こんにちは、インタレストです。

★新規取り扱いブランド「Leh(レー)」をご紹介いたします!

本日は、今季2018春夏シーズンよりお取り扱いが始まる新ブランド「Leh(レー)」と、同ブランドから新入荷したアイテムたちを早速ご紹介いたします!

それにしても、「新ブランド紹介」の原稿を書き始めるにあたり、こんなに「う~んう~ん」と困り果ててしまったのは、今までで本当に初めてです・・・汗。目下も正解が分からないままに書き進めていますし、さらにはその「つかみどころのなさ」「説明のしにくさ」が、このLehというブランドの魅力そのものによるものだという点が、さらに私たちを悩ませてくれます。

センスの塊のようでいて、泥臭くはたらく一個の職人。一見ふわりゆらりとたゆたうような雰囲気でいて、実は両足でしっかり大地を踏みしめている存在感。

書くべきこと・書きたいことがあまりに多すぎて、しかもそれらが別々のベクトルに向かっていたりするので、はしょるにはしょれず、かといって一度に全部はとてもまとめきれず・・・。ただ、何よりも「アイテム自体が語る」ブランドなので、インタレストのお客様皆様にこれからゆっくりと時間をかけてご案内していければと考えております。

 

そう、アイテム自体が語るのです・・・!

冒頭ブランドについてお話しするよりも、今回は先に、彼らの洋服をご覧になってみて下さいませ!

  • 本記事でスタッフY(身長160cm)がスタイリングで着ているのは、すべてブランドに借りたサンプルたちで、これから4月にかけて当店に「商品」として入荷してくる新作アイテムたちの一部です。当然のことながら、「商品」はサンプルと比べて数段ブラッシュアップされて入荷してきます。ぜひご期待下さいませ!
  • 下で改めて詳しくご説明いたしますが、もともとメンズ向けのブランドLehですが、特に最近女性で着られる方がとても増えていて、今はブランドとしてもほとんどのアイテムがユニセックスでの展開と考えているそうです。女性・男性のお客様、性別問わずご注目頂ければ嬉しいです!

 

まずは、このルックで着ているトップスとデニムパンツについて少し見ていきます。・・・そもそもこのルックの着方やバランスが私たちインタレストのお気に入りなのですが♪ (トップスは女性がこうしてオーバーサイジングで着てもかわいいですし、男性がストレートに着てもカッコイイと思います。)
  

画像1枚目、トップスは実はとても雰囲気のあるブラックのサマーツイード生地でつくられています。(この生地自体があまりなくて、数量限定オーダーだったと記憶しています。) 画像2枚目、左肩の部分にアンティークファスナーのディテールが。
  

画像1枚目、片側にレザーコードのついたポケットが付いていたり。画像2枚目、実はホワイトの生地の総裏地の仕様だったり。まあ凝っています・・・!
  

履いているデニムパンツは、Levi’s501のヴィンテージのデニムパンツを解体し、それを同じくLevi’s505のヴィンテージデニムのパターンをもとに縫製し直すという、今まで聞いたことのないユニークなリメイクをしていて・・・
  

さらにおもしろいのは、新たにライニングを張って総裏地の仕様にしている点です。「デニムに裏地というのはどうかなと思ったんですが、生地を間違わなければ意外にカッコイイなと思って」と、デザイナーの三上さん。こ、凝ってる・・・!
  

 

次にレディースルックのこちらをご覧下さいませ!

ここで着ているカシュクールの羽織り(ロングブラウス)は生地も縫製も”made in India”というLehならではのアイテム。これもものすごく「人の手」が入っているのです・・・汗。
  

プリーツとストライプの切り替えが入ったこの生地は、実はインディゴ染めです。
  

飛び上がるほど驚いたのは、このステッチなのですよね・・・汗。お分かりになりますか?こちら4本ラインのステッチが入っていますが、「見ての通り」という表現がしっくりきすぎるほどに、まんまハンドステッチ(=手縫い)なのです・・・!インドの職人が1着1着手仕事で縫製しています。「納品する商品ではもう少し見映えが良くなるように現場でしっかり監督しますが、それはそれとしてこれも味だと感じて頂ける方に着て頂ければ嬉しいです」(スタッフさん)。
  

ポケットの内側であったり、袖裏に当てている生地だったり、パイピングだったりでつかわれているのが、かわいいドット柄の生地だという細部までのこだわりが嬉しいです。
  

 

きりがないので、とりあえずここでご紹介するルックはこちらが最後です。

インディゴデニムのカバーオールジャケット&アシンメトリーパンツのシンプルなセットアップルックなのですが、実はこのデニム生地自体が実はものすごく珍しくて・・・
  

この生地、「カディデニム」と資料にありますが、まさにその名の通り、なんとなんとの「手紡ぎ&手織りのデニム生地」なのです・・・!これはたまげましたね~。「そんなのあるんですか??」と聞いたところ、デザイナーの三上さんが「インドでは割と昔からあるんです」と教えてくれて、「良かったら触ってみて下さい」と言われるままに触れてみると、トロットロです(笑)。そのやわらかでふわりとした質感は、全然デニム生地のそれじゃないです・・・。手織りならではのネップ感もたまりませんね・・・!
  

履いているデニムパンツもおもしろくて、左足の左サイドだけボタン締めの仕様になっているアシンメトリーのデザインになっています。ジャケットもパンツも確か縫製は国内だったように記憶していますが、いずれも切りっぱなしのデザインが特徴的で、これは好みに応じて切れ端を落として(=切って)きれいめに着ることもできます。
  

 

この方が分かりやすいと思いアイテムを先にご覧頂きましたが、私たちがLehの取り扱いを即決したのは、デザイナーの三上さんとスタッフさんの誠実で謙虚な人柄と、彼らのモノ作りの哲学に瞬時に惚れ込んだからです。普段インタレストの洋服を見て下さっているお客様のお心にはきっと響くものと直感しております・・・!

ここまでで何らか引っかかるものがおありだったお客様、まだ今のところは・・・というお客様、いずれの皆様もぜひ先をお読み進め下さいませ!

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