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Category: ブランド紹介 (page 3 of 4)


<新ブランド紹介&新入荷> 新規取り扱いブランド「Robes&Confections」と、第1弾入荷にして大本命、テーラードアイテム各点のご紹介です!!

こんにちは、インタレストです。

本日は、今季2017年春夏シーズンよりお取り扱いが始まる新ブランド「Robes&Confections(ローブス・アンド・コンフェクションズ)」と、同ブランドから新入荷したアイテムたちを早速ご紹介いたします!

Robes&Confectionsは、当店インタレストにとっては「念願」ともいえる、テーラードスタイルを得意とするブランドです!店頭に並ぶ各アイテムたちと合わせてカジュアルテーラードのスタイルをつくったり、セットアップのビジネステーラードスタイルで装ったり・・・。

私たちからお客様皆様にご提案できるスタイリングの幅が大きく広がるものと、今からとってもワクワクしております・・・!

 

★ショップとして3年以上探していた「テーラード」のカテゴリについて

昨年のこの時期にSanca立ち上げの記事をアップしたときにもお話ししましたが、私たちインタレストには、洋服のセレクトショップとして充実させていきたいと考えているカテゴリがいくつかあります。そしてそのうちの一つが、これはもう「いつかは絶対に」&「でも決して急がずに」と考えていた「テーラード」のくくりでした。ただし、「このブランドにインタレストの『テーラード』のカテゴリをまかせたい!」と、妥協なく信頼できるブランドと出会える可能性は高くないとも感じていました。いわば「最難関」のカテゴリの一つであると理解していたのです。

私たちが探していたテーラードブランドは、クラシカルな仕立て技術(=素材・パターン・カッティング・縫製・・・)がしっかり&ハッキリと土台にありつつも、「いま」の雰囲気を上手に取り入れて鮮度を保ち、「ファッション」のトキメキも感じさせてくれるブランドです。あとは・・・どちらかといえばこちらの方が見つけるのに難儀なポイントだったのですが(汗)、「お客様にお支払い頂く価格」と「アイテムのクオリティ」のバランスが良いブランドです。ことテーラードというカテゴリについては、私たちの目から見たときの価格が、「高すぎる」も「安すぎる」も両方避けたいという想いが強くありました。

ところで、アパレル用語としての「テーラードアイテム」は、その語源的な意味としては「テーラー(=仕立屋)」によって仕立てられた紳士服のことを指します。(現代でいうならメンズのビジネススーツなどがその典型です。) 私・店長Dは前職ではスーツorビジネスカジュアルのスタイルだったので、洋服に興味を持ち始めた頃に最初に好きになったのが革靴(紳士靴)、そして次がビジネステーラードでした。カジュアルウェアにも関心を持つようになったのはそのあとです。

私自身はインタレストをオープンしてからテーラードアイテムを着る機会は激減しましたが、それに対する愛着は変わらずに強いままです。一つ変わったことといえば、当然ながら「女性にもクオリティの高いテーラードアイテムをご紹介したい」と考えるようになったことです。それもコッテリとクラシカルなテーラードではなく、(上記のようにそれをベースにしつつも)着ていてワクワク心が弾むような「いま」のテーラードをと、ずっとイメージしていました。

 

そしてそして、今回ご縁があってRobes&Confectionsと出会って・・・と、以下になが~~く続きます!(笑) ぜひお付き合い下さいませ!!

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<コラム>壺草苑の淡藍染めのクオリティに見る、工房の真摯で誠実な仕事ぶり

先月開催した壺草苑販売会の最終日、工房長の村田徳行さんをインタレストの店頭に迎えました

そのとき、私たちもたくさんの話を聞かせてもらってとても勉強になったのですが、その中でも感動すら覚える話がいくつかありました。本日はそのうちの1つについてお話しします。

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いつもお話ししています通り、発酵建(はっこうだて)で建てる(=つくる)壺草苑の藍の染液は、「発酵」という文字通りの意味で「生きています」。それなので、藍の調子の良い悪い(→「機嫌の良し悪し」なんて言ったりもしますが)によって、染まり方や色味などがまるで違ってきます。

たとえば、白地と濃色のハッキリしたコントラストこそが美しい「板締め」柄は、建てたばかりで最高の状態の染液でしか染めることができません。そうでないと、濃色の部分の濃さが中途半端になったり、ボーダー柄がボヤけてしまったりして、美しい柄染めに仕上がらないからです。(たとえば、このカットソーこのスカートのクッキリとボーダー柄の入った板締め柄の、その圧倒的なまでの美しさは、最高の藍と最高の技術とがないと実現し得ません。)

状態が良い染液をつかわなければいけないという意味では、濃淡の幅をしっかりと出さなくてはいけないグラデーション染めも同様です。

また天然藍染めのもう一つの特徴として、単色染めで濃くするには回数(=染める回数)を重ねなければならないということがあります。仮に状態の良い染液をつかえば、たとえば2番(淡藍)単色であれば1~2回で染め上がりますが、5番(濃濃藍)単色であれば最低でも5回以上染めのプロセスを繰り返すことになります。

もっともこれは「状態の良い染液をつかえば」という話で、既にだいぶつかって「そろそろ限界」というような状態の染液であれば、2番単色でも5回くらい染めないいけません。

ここまでは、私たちインタレストのスタッフももともと知っていた話。驚いたのはこの先です。

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たとえば、2番単色のカットソーを染めるとき、上でお話ししましたように、状態の良い染液をつかえば1~2回で染められることは分かっていて、手間としてはその方がはるかに簡単なのですが、壺草苑ではあえて「そろそろ限界」の状態の染液をつかって5回染めているのだそうです。

それはなぜか。1~2回で染めた2番単色のカットソー、5回で染めた2番単色のカットソー、「商品」として仕上がる色味はほぼ同じであっても、前者の方が藍につかった回数が少ないため、お洗濯やお日様による色あせが強く&早く出る傾向があるからです。

ただでさえヒト・モノ・カネすべてが膨らむ発酵建の天然藍染めで、「商品」の見かけではまったく分からない、実際にお客様に着られることによって現出する「内なるクオリティ」を高めるため、さらなる労力をかけているというこの心意気に、言葉を失うほどの感動を覚えました。

そしてこの話を村田さんから聞いたとき、私たちスタッフだけでなく、その場にいらしたお客様も皆様ものすごく驚いておられました。壺草苑といえば、工房長謹製の板締めと伝家の宝刀たるグラデーション染めに目が行きがちですし、単色染めですと濃色が人気なのですが、この話を聞いて、俄然淡色染めへの興味をそそられてしまいました。

私たちが数ある藍染めブランドの中でも、壺草苑とタッグを組んで皆様にお洋服をご案内していることの背景には、今回お話ししたことに象徴される、彼らの真摯で誠実な仕事ぶりがあるからなのです。

壺草苑のアイテム一覧 >>オンラインストアへ

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(こちら、2番単色で染めてもらったeverlasting sproutとのコラボレーションTシャツです。スタッフYが私物用におろして連日着まくっていますが、まったく色落ち・色褪せはありません。)
18-P1930064  19-P1930068

<お問い合わせ>

  • 24時間以内に当店からのお返事が届かない場合は、(1)ご入力頂きましたメールアドレスにお間違いがないか、(2)そのメールアドレスがPCからの受信を許可する設定にして頂いているか、をもう一度ご確認頂いた上、お手数ですが再度フォームよりお問い合わせ下さいませ。
  • 定休日(火曜日)以外であれば、お電話(03-6457-5360)でのお問い合わせが確実です。在庫確認・確保やその他につきまして、その場でご対応可能です。ぜひお気軽にお電話下さい。

 

<新ブランド紹介&新入荷> 新規取り扱いブランド「Sanca」と、ブランドを象徴するスウェットパーカ&デニムパンツのご紹介です!!

こんにちは、インタレストです。

本日は、今2016年春夏シーズンよりお取り扱いが始まった新ブランド「Sanca(=「サンカ」と読みます)」についてご紹介いたします!

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いま、私たちインタレストがショップとして充実させていきたいと考えているカテゴリがいくつかありまして、そのうちの一つが「上質な普段着」というくくりです。インタレストらしく表現するなら、「育てていく普段着(≒育てるに値する普段着)」でしょうか。

セレクトの方針としては、「ちょっとそこまで」の用事でも、週末の気楽な一人街歩きでも、肩の力を抜きつつもオシャレに着られる「普段着」。着れば着るほどステキに育っていき、着るたびにテンションの上がる「普段着」。とはいえあくまで「普段着」なので、着方やお手入れは良い意味で「適当」でOK、「普段着」とは呼べない価格帯はNG・・・あたりでしょうか。

我ながらなかなかにハードルが高いので(笑)、1年以上探して見つからなかったのですが、このほどお客様に胸を張ってご紹介できるブランドと出会うことができました♪

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たとえば本日ご紹介するスウェットパーカにしてもデニムパンツにしても、見た目はこの上なくシンプルかつ定番的なのですが、実は世界にもその名がとどろく国内の工場で、特別な(→それは得てして昨今では希少&貴重な)技術によって生まれた生地でつくられています。

ただし、私たちインタレストは、その「スゴイところでつくられている」という事実よりも、「できあがったアイテムが実際にスゴイ」という事実に重きを置きます。それは、見て触れて着てその表情や質感・肌触りなどについて「スゴイ!」と実感できることがもちろんダントツですが、カッコ良いエイジング(=経年変化)を見せること、そしてそれらすべての要素に対して価格帯が見合っていると理解できることも重要なポイントです。

少し話が逸れますが、今回Sancaのスウェットについて勉強していたとき、その生地をつくっている工場が、私・店長D自身が愛用しているまったく別のブランドのスウェット生地をつくっている工場と同じだということが分かりました。私は長年の着用でそのブランドのスウェットを心から信頼しているので、この発見でますます自信が深まりましたし、「誠実さ」というのはつながっているのだなと感じ入りました。

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どこかにありそうでいて、実は唯一無二の特別なもの。誠実な作り手たちによって生み出される「育つ洋服」。それがドレスであっても普段着であっても、インタレストの店頭に並ぶお洋服は、そのことでは一貫しています。この方針は、今までもこれからも、決して変わることはありません。

 

以下、本日は(「も」?!)長い記事になってしまいますが、きっと楽しんで頂けると思いますので、ぜひお付き合い下さいませ!

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インタレストウェブサイト内の「コロニル」のページを、全面リニューアルいたしました!

こんにちは、インタレストです。

革製品のメンテナンスアイテムのブランドである「コロニル」「モウブレイ」。ともに私・店長Dが15年以上にわたり愛用しているブランドなので、お客様皆様にもそれらの魅力をしっかりとお伝えしたい、そしてご自身で革製品のケアをする楽しさを知って頂きたいと、常々考えていました。

「端的に、でも分かりやすく、そして効果的にお伝えするにはどうしたらいいか」という観点から、実はただいま、インタレストのウェブサイト内の両ブランドのページにつきまして、大きなリニューアル作業を進めています。

そして本日、コロニルのページについてはある程度納得できるレベルになったので、「ver2.0」として公開させて頂きます!

>コロニル(インタレストウェブサイト内)のページへ

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ページの構成としましては・・・

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壺草苑の誕生に深くかかわる糸。それで織られた生地。それをつかって数量限定で、新しいお洋服をおつくりします!

こんにちは、インタレストです。

本日は、壺草苑という藍染め工房の誕生した「きっかけ」ともいえるプロジェクトを元につくられたという糸(←!)と、その糸をつかって今回新たに織られた縞柄(ストライプ柄)と格子柄(チェック柄)の貴重な生地をご紹介したいと思います!

その糸は文字通りの「デッドストック」ですので、当然ながらそれをつかって織られた生地はごくわずかで、なくなり次第終了です。それなので自ずと数量限定なのですが、インタレストでも数着のお洋服を、普段から店頭でご好評頂いている形で新しくつくろうと考えております。

もしご希望がございましたら、先着順となりますが、皆様のパーソナルオーダーも承りますのでぜひご検討下さいませ!

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それでは、壺草苑という藍染め工房の生い立ちにかかわるお話と、今回ご紹介したいデッドストックの糸(→生地)をつかったお洋服のご提案につきまして、以下にてご案内させて頂きます!

壺草苑のファンでいらっしゃるお客様はもちろん、壺草苑の藍染めアイテムにご興味をお持ちの方皆様に、ぜひご一読頂けましたらと考えております!

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