう姿勢の誠実さ」です。これは近いお付き合いを長く続けている取引先だからこそ見えることだと自負しています。

たとえば壺草苑は染め上がった「商品」について、水洗いと天日干しを最低4回繰り返してから納品先へ出荷します。水洗いは染色時に付着する表面の藍や灰汁などの「かす」を洗い落とすため、そして天日干しは天然藍がまるで光合成するかのように、日光にさらされて生地により深く濃く浸透する性質があるためです。

染め上がってすぐに出荷すれば、手間暇・時間を短縮できますし、うがった見方をすれば表面の「かす」が残っているぶん「濃さ」をより強くアピールすることもできます。ところが壺草苑はこのプロセスを守り続けています。そのため藍の入りも格段に良いですし、新品時でも水洗いによる色落ち・色抜けがほとんどありません。(→こちらのブログ記事をご一読下さいませ。)

 

 

このような壺草苑の真摯な仕事ぶりやその商品につきまして、ご参考にして頂けるいくつかのブログ記事をピックアップいたしました。

もちろんこれらはその一端に触れているにすぎませんが、象徴的な意味で、ここでは特に「淡藍染めのクオリティに見る工房の真摯で誠実な仕事ぶり」という記事を、ぜひご一読頂けましたらと思います。

  • 壺草苑によって藍染めされた生地の(物理的な)丈夫さについて >こちらから
  • 壺草苑の「淡藍染めのクオリティ」に見る、工房の真摯で誠実な仕事ぶり >こちらから
  • 壺草苑の洋服の水洗いについて(店長D編・「真っ藍」のメンズウェア3点) >こちらから
  • 壺草苑の洋服の水洗いについて(スタッフY編・カシミヤ100%のセーター) >こちらから

 

 

 


 

 

2, ココチブランド×壺草苑で実現する「天然藍染めレザーによるハンドメイド革靴」

ザッと探してみるだけでも「藍染めの革」はいろいろ見つかるのですが、私たちスタッフが普段から接しているのが上記のごとく最高峰の実力を誇る壺草苑なので、「いつか壺草苑による藍染めレザーをつくりたい」という想いを強く持っていました。

そしてその想いがあるのは、それを壺草苑と同様「誠実な仕事」で自在に料理してくれる、ココチブランドの靴作家・森田圭一さんと一緒に仕事をしているからです。完成に至るまで折にふれ藍染めレザー実現へのプロセスまでサポートしてくれた森田さんの存在なくして、今回の企画は絶対に成り立ち得ません。

私たちの「壺草苑による藍染めレザーをつくりたい」という想いは、とりもなおさず「壺草苑による藍染めレザーでつくられるココチの靴が見てみたい」という想いとイコールなのです。

 

 

以下ではココチブランド×壺草苑によるzanpanoが放つ特大の魅力に触れて頂きながら、この企画のために森田さんがまったく新しく提案してくれた製法や素材についてたっぷりご紹介させて頂きます。

 

 

 

ココチブランド(=kokochi sun3+kokochi sqir)

靴作家・デザイナー:森田圭一

靴作家&靴デザイナー・森田圭一さんが1足1足ゼロから制作する、ハンドメイド革靴のブランドです。
お好みのモデルを、お好みの革&色で、足型を取って木型と合わせるジャストサイズでオーダー頂けます。
森田さんは常に「履く人の側」に立って物事を考える、クリエイターとしては希有な人柄です。
そんな森田さんにしか生み出せない、私たちの心をくすぐるユニークなデザインと、
彼によるハンドメイドだからこその「一人ひとりにとっての履き心地の良さ」を、一生涯味わって頂けます。

ココチブランドのあらゆる情報を網羅するポータルサイト >こちらから

 

 

 

 

 

★1足だけのサンプル、kokochi sun3×壺草苑「zanpano」の完成

完成した壺草苑による藍染めレザーはきわめて限られた足数しかつくれない面積なので、制作するサンプルはもちろん1足のみ。ここは迷わず「ココチブランドの顔」たるzanpanoをオーダーしました。

これが私たちも森田さんも自画自賛の素晴らしい仕上がりで・・・、取り出して初めて見た瞬間いろいろな気持ちがわき上がってきて、しばらく言葉を失いました。

懸念されていた課題も見事にすべてクリアされていて、本当、全体像からディテールまで含めて、とんでもなくステキな「藍染めザンパノ」として完成しています。

 

 

 

★ココチブランドのあらゆる靴を藍染めレザーで

この革のベースはココチブランドでは「後染めレザー」でおなじみのホワイトの牛革で、これに壺草苑による藍染めを施すわけですが、上記の通りそのままではカチコチに固まってしまってつかえないため、染めのあとに特殊な技術をもつタンナー(=革の生産・加工工場)に一度戻して、やわらかくしなやかな質感に仕上げてもらっています。

壺草苑には濃濃藍単色で染めてもらっていますが、ナマモノである革への色の入り方は部分的にまちまちで、遠目では単色に見えても、近づいてよく見るといわゆる「むらくも」と呼ばれる濃まだら染めにも見えます。革の生々しいシボ感や傷とともに、この藍染めによる色のムラ感がまたたまらない味になっています。

プラスチックシートのように固い状態を知っている私たちからすると、新品時からここまで軽くてやわらかいのは完全にミラクルで、純粋に履き心地や触れ心地という意味でもたいへんオススメの革です。もちろんzanpano以外でも、ココチブランドが展開するほぼすべての靴(=MUKUとムック以外)でおつかい頂けます。

ココチブランドの革靴ラインナップや、セミオーダーの仕組みにつきましては、ぜひこちらのポータルサイトにてご確認下さいませ

 

 

 

★色味はネイビーではなく、他の何にも代えがたい「藍色」

画像では分かりにくい色味についてご理解頂くために、こちらの画像をご用意いたしました。左からココチブランドオリジナルの牛革「トーマス」のネイビー、次に人気の馬革ネイビー、そして今回の藍染めレザー、最後に藍染めされたコットン地のハンカチ(インタレスト私物)です。

この画像をご覧頂くと、「ネイビーではなく藍色である」ということをハッキリご理解頂けるかと思います。率直なところ、革という素材をつかって「壺草苑の藍色」をここまで忠実に表現できていることは望外です。期待のはるか上をいく、正真正銘美しい天然藍の色味が実現しています。

 

 

そしてこの革、多くの染色レザーと同様に、切った断面は白く残っているのですが、ご覧頂ける通り仕上がってくる「革靴」の革のコバはまったく違和感のない藍色で上がってきています。

実はここには森田さんの工夫とチャレンジがあって、「藍染めの革はネイビーではまったくないですし、かといってブルーでもない。ネイビーやブルーで塗ると違和感が強かったので工夫したのですが・・・この色を開発するのにかなり苦労しました・・・苦笑」と話してくれました。これには感動しましたね・・・。不安なポイントだったので、本当にありがたかったです。

長い付き合いだから分かるのですが、この話、たぶんこちらから尋ねないと話題にも上らなかったと思います。森田さんがつくる靴には、作家の立場からは「当然」とされる努力・・・でもそれは履き手からすると得がたくありがたい努力がたくさん詰まっています。ココチブランドの靴には、こうした「森田さんによる誠実な仕事」が凝縮されているのです。

 

この「天然藍ザンパノ」の姿は間違いなく、美しい「藍色のコバ」のおかげでもあります。

 

 

 

★いつまでも「藍色の靴」を履き続けることができる??・・・かも??

「新品時はせっかく美しい藍色でも、次第に内側から飴色に焼けて、そのうち全体的に黄ばんでブラックのような、何の変哲もないダークネイビーに落ち着く」。

このことは数年前に藍染めレザーのサンプルをつくったときに直面した課題でした。カチコチに固まった革をタンニンをつかってやわらかく加工したときに表面化して、それでそのときのサンプルはお蔵入りとなりました。「これではとても高いアップチャージをお支払い頂けない」という判断です。

 

 

2年前にMAITOで染めてもらった素材でココチブランドの靴をつくれるという企画を立ち上げたとき、革ではなく帆布をセレクトしたのは、まさにこの問題をクリアするためでした。

草木染めによるとりどりの美しい色が、結局はすべて飴色になってしまっては残念すぎると感じたからです。実際、このときにつくった靴たちは、(最も色の入りの弱い)桜染めも含めて、すべて「MAITOの色」を今もキープしています。

(MAITOによる帆布をつかったココチブランドの靴、色によっては現在もオーダー頂けます。お気軽にお問い合わせ下さいませ。)

 

 

話を元に戻して、今回の藍染めレザーについてもその点については私たちもかなり慎重になっていて、革なのでまったく変化しないというのは難しくても、少なくとも数ヶ月やそこらで黄ばんでしまうのであれば企画を中止しようと決めていましたし、事前に時間をかけてそれを確かめる実験をしようとも決めていました。

そして、実は真夏には上がっていた今回の藍染めレザーのサンプルをつかって、日本の真夏の炎天下&高湿度のもとで、雨が降った日もおかまいなしに1ヶ月間さらし続けたのですが・・・少なくともサンプルについては、「一切」という言葉をつかって良いくらい、何の変化もありませんでした。

こちらの画像、手前が実際にハードなコンディションに耐えたサンプルです。新品レザーをつかって制作した奥のザンパノと比べて遜色ない色味です。(実物もこのように見えます。) 色が濃いのは、靴をつくるときにかかるテンション(=引っ張り)がかかっていないためです。

 

より分かりやすい、靴になっていないサンプルの革同士の比較です。小さい方がハードにさらした革サンプル、大きい方が暗室で保管していた革サンプルです。こちらで見ても、まったく違いがないといって差し支えない状態です。

画像2枚目や3枚目で白い部分を見ても焼けていないんですよね。過去のサンプルは、ものの数ヶ月で(=たとえ暗室で保管していても)この白い部分が飴色に焼けてしまっていました。

 

 

これはもちろん喜ばしい結果なのですが、喜ばしすぎてかえって「期待させすぎてしまうかも」と不安になるという・・・汗。

人の汗や皮脂に触れた訳ではありませんし、繊維を伸縮させてなじませたわけでもないので、この結果を持って「この革の色味は変わりません」と断言することはできません。

ただしその一方で、ベジタブルタンニンなめしの革などと比べるとエイジングが起きにくい革であることは間違いなさそうです。(発色の良さも含めて、どちらかといえばクロムなめしの革の性質に近いと感じます。)

革の細かな製法までは明かされていないのでその理由までは分からないのですが、この事実を持って「壺草苑の藍染めを最大限お楽しみ頂けるレザー」になったという想いが、ますます強くなりました。あとはぜひ、ご自身の足元でお試し頂けましたらと思います。

 

 

 

*ご参考:ケアは「デリケートクリーム」と「シュープリームプロテクトスプレー」で

本項の追加的な情報なのですが、ケア用品との相性やそれらへの耐性も事前に調べたところ、クリームは圧倒的にM.モウブレイ「デリケートクリーム」との相性が良いことが分かっています。そもそも入門的で安全なクリームですし、藍色の濃度が一段深まると同時に革に潤いを与えることができ、かつ数ヶ月後も色味が変わらず(=焼けない)ということで、一石三鳥・四鳥だと思います。

他のクリームも一通り試しましたが、ものによってはシミが残るケースがあったので、「腕に覚えあり」「ケアにこだわりあり」という方以外は、基本的にデリケートクリーム以外をおつかいになる必要はないと思います(=ゆえにケアが簡単です)。(画像1枚目)

防水スプレーについては、これはいつも通り無敵のコロニル「1909シュープリームプロテクトスプレー」がオススメです。相変わらず一切シミができません。(画像2枚目)

 

 

 

 

★新ソール「ロウ・グレー」の誕生

ココチブランドのファンでいて下さっているお客様はお気づきかもしれませんが、この藍染めzanpanoのソールはこれまでのラインナップにはなかったものです。

こちらはこの靴のために森田さんがつくってくれた新ソール「ロウ・グレー」で、文字通り仕上げのときに側面をロウでコーティングする「ロウ・ブラウン」「ロウ・ブラック」などの新たな仲間です。

 

あるときの電話で「この靴には青みがかった濃いめのグレーソールがいいと思っているんですけど、アイアンだとイメージが強すぎる気がして・・・」と話したところ、「ちょっと考えてみるので時間をもらえます?」と相談に乗ってくれて、後日画像が届き「これでどうですか?」と。

頭の中の理想通りだったので感激してしまいました。思えば、「ロウ・栗渋ソール」もこういうやり取りで生まれたな・・・としみじみ思い出しています。

 

画像ではお伝えしにくいのですが、この「ロウ・グレー」は視覚的には確かに青みがかっています。同じココチブランドのグレーソールである「アイアン染め」とは、この点で決定的に異なります。青みがかっているゆえに、藍染めレザーとの相性が極上なのです。ぜひサンプルの実物をご覧頂きたいです。

ちなみに、これは申し上げるまでもなく、藍染めレザーをアッパーにセレクトしたとき、このソールでなくともココチブランドがラインナップするすべてのソールをおつかい頂けます。ブラウンでもブラックでも、レッドでもイエローでも、つるっとした質感でもザラッとした質感でも、どんなソールでもおつくりすることができます。

ココチブランドの無限の可能性があるパーソナルオーダーにつきましては、こちらのブランドポータルサイトをご覧頂いたり、あるいは何より店頭で私たちスタッフまでお気軽にご相談下さいませ。

 

本来ホワイト・ブラック・ブラウンの3色しかない、このウェルトの出し糸も同じ染料でホワイトをグレーに染めてくれています。森田さん・・・涙。

 

さらに言うなら、「どうせならこっちも統一したらどうです?」という一言で、本来ないロウ引きひも(2mm)も同じくグレーで染めてくれて、ひもでも新しく「ロウ引き・グレー」が生まれています。最高すぎる。

 

 

 


 

 

本日主にお伝えすべき大切なお話は以上です。

 

ココチブランド×壺草苑による天然藍染めレザーのハンドメイド革靴のオーダーは、1月22日(水)~26日(日)に開催いたしますココチブランドのスペシャル受注会にて承ります。完全足数限定で、オーダー数がそれに達し次第終了となります。

ぜひ今のうちからご検討頂きまして、知識・経験がおありのお客様は「どの靴をつくろうかな」「ソールカスタマイズはどうしようかな」「パーソナルカスタマイズはどう入れようかな」と妄想を膨らませて頂けましたらと思います。

また、特に一度もハンドメイド革靴をおつくりになったことのないお客様・・・たとえば普段壺草苑をメインにお買い上げ下さっているお客様におかれましては、ぜひお気軽に私たちスタッフまでご相談下さいませ。

手取り足取り、ご納得頂けるまで丁寧にお手伝いさせて頂きます。これまで数百足をおつくりしてきた実績がございますので、ぜひ安心しておまかせ下さいませ。

 

多くのお客様のご相談とオーダーを、楽しみにお待ちしております!

 

 

 

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