こんにちは、インタレストです。
本日は、入荷が始まっているtiit tokyoの新シーズン19AW(2019年秋冬)より、雰囲気が抜群のフェイクスエード地によるアイテム全6点を、スタッフYが実物を着たスタイリングとともにたっぷりご紹介いたします。
フェイクスエード・・・つまり化学繊維をつかってスエード(=レザーの裏側を毛羽立たせたもの)を模した素材ですが、表裏問わずフェイクレザー周りの昨今のクオリティの向上はめざましいものがあります。スエードでしか味わえないしっとりとした落ち感のある起毛地の素材感を忠実に再現しながらも、本物のスエードでは考えられないような軽さと扱いやすさが実現されています。
昨年18AWではRobes&Confectionsの一部アイテムで展開されていたフェイクスエード地も見事なクオリティでしたが、本日ご紹介するtiit tokyoの新作たちも負けてはいません。
特にtiit tokyoならではの「色へのこだわり」にぜひご注目頂きたいです。ぼかした水彩画のようなオリジナルプリント地のナチュラルさと鮮やかさ、そしてパンツで採用されている2色の絶妙なカラーセレクト。これらを「スエードアイテム」として身に着けることのできる興奮。彼らが目指す「リアルとファンタジーの境界線」に連れて行ってくれる、トキメキあふれるアイテムたちです。
tiit tokyo
デザイナー:岩田翔、滝澤裕史
ブランドコンセプトは「日常に描く夢」。
まるで1本の映画をつくるのように、「日常」のなかに潜む「夢」をコレクションに落とし込みます。
tiit tokyoの最大の魅力は、その世界観は「夢」~ファンタジーかつドラマチックでありながら、
実際の洋服たちは「日常」~リアリティが想定された、とても実用的なデイリーウェアであることです。
デザイナーが自負する繊細な色づかいと、それを実現するテキスタイルやパターニングの独創性にも驚かされます。
現在販売中のアイテム一覧(オンライストア) > こちらから
以下、入荷したアイテムたちの実物を着たスタイリング画像も交えて、それぞれのアイテムたちを詳細にご紹介いたします。
(スタイリングのモデルはすべて身長160cmのスタッフY、表記価格はすべて「税抜き価格」です。)
1, tiit tokyo 水彩画プリント・フェイクススエードトップス
Water Color Suede Top
価格 (税抜き): 25,000円
色: ブルー、ピンク
サイズ: 36
素材: ポリエチレン100%
オンラインストア(詳細情報・通信販売): tiit tokyoのページへ
細かく起毛した薄手のやわらかい起毛地に、まるでぼかした水彩画のようなブランドオリジナルのプリントが入ったシリーズです。インタレストではこちらのトップスと下に続くスカートの2型を、展開のあるブルー・ピンク双方で入荷しています。トップスとスカートのセットアップルックもオススメです。
このやさしいグラデーションプリント、なんとインクジェットプリントによるものなのだそうです。上質なフェイクスエード地の素材感もさりながら、この高度なプリント技術にも感動させられる1点です。秋冬物としてはかなり貴重で珍しい爽やかな色合わせで、当然ながら春先も一切違和感なく着て頂けます。
形もきわめて独創的で、あえて身頃中央で大胆に生地を切り替えつつ柄の連続性はキープしながら、大きめなアームホールや長めの袖丈、内側に巻き込むボトルネックなどで、着たときのシルエットにも強いアクセントが入ります。袖先はカフス部分で折り返して着ることも想定されていて、ひとつロールアップしても表地が出るように縫製されています。下に続くスタイリング画像でご確認頂けましたらと思います。
また、スタイリングのモデルになったYが、「着心地の良さもぜひ書いて下さい!」と繰り返し強調していました。「とにかく軽い!」というのが大前提としてあって、さらに肌あたりもとても気持ちが良いそうです。裏地は付いていないのですが滑りも良く、インナーも自在に着分けて頂けます。さらに一定の遮風性もあるので、真冬になっても差し柄&差し色として活用して頂けそうです。
以上のように、「褒めどころ」が山ほどあるトップスです。実はこちら展示会で一目惚れしたスタッフYによるセレクトアイテムでもあります。2色それぞれ、ジックリご覧下さいませ。
画像1枚目、前身頃中央で切り替えが入りますが、柄の連続性はキープされています。ここはサンプルからハッキリとブラッシュアップされているポイントです。画像2枚目、革素材である実物のスエードのしっとりしたマットな質感がとても上手に表現されている素材です。それにしても、とてもインクジェットプリントとは思えない、この繊細でニュアンスに富んだオリジナルプリント柄が本当に美しいです。
画像2枚目、アームホールがとても大きくて肩周り~バスト周りについては相当フレキシブル&リラクシングな着心地です。
袖丈が長めにつくられているのですが、こちら2枚の画像のように折り返して着ることも事前に想定されています。両者の着方それぞれで、スタイリング全体がまったく違う表情になってしまうくらいのインパクトがありますので、ぜひこの着分けも楽しんで頂けましたらと思います。
画像1枚目、後ろ身頃も中央で切り替えが入りますが、柄の連続性はキープされています。画像2枚目、後ろ身頃のファスナーで脱着します。
裏地はなしです。着て頂くとその理由を一瞬でご理解頂けると思います。要するに「必要ない」という素晴らしい着心地なのです。
こちら、物撮り画像では分かりにくいのですが、袖先を一度ロールアップして着た雰囲気です。下のスタイリング画像で改めてご確認下さいませ。
このトップスを着たスタイリング
Sancaのブラックデニムパンツ(サイズ「00」)、kokochi sqirのヒールシューズ「Rille」と合わせたルックです。
画像1枚目&2枚目は袖先を伸ばして、画像3枚目~6枚目は袖丈をロールアップして着ています。袖先を伸ばして着るとルック全体がスタイリッシュに見えますし、ロールアップして着るのはとても実用的です。身幅がたっぷりのパターンなのですがシルエットは膨らまないという点にもご注目下さいませ。
それから、このトップスは見た目で想像されるほど難しくないです。割とどんなボトムスとも自然に合わせることができるので(=単色である必要もありません)、その点は特に強調させて頂きたいです。以下で掲載している他のスタイリング画像もぜひご参考になさって下さいませ。
色違いのピンク
「ピンク」という色名になっていますが、実際にはもう少し朱色味が強いといいますか、夕焼けを連想させるようなとても落ち着いた色合わせです。上でご紹介したブルーは青空でこちらが夕焼けというのが、イメージとしては分かりやすいかもしれません。
こちらも見事なまでに絶妙なカラリングです。オシャレでありながら派手ではなく、オトナらしいしっとりとした雰囲気です。前身頃も後ろ身頃も、切り替え部分で柄の連続性がしっかりキープされている点にもご注目下さいませ。
以下、ピンクの色味やディテールをご確認下さいませ。
袖を折り返した雰囲気です。
このトップスを着たスタイリング
Lehの手振り刺繍のスカート、kokochi sqirのヒールシューズ「Rille」と合わせたルックです。
こちらはスカートルックで女性らしさがとてもステキに出ているように感じます。ここで履いているLehのスカートのように、全体は単色でも刺繍などのアクセントで同じ色の糸がつかわれていると、このようにスタイリング全体をバランス良くまとめることができると思います。
画像1枚目&2枚目(&5枚目・6枚目)は袖先を伸ばしたルックで、画像3枚目&4枚目は袖先をロールアップしたルックです。やはり全然雰囲気が違っているので、ぜひ見比べてみて下さい。
2, tiit tokyo 水彩画プリント・フェイクススエードスカート
Water Color Suede Skirt
価格 (税抜き): 28,000円
色: ブルー、ピンク
サイズ: 38
素材: (表地)ポリエチレン100%、(裏地)ポリエステル100%
オンラインストア(詳細情報・通信販売): tiit tokyoのページへ
上でご紹介したトップスとまったく同じ素材でつくられたロングスカートです。トップスもスカートもあえて目立つところで生地を切り替えて、この水彩画プリントの雰囲気がいっそう分かりやすく浮き上がるようなデザインになっています。トップス&スカートのセットアップルックもオススメです。
このスカートでは、特に前身頃のすべての切り替え部分が個人的にツボで、柄の連続性という観点でいうと「形」は一致させつつ「色味」は変化させることで、グラデーションプリントの美しさがメリハリを利かせて表現されているように感じます。
形はとてもオーソドックスなセミフレアシルエットで、着る人やシチュエーションを一切選ばない万能型です。なお、履いて頂くと分かるのですが、腰ではなくウエストで履くスカートなので、表記されているウエストの実寸値ほどサイズ感は小さくありません。というより、スタッフYに履いてもらって確認済みですが、当店インタレストが入荷する標準的なサイズ感(M~Lサイズ相当)であるとご認識下さいませ。
裾上げもお直し屋さんからすればとても簡単なので、身長の高低も気にする必要はありません。一度切ってしまうと長くはできないので、まずはブランドが提案しているロング~マキシ丈をお楽しみ頂いてから、お好みや用途に応じて細かく丈を詰めていくのがオススメです。なお、裾先は切りっぱなしのデザインですが、内側でテープ状の生地をたたいているのでほつれることはありません。
やはり身頃中央で生地を切り替えているデザインがとても特徴的ですよね。このスカートのデザインのキモといっても良いかもしれません。
裾は切りっぱなしのデザインですが、画像3枚目、内側でこのようにテープをたたいているのでほつれることはありません。またこちらはスカートなので裏地ありです。
両サイドにポケットありです。
後ろにファスナーが付いています。
このスカートを履いたスタイリング
everlasting sproutのブラウス、kokochi sqirのヒールシューズ「Rille」と合わせたルックです。
ウエストで履くロングスカートなので、このようにタックインのスタイルがとても映えます。シンプルなホワイトブラウスと合わせて着ると、ルック全体の上品さが引き立つように感じます。価格もとてもリーズナブル(≒価格VSクオリティが高い)なので、たいへんオススメです。
ブルーのトップス&スカートのセットアップルック
そして、ファッションショーでも提案されていたトップスとスカートのセットアップルックが抜群なのです。
この物撮り画像だとその魅力が伝わりにくかったので・・・
早速Yに着てもらいました。この両アイテムをピックアップしたY自身は相当ゴキゲンで、今にも自分用に買ってしまいそうです。笑
スカートの形がとてもシンプルなので、トップスのユニークなシルエットやディテールがとても効いているツーピースルックだと思います。太めのベルトをウエストに巻いて、ウエストを締めてワンピースルックとして着るのもいかにも良さそうですね。
色違いのピンク
トップスのときも書きましたが、この色が想像していたよりずっと良い雰囲気です。くすんだ色感はまったくなく、むしろ鮮やかなのですが、でもやはり落ち着いたオトナらしい上品さがあります。
もともとブルー派だったYも、「これは色で迷いますね~」とその評価は同率になったようです。
以下でピンクのディテールなどについてご確認下さいませ。
このスカートを履いたスタイリング
Sancaのノーカラーシャツ、kokochi sqirのヒールシューズ「Rille」と合わせたルックです。タックイン・タックアウトそれぞれのルックをつくっていますので、見比べてみて下さいませ。
ちなみにここで着ているSancaのシャツ、こちらも19AWの新作です。コットンオクスフォード地のしっかりした王道のシャツで、着丈のバランスも抜群に良く、「上質な普段着」の最たる1点だと思います。入荷サイズは「0」で、完全ユニセックスのアイテムです。
ピンクのトップス&スカートのセットアップルック
ピンクのセットアップルックもつくってみました。画像1枚目(&3枚目・4枚目)が袖先を伸ばしたルック、画像2枚目が袖先をロールアップしたルックです。いや~ステキですね~。着心地も良いし言うことなしだと思います。
上でも書きましたが、ウエストをワイドベルトなどで絞ればドレスワンピースとしても着て頂けそうです。
3, tiit tokyo フェイクスエード・セミワイドパンツ
Suede Pants
価格 (税抜き): 29,000円
色: ベージュ、イエロー
サイズ: 38
素材: (表地)ポリエステル100%、(裏地)ポリエステル100%
オンラインストア(詳細情報・通信販売): tiit tokyoのページへ
ここまででご紹介してきたプリント生地とはまったく別のフェイクスエード地でつくられた、こちらはセミワイドシルエットのシンプルなスラックスです。
ベロアのようなナチュラルな光沢を放つフェイクスエード地がとてもきれいで、かつベージュはグレージュ寄りの、イエローはやまぶき色寄りのなかなか見かけない絶妙なニュアンスです。足が長く美しく見える洗練されたセミワイドシルエットも実に美しく、一切クセがないのでお仕事で履いて頂くことももちろん可能です。
こちらも腰ではなくウエストで履く・・・正確にはウエストと腰の間くらいで安定して収まるパンツで、やはり表記しているウエストの実寸値ほどサイズ感は小さくありません。ヒップ~もも周りも大きく取られていてとても快適です。
ちなみに、身長160cmのスタッフYが履くときには、現実的には丈詰めをすることになりそうです(→もちろん簡単にできる仕様です)。LOKITHOの定番のワイドパンツのように、「丈詰めが前提」くらいにお考え頂くのが良いと思います。
「この生地でなくても入荷していただろうな」というくらい優れたパンツなので、この生地であれば絶対に「買い」だと思います。
履いて歩くと、きれいで縦に長い足のラインを演出できるとても優れたセミワイドシルエットです。
画像1枚目、前開きはスラックスのつくりです。画像2枚目、きれいに処理された裾先で、裾上げも簡単にできる仕様です。
両サイドにポケットありです。
ウエストラインが高いこともあり、ヒップ~モモ周りはとても快適です。
このパンツを履いたスタイリング
ランウェイショーのブランドオフィシャルルックです。この色はちょっとないですよね。グレージュというよりは少し明るめかもしれません。とにかく他で見かけないです。
色違いのイエロー
色が良いといえば、こちらのイエローこそぜひにと思います。実際に履くとなると、「イエロー」というよりは「キャメル」「ライトブラウン」のようなつかい勝手になるので、とても合わせやすいです。
以下で、イエローの色味やディテールなどについてご確認下さいませ。
このパンツを履いたスタイリング
ランウェイショーのブランドオフィシャルルックです。ランウェイショーの全ルックの中でも、個人的に屈指のお気に入りルックです。上も下も欲しい~笑。
本日は以上です。
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