こんにちは、インタレストです。
本日はRobes&Confections19SSより、｢洗えるレーヨン｣のワンピース3色、｢中白染め｣リネンのボクシーシャツ2色、そして大定番かつ大人気のレイヤーバギーパンツ2色の計7点をご紹介いたします。
Robes&Confectionsのコレクションは、私たちインタレストにとって毎季本当に欲しいものだらけで、削りに削ってオーダーシートをつくるのが本当に悩ましいのですが、そのぶんこうして入荷してご紹介できるアイテムたちには強い自負があります。
本日ご紹介する3型のアイテムたちについても、素材･パターニング･シルエットすべてにおいてトピックだらけで、しかもこれはRobes&Confectionsの特別大きな魅力であるといえる｢普段づかいのしやすさ｣においても圧倒的です。ぜひ在庫のあるうちにお試し下さいませ。
Robes&Confections
デザイナー：土屋郷
大黒柱である確かなテーラリング技術に、時代時代の｢ファッション｣のエッセンスを巧みにブレンド。
常に｢いま｣を感じさせるカジュアルテーラードのスタイルを主軸にしています。
メンバーの大半がパタンナーというプロフェッショナルたちが長年のキャリアを積み重ねて、
いまではワンピース･スカートなどのレディースウェアからメンズラインまで総合的に、
素材とパターニング&カッティングにとことんこだわったコレクションをリリースしています。
以下、多くの物撮り画像とスタイリング画像とともにたっぷりご紹介いたします。
(スタイリングモデルの身長は下記いたします。表記価格はすべて｢税抜き価格｣です。)
1, Robes&Confections ウォッシャブルレーヨンツイル･ワンピース
価格 (税抜き)： 37,000円
色： ホワイト、ブラック、グリーン(インタレスト別注)
サイズ： 1
素材： レーヨン85%、ポリエステル15%
オンラインストア(詳細情報･通信販売)： Robes&Confectionsのページへ
このワンピースはRobes&Confectionsの素材セレクトの巧みさがハッキリと発揮された1点です。
その名の通り｢洗えるレーヨン｣生地でつくられた無地単色のワンピースなので、レーヨンならではのシルクのような美しい光沢とストンというきれいな落ち感、そして春夏素材にふさわしいつるっとした気持ちの良い肌あたりなどの長所たちはそのままに、そのダントツの弱点である｢水洗い不可｣が克服されているという、この上ない1点です。色展開にホワイトもありますが、これなら安心して春夏シーズンに着られますね。
レーヨンなのに洗えることの秘密は、ポリエステルの芯にレーヨンの繊維が巻き付いている構造の｢糸｣にあります。ご存知の通りポリエステルは水では縮まないので、｢芯が縮まない｣→｢糸が縮まない｣という理屈なのですが、それにしてもレーヨン85%のロングワンピースが正式な品質表示で｢水洗い可｣になっているのは見事です。
(ちなみにレーヨンはパルプ＝木材が原料なので、製品染めが可能です。長年の着用でホワイトが傷んだときには、ぜひ藍染めや草木染めをご検討下さいませ。喜んでご相談に応じさせて頂きます。)
形&シルエットもさすがのRobes&Confectionsで、とても女性らしいエレガントなドレスのような雰囲気･･･なのですが、実際のところは日常着として普通に着られるカジュアルさなのです。無地単色なので合わせる洋服も選びません。着丈はロングですが、身長160cmの方であればベルトなしでも着られるので安心感がありますし、もちろんお直し屋さんに持ち込めば簡単に裾詰めもできます。
色展開はもともとホワイトとブラックの2色なのですが、当店インタレストの別注色としてグリーンも入荷しています。｢カーキ｣ではないステキなダークグリーンで、我ながらこの形とは抜群の相性です。｢ここは我慢しなきゃ｣というポイントが何一つない｢完璧な春夏物ワンピース｣、ぜひ実物をお試し下さいませ。
レーヨンやテンセルなどの再生繊維による生地は、その質感や雰囲気はまさにシルクと見まがうクオリティであることも多いのですが、｢水洗いできない｣ということが決定的な弱点となってご提案できないことがとても多いです。とりわけ春夏シーズンのカジュアルウェアで洗えないものというのはとてもオーダーできませんし、ましてやホワイトなんて･･･ということなのですが、このワンピースは安心です。
ウエストにベルト&ベルトループありです。ただし付けても付けなくても着られますので、気分やシチュエーションによってシルエットをつかいわけてお楽しみ下さいませ。画像3枚目、身頃はたっぷりです。特に肩周りがとても快適で、この点も春夏シーズンにピッタリだと思います。
画像1枚目、両サイドのポケットありです。画像2枚目、両サイドに深めのスリットがあり、歩きやすさも抜群です。下掲スタイリング画像でご覧頂けるように、ボトムスやレギンスを合わせるスタイルもカッコ良く決まります。
後ろ身頃、首元のリボンで締めるデザインです。ちなみにこのワンピースではホワイトのみ若干の透け感がありますので、同じRobes&Confectionsのインナーロングキャミソールなどを合わせてお召しになって下さい。
ベルトを外して着るとこのような雰囲気に。生地の落ち感が素晴らしく、フレアシルエットというよりは端正なストレートシルエットで着て頂くことができます。
よりリラクシングな雰囲気で着られるので、真夏などはこちらで着てみたいなという気がします。
このワンピースを着たスタイリング
展示会の着用モデルさん(身長167cm)が、サンプルサイズを着ています。このサンプルは今回入荷した｢商品｣のサイズ｢1｣よりも、ざっくり8cmくらい着丈が長いはずなので、概ね身長160cmの方がサイズ｢1｣を着たときの雰囲気に近いのではないかと思います。
物撮りの画像で見ると、たとえば肩周りなどは結構なボリュームに見えますし、実際広げて見るとかなり大きな面積がつかわれているのですが、繰り返しお伝えしている生地の落ち感が素晴らしいので、シルエットは膨らみません。このあたりもブランドの計算なのだと思います。
ご参考までに、ブランドのオフィシャルルックです。ボトムスにワイドパンツを合わせている雰囲気もかなりステキです。レギンスや、あるいは同じRobes&Confectionsのスウェットパンツなどを合わせても最高にカッコ良いと思います。
色違いのブラック
定番色の王様であるブラックは、安定&安全の雰囲気。今のところ店頭でも｢やっぱりブラックが安心ですよね｣というお客様が多いです。シルエットも引き締まって安心感も大きいですよね。
この形でブラックの無地単色だと、生地を間違えると相当のっぺりとするものなのですが、レーヨンならではの美しい質感でそれは一切ありません。同じ理由で、夏場に着て暗い雰囲気になることもありません。
それから先ほどから｢春夏シーズンに｣と繰り返していますが、つるっとした生地でできた身幅の大きな形なので、たとえばインナーにタートルネックのウールニットなどを合わせれば秋冬シーズンにも普通に着られます。万能感がハンパないです･･･汗。
以下でブラックの雰囲気やディテールについてご確認下さいませ。
色違いのグリーン(インタレスト別注色)
色見本を見ながら｢何色を別注しよう･･･｣と結構迷ったのですが、直感と第一印象を信じてグリーンをオーダーしました。
決め手になったのは｢カーキ｣ではなく｢グリーン｣の色味だったこと、そしてライトグリーンではなくダークグリーンの色味だったことです。生地自体にオトナらしい雰囲気があるので、しっとりとしたワンピースになってくれたらいいなと期待していました。
そしてこうして入荷してきた実物を見て、本当にステキな仕上がりで大大大満足です。ダークネイビーはあってもダークグリーンはそうないと思いますので、定番色のホワイト･ブラックと合わせて、こちらのグリーンもぜひご検討頂けましたらと思います。
以下、グリーンの色味やディテールについてご覧下さいませ。概ね実物の色で撮影できていると思います。
2, Robes&Confections 中白染めリネン･ボクシーシャツ
価格 (税抜き)： 30,000円
色： アイボリー、ブルー
サイズ： 1、3
素材： リネン100%
オンラインストア(詳細情報･通信販売)： Robes&Confectionsのページへ
形はブランドがほぼ毎シーズンリリースしている、実績のあるボクシーシャツ(＝オーバーサイジングのシャツ)で、私たちもずっと興味があったのですが、今季は生地が抜群だと感じて迷わずオーダーしました。ちなみに、この｢中白染めリネン｣という素材は、糸の段階で染めるいわゆる｢糸染め｣の一種なのですが、その芯までは染めずに表面だけを染めるという染色手法によるものです。
この｢中白染め｣については、入荷したアイボリーとブルーでいうと特に後者のブルーが分かりやすくて、一見するとまるでシャンブレーのようにブルーとホワイトの色が互いに浮き上がってくるような立体感があり、素晴らしくステキな色上がりです。ただ、よく見るとアイボリーも一般的なアイボリーの色味と比べれば明らかに薄めで、落ち着いた&ユニークな色味です。上質なリネン地で、洗いざらしの状態でも光沢がありそうで、安心してガツガツ着まくりたい&洗いまくりたいです。
(ご参考までに、シャンブレーは経糸に色糸&緯糸に白糸をつかった平織りの生地で、織り方によってによって色の見え方に凹凸が生まれます。)
生地はリネン100%で、その質感はかなり薄手で軽やかです。想像されるゴワつきやパサつきは一切なく、ビックリするほど気持ちの良い肌あたり。着ただけではリネンだと分からないくらいなのですが、動き回るとそれならではのシワが入るので｢なるほど｣と認識できます。この質感を実現しているであろう細く長い繊維は高級繊維の証拠で、それゆえに光沢の上がりもかなり上質です。真夏でも涼しく着られるのはもちろん、カッコ良くもステキにも着られます。
形は、下で私･店長Dがメンズサイズを着ているスタイリング画像がありますので、それをご参考になさって下さいませ。｢ビッグシルエットで着てみたい｣というご希望にはピタリと当てはまる形だと思います。また、この大きさ&この生地なので、羽織りづかい&カーディガンづかいにも最適です。
両サイドにボタンが付いていて、そこを開け閉めすることで相当シルエットで遊ぶことができます。また、実は着方によってスカートづかいもできてしまうという形でもあり、かなり楽しいアイテムです。ちなみに以下は、すべてサイズ｢1｣をレディーストルソーに着せて撮影しています。
リネンの素の色かと思いきや、むしろ薄くアイボリーの色を乗せた色なのだそうです。ただし｢中白染め｣なので｢芯｣までは染めず。よく撮れていますが、実物は光沢があってもっと素晴らしい質感なので、ぜひお手に取って頂きたいです。
サイズ｢1｣～｢4｣までの4サイズ展開で、確か｢1｣→｢2｣と｢3｣→｢4｣は袖丈は変わらず着丈だけ長くなる仕様だったと記憶してます。袖丈は｢2｣→｢3｣で大きく変わるので、サイズ｢1｣｢2｣がレディースサイズ、｢3｣｢4｣がメンズサイズとしての提案とみて良いと思います。もっともサイズ感はあってないようなものなので、どのサイズであっても、女性も男性も着られるユニセックスアイテムです。
画像2枚目&3枚目、この両サイドのボタンを開け閉めすることでだいぶ雰囲気が違っています。スカートづかいするときは、このボタンを開けるとそのままサイドスリットになります。
こうしてサラッと身体にかける羽織りづかいもたいへんオススメです。それにしてもきれいな生地ですね･･･。ウットリします。
このシャツを着たスタイリング
ブランドのオフィシャルルックより、画像1枚目がレディースルック、画像2枚目がメンズルックです。(レディースルックで着ているのは、インタレストでは入荷のないブラックです。)
実のところレディースルックの着用サンプルはサイズ｢4｣なのですが、モデルの身長が175cmくらいあったはずなので、身長160cmの女性がサイズ｢1｣を着ても概ねこのような雰囲気かなと思います。メンズのサイズ感については、下のブルーを私･店長Dが着ているルックでご案内いたします。
色違いのブルー
ものすごく美しい生地感が、この画像からも伝わってきますよね。高級かつ高質なリネン地は、このように美しい光沢が上がるというわかりやすい特徴があります。
また、見た目がシャンブレーのような質感だというのも、ふんわり理解して頂けるかなと思います。このブルーの美しさを見て、今回オーダーしようと決めた節もありますね。
以下でブルーの色味やディテールについてご確認下さいませ。
このシャツを着たスタイリング
身長179cmの男性店長Dが、サイズ｢4｣を着ています。書いていて思い出しましたが、このルックで着たときに｢これ自分で買おう｣と私物買いを即決したのでした(笑)。完全に一目惚れしてしまうほどに美しく肌あたり最高の生地、そしてカッコ良い形です。
画像5枚目&6枚目で、それぞれテーラードジャケット･トレンチコートと合わせて着ていますが、今はどんな風に合わせても良いと思います。せっかく着丈が長いので、着丈の短いライダースジャケットと合わせて思いきりレイヤースタイルを楽しむのもオシャレですよね。
3, Robes&Confections ウールトロピカル･レイヤーバギーパンツ
価格 (税抜き)： 32,000円
色： ブラック、ネイビー
サイズ： 1、2、4(Sold Out)
素材： (表地)ウール100%、(裏地)キュプラ100%
オンラインストア(詳細情報･通信販売)： Robes&Confectionsのページへ
こちらはここ数年、Robes&Confectionsのテーラードラインの大人気パンツとして君臨している、私たちバイヤーが｢P09｣という品番で記憶している袴形のレイヤーバギーパンツです。
今季19SS、Robes&Confectionsの本分たるテーラードラインについては、今後入荷予定のリネン地のシリーズを中心にオーダーしていて、トロピカル(＝春夏向けスーツ生地の総称)のシリーズではこのP09の形のみの入荷です。このトロピカルのシリーズも、かつてない軽さとやわらかさ、そしてシワになりにくいという生地感で散々迷った末に、｢せめてこの形は･･･！｣とオーダーしたのでした。
Robes&Confectionsをよく見て下さっているお客様にとってはおなじみの形で、前に大きく2つ入ったタックで生地がたっぷり重なっていて、広げるとスーパーワイドパンツだということが分かります。ただそのタックによるレイヤーのデザインが絶妙で、実際に履いて歩いたときのシルエットは｢横にのっぺり｣とは無縁で、むしろ動的に縦に伸びる、素晴らしくカッコ良くかつユニークなものです。毎シーズン、ブランドが悲鳴を上げてしまうくらい引き合いの強い形です。
ちなみに履き方として、テーラードジャケットと合わせて着た方が良いかと思いきや、どちらかといえばこのパンツ自体を1点物のカジュアルウェアだと捉えて頂いた方が良いと思います。ジャケットと合わせるとカッコ良いのはもちろんですが、むしろTシャツやあるいはワンピースなどと合わせて、カジュアルダウンして楽しんで頂きたい形です。
だいぶ長くリリースされ続けている形なので、｢ずっと欲しいけどまだ持っていない｣というお客様には、この機会にお迎え頂くことをオススメいたします。今季は生地の質感も、この形にとても良く合っていると感じます。色はいつも通りブラック･ネイビーの2色展開。サイズは完全ユニセックスなので、女性も男性もご自身の体型に合わせてご検討下さいませ。
今季19SSのトロピカル生地は、上でも書きましたが、軽さとやわらかさがかつてないほどです。持っても重さを感じないくらいなので、それはご想像以上だと思います。これでシワになりにくいわけですから、日本のテキスタイルメーカーって本当にスゴイなと感じます。
ウエストは通常のサイズ感ですが、もも周り以下はスーパーワイドの横幅です。(繰り返しになりますが、シルエットはそうではありません。)
このP09型のディテール面での特徴として、両サイドと後ろのウエストに、それぞれサスペンダーボタンが付いていることが挙げられます。ぜひサスペンダーでも履いて頂きたいパンツです。
画像2枚目、これもいつも通りの使用ですが、パンツ裾の前部分に補強&生地保護のための裏地(キュプラ100%)が付いています。ブランドの本分であるテーラードラインの1点なので、このあたりは抜かりがありません。
このパンツを履いたスタイリング
身長167cmの着用モデルさんに、サイズ｢2｣のサンプルを履いてもらったスタイリング画像です。このパンツはパターン修正なしなので、このままご参考になさって下さいませ。あくまで目安ですが、160cm前後&以下でサイズ｢1｣、165cm以上でサイズ｢2｣というイメージかと思います。
こちらはご参考までに、ブランドのオフィシャルルック(レディース&メンズ)です。
色違いのネイビー
ネイビーの色味自体は、いつものスーツ生地のダークネイビーの色味と同じとご認識下さいませ。よく｢ブラックとネイビーどちらが良いですか？｣とご相談を頂くのですが、どちらも本命の大定番色なので、こればかりはお答えのしようがないのですよね･･･。
強いていえば･･･本当に敷いていえばですが、ブラックはフォーマルカラーでもあるので、ネイビーの方が気持ちカジュアルな雰囲気はあると思います。ただ、現代はブラックもカジュアルにつかわれるので、このあたりも個々人の感覚次第かと思います。一番は店頭でご試着頂くことです。在庫があるうちに、ぜひお試し下さいませ。
以下でネイビーの色味やディテールについてご確認下さいませ。
本日は以上です。
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