こんにちは、インタレストです。

8月17日(土)に会期初日を迎える森田圭一さんによるハンドメイド靴「ココチブランド」(=カジュアルライン「kokochi sun3」+ドレスライン「kokochi sqir」)の受注会に向けて、今回を含めて全3回でご案内しているシリーズ「ココチupdate」。

本記事はその第3回目です。

8月の受注会では、それぞれが1つだけでも十分目玉になるようなメイントピックを3つご用意しております。本記事では、それら3つのメイントピック・・・すなわち(1)新企画”MUKU for Everyone”、(2)足数限定の新革Kuduレザー、(3)新作靴”marco-mid”のうち、(3)については詳細に、(1)と(2)については改めてその要約をご案内いたします。

 

★シリーズ「ココチupdate」~受注会(2019年8月)開催に向けて全3回

  • 第1回:kokochi sun3の新企画”MUKU for Everyone”と足数限定の新革Kuduレザーのご紹介 >こちらから
  • 第2回:MUKUの制作動画のご紹介と、新作靴「MUKU modified」&Kuduレザー新入荷のご案内 >こちらから
  • 第3回:新作「marco-mid」&「marco」のご紹介とその新入荷のご案内 >本記事です

 

 

 


 

★受注会のメイントピック、1つめはMUKU modified、2つめはKuduレザー

シリーズ「ココチupdate」の第1回および第2回で詳細にご紹介しております通り、今回実現した新企画”MUKU for Everyone”に伴って、kokochi sun3の新作靴「MUKU modified」と足数限定の新革Kuduレザーがリリースされています。これら2つのトピックについて復習も兼ねて簡単に要約すると、以下の通りです。

 

トピック1:MUKU modified

スリッポンならではの脱着の楽ちんさとソフトな鹿革に包まれる履き心地の良さ、加えてその屈指のお値頃感により不動の大人気靴「MUKU」。

「甲高幅広」の足型にフィットするMUKUの従来の木型とは別に、今回新たに「甲低幅狭」の足型にフィットする木型が誕生しました。今回以降は、たとえば23.5cmに「甲高幅広フィット」と「甲低幅狭フィット」の2サイズが存在することになり、実質的にMUKUのサイズが倍増することになります。

受注会の会期中(8月1日~25日)には、オリジナルの木型でつくられたMUKUと新しい木型でつくられたMUKU modifiedのサンプルが、多くのサイズで両方とも並びます。ぜひ履き分けてお試し頂けましたらと思います。

”MUKU for Everyone”・・・直訳すると「MUKUをあまねくすべてのお客様に」。これで「MUKUが欲しいのに足型が合わずオーダーできない」というケースはほぼなくなると思います。甲が低く幅が狭いお客様も、ぜひMUKUをお楽しみ下さいませ。

 

 

トピック2:Kuduレザー

Kuduというのは日本語で「クードゥー」「クーズー」などと呼ばれる、見た目はヤギに似たウシ科の動物で、まずはとにかくその裏革(=スエード)の美しさに定評があります。発色が実に鮮やかで、なでるとベロア生地のようなつややかな光沢が上がります。やわらかく柔軟性にも優れており、かつ起毛皮革なので防水スプレーを用いれば雨の日でも安心して履いて頂けます。

一方、流麗で上品な裏革とはまさに好対照で、その表革については俗に「トラ」と呼ばれる強いシワやアタリが革全体に縦横無尽に走っていて相当に野性的です。もちろんどの色の表or裏を、どの靴向けにつかうかは、お客様皆様が自由にお選び頂けます。

このKuduレザー7色につきまして、2020年1月末までの期間限定でご用意いたします。情報としてリリースして以来、「ココチで欲しかった上質なスエード!」「ココチでついに雨靴がつくれる!」などと、私たちも森田さんも驚くほどの引き合いで、既にたいへんご好評を頂いております。

 

 


 

★受注会のメイントピックの3つめは新作靴「marco-mid」のリリース

そして実はさらに、純粋な新作靴としてもう1型、kokochi sun3から「marco-mid(マルコ・ミッド)」がリリースされています。この新作靴はその名の通り、既に定番靴としての評価が定着している既存モデル「marco(マルコ)」のミドルカットブーツバージョンです。

 

NEW!! → トピック3marco-mid

marco-midは、今回の受注会に向けて森田さんの頭の中にあったいくつかの新作候補のうちの1型なのですが、新作について構想を練っている時点で既に採用が決定していたKuduレザーとの相性の良さという観点で、「圧倒的にmarco-midだなと感じた」「自分自身Kuduでつくられたmarco-midが見てみたいと思った」(森田さん)ということで、このタイミングでのリリースとなりました。

実際、marco-midのサンプルはすべてKuduレザーでつくられています。美しく上品なスエードでつくれば端正な雰囲気に、野性的で生気あふれた表革でつくればカジュアルな雰囲気に。これら1足1足のできがまた素晴らしすぎて・・・汗。

 

 

あらゆるデザインを柔軟に受け入れてくれるmarco-mid

ただし、このmarco-midのデザイン自体はきわめてシンプルなので、革の種類や色・ソールの種類などを自由にカスタマイズすることで、コテコテのカジュアルシューズからスーツに合わせるドレスシューズまでどんなデザインでもこなしてくれる、一言でいうなら、「それぞれのお客様のお好みや履き方を選ばない靴」であると思います。

そもそも、すべてKuduレザーのみでつくられているサンプル4足を見比べるだけでも、たとえば、ガウチョ(ベージュ)のmarco-midは無骨でワイルドなワークブーツ然としていますし、ブラックスエードのmarco-midは一切問題なくビジネスカジュアルをこなしてくれる見た目です。マッケイ製法によるグレーのmarco-midは、小さめサイズということもあり、とってもかわいい女の子靴に仕上がっています。

あるいは、ドレスシューズラインkokochi sqirでつかわれるイアンやアノネイなどのスムースレザーをつかい、かつソールをハンドソーンシングル・シングルレザーソールなどでオーダーすれば、それはもはや一丁前のドレスシューズとして仕上がってくるはずです。妄想は尽きません・・・。

  

 

 

下では、早速marco-midを履いてつくったスタイリング画像をご紹介しています。ぜひ合わせてご覧下さいませ。

 

 

バラエティ豊かな12足のmarco-mid&marcoという過去最強のラインナップが実現

また今回のmarco-midのリリースと同時に、その原型であるオリジナルの短靴モデル「marco」も再リリースを果たしています。

インタレストでもそうなのですが、ココチブランド全体でここ最近このmarcoの人気の再燃が顕著で、足元ではそのサンプルが一足も存在しないという状況がしばらく続いてしまっていました。その状況を打破すべく森田さんが今回新たに制作した5足のmarcoは、marco-midに負けず劣らず1足1足の表情が豊かで必見です。もちろんKuduレザーも多くつかわれています。

ちなみに、今回のタイミングで森田さんが一挙に制作したmarcoのサンプル5足、それからまったくの偶然で一切サイズもデザインもかぶらないインタレストの在庫分のmarco3足、そして上でご紹介したmarco-midのサンプル4足によって、現在、「0.5サイズ刻み&様々な革&ソールの種類でつくられた12足」という過去最強のmarcoラインナップが実現しています。marcoをオーダーするにあたって、今以上のタイミングはそうそうないと思います。

ともあれ、以下では変幻自在のmarco-mid&marcoの画像をたっぷりご覧頂けます。まずはそちらをぜひご参考にして頂きまして、そしてぜひ実際に店頭でその実物をお試し下さいませ。

 

 

新たにつくられたmarcoを履いてつくったスタイリング画像も合わせてご紹介しております。

 

 

 

それでは以下、全12足のmarco-mid&marcoによる過去最強のサンプルラインナップの物撮り画像と、その一部を当店女性スタッフY(身長160cm)と男性店長D(身長179cm)が着たスタイリング画像を一挙にご紹介いたします。

それぞれつかわれている革やソールカスタマイズなどによるオプション料金を計算した、「仮にこのデザインでつくったらこの価格」という参考価格も表記しておりますので、それも合わせてご参考にして頂けましたらと思います。

 

 


 

★marco-midのサンプル4足をご紹介

marco-midのオリジナルのソールはマッケイ製法で、価格は68,000円+税です。Kuduやアノネイといったスペシャルレザーをつかった場合や、22.0cm以下or28.0cm以上のサイズの場合、あるいはソールカスタマイズを施す場合などにそれぞれオプション料金が発生します。

また以下のサイズ表記はそのサンプル実物のサイズです。ココチブランドでは、すべての靴をお客様それぞれのサイズやお好みに応じてデザインし、1足1足をパーソナルオーダーで承ります。

以下、サンプルのデザインを皆様のパーソナルオーダーのご参考にして頂けましたらと思います。

 

marco-mid MK (24.0cm)
  • オリジナルのソール構造:マッケイ=68,000円
  • ソールカスタマイズ:なし=0円
  • ソール裏ゴム張り:なし=0円
  • スペシャルレザー:Kuduレザー=5,000円
  • その他オプション:なし=0円
  • 合計:73,000円+税

上でも書きましたが、サイズが小さいこともあり、とてもキュートな女の子靴という印象です。グレーの色味も効いているかもしれません。下でスタッフYが履いたスタイリング画像を掲載しておりますので、ぜひご確認下さいませ。

これは裏革(=スエード)ではなく表革の話ですが、7色のうちグレー・ブルー・グリーンの3色は、銀面(=表革の表皮)が削られたいわゆる「ヌバック」の状態に加工されているため、その他4色のような野性的な表情ではありません。ただし、そうはいっても他の革に比べて表情豊かであることは確かです。

ソール構造はオリジナルのマッケイ製法のままです。シンプルな構造なので、そのぶんソールのボリュームも控えめになります。

 

このmarco-midを履いたスタイリング

トップス: ANITYA
ワンピース: tiit tokyo
靴:kokochi sun3

(marco-midはジャストサイズで履いています。)

ANITYAの新作ミリタリースモックのサイズ「1」を、tiit tokyoのチェックワンピースと合わせたレディースルックです。このマッケイ製法のmarco-midはレディースルックとの相性が抜群です。

仮にYが実際にこの靴をつくるとしても、この24.0cmになると思います。全身のバランスも含めて、ぜひご参考になさって下さいませ。

 

 

marco-mid HSD-DT (25.0cm)
  • オリジナルのソール構造:マッケイ=68,000円
  • ソールカスタマイズ:ハンドソーンダブル・ダイナイトソール=18,000円
  • ソール裏ゴム張り:なし=0円
  • スペシャルレザー:Kuduレザー=5,000円
  • その他オプション:なし=0円
  • 合計:91,000円+税

Kuduレザーのスエードの美しさを存分にいかした、4足の中で最もきれいめにつくられたサンプルです。ビジネスカジュアルのシーンで十分履いて頂けるデザインです。スエード&ダイナイトソール(ラバーソールの一種)なので雨にも強く安心です。

画像ではお伝えしにくいのですが、本当に美しいブラックスエードです。

ソールはストームウェルトをつかったハンドソーンダブル・ダイナイトソールにカスタマイズ。オリジナルのマッケイと比べると、見た目でも実際の履き感でも、相当その安定感が増しています。

 

 

marco-mid NV-DL (26.0cm)
  • オリジナルのソール構造:マッケイ=68,000円
  • ソールカスタマイズ:ノルベジェーゼ・ダブルレザーソール=36,000円
  • ソール裏ゴム張り:なし=0円
  • スペシャルレザー:Kuduレザー=5,000円
  • その他オプション:なし=0円
  • 合計:109,000円+税

4足のmarco-midの中で、ダントツ質実剛健かつワイルドな雰囲気を持ったサンプルで、こちらは完全にワークブーツの見た目&つくりに仕上がっています。問答無用にとんでもなくカッコ良く、女性・男性問わず店頭での評判がきわめて高い1足です。

画像1枚目&2枚目、つま先部分と「はね」の部分、実はまったく同じKuduレザーのガウチョ(ベージュ)の裏表コンビでつくられています。裏革が美しく、表革がワイルド。Kuduの楽しさを1足で味わうことのできるデザインです。

ソール構造は、オリジナルのマッケイからココチブランドで最もゴージャスなつくりであるノルベジェーゼ・ダブルレザーソールにカスタマイズ。サンプルでは森田さんが遊び心を発揮して、側面のステッチ3本をすべて別の色(上からグリーン・イエロー・ホワイト)にしています。このステッチは全13色から自由に選んで頂けます。

 

このmarco-midを履いたスタイリング

トップス: Robes&Confections
パンツ: Sanca
靴:kokochi sun3

(marco-midはジャストサイズで履いています。)

Robes&Confectionsのオリジナルアロハプリントによる定番ロングシャツと、Sancaの大人気定番であるテーパードデニムパンツのサイズ「2」を合わせたサマールックです。そう、サマールックのつもりでつくったスタイリングです。見た目にもゴツイこの靴、こんな着方さえこなしてしまうのです。

実は私・店長D、オリジナルの短靴marcoについては、この26.0cmというサイズでは足が入りません。こちらのmarco-midはブーツであるため足入れが大きく、「入ってしまう」という実感です。そして一度入ってしまえば、足先は横に広く大きい木型なので、甲が低い私の足であれば縦の捨て寸をつかってスーパージャストフィッティングで履けてしまいます。こうしてノルベジェーゼ製法にカスタマイズすれば見た目も大きくなり、スタイリングのバランスもまったく問題ないですよね。

 

 

marco-mid HSD-2060 (27.0cm)
  • オリジナルのソール構造:マッケイ=68,000円
  • ソールカスタマイズ:ハンドソーンダブル・ビブラム#2060ソール=18,000円
  • ソール裏ゴム張り:なし=0円
  • スペシャルレザー:Kuduレザー=5,000円
  • その他オプション:なし=0円
  • 合計:91,000円+税

画像1枚目&2枚目、Kuduレザーのブラック×リッジ(=ダークブラウン)の表革コンビでつくられています。遠目にはあっさりとした表情に見えるかもしれませんが、近づいて見ると、このようにかなり荒々しい表情をしています。オイリーでマットな質感で、表革でも十分雨に強いと思います。

ソール構造は、オリジナルのマッケイからハンドソーンダブル・ビブラム#2060ソールにカスタマイズ。軽くてやわらかく&クッション性にも富んですべりにくいビブラムラバーソールは、老若男女すべてのお客様にオススメできる万能ソールです。

 

 

★marco

marcoもmarco-midと同様にオリジナルのソールはマッケイ製法で、価格は66,000円+税です。Kuduやアノネイなどスペシャルレザーをつかった場合や、22.0cm以下or28.0cm以上のサイズの場合、あるいはソールカスタマイズを施す場合などにそれぞれオプション料金が発生します。

両者はまったく同じ木型をつかってつくられるため履いたときのサイズ感は同じですが、ブーツであるmarco-midの方が足入れが広いなど、お客様それぞれの感覚で多少の違いはあるかもしれません。ぜひ実物をご試着になり、お確かめ下さいませ。

また以下のサイズ表記はそのサンプル実物のサイズです。ココチブランドでは、すべての靴をお客様それぞれのサイズやお好みに応じてデザインし、1足1足をパーソナルオーダーで承ります。

 

marco MK (23.0cm)
  • オリジナルのソール構造:マッケイ=66,000円
  • ソールカスタマイズ:なし=0円
  • ソール裏ゴム張り:あり=2,200円
  • スペシャルレザー:なし=0円
  • その他オプション:なし=0円
  • 合計:68,200円+税

一時期「marcoといえばこのデザイン」というくらい人気を博した、ホワイトスエード×マッケイ製法のモデルです。まるでホワイトのスニーカーのようにも見えるため、サマーシューズとしてもたいへん人気のあるデザインです。

このホワイトスエードは色味の経年変化もほとんど生じないので、ずっとホワイトのままで履いて頂けます。

ソールはオリジナルのマッケイのままです。すべり止め&ソール裏保護のゴム張り加工を施したモデルです。
 

 

 

marco MK (23.5cm)
  • オリジナルのソール構造:マッケイ=66,000円
  • ソールカスタマイズ:なし=0円
  • ソール裏ゴム張り:なし=0円
  • スペシャルレザー:なし=0円
  • その他オプション:なし=0円
  • 合計:66,000円+税

ココチブランドのオリジナルレザーである、編み上げレザー・・・ではなく「それ風」の型押しレザーである「スロウ」という革のイエロー&カーキでつくられています。

ソール構造はオリジナルのマッケイのままです。コンパクトな印象ですよね。

 

 

marco HSS-SL (24.0cm)
  • オリジナルのソール構造:マッケイ=66,000円
  • ソールカスタマイズ:ハンドソーンシングル・シングルレザーソール=15,000円
  • ソール裏ゴム張り:あり=2,200円
  • スペシャルレザー:MAITO草木染めキャンバス(茜染め)=7,000円
  • その他オプション:なし=0円
  • 合計:90,200円+税

インタレストでお取り扱いのある草木染めブランドMAITOによる茜染めキャンバスをつかって、森田さんに制作してもらったスペシャルな1足です。革ではなく布なので、完全に勝手が違って本当に苦労させてしまいました・・・。ただそのぶん、他では絶対に手に入らない1足に仕上がっています。

また、これも革ではなく布なので、革で見られる色味の経年変化がほぼありません。MAITOならではのみずみずしい天然のパステルカラーを末永くお楽しみ頂けます。MAITOの草木染めキャンバス地、今でも一部の色はご利用頂けます。こちらのブログ記事でその詳細についてご紹介しておりますので、ご興味がおありのお客様はぜひご検討下さいませ。

ソールはオリジナルのマッケイから、ハンドソーンシングル・シングルレザーソールにカスタマイズ。ドレスシューズなどでも一般的なこのソールは、ハンドソーン製法の中でも屈指のシャープさ&美しさを表現できます。「あまり物々しくしたくないけど、せっかくだから森田さんによるハンドソーン製法でつくりたい」という方にオススメの製法です。
 

 

 

marco HSD-2060 (24.5cm)
  • オリジナルのソール構造:マッケイ=66,000円
  • ソールカスタマイズ:ハンドソーンダブル・ビブラム#2060ソール=18,000円
  • ソール裏ゴム張り:なし=0円
  • スペシャルレザー:Kuduレザー=5,000円
  • その他オプション:なし=0円
  • 合計:89,000円+税

「オータムリーフ」というロマンチックな名前がついた、ブラウンのKuduレザーです。表革にはこのようにきわめて強い表情があり、そして裏革は素晴らしく美しいレッドブラウンのスエードです。表革は引っ張ったときに色味が薄くなるので、革靴の場合つま先が幾分淡く上がります。抜群にカッコ良い革です。

ご参考までに、こちら画像2枚がオータムリーフの裏革です。

ソールはオリジナルのマッケイから、ハンドソーンダブル・ビブラム#2060ソールにカスタマイズ。marco-midの27.0cmではブラックがつかわれていた2060ソール、こちらではブラウンでつくられています。

 

このmarcoを履いたスタイリング 1

ブラウス: Robes&Confections
パンツ: Robes&Confections
靴:kokochi sun3

(marcoはワンサイズだけ大きく履いていますが、全身とのバランスはこのままご参考にして頂いて支障はありません。)

この日のブログ記事でご紹介しているRobes&Confectionsの新作ブラウスと袴形バギーパンツ、そして続くルックではさらにピンストライプのダブルジャケットを羽織った、秋冬シーズン向けの比較的かしこまったスタイルの足元に、このmarcoを合わせてみました。

 

このmarcoを履いたスタイリング 2

ジャケット: Robes&Confections
トップス: Robes&Confections

パンツ: Robes&Confections
靴:kokochi sun3

(marcoはワンサイズだけ大きく履いていますが、全身とのバランスはこのままご参考にして頂いて支障はありません。)

冒頭でYに履いてもらったmarco-midの24.0cmがマッケイで、こちらのmarcoがハンドソーンダブル・2060ソール。見え方が全然違いますので、比較して頂くととても楽しいと思います。

 

 

marco MK (25.5cm)
  • オリジナルのソール構造:マッケイ=66,000円
  • ソールカスタマイズ:なし=0円
  • ソール裏ゴム張り:なし=0円
  • スペシャルレザー:アイアン染め=5,000円
  • その他オプション:なし=0円
  • 合計:71,000円+税

ベージュのレザーをココチブランドオリジナルのアイアン染めでグレーに染めた革です。この革は履いたり焼けたり雨に濡れたりすると、どんどん下の飴色が上がってきて最終的にはカーキ色まで大きく変化します。このエイジングがとても楽しいため、ずっと人気がある染め加工です。

ソールはオリジナルのマッケイ製法のままです。

 

 

marco HSS-SL (26.0cm)
  • オリジナルのソール構造:マッケイ=66,000円
  • ソールカスタマイズ:ハンドソーンシングル・シングルレザーソール=15,000円
  • ソール裏ゴム張り:なし=0円
  • スペシャルレザー:なし=0円
  • その他オプション:なし=0円
  • 合計:81,000円+税

私たちインタレストがオーダーしたmarcoで、これは「ビジネスカジュアルで履けるように」というイメージでつくっています。このあたりまでご覧頂くと、このmarco(marco-mid含む)という靴のデザインの幅広さ&柔軟さを実感して頂けることと思います。

ココチブランドオリジナルの「トーマス」という革のネイビーをつかっていますが、つま先はブラックのクリームをつかってハイシャインをかけているのでネイビー~ブラックのグラデーションのように見えるイメージです。

ソール構造はオリジナルのマッケイ製法から、ハンドソーンシングル・シングルレザーソールにカスタマイズ。ドレスシューズなどで一般的なハンドソーンによるシャープでシンプルなつくりです。

 

 

marco HSD-DL (26.5cm)
  • オリジナルのソール構造:マッケイ=66,000円
  • ソールカスタマイズ:ハンドソーンダブル・ダブルレザーソール=24,000円
  • ソール裏ゴム張り:なし=0円
  • スペシャルレザー:Kuduレザー=5,000円
  • その他オプション:ラウンドソール(ソール側面を曲面に)=6,000円、コバウィール(ウェルトに凹凸模様)=5,000円
  • 合計:106,000円+税

今回ご紹介してるmarcoのうち、最も凝ったつくりをしているサンプルです。下で私・店長Dが履いたルックがありますので、それも合わせてご参考にして頂けましたらと思います。

Kuduレザーの「リッジ」(ダークブラウン)の表革でつくられています。このリッジもオータムリーフと同程度に表情が豊かで、かなり育てがいのあるカッコ良い革です。裏革はベロアのような美しさがあるダークブラウンスエードです。

ソールはオリジナルのマッケイ製法から、ストームウェルトをつかったハンドソーンダブル・ダブルレザーソールにカスタマイズ。ソール側面を曲面に仕上げる「ラウンドソール」という仕上げは、ココチブランドでは初めて見ました。この加工、画像で見るよりものすごく効いてきます。靴全体の表情がやわらかくまあるくなる印象があります。要注目ですね。

 

このmarcoを履いたスタイリング

トップス: ANITYA
シャツ: Robes&Confections
パンツ: Robes&Confections
靴:kokochi sun3

(marcoはジャストサイズで履いています。)

ANITYAの新作ミリタリースモックのサイズ「2」Robes&Confectionsの中白染めリネンによるロングシャツをトップスに、そしてRobes&Confectionsの二重織りドスキンによるテーパードパンツをボトムスに合わせた秋冬向けルックに、このmarcoを合わせたルックです。靴の見た目のサイズ感も含めて、とてもバランス良くマッチしたスタイリングに仕上がっていると思います。

上のmarco-midを履いたルックでも書きましたが、私はこのmarcoについては26.5cm以上でないと足が入りません。入ってしまえば靴の内部は快適なので、この26.5cmがバッチリジャストサイズです。私自身はマッケイよりハンドソーンの方が安定感があって好みの履き心地ですが、見え方も含めて、このあたりはそれぞれのお客様のお好みによると思います。

 

 

marco MK (27.5cm)
  • オリジナルのソール構造:マッケイ=66,000円
  • ソールカスタマイズ:なし=0円
  • ソール裏ゴム張り:なし=0円
  • スペシャルレザー:Kuduレザー=5,000円
  • その他オプション:なし=0円
  • 合計:71,000円+税

Kuduレザーのガウチョ(=ベージュ)の表革でつくられているため、この無骨な表情です。Kuduレザー、2020年1月末までの期間限定&足数限定でのご案内です。ある意味「早い者勝ち」なので、ぜひこの機会にご検討下さいませ。

ソール構造はオリジナルのマッケイのままです。

 

 


本日は以上です。

 

インタレストは店頭(火曜定休)オンラインストア(24時間)にて営業しております。多くのお客様のご来店とオンラインストアのご利用を、心よりお待ちしております。

 

<お問い合わせ>

  • 各商品の詳しいご説明や多くの画像は、インタレストのオフィシャルオンラインストアにて掲載しております。各アイテムのページの「商品についてお問い合わせ」や、もしくはこちらの「問い合わせフォーム」よりぜひお気軽にご連絡下さいませ。折り返しご回答いたします。
  • 定休日や臨時休業日以外で当店からのお返事が届かない場合は、(1)ご入力頂きましたメールアドレスにお間違いがないか、(2)そのメールアドレスがPCからの受信を許可する設定にして頂いているか、をもう一度ご確認頂いた上、お手数ですが再度フォームよりお問い合わせ下さいませ。
  • なお、休業日以外であれば、お電話( 03-6457-5360 )でのお問い合わせが早くて確実です。在庫確認・確保やその他につきまして、その場でご対応可能です。ぜひお気軽にお電話下さいませ。