Michael Jackson – Smooth Criminal – Live Munich 1997- HD

 

マイケル・ジャクソンという人は、どんなことよりも「ファンが何を望んでいるのか」「ファンが何を見たがっているのか」ということを優先してライブパフォーマンスを演出し披露した人です。「この曲を歌うなら必ずこうあって欲しい」とファンが望むことを100%、必ず見せてくれました。「自分がどうしたいか」ではないんですよね。

マイケル・ジャクソンがあらゆる意味で偉大な”King of POP”であることに疑いはないのですが、私自身が最も尊敬しているのはこの点なのです。パフォーマーの立場なら、何百回歌った歌ならそりゃアレンジしたくなりますよね。でもそれがファンがライブで観たがっているパフォーマンスなのかといえば、断じて「否」だと思います。

正月早々”Smooth Criminal”というタイトルはどうかと思いますが(笑)、この映像を観て完全無欠の「全部乗せ」だなあと、改めて感じ入っています。このパフォーマンスを見せてくれるなら、歌なんて歌ってなくて全然いいんです。歌えっこないですもん(笑)。「歌手」のライブでそんなことを感じるのは、後にも先にもこの人だけかもしれません。