こんにちは、インタレストです。

モウブレイコロニルの革製品のメンテナンスアイテムにつきまして、欠品していたアイテム、欠品しかかっていたアイテム、そしていくつかインタレストでは初お目見えになるアイテムを中心に、在庫をしっかり補充・・・というよりガッツリ拡充いたしました!

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以下にてちょっとだけ、その中身をご紹介いたしますと・・・

 

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まずはなんといってもこちらですね!相変わらず、普段のケアの3本柱はこれらのクリームで決まりです!左から、コロニル「1909 シュープリームクリームデラックス」モウブレイ「クリームナチュラーレ」モウブレイ「デリケートクリーム」
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インタレスト×kokochi sun3「hold-on hi DLS」。このお嫁入り前の牛革ブラウン(24.0cm)は、店頭にて仕上げにクリームナチュラーレ(カラーレス)をつかいながら1年育てたものです。こちらの画像アルバムにて、「BEFORE / AFTER」をご紹介しておりますので、ぜひご一覧下さいませ!
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クリームナチュラーレは基本的にはカラーレス(無色)のご使用をオススメいたしますが、革の色抜けなどが著しく、かつ他のクリームをつかいたくないというときのために、今回は色の入ったものも入荷しています。こちらはバーガンディ。
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こうして見ると赤みが強いのですが、濃いめのバーガンディの革に入れると、ずいぶんナチュラルになじみます。
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こちらはダークブラウン。他にライトブラウンとブラックもご用意しております。
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モウブレイは「隙間を埋めるメーカー」です。あるいは「かゆいところに手が届くメーカー」ともいえます。左のリッチデリケートクリーム、右のビーズエイジングオイル、これらはいずれも「ホント、『ここ』が欲しかったのよ・・・!」と、待っていた人(→たとえば私 笑)からすると、涙もののアイテムです!
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リッチデリケートクリームについては、こちらの日記で詳しくご紹介しておりますので、ここでは新商品であるビーズエイジングオイルについて少々。
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蜜蝋を主成分とした「オイル」で、「クリーム」ではありません。このオイルの素晴らしいところは、「マットでオイリーな仕上がりになる」ということです。一般的なクリームでケアをすると「ツヤが上がってつるっとした仕上がりになる」わけですが、これだとたとえばゴツめのワークブーツやミリタリーブーツなどには合わないんですよね。それらは「マットなオイリーな仕上がり」にしたい。ツヤはいらない。
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私自身、この点にはずっと悩まされ続けていました。つくりは思い切りゴツイのに、仕上がりはつやっつやのブーツを履いて、歩くごとに違和感を覚えていたり・・・笑。もちろん、kokochi sun3 zanpanoのような洗練された顔つきの端正なブーツなら、むしろつやが上がっていて欲しいのですが・・・。
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そしてこちらが、ゴツめのミリタリーブーツ(D私物)をビーズエイジングオイルで仕上げたときの革の表情です。ブラッシングもしていません。オイルを手で塗り込んだだけです。まったく大げさでなく、このブーツ史上、最高の顔つきに仕上がっています。本当、「ようやくこの表情にできた・・・」というのが、偽らざる心境です。
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このあと帰宅してブラッシングをしてみましたが、やはりツヤは上がりません。しかも、日を追う毎にカッコ良くなっていく気がしています。雨もはね飛ばすように弾きますし。また一つ、手放せないクリーム・・・もとい、オイルができたなと感じております!
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昨今は、ここまででご紹介してきた天然素材由来のクリーム・オイルが全盛の時代(←タンニンなめしの革の人気)ですが、クロムなめしのスムースレザーには、相変わらずこのモウブレイ「シュークリームジャー」をつかうのが最善ではないかと、私たちは考えています。(「値段が安い=クオリティが低い」では決してありません!)
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こちらはカラーレス。クリームはカラーレスを基本として、必要に応じて色の入ったものをつかうのが良いと思います。
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クロムなめしの革靴をシュークリームジャー(カラーレス)で仕上げたときの表情です。前回はこの靴をクリームナチュラーレで仕上げたのですが、それに比べてはるかにツヤの上がりが良いです。もちろんお好みもあろうかと思いますので、適宜つかいわけて頂けましたらと思います!
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私自身は、クロムなめしの革でできたいわゆる「紳士靴」は、シュークリームジャーで仕上げることがほとんどです。
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それから、シュークリームジャーの大きな効能として、「補色効果がとても強い」という点も見逃せません。こちらは「ミディアムブラウン」という色なのですが、たとえばkokochi sun3の「ロウ・ブラウンソール」などの色抜けに対する補色には、シュークリームジャーのミディアムブラウンをつかうとちょうど良い仕上がりになります。有機溶剤とロウが主成分で、しっかりツヤの上がるクリームなので、光沢のあるロウコーティングのソールのケアにピッタリという意味もあります。
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ブラシでは、全ケアアイテムの中でも3本の指に入る人気アイテムであるコロニル「馬毛ブラシ」と・・・
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そして最近、彗星のごとく登場したモウブレイと平野ブラシのコラボレーションアイテムである「HIRANOブラシ(豚毛)」。長らくメーカー在庫も欠品状態にありましたが、このほど再入荷することができました!
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これをつかい始めると、なかなか元には戻れないかもという使用感・・・。革製品のケアにキャリアがおありの方であれば、つかった瞬間に「違い」に気づかれるレベルです。
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価格が税抜き4,000円と結構するので、「最初の1本としては高すぎるかな」と考えていたのですが、kokochi sun3の森田さんに「いや、むしろ最初の1本だからこそ、このブラシじゃないですかね」と言われて、「なるほどな」と思いました。

確かに最初の出費は小さくないのですが、それによって得られる使用感と効果、さらに他のブラシを寄せ付けない圧倒的な物持ちの良さを考えると、確かに「このブラシから入る」というのもありかもしれません。
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たとえば、「ケアをするに値する革靴」を3足以上お持ちの場合は、このブラシをおつかいになってはいかがでしょうか。クオリティの高い革・革靴をこれでブラッシングすると、仕上がりの違いが歴然としてきます。(こちらの画像は、店頭で私たちスタッフが鬼のようにゴリゴリつかっているものなのですが、やっぱりまったくヘタっていませんね!)
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コロニルのスプレーでは、全ケアアイテムの中でダントツの一番人気である「1909 シュープリームプロテクトスプレー」が、モウブレイの「デリケートクリーム」と並んで、「絶対に自宅在庫を切らしてはいけないアイテム」として君臨しています。・・・が、今回、トライアルとしてクリーナースプレーを入荷してみました。
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コロニル「ライニガー」。クリーナーといえばモウブレイ「ステインリムーバー」ですが、ステインリムーバーはあくまで化粧品でいうところの「クレンジング剤」。このライニガーは、化粧品ではたとえるアイテムが見つからず、あえていうならお洗濯の「洗剤」に近いです。いや、強度的には「漂白剤」かも。もちろん「漂白」はしませんが。笑
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このライニガーについては、コロニルの担当の方にアイデアをもらって、それで私たちに思い当たるところがあったので試験的に入荷してみました。しばらくかけて、あれやこれや「実験」してみたいと思います。
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こちらはご参考までに、店頭でお客様の靴をササッと簡易ケアするときにつかっている店用アイテムたちです。ここもどんどん増殖しているような・・・。私・店長Dの自宅にあったものも持ち込んだりしているので、今ではすっかり私物のケアも店頭でするようになってしまいました。笑
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本日は以上です!

モウブレイとコロニルのケアアイテムについては、日記のあちらこちらにそれぞれの説明が飛び飛びになっているので、それを1つの記事でまとめるという作業が必要だと認識しています。

また、ヘビーに使い込んでいくなかで、私たちの評価や解釈が(良い意味で)変わったもものも少なくないので、その情報も含めたアップデートもしていきたいと考えています。少しずつ、丁寧に進めていきたいと思います!

 

インタレストは明日ももちろん通常営業です!多くのお客様のご来店とお問い合わせを、心よりお待ちしております!

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