こんにちは、インタレストです。

実はインタレストでは特に今年2019年から、当店でお買い上げ下さる洋服たちのお直しを店頭で積極的に承っております。

基本の着丈・袖丈の詰めはもちろん、ウエストの詰め&出し、最近ではRobes&Confectionsのテーラードジャケットの肩部分での袖詰めも承っています。その他細かいお直しも含めて、ぜひお気軽にご相談下さいませ。お直し屋さんは私たちが想像もつかないソリューションを提案してくれます。

ここ半年は本当にかなりの数のお直しを承っておりますが、その一部を撮影しておりますので、本記事の下の方でそれらを簡単にご紹介させて頂きます。ぜひご参考になさって下さいませ。

 

 

お直し代は有料ですがリーズナブルです

お直し代は有料で、生地・パターン・お直し方法などにより1点1点お見積が異なりますが、当初私たちが覚悟していた価格と比べるとずっとやさしいです。それで着たい洋服をバッチリご自身のサイズやお好みに合わせてお直しできるので、これまでご依頼下さったお客様は一切例外なくご満足下さっています。

いつも申し上げますが、簡単に直せるのにサイズ感や着丈を理由に洋服を諦めるのは本当にもったいないです。ぜひ多くのお客様にご利用頂きたいと感じております。

 

 

神楽坂の「街のお直し屋さん」に依頼しています

ことの経緯としましては、どうしても「お気軽にご依頼頂けるお直しサービスをご提案したい」と考えていた私たちスタッフが、当店から徒歩1~2分の場所にある街のお直し屋さんに、まずは自分たちの私物をつかっていろいろな種類のお直しをお願いしてみたというところから始まります。

そしてさすがは繁華街神楽坂のお直し屋さんで、1点1点様々なアイデアをつかってとても丁寧で誠実な、何より完成度の高いお直しをしてくれてとても安心したことを覚えています。

その後、当店に通って下さっている近しいお客様のお直しを内々で承っていたのですが、当然ながらそれらの完成度も高く、半年前くらいからは店頭で積極的に「お直しもできます」とお声がけするようになりました。そうすると、少なく見積もっても3~4点に1点はお直しのご依頼を頂くようになり今にいたります。

(本来は店頭でご試着頂き、直接私たちスタッフが拝見してお見立てしたいのですが、通信販売ではそうもいかないので、細かなヒアリングを経て「仕上がり寸へのノークレーム」をお約束頂いた上でお直しを承ることもできます。)

さらに、たとえば「デニムに強い」「ニットに強い」など、個々のお直し屋さんによって「特にここは強い」という得意分野があったりもしますので、それらに該当する場合でかつ私たちスタッフに経験と知識があった場合には、個別にご紹介したりもしています。

 

 


 

 

★「神楽坂のお直し屋さん」によるお直し例を一部ご紹介いたします

*当初はお直し代も一緒に記載していたのですが、よくよく考え直すとアイテム毎に大きなブレがあって、かえって誤解を招くかと思い、今回は記載なしとさせて頂きました。

上記の通り、私たちが「このくらいかな」とお伝えするお見積りよりやさしい料金で済む場合も多いので、その点は改めてご安心頂けましたらと思います。

 

Robes&Confectionsのテーラードジャケットの袖丈詰め(肩部分)

Robes&Confectionsのテーラードジャケットについては袖先のボタンが本格派の本切羽仕様なので、袖丈が長いという場合、袖先ではなく肩部分で詰めることになります。

ただしテーラードジャケットにとって肩の構造とつくりは全体のシルエットのキモとなる部分なので、上手にこなしてくれないと型崩れを起こすことになります。私・店長D自身、ジャケットの肩での袖詰めを出すお直し屋さんは慎重に選びますが、優秀な神楽坂のお直し屋さんがこれもバッチリ仕上げてくれています。(よくあるお直しだと言っていました。)

(前のネイビーがオリジナルの、後ろのブラックがお直し後の短くなった袖丈です。)

 

 

Robes&Confectionsのレディースジャケットの袖丈詰め

こちらは先月開催したポップアップショップ限定で販売したLINTONツイードのレディースジャケットなのですが、袖先のデザインがとても独特で、かつ立体的な仕上がりになっているので、やはりキャリアのあるお直し屋さんにお願いしたいところです。

小柄なお客様がお買い上げ下さったので、かなり大きく詰めましたが、こちらの画像の通り立体感を一切損なうことなく美しく仕上げてくれています。

 

 

tiit tokyoのパンツのウエスト詰め&着丈詰め

私たちがお直しサービスを幅広くご提案しようと考える決め手になったのが、このtiit tokyoのフェクスエードパンツのウエスト詰め&着丈詰めの仕上がりの素晴らしさでした。特にウエスト詰めが寸分のズレやたるみもなく見事で、とても感激しました。

ウエストはぐるり1周テープになっているので、これを一度すべて外してウエストを短くした上で縫い直すという手間をかけてくれているため、フックやボタンの位置が変わっていたり(画像3枚目)、後ろウエスト内側に付いていたブランドロゴの位置もズラしてくれています(画像4枚目)。

着丈についてはお手の物だと思いますが、詰めた上でまつり縫いを施し、当然裏地もオリジナルと同じバランスで上げてくれています。(画像5枚目)

 

 

everlasting sproutのスカートのウエスト詰め

everlasting sproutのなずな刺繍シリーズのスカート、こちらはグレーのウエスト詰めを承りました。

後ろにゴムが入っていたりサイドにポケットが入っていたりいろいろバランスに気を遣うところですが、こちらも画像3枚目&4枚目をご覧頂ける通り、オリジナルのグリーンと比べてまったく違和感のない仕上がりになっています。

 

 

Robes&Confectionsのスカートの「ボタンずらし」

こちらのRobes&Confectionsのスカートは、デザイナーがあえて相当のタイトフィッティング&タイトシルエットを提案しているため、少なくないお客様にとって「履くと前身頃のボタンが浮き上がってしまう」という問題が生じます。

それを解決するために、イエローのシールが付いた部分のボタンを外側にズラして横の寸法を広げるお直しを承りました。下3つのボタンでは施していませんが、オーナー様が「ここを締めて履くことはない」と仰ったので、「開けてしまえばズレていると分かることはないですよね」と、ここは一度そのままにしておくことになりました。

ボタンのお直しは「1つ何円」という単価なので、直さなくて良いのであれば直さない方がお安く済みます。また生地を切ったりするわけではないので、いつでも別途お直しを承ることができます。こちらは技術的にもかなり容易なお直しですが、すべて均等にズラすというバランスも含めてご依頼を承りました。

 

 

 

壺草苑のパンツのウエスト詰め&部分染め直し

こちらは特殊な事例ですが、特に壺草苑のアイテムをお持ちのお客様にはとても参考にして頂けるお直し例だと思います。

「タックパンツ」という名前の付いた壺草苑では随一の「きれいめパンツ」であるこちら、Sサイズもウエストが80cmとかなり大きめで、多くのお客様にとって「ウエストが小さければな・・・」という1点です。まずはこちらの「ウエスト詰め」のご依頼を、女性のお客様から頂きました。

ウエスト詰め自体はとてもスムーズに仕上がったのですが、こちらは製品染めアイテムであったため、元々付いていたベルトループの「あと」が白く残ってしまいました(画像1~2枚目)。これを壺草苑に相談し、本体の色味と大きく違わないように部分染めで藍染めを入れてもらったのが画像3~4枚目で、こちらでお直し完了です。

通常のお直しと比べると日にちを頂きお代も少しだけ高くなりますが、壺草苑のスラックスですらお直しは可能であるということをぜひご認識頂けましたらと思います。また、同じ壺草苑の製品染めアイテムのお直しでも、こうした白抜き部分が発生せず染め直しが不要のケースも多くありますので、ともあれまずはぜひお気軽にご相談下さいませ。

 

 

これらはほんの一例です。既にたいへん多くのお直しのご依頼を承っておりますので、皆様におかれましてもぜひお気軽にご相談下さいませ。

 

 


 

 

★ブログカテゴリ「お直しのこと」 >こちらから

なお、以上のことは私たちインタレストにとってきわめて重要な視点なので、本ブログ記事の投稿を機会に「お直しのこと」という新しいカテゴリをつくりました。洋服だけでなく革靴のお直しもこちらでアップしていきたいと考えています。

ザッと見てお直しに関連する過去のブログ記事をまとめておいたのと、それから今後お直し関連の記事をこのカテゴリで掲載してまいりますので、ぜひご参考にして頂けましたら嬉しいです。

 

 

 


 

 

 

★大切なお知らせ

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