こんにちは、インタレストです。
本日はtiit tokyo19SSより、今季コレクション屈指のクラフトアイテムであるオリジナルツイードのシリーズよりライトジャケットと、同じくハンドニットのシリーズよりケープとスカート2色の全4点をご紹介いたします。
tiit tokyoの洋服づくりには、当初はデザイナーが抱くイメージであったり感覚であったりという抽象的なモチーフを、コレクションピースに具体的に(＝色･素材･パターンなどを通して)落とし込み、それをランウェイショーで披露することでその世界観を余すことなく表現するという、独自のプロセスがあります。
テキスタイルをオリジナルでつくるか･つくらないかについても、そのプロセスにとって必要か否かというきわめて分かりやすい尺度で決定されているわけですが、過去のコレクションを見る限り、本日ご紹介するツイードアイテムとハンドニットアイテムは特に得意としているように見えますし、実際にそれらはテキスタイルからオリジナルで制作されています。
重要なポイントなのでいつもお話ししていますが、｢ファンタジーの世界観｣で生み出されるtiit tokyoの洋服たちは、しかしその抜群の着勝手の良さ&合わせやすさ、そしてリーズナブルな価格帯などの観点で圧倒的に｢リアルのアイテム｣たちであり、インタレストでは屈指の｢デイリーウェア｣です。
本日ご紹介するクラフトアイテムたちですら、その凝ったつくりからは想像できないくらい着回しが効きますし、価格VSクオリティで見るとありがたさを感じるくらいのアイテムたちです。ぜひジックリご確認下さいませ。
★tiit tokyoは今季19SSより展開している新規取り扱いブランドです
tiit tokyoについては、先日以下のブログ記事にて、その世界観や今季19SSの入荷アイテムなどについて、デザイナーの1人である岩田翔さんへのインタビューで得たコメントなども交えて詳細にご案内しております。ぜひご一読頂けましたら幸いです。
新ブランド紹介&新入荷：今季19SSの新規取り扱いブランド｢tiit tokyo｣をご紹介いたします。
＞こちらから
tiit tokyo
デザイナー：岩田翔、滝澤裕史
ブランドコンセプトは｢日常に描く夢｣。
まるで1本の映画をつくるのように、｢日常｣のなかに潜む｢夢｣をコレクションに落とし込みます。
tiit tokyoの最大の魅力は、その世界観は｢夢｣～ファンタジーかつドラマチックでありながら、
実際の洋服たちは｢日常｣～リアリティが想定された、とても実用的なデイリーウェアであることです。
デザイナーが自負する繊細な色づかいと、それを実現するテキスタイルやパターニングの独創性にも驚かされます。
現在販売中のアイテム一覧(オンライストア) ＞ こちらから
tiit tokyoは毎シーズン、Amazon Fashion Week TOKYOでランウェイショーを披露していますが、彼らにとってそのステージこそが、完成された｢映画｣であるといえます。デザイナーが想起する最初は漠然としたイメージから、｢映画｣であるランウェイショーにまで昇華する。洋服づくりにおける、この独特の｢トップダウンのアプローチ｣もとても興味深いです。
それでは以下、物撮り画像と、それを着たモデルルック(ランウェイショー)とをたっぷりご覧下さいませ。
★tiit tokyoのサイズ感について
tiit tokyoのサイズは｢36｣｢38｣の2サイズ展開で、今季19SSについては、インタレストではほとんどのアイテムを｢36｣でオーダーしています。(展示会で｢38｣でつくられていたサンプルを着たとき、｢大きいな｣と感じるとが多かったためです。)
一部バランスを見て｢38｣でオーダーしたアイテムもありますが、いずれも他のブランドのセレクト方針と同様、身長160cmの当店女性スタッフYが｢気持ち良く着られるサイズ感(＝ジャストよりは少し大きめ)｣が目安となります。
1, tiit tokyo ツイードジャケット
Tweed Jacket
価格 (税抜き)： 53,000円
色： ピンク
サイズ： 36
素材： (表地)コットン73%･シルク20%･レーヨン7%、(裏地)キュプラ100%
オンラインストア(詳細情報･通信販売)： tiit tokyoのページへ
ブランドオリジナルのファンシーツイード地によるシリーズより、こちらもオリジナルの刺繍ワッペンの付いたライトジャケットです。
ツイード地でいうとウール製の秋冬向けヘビーアウターのイメージがありますが、こちらはコットン×シルク×レーヨンによるいわゆる｢サマーツイード｣と呼ばれる軽くて薄手の質感で、感覚的にはカーディガンを着ているくらいのイメージで羽織って頂けます。
また、今季19SSのシーズンテーマである｢レトロフューチャー｣を象徴するような色づかいはノスタルジックなイメージでありつつ、分かりやすいワッペンによるアクセントでポップ&フレッシュな印象もあって、その両者のバランスがとても楽しいジャケットに仕上がっています。とてもシンプルな形なので、ワッペンが付いていない無地生地の状態だと少し物足りなさがあったかもしれないと、こうして実物を前にするとふんわり感じます。
着方については、ワッペンが効いているので、デニムパンツやフレアスカートなどのカジュアルアイテムとの相性がより良いとも感じますし、下掲オフィシャルモデルルックのようにあえてドレスワンピースと合わせて｢ハズシ｣のアクセントにするのもとても楽しいです。インナーはシャツでもTシャツでも何でもこなしてくれます。
その軽快な着心地とツイードならではの丈夫さもあって、様々に合わせて1年中お楽しみ頂けるライトアウターです。
ファンシーヤーンをイレギュラーに織り込んでいるように見えますが、遠目には一定の法則性に基づいた均整の取れた柄に見えます。見事な色合わせのバランスだと思います。
シーズンテーマ｢レトロフューチャー｣に合わせてブランドがオリジナルでつくった刺繍ワッペンが、このジャケットも重要なアクセントになっています。
着心地はゆったりのレギュラーフィットです。
画像3枚目、キュプラの総裏地使用で、インナーはなんでも合わせられます。秋冬シーズンはタートルネックニットなどと合わせて着て頂けましたらと思います。
｢着心地はカーディガンのよう｣と書きましたが、こんな風にサラッと羽織っても着て頂けましたらと思います。重さはまったく感じないと思います。
このジャケットを着たオフィシャルモデルルック
入荷した｢商品｣を着た雰囲気･シルエットもおおよそこのようなイメージです。着丈はやや短めなので、様々なスタイルでオシャレに着られます。
2, tiit tokyo ハンドニットケープ
Hand Knit Cape
価格 (税抜き)： 55,000円
色： ホワイト (ごく淡いグレージュの色味)
サイズ： 36
素材： コットン100%
オンラインストア(詳細情報･通信販売)： tiit tokyoのページへ
tiit tokyoが得意とするニットアイテム、今季19SSでは一目でこのコットン100%のハンドニットシリーズに強く惹かれました。下でディテール画像をご覧頂けますが、クラフト感全開の麗しいハンドニット地の端には素材感や形･色が様々に異なるテープが編み込まれていて、これが素晴らしいアクセントになってくれています。
こちらの形は全身でまとうケープで、それこそスタイルを問わずどんな洋服とも合わせて頂けます。パターンも見事で、ちょうどネームタグが付いたあたりを後ろ首元に持ってきて羽織ると、気持ち良く&ステキに全身でまとうことができます。
ちなみに、オフィシャルモデルルックで着ているサンプルでは、モデルが着てもテープが地面に着くような大きさ&長さで｢ファンタジー｣&｢ファッション｣でしたが、入荷した｢商品｣はたとえば身長160cmの当店女性スタッフYが普通に羽織ってもそのようなことはなく、｢リアル｣&｢実用性｣に合わせてしっかり修正されているので安心です。コットン100%という素材づかいも嬉しいですよね。
ちなみに色はオフィシャルには｢ホワイト｣とありますが、画像でご覧頂ける通りのごく淡いグレージュの色味です。白シャツ･白ブラウスなどとの相性も抜群です。
率直にいって、この生地をこの面積でつかってこの価格というのは｢あり得ない｣という第一印象です。以下に続くディテールの画像で、このケープのクラフト感とスタイリッシュな出で立ち、そしてtiit tokyoらしい絶妙な色づかいをご確認下さいませ。
以下の画像で、このケープの形やディテール、ハンドニット地の構造や色づかいをご確認下さいませ。
画像2枚目、端に編み込まれているテープ各種、実はこんなに精緻な色バランスで構成されています。ブラックとグレーでつかわれているフェイクレザーなど、素材感も1本1本バラバラで、素晴らしいセンスを感じます。
画像2枚目～4枚目、単なる長方形のケープではなく、こうしてきれいに身体に寄り添うようにつくられています。
後ろ身頃にこうしてウェーブができるつくりもエレガントでとてもステキです。
身体にグルっと巻いて着てもカッコ良いです。ブローチなどをつかって留めて着ても粋ですね。
このケープを着たオフィシャルモデルルック
上でも書きましたが、大きさやテープの長さなどは実用的な寸法に修正されています。
またこのルックではドレスと合わせて着ていますが、たとえばデニムパンツ&Tシャツといったカジュアルルックに合わせても相当カッコ良いと容易に想像できます。持ち運びも楽ちんですし、画像で見るよりずっと丈夫なつくりなので、ぜひ普段づかいにとお求め下さいませ。
3, tiit tokyo ハンドニットスカート
Hand Knit Skirt
価格 (税抜き)： 38,000円
色： ホワイト(＝ごく淡いグレージュの色味)、ネイビー
サイズ： 36
素材： コットン100%、(ペチコート)ポリエステル100%
オンラインストア(詳細情報･通信販売)： tiit tokyoのページへ
真上のケープと同じハンドニット地と、それからとても凝ったオリジナルのペチコートがセットになったスカート、こちらもケープに負けず劣らずとてもオススメです。生地も形も、それから下でご覧頂けるペチコートもとても凝ったつくりながら、どんなスタイルで履いてもしっくり収まるデザインが秀逸です。(職場･職種にもよりますが、お仕事でも履いて頂ける｢きれいめ｣スカートでもあります。)
着心地は見た目通りのタイトフィッティングですが、ニット地で伸縮性があるのが大きく、動くのに支障はありません。(布帛地のタイトスカートと比べると、断然このスカートの方が履き心地が良いです。) タイトフィッティングのスカートならではのとても美しいシルエットが出る形も、このスカートの魅力の一つだと思います。
ニット地に編み込まれている色とりどりのテープはあえてイレギュラーな長さ&編み方で入っていて、履いたり動いたりするとこれが表情を変えるというのもおもしろいつくりです。色はこちらのホワイト(＝ごく淡いグレージュの色味)と、次に続くネイビーの2色で入荷しています。
ニット地なので履いているとなじむと思いますが、新品時のサイズ感は、インタレストで入荷している他のボトムスたちよりもややタイトです(＝スタッフYが履いてジャストフィッティング)。また、着丈は身長160cmが入荷サイズの｢36｣を履いて｢すね下｣のロング丈です。きれいなシルエットが出るのに履き心地が良いそうで、｢欲しい欲しい｣とYが狙っております。笑
ご所望のお客様でフィッティングにご不安がおありであれば、ぜひお気軽にお問い合わせ下さいませ。
上の4枚の画像をご覧頂くと、インナーに合わせているペチコートの方が長い(＝ウエストも裾もニットスカートからはみ出る)つくりになっていますが、これがそういうデザインなのです。
このペチコート自体がとても凝ったつくりで、ブランドのネームタグも付くオリジナルの1点なので、先にこちらをご確認下さいませ。
ウエストにはゴムが入っていますが、その上にフリルが残っていて、その端は切りっぱなしのデザインになっています。ニットスカートと合わせて履くと、この部分は上にはみ出るような見え方になります。
裾丈もニットスカートよりも長いため、こちらもそれと合わせると下にはみ出る仕組みです。(そのための端切りっぱなしのデザインなのだと思います。) 画像2枚目、サイドには大きなスリットが入っていて、動き勝手は普通に良いです。
そして以下では、ニットスカート本体を改めてご覧下さいませ。量販店などで販売されている、ごく普通のペチコートを合わせて履けばこの表情になります。(下掲オフィシャルモデルルックは、オリジナルペチコートなしのこの状態で履いています。)
ここから先はニットスカート&ペチコートの状態での物撮り&ディテール撮り画像です。
画像2枚目、編み込まれたテープはあえて固定されておらず、長さも1本1本バラバラです。履いて歩くとこの部分も表情を変えて楽しいです。
裾部分も同様です。なお、極端に勢いよく引っ張らなければ抜ける心配はありません。(もっとも、仮に抜けてもご自身ですぐに元に戻せます。)
以下の画像で、ニット地の表面やスカートのデザインディテールについてご確認下さいませ。ペチコートが上にも下にもはみ出るという仕組みは初めて見たかもしれません。
このスカートを履いたオフィシャルモデルルック
上でも書きましたが、このルックではペチコートはなしで履いています。(現実的には、何らかのペチコートは必ず必要です。)
上でも書きましたが、着丈は身長160cmが入荷サイズの｢36｣を履いて｢すね下｣のロング丈です。このモデルルックよりはやや長く履くイメージだとご想像下さいませ。
(ちなみに、こちらのブラウスと合わせてきているルックです。)
色違いのネイビー
スカートでは色違いのネイビーも入荷しています。ディテールやつくり、履き心地などは真上のホワイトと同じですが、編み込まれているテープの色が違うなど、デザインは繊細に作り分けられています。
他のアイテムたちと同様、ネイビーの方が気持ちシックで落ち着いた印象があると思いますが、その素晴らしいクラフト感はどちらの色でもしっかりと感じられます。
ペチコートもネイビーです。
ペチコートなしの状態です。
以下でネイビーのデザインディテールやテキスタイルの表情などをご確認下さいませ。
このスカートを履いたオフィシャルモデルルック
身長160cmの方が入荷サイズの｢36｣を履いてこのくらいの着丈です。オリジナルペチコートと合わせて履くとそのペチコートの方が長いので、それが｢すね｣にかかるくらいのイメージです。
本日は以上です。
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