こんにちは、インタレストです。

★ただいま店頭にてココチブランド受注会を開催中です

4月21日(日)までの会期中、今回はいつになく盛りだくさんのトピックと、100足超のココチブランド(=kokochi sun3+kokochi sqir)の靴たち、そして来京する森田さん自身とともに(=4月20日・21日限定)、お客様皆様のご来店をお待ちしております。

  • Topic1:「ココチらしさ」たちの結晶~kokochi sun31年ぶりの新作靴「YOIN(ヨイン)」リリース
  • Topic2:ザンパノがまあるいソールに?~会期限定企画「ソールカスタマイズ・ライト」
  • Topic3:「いつの日か」がついに現実に~ブランドオリジナルのヌメ革「cero(セロ)」誕生
  • Topic4:新バージョンも続々~サンダル「ギャートル」シリーズの新作をラインナップ

 

本イベントの情報は以下のリンク先にてご確認下さいませ。

 

 

 

 


 

★4月20日(土)・21日(日)は靴作家・森田圭一さんが終日在店します

 

ココチブランド受注会恒例、靴作家・森田圭一さんのインタレスト在店は4月20日(土)・21日(日)の2日間です。半年に一度の2日間、いつも通り多くのお客様とご一緒に大いに楽しめましたらとても嬉しいです。ぜひご来店下さいませ。

 

 

圧倒的なフレキシビリティを誇るブランドに

私たちインタレストが森田さんと付き合うようになって7年経ちますが、その間にオーダー頂ける靴のモデルはザッと3~4倍に増え、つかえる革や素材の種類・色はそれ以上に増え、さらに「ソールカスタマイズ」などによって1モデル毎にできるアレンジはまさに段違いに増えました。

「靴ひもが面倒くさい」という方にご提案できるスリッポン型のモデルがたくさん生まれました。レザーソールの「カツーン」という地面からの返りが苦手な方向けに、「モアフレックス」などきわめてクッション性に富んだソールをご案内できるようになりました。カジュアルシューズだけでなくドレスシューズもおつくりできるようになりました。

 

 

靴好きの私・店長Dからしても、今や「ココチブランドにできないことはほぼない」といえるくらい、圧倒的なフレキシビリティを誇るブランドになりました。思い返してみると、「こちらのお客様がこういうご希望をお持ちだった」「あちらのお客様がこれだと履けないと仰っていた」ということに対して、森田さんが懸命に応えてくれた結果が今のココチブランドの姿だと感じます。

そしてそれでもなお、ココチブランド(=kokochi sun3+kokochi sqir)の靴はすべて、森田さん自身によって制作されます。「それでもなお」と書きましたが、逆に森田さん自身が制作しているからこそ、このように柔軟かつ大胆に、「横」にも「縦」にもブランドのラインナップが増えていることは間違いありません。

 

 

「自分自身のためだけに作られる1足」というぜいたくを

いつもお話ししますが、森田さんは「実際にその靴を履く人の立場」に立ってモノ作りができるという、実はこの業界には滅多にいないタイプの希有なクリエイターです。靴のオーナー様一人ひとりのお好みやお悩みに寄り添い、1足1足丁寧に、4ヶ月をかけて作り上げます。

その森田さん自身と直接話して頂き、「こういうデザインで欲しい」「いつもここが痛くなる」「足の形が既製の靴と合わない」・・・と様々にご相談頂けましたらと思います。そして、「オーナー様たった1人のために作られる靴」というぜいたくを、ぜひ味わって下さいませ。

 

 

誠実に作られた革靴は、適切なケア・修理を経て「一生モノ」の相棒に

そして、そうして作られる革靴は掛け値なしに「一生モノ」になり得ます。

適切なメンテナンス・・・ケアと修理を続けて、ご自身の相棒として育てていってあげて下さいませ。インタレストではそのプロセスをお手伝いするために、皆様の大切な靴をお預かりして、信頼できるお直し屋とシューシャイナー(=磨き屋)にメンテナンスしてもらうサービスも承っております。

また、森田さんが在店する4月20日(土)・21日(日)の2日間であれば、ソール裏のゴム張り(&張り直し)やヒール交換などをその場で承ることもできます。ぜひこの機会にお持ち込み下さいませ。

 

 

続いて、kokochi sun3の新作靴「YOIN」と新作サンダル「ギャートル」の最新情報をアップデートいたします。ぜひこのまま読み進めて下さいませ。

ココチブランド受注会の残り会期は3日間です。多くのお客様のご参加を、森田さんと一緒に心よりお待ちしております。はじめてのお客様におかれましても、「まずはご試着から」のお気持ちで、ぜひお気軽にご来店下さいませ。

 

 


 

★kokochi sun3「YOIN」が抜群にフィッティングが良い理由とは

 

 

 

森田さんと電話でkokochi sun3の新作靴「YOIN」のフィッティングについて話していたとき、私たちスタッフが実際に履いたときに得た感覚・感想と、森田さんのデザインイメージが100%合致していて本当に驚きました。汗

以下が、そのときの会話の要約です。

私・店長D(以下「D」) 「森田さん、YOINって足入れものすごくタイトですよね。」
森田さん(以下「M」) 「はい、そうですね。」

D 「同じ木型でつくられたOTOは26.5cmがジャストなんですけど、たぶんYOINは26.5は筒を足が通らないです。27.0でやっと通るくらいなんで。」
M 「新品だとエイヤーって押し込まないと入らないでしょ?」
D 「そうそう、そうなんですよ!あ、これ狙ってそうしていますか?」
M 「そうです。この木型は捨て寸(=足を入れたときにわざと余らせている寸法)が小さいので、足を入れたときには少し余裕のあるつくりにしたくて。」
D 「そのぶん足入れをタイトにして、かかとが抜けないようにということですか?」
M 「そうです。気持ち大きめに履いてもらっても大丈夫になるようにデザインしています。」
D 「スゴイ。まさに私やスタッフYが履いたときに得られた感想とまったく同じで・・・。足入れはタイトなんですが、入ってしまうとフィッティングがすごくいいんです。ペコスタイプのブーツとは思えないくらいで。」
M 「その感じを狙っています。実際、僕自身もここのところずっと履いていますけど、他の靴を履きたくなくなるくらい快適ですよ、これ。」

 

 

申し上げるまでもなく、靴ひもの通っていない靴の最大の利点は「脱着が楽ちんであること」、そしてその最大の欠点は「フィッティングの調整が利かないこと」です。前者の圧倒的な利便性が捨てがたく、後者を犠牲にして履いているという方も多いと思いますが、その点YOINは後者を相当程度克服できていると感じます。

そしてそのぶん筒が細くなるため、スッキリした洋服との相性も良くなっているのだと考えられます。

このことばかりは実物に足を通してみないと分からないことなので、ぜひ残り会期3日間の間にインタレストまでご来場頂きまして、YOINのサンプルに足を入れてみて下さいませ。会期中の店頭には、この日のブログ記事でご紹介したサンプルが全点揃っております。

 

 


 

★新作サンダル「ギャートル」について。森田さんの言葉で。

ココチブランドのオフィシャルブログにて、新作サンダル「ギャートル」について、森田さん自身が詳しく説明しているので以下に該当部分を引用いたします。

YOINと同様、このギャートルも本イベントのメイントピックの一つです。納期もオーダーから約6週間と短いので、このタイミングでオーダー頂きますと今年のサマーシーズンは立ち上がりから暮れまでフルに履いて頂けます。

ぜひ合わせてご検討下さいませ。

 

『 kokochi sun3 / ギャートルサンダル 』33000yen+tax ~

 

 

コンセプトは「足を守り、履き心地がよいこと」。

 

そこにブランドの根幹でもある「永く履き続けられるような素材の選定とデザインの工夫を」という言葉が重なり、分厚いレザーを使用した、経年変化を楽しめるサンダルが出来上がりました。

足を守るためのデザインとして、ミッドソールはカップ状になりました。そうすると、足に当たっている革の部分が多くなるため、履き心地が良くなりました。

永く履いて欲しいので、足の当たる部分に約7ミリの分厚い革となりました。すると、履き込むほどに足のように変化してくれる、ミッドソールになりました。

サンダルが足のようになるためには、時間が必要です。なので、ソールにはラバーソールを採用しました。そうすることで、何度でも張り替えができ、革の経年変化も楽しめ、履き心地のよいサンダルとなりました。

 

 


 

デザインは4種類

 

『 kokochi sun3 / ギャートル#1 』¥33000+tax

甲を2本の革で覆うシンプルなタイプ。

かかとにストラップがないので、フィッティングが不安に感じる方もおられると思いますが、そこはカップ状のミッドソールがカバーしてくれていて、快適なフィッティングが期待できます。

 

納期:約6週間

*画像はアイアン染め、アップチャージ5000円+税

 

 

 

『 kokochi sun3 / ギャートル#2 』¥33000+tax

かかとにカウンターがつき、足首を紐で結んで履くタイプ。

甲部分の露出が多く、よりシーズンを意識したサンダルです。足首に巻く革紐はディアスキン(鹿革)を使用していて、足あたりはとても良いです。

 

納期:約6週間

 

 

 

『 kokochi sun3 / ギャートル#3 』¥33000+tax

こちらは#1のデザインに、かかとのストラップがついたもの。

#1よりも安定感があり、またパーツも多いので、色素材の選択の幅が広がります。

過去のご注文では、#1と迷われる方も多いのですが、脱ぎ履きの速さを求めるなら#1、フィッティングを求めるなら#3といったところでしょうか。

 

納期:約6週間

 

 

 

『 kokochi sun3 / ギャートル#4 』¥33000+tax

甲を1枚の革で覆ったタイプ。

甲部分の革は同ブランドの靴で使われている物の中から選んでいただけます。また、ライニング(甲に触れるデザインの裏部分)は黒、白、ナチュラルからお選びいただけます。

さらに#4のみ、アッパーに手縫いのステッチ(全13色)をオプションで選択いただけます。*アップチャージ5000円(+税)となります。

 

納期:約6週間

 

 

 

 

これまでのオーダーで人気なのは#4、#3でしょうか。

#4は革の選択肢の自由度の高さ

#3はデザインがシンプルなのとフィッティングの高さでの評価のようです。

 

 


 

アッパーの選べる革が増えました。

 

 

#1から#3のアッパーの革は、厚いミッドソールに使われている革(8色)からしか選べなかったのですが、今回から、様々な革から選べるようになりました。

画像はセロという新しくラインナップに加わった革を使用しました。薄い革を2枚重ね合わせ、これまでの厚口の革の厚さにします。そうすることで多くの色素材の組み合わせが可能になりました。

画像は白×白ですが、白×黒でも、赤×緑でも合わせることが可能です。オーダーの際はたくさん悩んで、ご自身のお気に入りの1足を見つけてください。

 

 

昨年はバタバタとしつつ、シーズン中に作りきれなかったギャートルサンダル。

今回ばかりはと、しっかりと作り込むことができました。

 

 

 


本日は以上です。

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