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<イベント開催中>いよいよ明日はココチブランド受注会初日!そして早速、重要な追加情報を3つご案内いたします!

こんにちは、インタレストです。

いよいよ明日、インタレストの店頭はココチブランド(=kokochi sun3+kokochi sqir)受注会の初日を迎えます。

本日のブログでは、イベントの概要をお知らせした前回のブログではご案内できなかった3つの重要な追加情報と、そして多くの靴たちが勢揃いしている店頭の雰囲気をご案内いたします。

本記事で気持ちをいっそう温めて頂きまして、ぜひ会期初日である明日4月13日(土)から、早速インタレストまで足をお運び下さいませ。

 

 

 

★ただいま店頭にてココチブランド受注会を開催中です

4月21日(日)までの会期中、今回はいつになく盛りだくさんのトピックと、100足超のココチブランド(=kokochi sun3+kokochi sqir)の靴たち、そして来京する森田さん自身とともに(=4月20日・21日限定)、お客様皆様のご来店をお待ちしております。

  • Topic1:「ココチらしさ」たちの結晶~kokochi sun31年ぶりの新作靴「YOIN(ヨイン)」リリース
  • Topic2:ザンパノがまあるいソールに?~会期限定企画「ソールカスタマイズ・ライト」
  • Topic3:「いつの日か」がついに現実に~ブランドオリジナルのヌメ革「cero(セロ)」誕生
  • Topic4:新バージョンも続々~サンダル「ギャートル」シリーズの新作をラインナップ

 

イベントの概要(=「ココチブランド受注会とはどのようなイベントか」)と、これらの今季トピックについては、以下のリンク先にて詳しくご案内しております。ぜひご一読・ご一覧下さいませ。

 

 

 

以下では、本日までに入ってきた新しい・・・しかも重要な追加情報を大きく3つ、詳しくご案内いたします。それらに続いて、会期中の店頭の様子をご一覧頂けましたらと思います。ぜひこのままお読み進め下さいませ。

  • 追加情報1:kokochi sun3の新作靴「YOIN」のサンプルラインナップのご紹介
  • 追加情報2:ハンドメイドサンダル「ギャートル」が今回からオーダー可能に(納期6週間)
  • 追加情報3:プロのシューシャイナーによる靴磨きサービス~4月21日(日)限定&無料

(3つの追加情報に続き、会期中のインタレストの店内の画像をご一覧頂けます。)

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<イベント>ココチブランド受注会「路地裏の靴作家 vol.14」(4月13日~21日)開催のお知らせです!

こんにちは、インタレストです。

靴作家・森田圭一さんによるハンドメイド革靴「ココチブランド(=kokochi sun3+kokochi sqir)」、その1年に二度のメイン受注会「路地裏の靴作家」の第14弾開催をお知らせいたします。

会期は4月13日(土)~21日(日)、森田さんのインタレスト在店日は20日(土)・21日(日)の2日間です。

 

今回はいつになく盛りだくさんのトピックと、100足超のココチブランドの靴たち、そして来京する森田さん自身とともに、お客様皆様のご来店をお待ちしております。

  • Topic1:「ココチらしさ」たちの結晶~kokochi sun31年ぶりの新作靴「YOIN(ヨイン)」リリース
  • Topic2:ザンパノがまあるいソールに?~会期限定企画「ソールカスタマイズ・ライト」
  • Topic3:「いつの日か」がついに現実に~ブランドオリジナルのヌメ革「cero(セロ)」誕生
  • Topic4:新バージョンも続々~サンダル「ギャートル」シリーズの新作をラインナップ

 

 

 

ココチブランド(=kokochi sun3、kokochi sqir)

靴作家・デザイナー:森田圭一

靴作家&靴デザイナー・森田圭一さんが1足1足ゼロから制作する、ハンドメイド革靴のブランドです。
kokochi sun3(ココチ・サンサンサン)がカジュアルライン、kokochi sqir(ココチ・スクイル)がドレスラインです。
お好みのモデルを、お好みの革&色で、足型を取って木型と合わせるジャストサイズでオーダー頂けます。
森田さんは常に「履く人の側」に立って物事を考える、クリエイターとしては希有な人柄です。
そんな森田さんにしか生み出せない、私たちの心をくすぐるユニークなデザインと、
彼によるハンドメイドだからこその「一人ひとりにとっての履き心地の良さ」を、一生涯味わって頂けます。

  • どこよりも情報満載のココチブランドのポータルサイト(当店ウェブサイト内) >こちらから
  • これまでお客様にオーダー頂いた靴の詳細についてのコラム「お客様のココチ」 >こちらから

 

 


 

以下ではまず、本イベントの4つのメイントピックについて詳しくご案内いたします。

 

Topic1, kokochi sun3の新作靴「YOIN(ヨイン)」リリース

昨年2018年の8月のメイン受注会では新ドレスライン「kokochi sqir(=ココチ・スクイル、以下「スクイル」)がローンチされ、今年1月のスペシャル受注会ではそのスクイルの新作ヒールシューズ「Rille(リル)」がリリースされるなど、ここしばらくは2ラインのうちスクイルをフィーチャーしてまいりました。

そういうわけで、実はブランドのオリジンであるカジュアルライン「kokochi sun3=ココチ・サンサンサン、以下「サンサンサン」)の新作靴としては1年ぶりのリリースとなるのが、今回ご紹介する新作靴「YOIN(ヨイン)」なのです。

 

kokochi sun3 「YOIN (余韻)」

価格:82,000円+税~

あることをきっかけに、森田さんの中をたゆたうように残っていた「余韻」というセンテンス。そして以下でお話しする、この靴から自然と感じられる数々の「ココチらしさの残像」。あるときこの両者が森田さんの頭の中で美しくつながって、この新作靴は「YOIN (余韻)」と名づけられました。

「ココチらしさ」の一つに、これも以下でお話しする「デザインのアンバランスさ」という重要な要素がありますが、私たちインタレストからすると、森田さん自身が「不滅の野暮ったさ」と表現するこの靴の見た目と、日本語の透明感やそのニュアンスの美を象徴するような「余韻」という言葉の組み合わせもまた、実にココチらしいと感じられてなりません。

 

 

今現在の靴作家・森田圭一にしかつくれない真にココチらしい靴、「YOIN」

「オブリークトゥのラスト(=木型)をつかって、ワイドパンツに合うようなワークブーツがつくってみたかったんです」と、森田さん。

オブリークトゥというのは、親指部分が一番長くなる「つま先」の形で、たとえばビルケンシュトック社製の靴やサンダルなどが有名ですが、ココチブランドでもサンサンサンラインで「OTO」という、女性・男性問わずたいへん多くのオーナー様からご好評を頂いている人気モデルが存在します。

(こちらがオブリークトゥです。つま先部分は親指部分が一番が長いのが特徴的です。ソール裏から見た画像2枚目が、いっそう分かりやすいと思います。)

 

 

ただし、私たち自身「オブリークのワークブーツ」というのは見たことがありません。それを森田さんにぶつけると、「でしょ?笑」と一言。そのイタズラっぽい答えに「ああ~なるほど~」と、長い付き合いになる私たちは瞬時に「だからこそなんだな」と理解しました。

さらに「見た目が結構ゴリッとするのでは?」と聞いたところ、めちゃくちゃ嬉しそうに「でしょ?!実際野暮ったいですもん。笑」と。もはやオフィシャルの資料でも、「50年後も色褪せない不滅の野暮ったさを足元に」とか書いてありますし。笑

これはもう「まぎれもなくサンサンサンの新作だ」と感じたのでした。「戻ってきたぞ~!」と、どんどんワクワクしてもきました。

(森田さんの宣言通り、ワイドパンツには抜群に合います。)

 

 

「ペコスブーツなのにオブリークトゥ」「ワークブーツなのにステッチダウン製法」といったアンバランスさは、たとえば「ワークブーツなのに内羽根式」というzanpanoや「チロリアンブーツなのにサマーシューズ」というCrazy Duckなどを彷彿とさせます。

真上から見ると、その見た目はOTOにも似て。さらに、思い切り「野暮ったさ」がにじみ出るはずのこの靴が、画像を見る限りどこか洗練された表情をしているのは、「それは間違いなくスクイルを経たことが大きいです。意識的ではないので、自然に入ってきているのかもしれません。」(森田さん)

森田さんが「試行錯誤の末にできあがったこの靴を眺めていると、今までの作品たちのエッセンスが、まるで残像のように浮かび上がるんです」と語るように、実はこの1年ぶりのサンサンサンの新作靴は、「今現在の靴作家・森田圭一でしか生み出すことのできない、真にココチらしい靴、kokochi sun3らしい靴」であるといえます。

もちろんこれはいつも通りですが、あらゆるサイズでもおつくり頂けるのはもとより、革の種類や色を自由にお選び頂けたり、そしてソールカスタマイズによってソール構造をアップグレードすることも可能です。

 

 

「アンバランス」のスタイリングも楽しそうです

スタイリングとしては、こちらの画像のように王道的にワイドパンツやデニムパンツと合わせるのはもちろん無敵のカッコ良さですが、私たちインタレストとしては、たとえばレディーススタイルでは、「きれいめワンピース×雨の日用長靴」の組み合わせのような、まさにこれも「アンバランス」な合わせ方も見てみたいと感じます。

細身のきれいめスラックスをブーツインしてしまったり、ショートパンツ&レギンスに合わせて足元だけ膨らませてしまったり、あるいはインタレストでいうとLehのような「まったく別の香り」とブレンドするのもいかにもステキそうです。

「不滅の野暮ったさ」をどう料理するかはオーナー様次第です。女性・男性問わず、ぜひ多くのお客様に履いて頂きたいと感じております。イベント会期中(4月13日~21日)に全世界(←!)で初公開となります。ぜひインタレストの店頭でご試着下さいませ。

 

 


 

 

Topic2, 本会期限定企画「ソールカスタマイズ・ライト」

ココチブランドでは、たとえば「マッケイ製法の靴をハンドソーン製法に」、あるいは「ハンドソーン製法の靴をノルベジェーゼ製法に」といった、ソール構造のアップグレードを承ることができます。このシステムは「ソールカスタマイズ」といいまして、こちらのブログ記事にてその詳細についてご案内しております

この「ソールカスタマイズ」はたいへんご好評を頂いておりまして、あるお客様は靴の見た目の印象を変えるために、あるお客様は靴の堅牢度を上げたいがために、またあるお客様は純粋に「見たい!」という欲求のために(笑)、これまで本当に多くのソールカスタマイズを承ってきました。

そして本会期限定で、森田さんと1年ほど温めていたこの「ソールカスタマイズ」に関連するある企画を、試験的に皆様にご案内させて頂くことになりました。その名も、「ソールカスタマイズ・ライト」です。

 

 

「ソールカスタマイズ・ライト」とは

この「ソールカスタマイズ・ライト」は一言でいいますと、通常のソールカスタマイズとは逆方向に、すなわち「ハンドソーン製法の靴をマッケイ製法に」「ノルベジェーゼ製法の靴をハンドソーン製法に」というカスタマイズを承ることができるということです。

すべてマイナスのオプション料金が発生するため(=オリジナルからお値下げとなるため)、「ソールカスタマイズ・ライト」という名前になりました。

たとえば、オリジナルがハンドソーン製法であるzanpanoを、なんとサーカスやCrazy Duckと同じマッケイ製法による「ココチ流カップソール仕様(=独特のまあるい形状のソール)」や、あるいは上でご紹介したYOINやDjangoと同じステッチダウン製法でおつくりすることができてしまいます。

 

 

以上につきまして、次にご覧頂きます「5種類のzanpano」で、具体的にご説明いたします。(なお、分かりやすくご案内するため、価格についてはソールカスタマイズ以外のオプション料金を無視しております。)

1, zanpano(オリジナル)

価格:91,000円+税

*1年中いつでも承ることのできる仕様です。

まず、こちら画像3枚がオリジナルのzanpanoです。ハンドソーン製法・・・正確にはハンドソーンダブル・ダブルレザーソール仕様の靴です。

重厚かつ堅牢なハンドソーン製法によるワークブーツでありながら、細身の木型と内羽根式のデザインによってシャープで洗練された印象を持つという「アンバランスさ」が、その最大の魅力です。ココチブランドを代表する、その「顔」ともいえる1足です。

 

 

2, zanpano #100

価格:85,000円+税
(オリジナル-6,000円)

*通常の「ソールカスタマイズ」なので、1年中いつでも承ることのできる仕様です。

以下の画像3枚は、ソールカスタマイズによって、ハンドソーンダブル・ビブラム#100タンクソール仕様にアレンジしたzanpanoです。特に見た目については、オリジナル以上の力強さがあります。ワークブーツ感というよりミリタリーブーツ感が強い出で立ちです。

構造的には(→工程的にも)真上のオリジナルの仕様とまったく変わらないのですが、レザーソール1枚分がビブラムソールに変更になっていることで、マイナスのオプション料金6,000円が発生しています。(素材価格の違いによるものです。)

 

 

3, zanpano NV

価格:103,000円+税
(オリジナル+12,000円)

*通常の「ソールカスタマイズ」なので、1年中いつでも承ることのできる仕様です。

以下の画像3枚は、ソールカスタマイズによって、ハンドソーン製法からノルベジェーゼ製法にアップグレードされたzanpanoです。

もともとはマウンテンブーツ向けに開発されたノルウェージャン製法のアップデート版なので、堅牢度についてもハンドソーン製法を上回るといわれます。ただし、ノルベジェーゼ製法の最大の特徴はなんといってもその見た目で、ソール上の側面に手縫いによるチェーンステッチが入ることです。ココチブランドでは、このステッチを13色から自由にお選び頂くこともできます。

革靴好きにとっては、この製法の靴を手に入れることは憧れの一つであるといえるとも思います。オリジナルのハンドソーン製法よりも、工程的にはるかに手のかかる製法なので、プラスのオプション料金が発生しています。

 

 

 

さて、ここまでは1年中いつでも承ることのできるソールカスタマイズで、本会期限定で承ることのできる「ソールカスタマイズ・ライト」は以下の2足です。

4, zanpano MK

価格:67,000円+税
(オリジナル-24,000円)

*「ソールカスタマイズ・ライト」なので、本会期限定で承ることのできる仕様です。

私たちインタレストが「見たい見たい」と森田さんに駄々をこねていたzanpanoのマッケイバージョン、ついに相まみえることができました(笑)。上でも書きましたが、一言でいいますと、zanpanoのソールをサーカスのソールにアレンジしたものです。

私たちにとってはまさに期待通りの仕上がりで、とってもかわいらしくないですか?まるでミドルカットスニーカーのような軽快さもあって、オリジナルのzanpanoとはまったく別の靴に生まれ変わりました。

このサンプルはブラックでつくっていますが、イエローやホワイトなどでつくると、スニーカー感がいっそう増すのではないかと想像しています。

オプション料金については、「マッケイ→ハンドソーン」で発生する24,000円が、ここではマイナスのオプション料金として発生しています。サーカスとCrazy Duckの価格が66,000円なので、まさにそれに近い価格になります。(主に、作業工程とレザーソール1枚分の素材の差によるものです。)

 

 

5, zanpano SD

価格:67,000円+税
(オリジナル-24,000円)

*「ソールカスタマイズ・ライト」なので、本会期限定で承ることのできる仕様です。

こちらは森田さんがつくって送ってくれて、「なるほど」と感じたzanpanoのステッチダウン製法バージョンです。ココチブランドでステッチダウン製法の靴といえば、今のところDjangoと新作靴YOINの2モデルで、これらとまったく同じ製法でzanpanoをつくるとこの姿になります。

こちらはどうでしょう、特に上から見た姿と横から見た姿は、オリジナルのzanpanoの雄壮な雰囲気とそれほど大きくは違っていない印象です。

真上のマッケイバージョンはオリジナルの雰囲気をガラッと変えて軽快に履きたいというお客様に、そしてこちらのステッチダウンバージョンは元の雰囲気に近い印象で履きたいというお客様に、それぞれオススメの「ソールカスタマイズ・ライト」といえるかもしれません。

オプション料金については、「ステッチダウン→ハンドソーン」で発生する24,000円が、ここではマイナスのオプション料金として発生しています。Djangoの価格が66,000円なので、まさにそれに近い価格になります。(主に、作業工程とレザーソール1枚分の素材の差によるものです。)

 

 

もちろんzanpano以外の靴でもご利用頂けます

ここではzanpanoを例に、マッケイ製法およびステッチダウン製法への「ソールカスタマイズ・ライト」としてご案内しましたが、たとえばオリジナルがノルベジェーゼ製法であるOTO、ノルウェージャン製法であるトレッキングブーツ、ハンドソーン製法であるhold-on hi、同じくBrooklynなどでも同様のアレンジが可能です。

すべてマイナスのオプション料金が発生することになりますが、それは以下の価格表に「-」をつけた価格となります。「そのあたりはよく分からないけど、その靴を作ってみたい」というお客様は、ぜひ店頭で私たちスタッフまでお気軽にご相談下さいませ。

多くのお客様のご来店と「ソールカスタマイズ・ライト」のご利用をお待ちしております。

 

 


 

 

Topic3:ブランドオリジナルのヌメ革「cero(セロ)」誕生

今回のタイミングで、口頭ベースではおそらく2年くらい前から企画されていた、ココチブランドのオリジナルヌメ革「cero(セロ)」がリリースされます。

「ずっと欲しかった『これがココチです』というブランドの定番レザーができた」という実感があった森田さんは、このオリジナルレザーに「もう一度、ブランドの原点であるプリミティブな(=原初的な・根本的な・未開の・素朴な)モノ作りへ」という想いを込めて、スペイン語で「ゼロ」を意味する「cero」の名前を付けました。ココチのオリジンを象徴する革・・・確かに、ヌメ革以外に考えられませんよね。

さらに、ceroでは一般で流通しているヌメ革ではあまり見られないもう一工夫が。「最終仕上げのプレス(=これを施すと皺のない、ツヤのある一般的なヌメ革になります)を極力せず、革本来の質感である皺や、しなやかさ、素朴さが出るようにしました。オイルをたっぷり含んでいるので、鈍いツヤ感が出ています。」(森田さん) 実際、一般的な革と比べ厚みが残っていて、そのぶんふっくらした触感です。

 

 

「ヌメ革」による麗しいエイジングをご堪能頂けます

ところで、「ヌメ革」とは広義では「ベジタブルタンニンなめしによってつくられた革」を意味します。その大きな特徴として、「いかにも革らしい有機的な表情」と「分かりやすいエイジング(=育てがいの大きさ)」の2点が挙げられます。

たとえば、狭義の「ヌメ革」である「ベジタブルタンニンなめしによってつくられた染色されていない牛革」に相当するceroのナチュラルは、美しい飴色に焼き上がるという、ヌメ革の象徴的かつ典型的な素晴らしいエイジングを見せます。

そのことは、ceroができてすぐにつくって、森田さん自身が相当ハードに履き込んだというceroナチュラルによるBrooklynの、以下のBEFORE/AFTERの画像をご覧頂ければ一目瞭然です。

 

BEFORE

AFTER

 

BEFORE

AFTER

 

BEFORE

AFTER

 

BEFORE

AFTER

 

 

ceroのブラウンでつくられた新作靴「YOIN」です。筒の部分は裏革をつかっています。

 

ceroのブラックによるzanpano MKです。ブラウンとブラックは「色味の変化」こそあまり大きくないですが、新品時からは想像できないくらいやわらかくなじんで、どんどん履きやすくなっていくはずです。

 

ceroのホワイトによるzanpano SDです。ホワイトについては、革の生産時にたっぷり染みこまされたオイルによって、下から飴色が上がって黄味がかっていく変化を見せると思います。現在ラインナップされている鹿革ホワイトと似た雰囲気に育つかなと想像されます。

 

 

ceroはオリジナル4色+工房後染め4色=計8色でスタート

ceroのイニシャルラインナップは、こちらの画像上段左からナチュラル・ブラウン・ホワイト・ブラック、そして下段左から工房後染めブルー・オレンジ・カーキ・ワインの8色展開です。(工房後染め4色は+5,000円のオプション料金)

森田さんによると、ここでご覧頂いている工房後染めのサンプルはナチュラルをそれぞれ染めたもので、新品時からオーガニックな雰囲気。エイジングとしては、下から飴色が上がってくることによって全体的に退色してブラウンがかっていく、カッコ良い変化を見せると思うとのことです。

ホワイトを染めることもできるそうで、こちらは新品時から鮮やかな発色ですが、ベースのホワイトがナチュラルほど焼けないため、退色したら再度染め直すのが良いかもしれないとのことでした。いずれにしてもとても楽しそうです。ぜひ店頭でサンプルの実物をご覧頂きまして、早速オーダーでおつかい下さいませ。

 

 


 

 

Topic4:サンダル「ギャートル」シリーズの新作をラインナップ

これはつい数日前に入手した新トピックなのですが、kokochi sun3の定番サンダルシリーズである「ギャートル」の新作たちが、今回の受注会で店頭に並ぶようです。ホワイトのビルケンソールを敷いた新作もあるようで、これはポジティブサプライズでかなり楽しみです。

今回はギャートルもオーダー頂くことができます。サイズや革・ソールの色、甲の高さなども、それぞれのオーナー様のお好み次第でお選び頂けます。

価格は33,000円+税(一部38,000円+税)で、現時点では私たちもどのようなデザインのサンダルが並ぶか分かりませんが、たぶん会期前日4月12日(金)のブログ記事でその概要はご覧頂けるかと思います。このギャートルの展開につきましても、ぜひご期待下さいませ。

 

 

今回の受注会固有の盛りだくさんのトピックにつきましては、以上がそのご説明でございます。

 

 

これ以降では、ココチブランド受注会「路地裏の靴作家」とはどのようなイベントかにつきまして、毎回ご案内している内容をアップデートしてお伝えいたします。

特に今回が初めてのご参加となるお客様におかれましては、ぜひご一読下さいませ。きっとイベントをいっそうお楽しみ頂けるかと思います。

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