こんにちは、インタレストです。

本日はLeh19AWより、素材・縫製はもちろん、そのつかい勝手の良さ(=利便性)という意味でもクラフト感がほとばしる、Lehらしさ全開の”made in India”な「手仕事」アイテム全6点をご紹介いたします。

 

・・・と、その前にこちらはLehのオフィシャルInstagramより引用です。

私たちは常々、「Lehの”made in India”は現地に委託or丸投げではなく、デザイナーやスタッフ自身による直接の監督のもとで生産されている」とお話ししていますが、そのことを実感して頂けることと思います。(動画なので、ぜひ再生ボタンをタッチorクリックしてみて下さい。)

前回の展示会で、この動画では奥で現地の職人に指示を出しているデザイナーの三上さんと多岐にわたる話をしていて、彼らのモノ作りについてはインドなしでは決して語れないということを改めて痛感させられました。その誠実で真摯な姿勢から、「これで良いものが生まれないわけがない」とも強く感じました。

 

 
 
 
 
 
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A few days left in India. Hectic day. He is naked because he is handing over his clothes for sample preparation. It’s punk ,punk ,punk , , #leh #india #naked #punk

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今回入荷した定番のチベタンドレスは、私たちが知る限り過去最もシンプルなオールブラックのデザインで、インドのラジャスタン地方に伝わるアンティークシェルとハンドステッチでホワイトを差しただけの潔く凜としたデザインです。展示会のときから「こういうデザインで欲しかった!」というお声をたくさん頂いたアイテムです。

また、ブランドオリジナルのウール&シルクカディ生地による2wayポンチョ、シルク100%×ハンドステッチ(刺し子)の生地がアソートされた袈裟バッグについても、他では決して得られない豊かな質感と温かな雰囲気、そしてきわめて高い利便性がこの上なく魅力的で、ぜひともお手にして頂きたいアイテムです。

今季19AWシーズンのLehも、全点「手仕事のぬくもり」が強く感じられる逸品ぞろいです。ぜひご注目下さいませ。

 

 

Leh(レー)

デザイナー:三上卓也

感性を磨き続けるため、あるいは現地でモノ作りをするため、デザイナーは1年のうち長い日々を海外ですごします。
彼らの洋服は、ときには国産の上質な生地をつかって、国内の優秀な縫製工場で仕立てられ、
ときには海外の手紡ぎ手織りのクラフト生地をつかって、海外の職人の手縫いで生み出されます。
それはときにはモードの顔つきで、ときにはヴィンテージの顔つきで、まさにノージャンルかつボーダレス。
一個の労働者・職人として真摯な手仕事に取り組むという一貫した姿勢が、揺らがぬ大黒柱です。

現在販売中のアイテム一覧(オンライストア) > こちらから!

 

それでは以下、全6点をアイテムの物撮り画像と、いつも通り展示会の時にサンプルを着て撮影したスタイリング画像とで詳しくご紹介いたします。ぜひジックリお楽しみ下さいませ。

(スタイリングのモデルは身長160cmのスタッフY、表記価格はすべて「税抜価格」です。)

 

 


 

1, Leh チベタンドレス

Tibetan Dress
価格 (税抜き): 31,000円(シェルあり)、27,000円(シェルなし)
色: ブラック(シェルあり)、ブラック
サイズ: ワンサイズ
素材: ウール 100%、(別布)シルク 100%
オンラインストア(詳細情報・通信販売): Lehのページへ

Lehのお取り扱いを始めたシーズンから現在まで、欠かさず毎シーズンリリースされていて、そしてインタレストでも入荷し続けている「チベタンドレス」の形。その新作は、ブラック単色のウール100%の薄手のやわらかい起毛地による、少なくとも私たちが知る限り過去最もシンプルなデザインです。

色展開はこのブラックのウール地のみで、インドのラジャスタン地方に伝わるアンティークシェルが刺繍されたこちらのバージョンと、そして次にご紹介する「シェルなし」のオールブラックのバージョンの2パターンのご用意です。シェルの有無にかかわらず、ブラックにホワイト(←シェル&ハンドステッチ)の差し色が入るシャープなモノトーンデザインがとてもカッコ良いです。

形はいつも通りショールカラー&前開きのカシュクールで、ワンピースとしても羽織りとしてもつかえる万能型です。今回はブラック単色なのでその万能感はさらに強く、また温かい生地なので冬の頭くらいまではアウター代わりにもつかって頂けるため、いつも以上に重宝するのではないかと思います。

また、たとえばショールカラーの内側や袖先カフス部分の内側などに一部裏地として別布が当てられているのですが、今回はこれがシルク地ということで強い安心感があります。起毛ウール地なので、肌に直接当たる部分で肌あたり最高のシルク地がつかわれているというのは嬉しいですよね。

上でも書きましたが、春の展示会シーズンのタイミングから強い引き合いのあったアイテムなので、入荷したこのタイミングをお見逃しなきようお願いいたします。

 

以下で、「シェルあり」の形やディテールなどについてご確認下さいませ。

画像1枚目、薄手のやわらかいウール地に入るホワイトのハンドステッチ(←手縫い)がほんとうに静かなアクセントに。画像2枚目、ブランドによるとインドのラジャスタン地方のアンティークシェルといえばインドではとても有名なのだそうです(内陸なのに不思議ですよね)。衣類はもちろん、家具や家財などにもこうして様々にあしわられるそうです。

シェルは4つ1セットで、十字やスクウェアの形で刺繍されています。
 

画像1枚目、ウエスト部分のギャザーも人の手で丁寧につくられています。画像2枚目、両サイドにポケットありです。

後ろ身頃にも一切デコレーションはありません。とてもシンプルなつくりです。

裏地はなしなのですが、首周りや袖周りのライニングとしてシルク100%の生地が当てられています。素肌が触れる可能性がある部分にはこのシルク地が当てられているとお考え頂いて間違いありません。

 

当然ながら、ウール地とシルク地でまったく表情が違いますので、以下の画像4枚のようにその部分をめくったりロールアップしたりすることで、とても控えめなブラック同士のツートーンスタイルをつくることもできます。日本の着物のような上品さを感じます。

 

これも上で書きましたが、この羽織りとしての着方がいかにも重宝しそうです。サラッと羽織ってまとっても、ホワイトのシェルのアクセントが絶妙に効いていると感じます。

 

このドレスを着たスタイリング

このチベタンドレスのサンプルを、展示会で着たときのルックです。一部ディテールに変更はあるものの、サイズ感やシルエットを含めて全体的な見え方はこのままご参考にして頂けましたらと思います。

ここではロングスカートと合わせた着方をご覧頂いていますが、もちろんレギンスやタイツと合わせたワンピーススタイルでも着て頂けます。

 

前を開いて羽織りとして着たスタイルです。これがバッチリきまって、会場でとても感激した覚えがあります。

 

 

アンティークシェル「なし」のブラック

「シェルなし」のバージョンは、いっそうシンプルです・・・が、生地感と形・ホワイトのハンドステッチなどで、やはりスペシャル感はしっかりと感じられます。こうして画像でご覧頂くのと比べて、実物をお手に取って頂くと「シンプルに見えたのにこんなに雰囲気があるんだ・・・」と驚いて頂けると思います。

お好みによってお選び頂けましたらと思います。

 

以下で「シェルなし」のディテールについてご確認下さいませ。

 

 

 

2, Leh ウール&シルクカディ・2-wayブランケットポンチョ

2-Way Blanket Poncho
価格 (税抜き): 21,000円
色: チェック、ミックス
サイズ: ワンサイズ
素材: ウール 50%・シルク50%
オンラインストア(詳細情報・通信販売): Lehのページへ

こちらも見た目で「シンプルな大判ストールかしら」と侮ることなかれ、Lehの気持ちと気合いが感じられるスペシャルなアイテムです。このアイテムを21,000円の価格でご案内できることは、ある意味奇跡的であるとすら感じます。

白糸はロウシルク(=生シルク~糸に撚っていない繊維のかたまり)で色糸がウールという、南インドで織り上げたカディブランケットを解体し、ショールorマフラーとしても、そしてアームホールが開いているのでそこから腕を出してポンチョとしても着られるようにした、「オリジナルの新品生地のリメイク」という素材構成とともにウルトラぜいたくな1点です。

以下で生地アップの画像をご覧頂くと、その味ある「いびつさ」から手紡ぎ&手織りのカディ地であるということは一目瞭然です。

またこちらのブラックチェック柄と、次にご紹介するミックス柄(→細かなトラディショナル柄)の2柄のご用意で、これが画像ではまったく伝わらず悔しいのですが、ロウシルクの白糸がまさにシルクらしい実に美しい光沢を放つので、たとえばソファーにかけておけば高級ブランケットであるとひと目で分かるくらい、実物には素晴らしい上質感&クラフト感があります。

ウール50%×シルク50%の素材構成なので、薄手の生地ながら羽織れば十分過ぎるくらいの保温性があります。柄も色味も合わせる洋服を選びません。たいへんな便利アイテムで、またこれが「価格VSクオリティ」の観点でとんでもなくリーズナブルなので、ぜひともご注目頂けましたらと思います。

 

以下でチェック柄のディテールをご確認頂けましたらと思います。特にテキスタイルのカディ地ならではの質感と、それからアームホールが開いていることなどをご覧下さいませ。

上でも書きましたが、白糸の部分はロウシルク(=生シルク)です。抜染していないので「真っ白」ではなく生成り色です。そしてこの糸が、画像からは想像できないくらい美しくナチュラルな光沢を放ちます。そしてそのエレガントな雰囲気と、黒糸のコッテリとしたウール糸の雰囲気のコントラストが絶妙で、ため息が出るくらいステキな生地に織り上がっています。

このくらいの距離から見ても、十分に雰囲気のある生地ですよね。新品時から軽くてやわらかい生地ですが、なんといっても手紡ぎ&手織りのカディ地ですので、つかえばつかうほど、洗えば洗うほどいっそうの「なじみ」が生じて、もっともっとやわらかく育っていきます。その雰囲気もぜひお楽しみ頂けたらと思います。

画像1枚目、面積としては大判ストールor全身ショールくらいの十分な大きさがあります。そして画像2枚目、この部分がポイントなのですが、肩に掛けたときにちょうど腕の付け根に当たる部分にアームホールが設けられています。ここから袖を出してポンチョのように着て頂くこともできるのです。つくりとしてもとても凝っていて、あらゆる意味でLehらしい1点だと思います。

 

このポンチョを羽織ったスタイリング

展示会でいろいろな洋服を着ようとしているので、かなりモリモリのルックになってしまっていますが(汗)、アームホールから袖が出ている雰囲気はご覧頂けるかと思います。唯一無二の雰囲気です。このときYが「これは温かいですね・・・芯から温まってくる感じがします」と話していました。

 

 

色違いのミックス

ミックス柄は遠目には節のある単色の織り柄に見えると思いますが、実際には下のアップ画像でご覧頂ける通り、トラディショナルな幾何学柄が入っています。とても日常づかいして頂きやすいと思います。こちらもロウシルクのナチュラルな光沢がとても美しく、クラフト感と上品さを兼ね備えた逸品に仕上がっています。

 

以下で、ミックスのディテールについてご確認下さいませ。

こちらがミックスの織り柄です。白糸部分のつやっとした質感、少しだけご覧頂けるかなと思います。

 

 

3, Leh シルク&ハンドステッチ・袈裟バッグ

Kesa Bag
価格 (税抜き): 27,000円
色: ミックス、ブラック
サイズ: ワンサイズ
素材: (本体)シルク100%、(裏地)コットン100%
オンラインストア(詳細情報・通信販売): Lehのページへ

こちらも定番として毎シーズン様々なテキスタイル&ディテールでリリースされる形である、その名も「袈裟バッグ」です。

今回インタレストがこの「袈裟バッグ」を入荷した理由は、完全に「生地萌え」です。様々な色糸でハンドステッチ(刺し子)が入ったシルク100%のテキスタイルが素晴らしくステキで、かつそれぞれすべて1点物としてアソートされているため、特に「ミックス」の方は2つとして同じ柄のアイテムが存在しません。

まさに袈裟のように肩からかけるバッグなのですが、ご覧頂ける通り「差し柄のある洋服」として強い印象があるのと、動物繊維であるシルク100%なので特に寒い季節にはベストほどの保温性を発揮してくれます。さらに、物撮り撮影をしたYから「ビックリするほど『バッグとして機能的』です!」とかなり細かな報告を受けました。その点については下で改めてご説明いたします。

見た目がとても個性的なのでこうしてオーダーするまでは少し時間がかかってしまいましたが、今回の「生地萌え」をきっかけに入荷しお客様にご案内できることがとても嬉しいです。バッグ好きのお客様にもぜひお試し頂きたい1点です。

 

以下で、ミックスアソートの生地の質感や、このバッグのディテールについてご確認下さいませ。

まず生地の表面、このように色鮮やかなシルク100%のテキスタイルにハンドステッチが入っています。この生地はサンプルを見た瞬間に、「うわっ!」と圧倒されてしまいました。それでこの価格というのは、相変わらずスゴイことだと思います・・・。

画像1枚目、この留め具&ひもでギュギュッと入り口を絞ってつかいます。画像2枚目、このひもにリングが付いているのですが、撮影していたYいわく「私だったらこのリングに鍵をつけると思います。すごく安心感があります!」。なるほどと思いました。

Yが一番強く主張していたのはこのバッグの「開きの大きさ」で、絞ると小指すら入らないくらいギュッと詰まる一方で(画像1枚目)、ひもを緩めると驚くほど大きく口が開きます。「ポンポンいろいろなものを入れられる上に、ギュッと締めると安心感があります!」と、熱く語ってくれました。

画像1枚目、バッグの裏地にはこのように、おそらくゴブラン織りのステキな柄生地が当てられています。画像2枚目、内ポケットもたっぷりです。Yの言うとおり、まさに「バッグとして機能的」なのです。

 

バッグの口ではないこちらの部分のひもを加減することで、バッグ自体の形&シルエットを変えることができます。画像1枚目の絞った状態から画像2枚目の緩めた状態にすると、さらにバッグの面積が大きくなり・・・

こちらのように「袈裟感」がいっそう増して、相当なインパクトでつかって頂けます。こうなるともはや「洋服」ですよね。

 

 

色違いのブラック

色違いのブラック、こちら下部は単色なのですが、実はこちらにもしっかり同色ブラック糸でハンドステッチが入っています。ミックスアソートと比べるとずいぶんシンプルでシャープな印象です。お好みでお選び頂けましたらと思います。

 

以下でブラックのディテールについてご確認下さいませ。

画像2枚目、上でお話ししたように、一見無地単色に見える下部にもこうしてハンドステッチが入っています。カッコ良いです・・・。

以下、ミックスとブラックで本当に印象が違うことを改めてご覧下さいませ。

 

肩掛けの絞りを緩めた状態にするとこのような雰囲気に。この袈裟バッグに限らず、今回のLeh19AWの第一弾入荷はすべて1点ずつの在庫ですので、お気に召したらぜひお早めにご検討下さいませ。

 

 


 

本日は以上です。

 

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