こんにちは、インタレストです。
この日の日記で速報いたしました、新入荷した「インタレストのkokochi」5足より、本日は馬革ネイビーでつくられた3足につきまして、たっぷりの画像とともに詳細にご紹介させて頂きます!
3足とも店頭用にオーダーした靴ですので、デザインのお好みとサイズがピッタリというお客様がいらっしゃいましたら、これらそのものをお求め頂けます。2ヶ月間の制作期間を待たずにそのままお持ち帰り頂けますので、明日から履いて頂くことも可能です♪
以下、様々な角度から撮影した画像をたっぷり載せておりますので、じっくりご覧頂けましたらと思います!
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1,「らるご HSS-SL」(馬革ネイビー+ロウ・ブラウンソール)
kokochi sun3 らるご HSS-SL
価格(税抜き): 74,000円(+ゴム張り分1,800円)
デザイン: 馬革ネイビー(シボなし)+ロウ・ブラウンソール
サイズ: 23.5cm (普段24.0cmを中心に履かれる方にオススメのサイズ感です)
馬革ネイビーをつかって、私たちインタレストが一番つくりたかったデザインであり、かつ多くのお客様から「一番見てみたいデザイン」というお声を頂いていた靴が、ハンドソーン(=手縫い)によるグッドイヤー製法でつくられた「らるご HSS-SL」です。
期待以上のカッコ良さ、想像以上のトラッドな雰囲気で、これはもう、オンにオフにたいへんな「お役立ち靴」になること間違いなしです!ジャケットスタイルなどとの相性の良さは言わずもがなですが、ワンピースやスカートなどのレディースアイテムと合わせるとかわいい雰囲気でも履いて頂けます。
このデザイン、実はまだどなたからもオーダー頂いていません。その事実が不思議で仕方がないのですが、思い返してみるとオーダーの一歩手前までいって、最終的にまったく同じデザインのhold-on hi DLSにされたり、zanpanoにされたりという風だったのでした。実際につくってみて、やっぱり強く惹かれる表情だなと感じます!
現在の馬革ネイビーのロットはとてもやわらかいです。新品時からやわらかいので、「気合いでなじませる」、「履き始めの何回かは窮屈」というのもほとんどないと思います。最初はややマットな風合いなので、育ててツヤを上げる楽しみも大きそう!
ひもはロウ引きのダークブラウン。お買い上げ下さるお客様には、春夏向けに明るいベージュのロウ引きひもをプレゼントいたします。(下で画像を載せております。)
ネイビーという色とブラウンという色、実はこんなに相性がいいんです!お洋服のスタイリングでもご活用頂ける組み合わせです!
ハンドソーン(=手縫い)のグッドイヤー製法ならではの、ソールが外側にせせり出すこの見映え。トラッドな、凜とした雰囲気があります!
ソールの部分をよくご覧頂くと、(一番下のゴム張りを除くと)レザーの二層構造になっていることが分かります。下の層がレザーソールで、その上の層がボディとソールを縫い合わせる「ウェルト」です。「ウェルト」は、この靴の構造である「グッドイヤー製法」で最も重要なパーツの一つといえます。
らるごHSS-SLでは、この大きなヒール部分がまた特別カッコイイのですが、実は「ウェルト」がある分、オリジナルのらるごより1層多いんです。たった1層なのですが、これだけで見え方はかなりガッチリした印象になります。
一方、オリジナルのらるご(=マッケイ製法)は、スッキリと洗練された印象のある靴です。普段どんなお洋服と合わせるのか、どんなシーンで履くことになりそうかなどをお考え頂きつつ、オリジナルかHSS-SLか、どちらになさるかお決め頂けましたらと思います!
滑り止め+ソール保護のためのゴム張りをしています。(+税抜き1,800円です。)
こちら、ベージュのロウ引きひもを入れたバージョンです!そうですね、これから数ヶ月間はこちら履き方もまた良いかも!プレゼントいたしますので、ぜひ使い分けて下さいませ!
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2,「zanpano」(馬革ネイビー+ロウ・ブラウンソール)
kokochi sun3 zanpano
価格(税抜き): 78,000円(+ゴム張り分1,800円)
デザイン: 馬革ネイビー(シボなし&シボありのコンビ)+ロウ・ブラウンソール
サイズ: 24.0cm (普段23.5cmを中心に履かれる方にオススメのサイズ感です)
実はインタレストでは、24.0cmのzanpanoは必ず馬革ネイビー+ロウ・ブラウンソールの組み合わせでつくっているのですが、これまで必ずそのままお嫁に行っています。今回はただの再入荷ではなく、デザインのディテールを変えています。
ボディはいつも通りシボなしの革をつかいつつも、つま先・はね・かかとの3カ所ではシボありの革をつかって、「同じ馬革ネイビーをつかったツートーンの靴」にしてみました。履いているご本人しか分からないレベルですが、それくらいがちょうど良い遊びかと思います!
馬革ネイビーのzanpano、店頭にいてくれるとものすごく安心感がありまして、逆にいないとどことなく不安な気持ちになってしまいます(笑)。それほどに、私たちインタレストにとって「しっくりくる靴」、「なくてはならない靴」なのです。
ひもはロウ引きのダークブラウン。お買い上げ下さるお客様には、春夏向けに明るいベージュのロウ引きひもをプレゼントいたします。(下で画像を載せております。)
ボディにシボなしの革、つま先・はね・かかとのタブでシボの入った革をつかうことで、「『風合い』で切り替えたツートーンの靴」になっています!
つま先では、シボありの革をつかっています。
ただ、つま先は靴をつくるときにググッと伸ばすので、シボはあるかないか分からないくらいになっています。(その控えめな雰囲気が良いです!)
一方、この「はね」の部分はハッキリ分かりますよね!ここにもシボありの革をつかっています。ボディの革との「風合い」の違いが、オーナー様にしか分からない密やかなオシャレになってくれます!
この「かかと」のタブもシボありの革です。
この角度で見ると分かりやすいですね!
「風合い」で切り替えるツートーン。「言われてみて、かつよく見てみて、初めて分かる」というレベルです。でもこういう小さなニュアンスこそが、絶妙なアクセントとして効いてくれることもしばしばなのです♪
ザンパノはハンドソーンのグッドイヤー製法による、しかも「ダブルレザーソール」の靴です!
kokochi sun3で、ハンドソーンによるグッドイヤー製法の構造を持つ靴は、こちらのザンパノ、インタレスト×kokochi sun3 hold-on hi DLS、そして一つ上でご紹介したらるごHSS-SLの3足のみです。そしてダブルレザーソール仕様は、そのうちザンパノとhold-on hi DLSの2足のみです。(らるごHSS-SLは、シングルレザーソールの靴です。)
こちらの画像で、(一番下のゴム張りを除くと)レザーの三層構造になっていることが分かります。下の2層がレザーソールで、その上の薄い層がボディとソールを縫い合わせる「ウェルト」です。
ハンドソーンのダブルレザーソール。非常に頑丈であり、かつオールソール交換がしやすいという長所はもちろんですが、私・店長D個人的には、なじんだときの「反り返り」に優れているという点を特に強調したいです。履き込まれたダブルレザーソールの革靴ほど、「長時間の着用で履き心地の良い靴」はないのではないかと、私は感じています。(展示会巡りなど、終日ハードに歩き回る&走り回る日は、いつもダブルレザーソールのhold-on hi DLSを履いて出かけます。)
滑り止め+ソール保護のためのゴム張りをしています。(+税抜き1,800円です。)
このザンパノでも、こちらのベージュのロウ引きひもをプレゼントいたします!ひもの色一つで、ここまで靴の印象が変わってくるのですよ~!
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3,「Crazy Duck」(馬革ネイビー+ロウ・栗渋ソール)
kokochi sun3 Crazy Duck
価格(税抜き): 66,000円
デザイン: 馬革ネイビー(シボなし)+ロウ・栗渋ソール
サイズ: 26.5cm (普段27.0cmを中心に履かれる方にオススメのサイズ感です)
インタレスト限定の馬革ネイビーをボディに、そしてインタレスト限定のロウ・栗渋ソールを合わせてつくった、メンズサイズのCrazy Duckです。
なじんだ馬革は柔軟性と抱擁性が抜群で、それを狙ってつくったのですが・・・どうも馬革ネイビーの現在のロットは最初からやわらかいようで、履き込んでなじませる必要すらありません。スゴイ!私・店長D自身が先ほど足を入れたところ、あまりに気持ちが良すぎて「ウヒョー」と声を上げてしまいました。笑
「濃い色味のボディ+淡い色味のソール」という組み合わせの靴は、その印象が「重たくなりすぎない」という長所があります。その意味で、kokochi sun3のあらゆる靴の中でもとびきり軽快な印象のあるこのCrazy Duckではピッタリではないかと考え、このようにデザインいたしました。
新品時からとてもやわらかい今の馬革ネイビーのロット、このCrazy Duckをおつくり頂くのに最適だと思います!ぜひぜひご検討下さいませ!
ひももソールの色味に合わせて、ロウ引きのベージュで。お買い上げ下さるお客様には、秋冬向けにダークブラウンのロウ引きひもをプレゼントいたします。(下で画像を載せております。)
それにしても、この靴を店頭でご覧になるお客様からの評判が上々で、とっても嬉しく感じております!「このデザインそのままでレディースでオーダーしたい!」と言って下さるお客様もいらして・・・。つくって良かったです!泣
ハンドステッチもベージュです。この靴では、いわゆる「遊び」を一切入れていません。メンズサイズということもあり、とにかく様々なシーンでたくさん履いて頂けるようにと考えました。
ネイビーの靴なのに明るい印象が出ているのは、ひとえに淡い色味のソールと靴ひものなせる技です。
ハンドステッチ、前も後ろもすべてベージュ一色です。ソールとひもの色味と統一しています。つまりこの靴では、ネイビーとベージュ以外の色をつかっていないんです。こういう統一感のある靴は洗練された雰囲気に仕上がります。一つのご参考にして頂けましたら嬉しいです!
ソールは、インタレスト限定でおつかい頂ける「ロウ・栗渋ソール」で!
ロウコーティングしてトラッドなツヤが上がるソールのシリーズは、オリジナルではブラウン(上でご紹介したらるごHSS-SL、ザンパノでつかっています)とブラックの2種類のご用意です。
ただ、hold-on hi DLSをデザインしているときに、ロウコーティングのシリーズでどうしてもこのナチュラルカラーが欲しくなって、森田さんにお願いしてつくってもらったのでした。
このソールは、「ナチュラルカラーでもツヤの上がるソールが欲しい」というお客様のニーズにお応えできるため、常時たいへん多くのオーダーを頂いております。ぜひ皆様もご検討下さいませ!自信を持ってオススメいたします!
それからこのソール、ケアの仕方によっては結構焼けます。かなりカッコ良く焼くこともできるので、そういう意味でも楽しんで頂けると思います!
メンズサイズということもあり、ゴム張りは「なし」にしてみました。レザーソールの魅力を存分に体感頂けます。ゴムはいつでも張ることはできますしね!
ひもをダークブラウンにするとこのような表情に。相当引き締まります。秋冬はこちらの方が履きやすいかもしれません。プレゼントいたしますので、使い分けて頂けましたらと思います!
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本日は以上です!
書き始めたときは、「画像メインの記事にしよう」とか思っていたのですが、実際に画像を並べてみると・・・やっぱり書いてしまうんですよね・・・笑。お楽しみ頂けましたら幸いでございます・・・!
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