こんにちは、インタレストです。

ただいまインタレストの店頭では、壺草苑販売会「天然藍が染めるふく 2015年春夏」を開催中です!店頭には壺草苑のお洋服たちが、普段の10倍以上の量でズラリ並んでおります!それらをつかったスタイリング、前回のワンピーススタイル編に続きまして、今回はスカートスタイル編をご覧下さいませ!

ここでご紹介するほとんどのお洋服が、販売会会期中(~5月24日)のみのご案内です!ご参考にして頂きつつ、もし気になるアイテムがございましたら、ぜひ今週末までに店頭まで足をお運び下さいませ!(通信販売も随時承っております!)

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それでは以下、「スカートスタイル編(LOOK5~LOOK7」、ゆっくりとご覧下さいませ!

(モデルはすべて身長160cmの当店スタッフY、表記価格はすべて「税抜き価格」です。)

 

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LOOK5:「コットンラミーシャンブレー・ギャザースカート(まだら染め)」を着て

<LOOK5-1>

壺草苑 kasuriニットスクエアプルオーバー(kasuri柄・糸染め):34,000円
壺草苑 藍染めストライプ・ガゼット付きシャツ:24,000円
壺草苑 コットンラミーシャンブレー・ギャザースカート(まだら染め):28,000円
kokochi sun3 MUKU:42,000円

この日記で繰り返し登場する「コットンラミーシャンブレー」という生地、その質感・エイジングの素晴らしさもさりながら、「藍の乗りが抜群に良い」というのが実に魅力的で、「この生地で春夏らしいスカートをつくりたい!」と、これも工房に特注でつくってもらったスカートを履いています。染めは濃淡をしっかり出すまだら染めで、「藍染めによる花柄」をイメージしています。
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スカートが柄物なので、トップスはシンプルに。藍染めした糸が織り込まれたストライプ生地でつくったシャツ(LOOK2-2では同じ生地のカーディガンを着ています)と、その上から糸染め(板締め)したリネンの糸で編んだ袖付きのベストを着ています。「糸を板締めで藍染め」しているので、その糸で編んだニットにはイレギュラーな柄があらわれます。また、リネン100%なので、見た目も涼しげですし実際の着た感も涼しいです。
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このスカートの柄について「藍染めによる花柄をイメージ」と書きましたが、もちろん「花柄に染めている」というわけではありません。通常のまだら染めの手法で染めてもらっているのですが、一つは「とにかく美しい藍色を発色するこのコットンラミーシャンブレー生地であれば」ということと、もう一つは「いつもより濃淡の幅を大きくまだら染めしてもらえば」ということ、この両方で「花柄風に仕上がるのではないか」と期待してオーダーを入れました。結果は「期待以上&完璧以上」で、鮮やかで品のある見事な染め上がりとなりました!
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着ているベストは、前身頃と後ろ身頃で柄が切り替わります。シルエットはアイテム名にある通り「スクウェア」で、サイズ感はたっぷり。こんな風にシャツ上からかぶっても着ぶくれしませんし、あるいはカットソーの上から着ても身頃にボリュームが出て楽しそうです!
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<LOOK5-2>

壺草苑 80×100ローン生地オーバーチュニック(藍染め×松煙染め):30,000円
壺草苑 藍染めストライプ・ガゼット付きシャツ:24,000円
壺草苑 コットンラミーシャンブレー・ギャザースカート(まだら染め):28,000円
kokochi sun3 MUKU:42,000円

上のLOOK5-1のベストを、プルオーバーのチュニックに変えてみました。壺草苑が扱う素晴らしい生地各種の中でも、屈指の薄さ・やわさかさ、上質感を誇るコットンローンの生地でつくられたチュニックです。
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そしてこのチュニック、色味のニュアンスが素晴らしいのです!藍染めしたあとに松煙染めすることで、この「ブラックブルー」とでも呼べそうな、青み・・・もとい、藍みがかったチャコールグレーの美しい色味に染め上がっています。ごく薄い生地ですので、このようにインナーが透けて見えます。ここではストライプ柄を透かしていますが、たとえば板締めやまだら染めなどの柄物をインナーに合わせてもステキにきまりそうですね!
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チュニックのシルエットはゆるやかなAラインです。伸縮性はありませんが、下にいろいろ着てもゆったりというサイズ感です。
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かえすがえす、素晴らしい色味のチュニックです。お日様の下で撮影していると、見ていてウットリするくらい。藍染めが入っているので他の藍染めアイテムとの相性が良いのはもちろん、たとえば全身ブラックベースのスタイリングの中では差し色にもなってくれるはずです。ここではアイロンを当ててきれいに着ていますが、洗いざらしのシワが入った状態で着ても、たとえばデニムパンツなどと合わせてカッコ良く着られそうです。
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ストールを巻いてみました!

トップスで深い色をつかっているので、首元は明るくしてメリハリをつけたいです。ここでは、白残しのボーダーグラデーション染めの入ったシルクリネンストール(21,000円)を巻いてみました。シルクのつるっとした質感と光沢、リネンの豊かな風合いとシャリ感、その双方を心地よくご堪能頂けます。(LOOK3-1、下のLOOK6-2では、それぞれ同じ生地の柄違いをつかっています。)
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白残しグラデーションのストール、今回はいろいろな種類の生地で様々入荷しています。春夏にこそつかいたいアイテムです!ぜひお試し下さいませ!
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LOOK6:「コットンラミーシャンブレー・ギャザースカート(グラデーション染め)」を着て

<LOOK6-1>

壺草苑 リネン天竺・長袖カットソー(白残しグラデーション染め):23,000円
壺草苑 コットンラミーシャンブレー・ギャザースカート(グラデーション染め):28,000円
kokochi sun3 MUKU:42,000円

真上のLOOK5 で履いていたスカートと同じ形・同じ生地の柄違いで、こちらは上から下に向かって薄くなる(中藍→淡藍)のグラデーション染めのスカートを履いています。トップスはリネン100%のカットソー生地でできた長袖カットソーで、染めは上から下に向かって濃くなる白残しグラデーションです。
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ウェスト周りを一番濃くして、そこからそれぞれ上と下に向かうにつれて薄くなっていく、全身グラデーションのスタイリングです。グラデーション染めのアイテム同士のセットアップについては、「ちょっと難しそうでやりたいけれどできない」と仰るお客様が結構多く、私たちもその都度ご説明させて頂いております。確かに簡単ではありませんが、こちらは一例で、(1)濃淡にしっかりメリハリをつけることと、(2)上下で色味の連続性を持たせることで、洗練された雰囲気でスッキリまとめることもできます。ぜひお気軽にご相談下さいませ!
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このスタイリングでは個別のアイテム、つまり長袖カットソーもスカートそれぞれについても、単品としてたいへんオススメです!長袖カットソーはリネン100%の生地なので、とにかく涼しくてもちろん真夏でも着て頂けます。また、コットン天竺を染めたときとはまた違った、ゆらめくグラデーション染めの雰囲気も抜群です(しかも白残し!)。スカートはコットンラミーシャンブレー生地らしく、中藍も淡藍もピュアな藍色で染め上がっています。上のまだら染めの華やかさとはまた違って、しっとりと落ち着いた雰囲気があります。
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<LOOK6-2>

壺草苑 ドット生地・ショールカラーコットンカーディガン(グラデーション染め):35,000円
壺草苑 リネン天竺・長袖カットソー(白残しグラデーション染め):23,000円
壺草苑 コットンラミーシャンブレー・ギャザースカート(グラデーション染め):28,000円
kokochi sun3 MUKU:42,000円

真上のLOOK6-1の上から、LOOK2-2ではストライブ柄のものを着ていたショールカラーカーディガンをサラリと。そしてこのカーディガンもグラデーション染めです。カーディガンからスカートに向かっては濃藍→淡藍の全身グラデーションである一方、トップスだけ見たときにはカットソーとカーディガンのグラデーションが真逆の方向を向いていて、ここでは色味のメリハリを出そうと意識しています。
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お役立ちカーディガン、ここで着ているものは、染めたときにドット柄が浮き出る加工がされている薄手のコットン生地でできています。控えめなドット柄がかわいらしくも上品な印象です。新品時はアイロンが当てられてハリ感がありますが、着て洗ってを繰り返しているうちに、どんどんやわらかくなじんでいきます。これ1着で藍染めの粋を味わえるというアイテムでもあり、様々なスタイリングの中に取り入れてご活用頂けましたらと思います!
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横から見ると、上→下に向かって薄くなるグラデーションセットアップになっています。
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とても春夏らしい後ろ姿だと思います!カーディガンのドット柄がごくごく控えめなのがとても良いですよね!
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全身無地(グラデーション)のスタイリングなので、ストールは柄物が良さそうです!

これもシルクリネンストール(21,000円)なのですが、板締めの柄染めなのでずいぶん雰囲気が違っていますよね!全身無地のスタイリングのときは、首元に柄物を持ってくるとちょうど良いアクセントになってくれます!
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これまで登場してきたシルクリネンストールです。真上のものが板締め、こちら1枚目が淡藍→中藍のグラデーション染め、2枚目が白残しのボーダーグラデーション染め。とにかく生地の質感が良いので、ぜひそれぞれお試し頂きまして、巻いたときの印象を比べてみて頂けましたらと思います!
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LOOK7:「100/2ボイル生地・タックロングスカート(変わり板締め)」を着て

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壺草苑 綿麻Vネックニットチュニック(梅炭染め):26,000円
壺草苑 100/2ボイル生地・タックロングスカート(変わり板締め):42,000円
kokochi sun3 MUKU:42,000円

LOOK5 でまだら染め、LOOK6でグラデーション染めとくるなら、やはり最後のLOOK7では板締めをご紹介したいです!濃藍の部分がしっかり残った変わり板締めで、やはり圧倒的に華がありますね!トップスには無地のアイテムを合わせたいです。ここであえて藍染めをつかわず、炭染めグレーのニットチュニックをふわりと一枚で着ています。
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1枚目、この綿麻ニットのVネックチュニックは、形としては少なくとも3年前からずっとある定番アイテムです。綿麻素材なので丈夫で涼しく、真夏にはこれ1枚で、春や秋には下にインナーを合わせてと、とても使い勝手の良いアイテムです。2枚目、変わり板締めのタックスカートは、身長160cmのYが履いて「すね」の下というロング丈ですが、ウェストでクルクルと巻いてすね丈で履いています。こちらも季節に応じて履き方を変えて楽しみたいですね!
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ちなみに、スカートはスタイリング強化月間中のLOOK11で履いているグラデーション染めのものと同じ形・同じ生地です。(こちらも在庫しています。) 高級感のあるボイル生地の2枚仕立てで、裏地までしっかり染めが入っているいうぜいたくな逸品です!
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やはりスカートの華やかさが大きく、このシンプルな着こなしでも十分すぎるほどの完成度です!
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<LOOK7-2>

壺草苑 綿麻ダブルフェイス生地・ショールカラーコート(まだら染め):56,000円
壺草苑 綿麻Vネックニットチュニック(梅炭染め):26,000円
壺草苑 100/2ボイル生地・タックロングスカート(変わり板締め):42,000円
kokochi sun3 MUKU:42,000円

真上のLOOK7-1の上から、表地が麻・裏地がコットンのダブルフェイス生地でできたスプリングコートをサラリとまとってみました。裏地がガーゼのような肌触りで、こんな風に半袖の上から着てもたいへんに快適なんです。
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この生地でつくるライトアウターはいつも大人気なのですが、やはり「初夏あたりでもリラクシングに着られる」、「ガンガン水洗いできる」という2点が、その最大の理由だと感じています。
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コートの染めはまだら染めです。冒頭LOOK5で履いていたスカートもまだら染めでしたが、それは濃淡をハッキリ出しているインタレストの特注モデルで、このコートのまだら染めの色味がオリジナルです。濃藍に近い色味だけでまだら柄を表現するので、板締めなどと比べて「華やかさ」はずっと控えめです。むしろカッコイイ、オトナらしい雰囲気があります。
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コートの表地は麻なので、独特のシワ感と豊かな風合いがあります。それでコートの印象がグッとやわらかくなっていて、肩の力を抜いて着られるリラクシングな雰囲気になっています。真夏と真冬以外は延々着られるお役立ちアイテムになってくれると思います!
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こちらのスタイリングでは、シルクのストールを合わせてみます♪

スカートの華やかな柄とコートの深い色味とがあったので、首元にはホワイトベースである程度ボリュームが出るストールが良いかと思い、こちらの糸染めネップ入りシルクストール(18,000円)をセレクトしてみました!藍染めされた糸が織り込まれたシルク100%のストールです。藍色がそっと忍んでいる雰囲気がとても良い感じです。
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動物繊維のシルク100%なので、実は巻いていると結構温かいです。春先~初冬くらいまでずっとおつかい頂けると思います。
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本日は以上です!

壺草苑販売会「天然藍が染めるふく 2015年春夏」(~5月24日)、ただいま中盤に差し掛かっております!ぜひご参加下さいませ!明日も多くのお客様のご来店とお問い合わせを、心よりお待ちしております!

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