こんにちは、インタレスト(本日はスタッフY)です。
本日はシリーズ「お客様のkokochi」(→新日記の記事、旧日記の記事)、お客様によるkokochi sun3 / kokochi sqirのオーダー靴をご紹介いたします。
本日は、今年1月より足数限定でオーダーを承っております、MAITO×kokochi sun3のコラボレーション靴をご案内させて頂きます!
★MAITO×kokochi sun3のコラボレーション靴とは?
私たちも、お客様も、ずっと見てみたいと話していた「草木染めの靴」。店長DがMAITOのアトリエを訪ねたときに、タイミング良く草木染めキャンバス地を譲ってもらえることになり、そのサンプルを森田さんに送って、途方もない試行錯誤の末に靴が完成して・・・そしてお客様にご案内できるようになりました・・・!
以下、本件について詳しくご案内している今年1月のブログの一部を抜粋しております。
まさにご縁・タイミングが良かったというほかないのですが、MAITOのデザイナー・染め師の小室真以人さんからブランドオリジナルの草木染めキャンバス地(全5色)を、今回特別に譲ってもらうことができました。MAITOならではのニュアンスに富んだ天然のパステルカラーが実に美しく、他では決して手に入らない「草木染めの靴」をおつくり頂けます。
おつかい頂けるのはMAITOの十八番であるトップ染め(=わた染め)の糸で織られ、さらにPVC(塩化ビニル)加工がなされた、色の持ちや防水性など様々な意味できわめて強度の高いオリジナルテキスタイルです。左からダークブラウン(屋久杉染め)、カーキ(柘榴・桑・藍・屋久杉染め)、レッドオレンジ(茜・山桃・屋久杉染め)、イエロー(桑・山桃・屋久杉染め)、ピンク(桜染め)です。
もともとMAITOが自身のバッグなどに加工するためにつくったキャンバス地を、今回の企画のために無理をいって少しずつ分けてもらっているので、現在ご用意がある生地面積をつかい切るだけのオーダーを頂いた時点でお取り扱い終了となります。
一般的なキャンバス地(=帆布)はスニーカーの素材としてもつかわれていて丈夫です。さらにMAITOの草木染めキャンバスは、上述のPVC加工のおかげで、水をはじいて、草木染めの色を長くお楽しみ頂けるようになっております。
おつくり頂いたオーナー様からの評判も良いので、改めてオススメでございます!
本日時点で、草木染めキャンバス地の在庫は、色にもよりますがまだ数足分あると思いますので、ご興味をお持ち頂けましたら、ぜひお早めにご来店・お問い合わせ下さいませ。
それでは、以下4足の靴をご紹介いたします!
★お客様のRosa-MT:桑染めキャンバス+ロウ・栗渋ソール
- オリジナル:マッケイ=50,000円
- ソールカスタマイズ:なし=0円
- サイズオプション:22.5cm~25.0cm=0円
- ソール裏ゴム張り:あり=0円(定価に含まれる)
- その他のオプション:MAITO草木染めキャンバス仕様=7,000円
- 合計:57,000円+税
Rosaについて、当店オンラインストアでは以下のようにご案内しております。
Rosaは、外見としてはローファーに近いヒールシューズです。かわいらしい見た目と履き心地の良さ、そしてスリッポン型のつくりで脱着が楽ちんということ(=靴ひもがないこと)などが、その大きな魅力です。
太めの55mmヒールは安定感があります。普段ヒール靴を履かないという方が、店頭でこの靴の履き心地の良さに驚かれることが多いです。
広いつま先と、正面のハンドステッチがデザインのアクセントとなります。2本のハンドステッチはそれぞれ色を選んで頂けます。
どんな仕上がりになるんだろうと私たちも楽しみにしていた桑染めキャンバスのRosaです!とてもかわいくて、色々な洋服に合わせやすく履き心地も良い、優秀な靴になりました。
Rosaはひもがありませんが、履き口の前方裏側にゴムが入っているので、甲の部分でフィットしてくれます。私自身もRosaを2足持っていますが、脱ぎ履きが簡単なため、ついつい高頻度で履いてしまいます。
Rosaでは、ソール裏のゴム貼りは定価に含まれています。ソールはロウ・栗渋染めですので、年月の経過とともに焼けて濃くなっていきます。画像2枚目、MAITOとkokochi sun3のオフィシャルコラボレーションですので、両ブランドのネーム(タグ)が入ります。
さて、もうお気づきかもしれませんが、このオーダーではグリーンの差し色がアシンメトリー(左右非対称)に入るという、とても凝ったディテールとなっています!
まず、甲部分の2本のハンドステッチです。画像1枚目(=右足)のつま先は2本ともベージュですが、画像2枚目(=左足)は、ベージュとグリーンがつかわれています。グリーンが差し色になっていますね。
そして、かかとの1層も、右足だけグリーンに切り替わっています。kokochiでは、こんなこともできるんですね!
靴をひっくり返して、ちょうどこのように、左の甲のハンドステッチ×右のかかと一層にグリーンが入っています。kokochiだからこそ実現できる、とても楽しいデザインです♪
オーナー様に履いて頂きました。お召し頂いているeverlasting sproutのチェック柄のブラウス&スカートにグリーンが入っているので、Rosaの差し色のグリーンと合いますね。桑染めキャンバスは「山吹色」に近いイメージで、明るく色をさしますが、色を強く主張しすぎないので、様々なスタイリングに合います。
靴下はMAITOの桜染めです。アシンメトリーの差し色グリーンは、「よく見ると気づく」というさりげない遊びですので、とても粋ですね。
こちらは冬に撮影させて頂きました。Eatable of Many Ordersのシルクキルトジャケットと、everlasting sproutの花柄刺繍のベスト&スカートとともに。桑染めイエローがモノトーンのスタイリングの差し色になって、こちらもかわいいですね。
重ね履きの靴下もグリーンで♪ 「このRosaは一日中履いて歩き回っても大丈夫です!」と教えて頂いて、私たちも安心して、とてもうれしく感じております。この度は素敵なオーダーを賜りまして、本当にありがとうございました!
★お客様のCIRCUS-MT:桜染めキャンバス+ロウ・栗渋ソール
- オリジナル:マッケイ=66,000円
- ソールカスタマイズ:なし=0円
- サイズオプション:22.5cm~25.0cm=0円
- ソール裏ゴム張り:あり=1,800円
- その他のオプション:MAITO草木染めキャンバス仕様=7,000円
- 合計:74,800円+税
CIRCUSについて、当店オンラインストアでは以下のようにご案内しております。
「サイドゴアブーツ」という歴史も深い大定番のブーツが、靴作家・デザイナーの森田さんの感性で、見事なまでに「どこからどう見てもkokochi sun3だ」と分かるブーツにアレンジされています。
CIRCUSでは、その履き心地の良さから大定番となっている「MUKU」と同じ木型が使われています。しかもMUKUは短靴スリッポン型ですが、CIRCUSは足首までしっかり革が覆ってくれる(=フィットさせてくれる)ブーツ型ですので、フィット感がとても良いです。ひもがないため、脱ぎ履きもとても楽です。
こちらはとてもかわいい桜染めのCIRCUSです!桜染めは淡くやさしい色味で、6年前のインタレストのオープン当初から、ファンのお客様がとても多い色でもあります。画像は少し青みが強くなっていますが、実際の色はもう少しベージュがかった、サーモンピンクに近いという印象です。
桜染めは、つぼみがついた桜の小枝を選別して、何十日もかけて煮出したり熟成させたり・・・といった手間をかけて、やっとこの色が出せるそうです。どの色のキャンバス地もそうですが、わたの段階で草木染めをして、糸に紡いで、キャンバス地に織り上げて・・・というプロセスを経て、やっと生地ができあがります。さらにそれを靴にして・・・というのは大変なことですよね。画像2枚目、サイドのゴムはベージュで、靴全体のやさしい雰囲気と調和しています。
CIRCUSでは、履き口の前方と、かかとにタブがついて、そのハンドステッチの色も選べます。この靴ではサイドのゴムに合わせてハンドステッチは生成りです。ソールはロウ・栗渋染めです。
お客様のご希望で、ソール裏のゴム貼りは「あり」です。さて、画像2枚目で履き口の内側をよく見ると、異なる色が見られます・・・。
実は、茜染めキャンバスを、前タブ周辺の内側(=画像1枚目)、そしてかかとのタブの裏側(=画像2枚目)につかってもらいました!さりげない差し色になっています。靴の構造上、別々のパーツになっていれば、理論的にはこうした切り替えもできるのですが、細かいリクエストに応えてくれた森田さんにとても感謝しています。
オーナー様に履いて頂きました。デニムとの相性も良くてかわいいです。「脱ぎ履きもとても楽です!」と仰って頂いて、うれしかったです。
CIRCUSらしい独特の横顔や後ろ姿です。角度によって、茜染めがチラリとのぞきます♪
★お客様のブギウギ5EYE-MT:桑染めキャンバス+ロウ・栗渋ソール
- オリジナル:マッケイ=47,000円
- ソールカスタマイズ:なし=0円
- サイズオプション:22.5cm~25.0cm=0円
- ソール裏ゴム張り:あり=0円(定価に含まれる)
- その他のオプション:MAITO草木染めキャンバス仕様=7,000円
- 合計:54,000円+税
ブギウギ5EYEについて、当店オンラインストアでは以下のようにご案内しております。
ブギウギEYEは、つま先の丸いフォルムがかわいらしいミドルカットブーツです。太めの55mmヒールは安定感があります。
ひもでフィット感を高めることができるので、安心感があります。普段ヒール靴を履かないという方が、店頭でこの靴の履き心地の良さに驚かれることが多いです。
後ろから見ると、かかとが下がっているデザインですので、夏も含めて一年中履かれるというお客様が多いです。kokochi sun3のヒール靴である、「Rosa」と同じ木型・ヒールがつかわれています。
こちらは店頭に入荷しているブギウギ5EYE-MTと同じデザインで頂いたオーダーです。悩みに悩んで店頭用にオーダーしたデザインを、こうして選んで頂けて、とてもうれしかったです。
わたの段階で草木染めして、糸に紡いで、生地を織り上げて・・・というプロセスを経ているため、色に奥行きがあり、様々な色が混ざりあったMAITOのわた染めならではの雰囲気となっています。画像2枚目、ソールはロウ・栗渋染め、ろうびきひもの色はベージュで、靴全体の色のバランスを合わせています。
かかとのハンドステッチの色はグリーンと、ここにワンポイントが入っています。先ほどのRosaもグリーンの差し色が入っていましたが、桑染めキャンバスとグリーンとの相性は、とても良いですね。
このブギウギ5EYEでは、履き口の裏側はキャンバス地ではなく、「赤ちゃんが触れても大丈夫」と言われるくらいやわらかいオーガニックピッグレザー(豚革)です。キャンバス地よりも肌あたりがずっとやさしくなります。実は、草木染めキャンバス地で靴をつくるにあたって、森田さんは職人ならではの様々な試行錯誤や工夫をしてくれているのですが、これもそのひとつです。
オーナー様に履いて頂きました。Lehのラバリベストと、everlasting sproutのサイドベルトパンツと合わせて。桑染めのイエローが、ここでもモノトーンのスタイリングの差し色になって、かわいいですね。このデザインのブギウギ5EYEは、季節を問わず一年中活躍することと思います。この度は本当にありがとうございました!
★(番外編)インタレストのmarco-MT:茜染めキャンバス+ロウ・栗渋ソール
- オリジナル:マッケイ=64,000円
- ソールカスタマイズ:HSS-SL=15,000円
- サイズオプション:22.5cm~25.0cm=0円
- ソール裏ゴム張り:あり=1,800円
- その他のオプション:MAITO草木染めキャンバス仕様=7,000円
- 合計:87,800円+税
最後に、比較的最近、店頭に入荷いたしました、茜染めキャンバスのmarcoをご紹介いたします。
marcoについて、当店オンラインストアでは以下のようにご案内しております。
marcoはプレーントゥ(=装飾がまったくないつま先)の靴で、見かけはとてもシンプルな形です。
履き口が狭いためフィット感が良く、特に甲が薄い方は履きやすさをお感じ頂けるかもしれません。
革の選び方によっては、フォーマルでも履いて頂ける靴になります。
こちらが茜染めキャンバスのmarcoです。真っ赤というよりもややオレンジがかって、朱色も入ったような、きれいな色です。ろうびきひもをベージュにして、ロウ・栗渋ソールとの色を合わせています。
茜は、日の丸の染料にもつかわれたという歴史のある染料です。画像2枚目、実はウェルトの出し縫いの糸も、ソールに合わせて栗渋染めをしてもらっています。森田さんには他にもたくさんの工夫をしてもらっているのですが、とても書き切れないので、ぜひ店頭でお話させて下さいませ!
かかとのタブは、オリジナルのmarcoのタブよりも小さい、「らるご」のタブのイメージで制作してもらっています。
このmarco-MTは24.0cmです。店頭にお越し頂けます方は、ぜひ足を入れてみて下さいませ!
kokochi sun3 / kokochi sqirの情報は、以下のポータルサイトにまとめております。ぜひご覧頂きまして、お気軽にご来店&お問い合わせ下さいませ!
・kokochi sun3 / kokochi sqir ポータルサイト >こちらから!
・kokochi sun3 / kokochi sqir 店頭在庫の一覧 >こちらから!
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