オンラインストアへ インタレストのインスタグラムへ お問い合わせ


 
最近の記事

Tag: marco-mid


<お客様のココチ>2023年上半期のリペアの一部をご紹介いたします!

こんにちは、インタレストです。

本日は、前回(=今年の1月)のココチブランドの販売会で承ったリペアの一部をご紹介いたします。

(先日開催した販売会のリペアは、職人が鋭意作業中ですので、完了次第ご案内を差し上げます。)

 

コロナ禍で一時期減っていたリペアの足数も、また増えてきた印象でとても嬉しく感じています。

お手持ちのココチブランドの靴で、もし気になる症状がございましたら、お気軽にご相談下さいませつくり手の森田さん、そしてプロのお直し屋さんと共に、多くの事例にご対応させて頂いております。

(主なリペアの価格は、こちらのページにてご確認頂けます。)

 

 


 

★ハイヒールの傷、破れ

 

こちらはお客様のRilleですが、私自身もよく経験しているトラブルです。

ヒール部分に小さな傷ができています。今回は傷が小さかったので、糊で革を留めて目立たなくさせることで済みました。

破れの大きさによっては革の交換をする場合もありますが、おそらくご想像よりも少ない費用で済みますので、お気軽にご相談下さいませ

 

BEFORE

 

AFTER

 

 

 


 

★ヒール(かかと)の簡易交換or一層交換

 

こちらは最も承ることの多いケースです。今回は、MUKUzanpanoBrooklynのかかとのゴム部分の交換です。

交換する層が少ないほど費用も少なく済みますので、イメージ的には1層目がなくなってしまう前にお持ち頂くか、お電話・お問い合わせフォームでご相談下さいませ。(画像をお送り頂くと、お見積等、より正確なご案内ができるかと思います。)

 

BEFORE

 

AFTER

 

 

 

BEFORE

 

AFTER

 

 

 

BEFORE

 

AFTER

 

 

AFTER(この靴だけBEFOREを撮り忘れました。汗)

 

 

 


 

★中敷きの交換

 

zanpanoで、片足だけ中敷きが外れて浮いてしまうというケースです。中敷き自体がだいぶ痛んでいたため、新しい中敷きに交換いたしました。

歩行中に中敷きがずれると歩きづらいと思いますので、ぜひお気軽にご相談下さいませ

 

BEFORE

 

AFTER

 

 

 


 

★レザーの破れ補修

 

アートのようなオリジナルレザーのTHE HIKE。(このオリジナルレザーも、革の流通の関係で廃番になりました。)

その履き口を、飼っているうさぎさんにかじられてしまったというケースです。

修理前は中のスポンジも見えていましたが、新しい革を当てて縫い留めることで、きれいに直って目立たなくなりました。

 

BEFORE
 

 

AFTER

 

 

 


 

★オールソール交換(1):hold-on hi

 

この日のブログでご紹介したhold-on hiのオールソール交換です。ブログの該当部分を以下に引用いたします。

 

★9年物のhold-on hiのいま

 

さて、こちらの画像のカッコ良すぎる靴は、当店のあるお客様がお手持ちのなかでも特にご愛用下さっているという、オリジナルモデルhold-on hiの初号機(=森田さんが当店に納品してくれた最初の1足)です。お買い上げ下さったのは2014年6月ですので、実に9年物の姿です。

もともとブラウン単色で淡泊だった表情は、オーナー様の足を守り続けてきたことによるキズやシミ、あるいは革の「焼け」と「褪せ」両方による変色により、きわめて立体的な顔つきになっています。震えがくるほどカッコ良く育っています。

一方、たくさん履いて下さっているのでビブラム社の強固なラバーレザーもすり減って、実用面でも見た目でも履きづらさを感じるようになったとのことで、今回オールソール交換の修理を承りました。(工賃は靴の構造や底面の種類によってそれぞれですが、平均的に15,000円~20,000円くらいです。)

ソールを交換すれば、この先の10年だって楽勝でこなしてくれます。アッパーはワイルドかつ艶っぽく育っているので、ますます大活躍してくれそうです。このオールソール交換は、オリジナルのhold-on hiはもちろん、SE hold-on hiでも、もちろん承ることができます。

 

 

新品時の画像を見つけました。この靴自体もそうですが、写真の撮り方も含めて、何もかも懐かしい・・・笑。

   

 

 

 

 

以下、リペアのBEFORE/AFTERです。リペア後も、すでにアッパーは育っているので、本当に良い表情をしています。

 

BEFORE

 

AFTER

 

 

 


 

★オールソール交換(2):marco-mid

 

こちらは期間限定でオーダーを承った、壺草苑による天然藍染めレザーのmarco-midです。実はこの日のブログで、森田さんが手に持っているのがこの靴です。

たくさん履かれて、ものすごく育っていて、愛おしいです。貴重な天然藍染めレザーの経年変化も見ることができて、嬉しいですね。本当はこの靴だけで、1回分のブログが書けそうです。

 

BEFORE

 

 

オールソール交換と、つま先部分を補強するためゴムを貼りました。ゴムを貼ることで、だいぶ「持ち」が違ってくるので安心感があります。

 

AFTER

 

 

 


 

 

ココチブランドの情報は、以下のポータルサイトにまとめております。皆様のオーダーやお問い合わせを心よりお待ちしております。

・kokochi sun3 / kokochi sqir ポータルサイト >こちらから

・靴作家・森田さんが制作する Dawn by Interest > こちらから

・リペア価格の一覧など > こちらから

 

 

 


 

<お問い合わせ>

  • 各商品の詳しいご説明や多くの画像は、インタレストのオフィシャルオンラインストアにて掲載しております。各アイテムのページの「商品についてお問い合わせ」や、もしくはこちらの「問い合わせフォーム」よりぜひお気軽にご連絡下さいませ。折り返しご回答いたします。
  • 定休日や臨時休業日以外で当店からのお返事が届かない場合は、(1)ご入力頂きましたメールアドレスにお間違いがないか、(2)そのメールアドレスがPCからの受信を許可する設定にして頂いているか、をもう一度ご確認頂いた上、お手数ですが再度フォームよりお問い合わせ下さいませ。
  • なお、休業日以外であれば、お電話( 03-6457-5360 )でのお問い合わせが早くて確実です。在庫確認・確保やその他につきまして、その場でご対応可能です。ぜひお気軽にお電話下さいませ。

 

 

<お客様のココチ>2022年のオーダー靴ご紹介 vol.3:多彩なモデル7足(ブーツ、短靴、スニーカー)

こんにちは、インタレスト(本日はスタッフY)です。

本日はシリーズ「お客様のココチ」(→新日記の記事旧日記の記事)、お客様によるココチブランドのオーダー靴をご紹介いたします。

 

★ココチブランドには様々なモデルがあります。

 

本日は、2022年のオーダー靴ご紹介の、第1回第2回でご紹介できなかった、様々なモデルの靴をご紹介いたします。

便宜上、ブーツ→短靴→スニーカーの順にご紹介しています。

リンク先を開いて頂くと、オンラインストア上で、これまでにオーダーを頂いたそれぞれの靴の本当にたくさんの画像をご覧頂けます。

ぜひオーダーのご参考になさって下さいませ。

 

 


 

 

・zanpano >靴の詳細はこちら

 

zanpanoは、kokochi sun3が誇る本格派ワークブーツです。

ハンドソーンウェルト&ダブルレザーソールでクラフト感があり、堅牢な作りと履き心地の良さが大きな特徴です。ディテールはメンズのワークブーツですが、そのレディースサイズをしっかりご用意しているのがkokochi sun3ならではです。

細身の木型をつかっているため、カジュアルだけでなくきれいめな服装など、幅広いスタイリングに合います。ハイカットブーツでありながら、後ろから見るとかかとのタブが低く軽やかな印象のため、一年を通じて履いて頂けます。

(当店オンラインストアより引用)

 

 

「zanpano」のために、作家の森田さんが復刻したブランドオリジナルレザー「ラ・ストラーダ」。それで制作された、凜としてココチブランドの「顔」とも言える一足です。

私自身も10年物のzanpanoを持っていますが、どんどん格好良く育っています。デザイン・機能面ともに、数十年という履きこみに耐えうる靴です。

 

 


 

 

・hold-on hi >靴の詳細はこちら

 

hold-on hi は、インタレストがデザインしてkokochi sun3がハンドメイドで制作する、履き心地の良い「王道のワークブーツ」です。
「雨風に対する高い耐久性」「お手入れの簡単さ」「脱着の容易さ」など、普段使いして頂くための機能を最優先しています。

ディテールにはとことんこだわっている一方、デザイン自体はとてもシンプルなので、インタレストが主軸としてご提案している「カジュアルのスタイリング」であれば、どんな洋服にでも合います。

(当店オンラインストアより引用)

 

 

Kuduという、とてもやわらかくてキメが細かい上質なレザーで制作されています。当店では大人気の革で、なでるとベロアのような心地良い肌ざわりです。

明るいカラーなので、ブーツでも重たい雰囲気にならず、春秋も含めて長く履いて頂けそうです。

 

 


 

 

・YOIN(余韻)>靴の詳細はこちら

 

「オブリークトゥのラスト(=木型)をつかって、ワイドパンツに合うようなワークブーツがつくってみたかったんです」と、森田さん。

オブリークトゥというのは、親指部分が一番長くなる「つま先」の形で、たとえばビルケンシュトック社製の靴やサンダルなどが有名です。ココチブランドでも「OTO」という、多くのオーナー様からご好評を頂いている人気モデルが存在します。

ただし、「オブリークのワークブーツ」というのは見たことがありません。さらにオフィシャルの資料でも、「50年後も色褪せない不滅の野暮ったさを足元に」と書いてあります。

スタイリングとしては、王道的にワイドパンツやデニムパンツと合わせるのはもちろん、たとえばレディーススタイルでは、「きれいめワンピース×雨の日用長靴」の組み合わせのような、まさにこれも「アンバランス」な合わせ方も見てみたいと感じます。

(当店オンラインストアより引用)

 

 

このYOINのアッパーは、「ジオラマ」と名づけられたブランドオリジナルのヴィンテージの「ニベ革」です。ニベ革とは裏革で、本来はタンニング(=皮を革として生成する工程)で整える毛足をあえてそのままにして、荒々しくワイルドな表情のままになっている革のことです。

見た目の印象とはまったく異なり、持つととても軽いです。ソールにとても軽いモアフレックスソールを選んでいるためで、履き感も軽やかです。

このブーツは脱ぎ履きも楽で、ついつい履いてしまう一足になりそうです。

 

 


 

 

・marco-mid >靴の詳細はこちら

 

その名の通り、既に定番靴としての評価が定着している既存モデル「marco(マルコ)」のミドルカットブーツバージョンです。

このmarco-midのデザイン自体はきわめてシンプルなので、革の種類や色・ソールの種類などを自由にカスタマイズすることで、コテコテのカジュアルシューズからスーツに合わせるドレスシューズまでどんなデザインでもこなしてくれる、一言でいうなら、「それぞれのお客様のお好みや履き方を選ばない靴」であると思います。

(当店オンラインストアより引用)

 

 

リリース以来、当店では本当に多くのお客様からオーダーを頂いているmarco-mid。こちらもKuduで制作されています。

実はソールはネイビーで、かかとのステッチもネイビー。とてもお洒落で素敵な一足です。

 

 


 

 

・THE MUSIC >靴の詳細はこちら

 

「THE MUSIC」は、リリース以来、当店インタレストでも、そして森田さんの工房でも、とてもご好評を頂いている靴です。

オーナー様からの評価では、その一見したときの見た目とは違って、むしろ様々な洋服のスタイリングに合わせやすく、また構造的に靴の中側が快適で、履いているときのストレスが極端に少ないのだそうです。性別問わず人気というのも大きいですね。

さて、「たいこのおと」など往年の名作靴を思い出させるルックスの、突き抜けたポップ感がある新作靴”THE MUSIC”ですが、その頃の靴たちと圧倒的に違う点が、「ソールカスタマイズが可能である」という点です。

つま先がくるるんと持ち上がったデザインも、きわめてココチらしくうるっとくるものがありますが、これもたとえばハンドソーン製法でつくれば、かなり見た目がスッキリとシャープになったりします。

いろいろな製法でつくられたTHE MUSICの画像を、ぜひ見比べて頂けましたらと思います。ノルベジェーゼ製法による”THE MUSIC”には強烈なカッコ良さがありますね。

(当店オンラインストアより引用)

 

 

「ネーブ」と名づけられたブランドオリジナルレザーによる一足です。実は、受注会のときに入荷していたサンプルのデザインそのままでオーダーを頂いています。

オーナー様にサンプルをお気に召して頂いて、皆でとてもうれしい気持ちになりました。

ネーブは、染色工程のないベジタブルタンニンなめしによるバケッタレザーで、これから飴色に焼けていく経年変化が楽しみです。

 

 


 

 

・こるね >靴の詳細はこちら

 

corneは、つま先がかなり長く、スッキリとしたデザインが特徴です。

履き口が小さくサイドにゴムが入っているため、脱ぎ履きが楽で、フィット感があります。

ソール側面の凹凸を帯びた独特の形状は、kokochi sun3ならではです。

(当店オンラインストアより引用)

 

 

こちらもKuduで制作されています。だいぶ見た目の印象が異なるのは、Kuduの裏ではなく表が出るようにして制作しているためです。味わいのある柄がたまりません。

ソールのゴツゴツとしたデザインも、ココチならではです。

 

 


 

 

・noema >靴の詳細はこちら

 

2015年に50足限定で販売されたkokochi sun3のレザースニーカー。
2019年末に「noema(ノエマ)」と名づけられて、復刻いたしました。

当店では、2015年にお買い上げ下さったお客様からの評判がとても良く、履いてすり減ったソールの交換なども承っております。

2019年末の復刻後も新たなお客様からオーダーを頂いておりまして、「とても歩きやすい。」と評判です。
デザインカスタマイズの自由さや、サイズ展開の幅広さも、他のココチブランドの靴と同様です。ぜひお試し下さいませ。

(当店オンラインストアより引用)

 

 

当店でも多くのお客様にご愛用頂いているレザースニーカー「noema」。デザインの自由度が高く、リペアもしっかり対応できるので、グングン評価が上がっています。

このnoemaもKuduの表で制作されています。Kudu特集の日をつくるべきだったかもしれないと今、思いました(笑)。

 

 

 


 

 

ココチブランドの情報は、以下のポータルサイトにまとめております。皆様のオーダーやお問い合わせを心よりお待ちしております。

・kokochi sun3 / kokochi sqir ポータルサイト >こちらから

 

 


 

 

 

★インタレストの現在の営業体制につきまして(2022年7月更新)

 

 

当店インタレストでは、コロナ禍のなかで効果的とされている基本的な対策を油断することなく継続していますし、またそもそも過去にいわゆる「密」の状態になったことはありません。

最も有効な対策の一つとされる「常時換気」も可能な立地で、その点でもご安心頂けます。

 

もちろん、多くのお客様に安心してご来店頂けますよう、基本的な感染予防は引き続き徹底しております。重要なご案内事項は以下の通りです。

 

  • 引き続き、店内では必ずマスクをご着用頂きますようお願いいたします。スタッフもマスクをしてお相手させて頂きます。こちらも引き続き、入店時、店頭で設置しているアルコールで手指の消毒をお願いいたします。
  • 営業時間は12:00~18:00を継続いたします。18:00~19:00につきましては事前にご来店予約をして下さったお客様をお待ちする時間とさせて頂きます。火曜及び第1・第3・第5水曜定休に変更ございません。
  • 基本的に、一度にご入店頂けるのは2組4名様までとさせて頂いております
  • なにぶん狭い店内なので、今後もご入店のタイミングをお待ち頂くなど、「密」を避けるためのお願いは随時させて頂きたく存じます。ご不便をおかけすることもあるかと存じますが、ご理解を賜りますようお願いいたします。

 

 

 

<お問い合わせ>

  • 各商品の詳しいご説明や多くの画像は、インタレストのオフィシャルオンラインストアにて掲載しております。各アイテムのページの「商品についてお問い合わせ」や、もしくはこちらの「問い合わせフォーム」よりぜひお気軽にご連絡下さいませ。折り返しご回答いたします。
  • 定休日や臨時休業日以外で当店からのお返事が届かない場合は、(1)ご入力頂きましたメールアドレスにお間違いがないか、(2)そのメールアドレスがPCからの受信を許可する設定にして頂いているか、をもう一度ご確認頂いた上、お手数ですが再度フォームよりお問い合わせ下さいませ。
  • なお、休業日以外であれば、お電話( 03-6457-5360 )でのお問い合わせが早くて確実です。在庫確認・確保やその他につきまして、その場でご対応可能です。ぜひお気軽にお電話下さいませ。

 

 

<お客様のココチ>昨年オーダーを賜りましたココチブランドの様々な靴を一挙にご紹介いたします!

こんにちは、インタレスト(本日はスタッフY)です。

本日はシリーズ「お客様のココチ」(→新日記の記事旧日記の記事)、お客様によるココチブランド(=kokochi sun3+kokochi sqir)のオーダー靴をご紹介いたします。

 

昨年は厳しい環境下でありながら、多くのお客様からココチブランドの靴のオーダーを賜りました。

本当にありがたく、感謝の想いでいっぱいです。ありがとうございます。

 

本日は、靴の画像を一挙にご紹介いたします。靴の詳細のページを開いて頂くと、様々な角度からの画像や価格、そのモデルの詳細をご確認頂けます。

一足一足、語り出すとそれぞれで一つのブログ記事を書けるほどなのですが、時間の関係から画像を中心にご紹介をさせて頂きます。

 

どの靴も、オーナー様が事前に熟慮を重ねて下さり、さらに店頭やお電話で私たちがじっくりお話させて頂いて、デザイン・素材・サイズ・ディテールが定まったという経緯がございます。

こうしてできあがった靴は、オーナー様に履いて頂くと、不思議なほどにお似合いになるんですよね。履いて頂いたときが、靴はいちばん良い表情になります。

 

また、「オーダー靴は初めて」というお客様も多かったのですが、オーダーを頂いてお帰りになるときや、完成した靴を取りにお越し頂くときには、皆さま笑顔で、とてもうれしかったです。

2回目のご注文からは、お電話やメールで承るケースも多いです。初めての方も、そうでない方も、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

 

それでは以下、ご紹介させて頂きます。

続きを読む

<ココチupdate>過去最強のラインナップとなったkokochi sun3の新作靴「marco-mid」&「marco」12足の詳細なご紹介と、それらの新入荷のご案内です!

こんにちは、インタレストです。

8月17日(土)に会期初日を迎える森田圭一さんによるハンドメイド靴「ココチブランド」(=カジュアルライン「kokochi sun3」+ドレスライン「kokochi sqir」)の受注会に向けて、今回を含めて全3回でご案内しているシリーズ「ココチupdate」。

本記事はその第3回目です。

8月の受注会では、それぞれが1つだけでも十分目玉になるようなメイントピックを3つご用意しております。本記事では、それら3つのメイントピック・・・すなわち(1)新企画”MUKU for Everyone”、(2)足数限定の新革Kuduレザー、(3)新作靴”marco-mid”のうち、(3)については詳細に、(1)と(2)については改めてその要約をご案内いたします。

 

★シリーズ「ココチupdate」~受注会(2019年8月)開催に向けて全3回

  • 第1回:kokochi sun3の新企画”MUKU for Everyone”と足数限定の新革Kuduレザーのご紹介 >こちらから
  • 第2回:MUKUの制作動画のご紹介と、新作靴「MUKU modified」&Kuduレザー新入荷のご案内 >こちらから
  • 第3回:新作「marco-mid」&「marco」のご紹介とその新入荷のご案内 >本記事です

 

 

 


 

★受注会のメイントピック、1つめはMUKU modified、2つめはKuduレザー

シリーズ「ココチupdate」の第1回および第2回で詳細にご紹介しております通り、今回実現した新企画”MUKU for Everyone”に伴って、kokochi sun3の新作靴「MUKU modified」と足数限定の新革Kuduレザーがリリースされています。これら2つのトピックについて復習も兼ねて簡単に要約すると、以下の通りです。

 

トピック1:MUKU modified

スリッポンならではの脱着の楽ちんさとソフトな鹿革に包まれる履き心地の良さ、加えてその屈指のお値頃感により不動の大人気靴「MUKU」。

「甲高幅広」の足型にフィットするMUKUの従来の木型とは別に、今回新たに「甲低幅狭」の足型にフィットする木型が誕生しました。今回以降は、たとえば23.5cmに「甲高幅広フィット」と「甲低幅狭フィット」の2サイズが存在することになり、実質的にMUKUのサイズが倍増することになります。

受注会の会期中(8月1日~25日)には、オリジナルの木型でつくられたMUKUと新しい木型でつくられたMUKU modifiedのサンプルが、多くのサイズで両方とも並びます。ぜひ履き分けてお試し頂けましたらと思います。

”MUKU for Everyone”・・・直訳すると「MUKUをあまねくすべてのお客様に」。これで「MUKUが欲しいのに足型が合わずオーダーできない」というケースはほぼなくなると思います。甲が低く幅が狭いお客様も、ぜひMUKUをお楽しみ下さいませ。

 

 

トピック2:Kuduレザー

Kuduというのは日本語で「クードゥー」「クーズー」などと呼ばれる、見た目はヤギに似たウシ科の動物で、まずはとにかくその裏革(=スエード)の美しさに定評があります。発色が実に鮮やかで、なでるとベロア生地のようなつややかな光沢が上がります。やわらかく柔軟性にも優れており、かつ起毛皮革なので防水スプレーを用いれば雨の日でも安心して履いて頂けます。

一方、流麗で上品な裏革とはまさに好対照で、その表革については俗に「トラ」と呼ばれる強いシワやアタリが革全体に縦横無尽に走っていて相当に野性的です。もちろんどの色の表or裏を、どの靴向けにつかうかは、お客様皆様が自由にお選び頂けます。

このKuduレザー7色につきまして、2020年1月末までの期間限定でご用意いたします。情報としてリリースして以来、「ココチで欲しかった上質なスエード!」「ココチでついに雨靴がつくれる!」などと、私たちも森田さんも驚くほどの引き合いで、既にたいへんご好評を頂いております。

 

 


 

★受注会のメイントピックの3つめは新作靴「marco-mid」のリリース

そして実はさらに、純粋な新作靴としてもう1型、kokochi sun3から「marco-mid(マルコ・ミッド)」がリリースされています。この新作靴はその名の通り、既に定番靴としての評価が定着している既存モデル「marco(マルコ)」のミドルカットブーツバージョンです。

 

NEW!! → トピック3marco-mid

marco-midは、今回の受注会に向けて森田さんの頭の中にあったいくつかの新作候補のうちの1型なのですが、新作について構想を練っている時点で既に採用が決定していたKuduレザーとの相性の良さという観点で、「圧倒的にmarco-midだなと感じた」「自分自身Kuduでつくられたmarco-midが見てみたいと思った」(森田さん)ということで、このタイミングでのリリースとなりました。

実際、marco-midのサンプルはすべてKuduレザーでつくられています。美しく上品なスエードでつくれば端正な雰囲気に、野性的で生気あふれた表革でつくればカジュアルな雰囲気に。これら1足1足のできがまた素晴らしすぎて・・・汗。

 

 

あらゆるデザインを柔軟に受け入れてくれるmarco-mid

ただし、このmarco-midのデザイン自体はきわめてシンプルなので、革の種類や色・ソールの種類などを自由にカスタマイズすることで、コテコテのカジュアルシューズからスーツに合わせるドレスシューズまでどんなデザインでもこなしてくれる、一言でいうなら、「それぞれのお客様のお好みや履き方を選ばない靴」であると思います。

そもそも、すべてKuduレザーのみでつくられているサンプル4足を見比べるだけでも、たとえば、ガウチョ(ベージュ)のmarco-midは無骨でワイルドなワークブーツ然としていますし、ブラックスエードのmarco-midは一切問題なくビジネスカジュアルをこなしてくれる見た目です。マッケイ製法によるグレーのmarco-midは、小さめサイズということもあり、とってもかわいい女の子靴に仕上がっています。

あるいは、ドレスシューズラインkokochi sqirでつかわれるイアンやアノネイなどのスムースレザーをつかい、かつソールをハンドソーンシングル・シングルレザーソールなどでオーダーすれば、それはもはや一丁前のドレスシューズとして仕上がってくるはずです。妄想は尽きません・・・。

  

 

 

下では、早速marco-midを履いてつくったスタイリング画像をご紹介しています。ぜひ合わせてご覧下さいませ。

 

 

バラエティ豊かな12足のmarco-mid&marcoという過去最強のラインナップが実現

また今回のmarco-midのリリースと同時に、その原型であるオリジナルの短靴モデル「marco」も再リリースを果たしています。

インタレストでもそうなのですが、ココチブランド全体でここ最近このmarcoの人気の再燃が顕著で、足元ではそのサンプルが一足も存在しないという状況がしばらく続いてしまっていました。その状況を打破すべく森田さんが今回新たに制作した5足のmarcoは、marco-midに負けず劣らず1足1足の表情が豊かで必見です。もちろんKuduレザーも多くつかわれています。

ちなみに、今回のタイミングで森田さんが一挙に制作したmarcoのサンプル5足、それからまったくの偶然で一切サイズもデザインもかぶらないインタレストの在庫分のmarco3足、そして上でご紹介したmarco-midのサンプル4足によって、現在、「0.5サイズ刻み&様々な革&ソールの種類でつくられた12足」という過去最強のmarcoラインナップが実現しています。marcoをオーダーするにあたって、今以上のタイミングはそうそうないと思います。

ともあれ、以下では変幻自在のmarco-mid&marcoの画像をたっぷりご覧頂けます。まずはそちらをぜひご参考にして頂きまして、そしてぜひ実際に店頭でその実物をお試し下さいませ。

 

 

新たにつくられたmarcoを履いてつくったスタイリング画像も合わせてご紹介しております。

 

 

 

それでは以下、全12足のmarco-mid&marcoによる過去最強のサンプルラインナップの物撮り画像と、その一部を当店女性スタッフY(身長160cm)と男性店長D(身長179cm)が着たスタイリング画像を一挙にご紹介いたします。

それぞれつかわれている革やソールカスタマイズなどによるオプション料金を計算した、「仮にこのデザインでつくったらこの価格」という参考価格も表記しておりますので、それも合わせてご参考にして頂けましたらと思います。

続きを読む