こんにちは、インタレストです。

壺草苑による灰汁発酵建による天然藍染めの魅力。いつもお話している「天然の藍色の美しさ」、「お手入れのしやすさ」、「虫食いなどへの強い抵抗力」、「エイジング(=経年変化)の楽しさ」・・・と挙げればきりがないのですが、私たちインタレストがその最たるものとしていつもご説明しているのは、「藍染めされた生地の(物理的な)丈夫さ」という機能的な側面です。要するに、「長持ちするので末永く着続けて頂けます!」ということです。

本日のコラムではそのことをハッキリとご認識頂ける2つのエピソードを、改めてお話しさせて下さいませ!

★20年前に藍染めされた「座布団カバー」と相対したときの衝撃・・・!

さて、こちらの画像は、私たちが4年前に壺草苑の工房を訪問したとき、工房長の村田さんから「これを見てみて下さい」と渡された座布団のカバーです。壺草苑によって20年ほど前に藍染めされたもので、「穴が開いてしまって修理で預かったもの」(村田さん)とのことでした。(そもそも「このきれいな生地が20年間毎日座布団としてつかわれ続けてきたものなの?!」と驚いてしまったのですが・・・汗)

でも、それより何より一番驚いたのは、穴の開いている箇所を見せてもらったときです。確かに数カ所穴が開いているのですが、どこをどう探しても、「藍染めされていない部分(=白生地部分)」しか穴が開いていません。当時かなりの時間をかけて見たのですが、藍染めされている部分については、(20年間ハードにつかわれたという)その傷みの兆候すら見つけることができませんでした。

「もちろん藍染めをすれば丈夫になると分かって仕事をしていますが、こういうものを見ると『やっぱりそうなんだな』と嬉しくなるものなんですよね」と、おそらくこの座布団カバーを染めた本人なのであろう村田さん自身が感心した様子で話してくれたのでした。私たちはこのとき、壺草苑のアイテムのクオリティにさらなる確信を得た心地でした。

★スタッフYが数百回着て数十回洗っている藍染めニットの現役ぶり!

以下の画像で着ているのは、インタレストがオープンした5年前にスタッフYの私物として購入した、壺草苑によるグラデーション染めのコットニット・ロングプルオーバーです。そして実はこの画像の状態で、数百回の着用と数十回の洗濯を経た5年物の姿なのです・・・!
  

お客様にそのことをお話しすると、100名様のうち100名様がビックリなさいます。なぜなら、その着方であれば必ずあるはずの「伸び」「毛玉」「テカリ」「穴あき」などのニット特有の傷みが、ほとんど見られないからです。しかも色落ち・色あせ・色移りなども、少なくとも普通に眺める限りではまったく分かりません。
 

座り仕事をしている以上、最も強い負荷がかかるであろうヒップ部分でも、生地が薄くなったり色があせたりテカリが出ることもなく、もちろん穴が開いたりすることもありません。
 

 

私たちが普段「壺草苑の洋服はものすごく丈夫です!」とお話ししているのは、「知識」だけに基づくものではなく、こうした「経験」を経てのことなのです。

工房長の村田さんにあの座布団カバーを見せてもらったときの衝撃は強烈で、今でも昨日のことのように思い出せますし、Yのニットプルオーバーについてはこれからもまだまだ現役で、その驚きは現在進行形で今も続いています。この感動・感激は、壺草苑の洋服をお買い上げ下さったお客様皆様にも、ぜひ味わって頂きたいです!

 

 

このような壺草苑関連のコラム、不定期ですがときどき本日記でアップしております。過去の2つの関連記事へのリンクを以下にてご紹介いたしますので、ぜひこの機会にご一読下さいませ!

  • (2016年6月20日付日記) コラム:壺草苑の淡藍染めのクオリティに見る、工房の真摯で誠実な仕事ぶり >こちらから!
  • (2016年5月25日付日記) お役立ち小話:壺草苑の洋服(私物)を家で洗濯してみました♪ >こちらから!

 


本日は以上です!

インタレストが自信を持ってご案内している壺草苑の藍染め、ぜひ末永くご堪能頂けましたらと思います!皆様のご来店とお問い合わせオンラインストアのご利用壺草苑販売会特設ページのご利用を、心よりお待ちしております!

 

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