こんにちは、インタレストです。

本日は「イベント」・・・というよりは、私たちインタレストがAND WOOL(=everlasting sproutの村松さんが手がけるニットブランド)、壺草苑とともにお届けするスペシャルコラボレーションアイテムのご案内です!

以下でご紹介するアイテムは、女性・男性問わず、いずれもお好みの長さや(藍染めの場合は)染め方をご指定頂けるパーソナルオーダーによって制作する受注生産となりまして、店頭および通信販売にていつでも承ります。(通信販売の場合は、まずはお電話か問い合わせフォームにてお気軽にお問い合わせ下さいませ!)

 

本記事では、このまますぐ下にて今回の企画についての要点・キモをジックリご説明いたします。そのあと「画像集」的な位置づけで、下のご説明をより分かりやすくご理解頂くための多くの画像を掲載しておりますので、ぜひ合わせてオーダーのご参考にして頂けましたら幸いでございます♪

 


 

★AND WOOLの「ベルギーリネンのストール」のクオリティの高さについて

本日ご案内するベルギーリネンのストール、AND WOOLのオフィシャルブログでは以下のように紹介されています。「ベルギーリネン」、「フランドル地方」、「一等亜麻」等、麻好きの方であればグッとくるワードが並んでおりますね・・・笑。

率直に申し上げて、そもそもこのストールの価格(=8,000円+税)が、素材やつくりとの対比で格安です。先日AND WOOLのアトリエを訪ねたときに村松さんからいろいろな話を聞いて、彼ら独自のモノ作りの仕組みと、何よりもニットウェアに対する強い想いと信念があるからこそ、この価格で皆様にお届けできるということがよく分かりました。

上質なベルギーリネンの細番手の糸を使用しました。ヨーロッパ、フランドル地方の一等亜麻と呼ばれる上質な原料だけを選別して糸に撚っています。

熟練の日本メーカーによって作られたこちらの麻糸は、編んでも斜行(通常の麻糸はニット作品にした後、斜めによじれやすい)しづらく、高級ファッションブランドも使用するほどの糸です。その高級ベルギーリネン糸を使用して、昔ながらの手編み機にて、人の手で編み機のキャリッジを一段一段動かしてサマーストールを編みました。

編み機で編むときには、糸を張るテンションと、編地を下に引っ張るテンションが非常に大事です。それを人の手と目で具合を見ながら優しく編むことによって、世の中に多く出回っているコンピューター制御で作られるニット製品とは異なり、優しい編地の製品が出来上がります。

AND WOOLでは、スタッフが一枚一枚丁寧に制作させて頂いております。

 

★AND WOOLオリジナルの3色のストールのオーダーを承ります!

オリジナルはこちら、上からライトグレー・ベージュ・ブラックネイビーの3色です。

ただいまこれら3色のサンプルがすべてインタレストの店頭に並んでおりまして、実物をお試し頂けます。そしてもちろん、そのままオーダーを承ります!お好みの長さで編み上げるカスタマイズオーダーも可能です。(納期は最長で2週間程度です。)

 

★AND WOOL×壺草苑のコラボレーションによる、「藍染めしたベルギーリネンのストール」のオーダーを承ります!

実はこのベルギーリネンのストールについて、AND WOOL壺草苑双方に協力を仰ぎつつ、この2ブランドによるスペシャルコラボレーションの企画として水面下で走らせていました。

「(相対的に斜行が生じやすい)リネン糸の・・・しかもかなり目の粗いニットの、天然藍による製品染め」というのは、私たち全員にとってほぼ経験のないチャレンジで、商品化に至るプロセスで四苦八苦したのですが、それが今回、こうして日の目を見ることになりました・・・!

藍染めですので、単色染め・グラデーション染め・柄染め・・・とオーナー様のお好みに応じて染め方のカスタマイズも承ることができます。価格は21,000円+税。概ね想定内の価格設定に収まったことも含めて、実現できて本当に嬉しいです♪ (納期は1ヶ月程度、最長で1ヶ月半程度を予定しております。)

たとえば、こちらがオリジナルのライトグレーですが・・・

こちらがサンプルでつくった、ライトグレーのななめグラデーション染め(2番→5番)です。ライトグレーを藍染めすると、藍の下から銀色が浮き上がってくるような渋い鮮やかさが出ます。こちらは単色染めをご希望のお客様向けの、2番(淡藍)→5番(濃濃藍)の色見本の意味もあります。質感や肌あたりとともに、様々ご確認下さいませ♪

こちらはサンプルでつくった、ライトグレーの板締めです。これが一番の冒険でしたが、ものすごくきれいに染め上がっていて感激です・・・!

オリジナルで十分ハイクオリティのAND WOOLのストールを藍染めすると何が起きる??

ところで、このAND WOOLのベルギーリネンのストール、さすが高級素材をつかっているだけあって、オリジナルの状態でも一般的な麻素材のニットストールに比べてはるかにしなやかですし、毛羽立ちも少なく、十二分に肌あたりも良いです。重要なことなので繰り返しますが、このストール、このクオリティで8,000円+税は格安なのです。(このストールが8,000円+税なので、今回その藍染めバージョンを21,000円+税でご案内できるのです・・・!)

そしてそれが壺草苑で藍染めされることで・・・具体的には、藍の染液にたくさん触れて繊維がコーティングされることで、あるいは相当な回数水に通されることで、そのいずれの要素についてもいっそうの高まりを見せています。天然藍の色の美しさはもとより、この日の日記でもご説明しています通り、繊維や糸(→生地)も相当丈夫になっているはずです・・・!

 

一方で、AND WOOLのオフィシャルブログで説明されている通り、このリネン糸には編み上げても「斜行」が生じにくいという得がたいアドバンテージがあるわけですが、藍染めされることによる天然藍の糸に与える負荷が大きいためか、染め上がった状態ではその「斜行」によってかなりいびつな形になっています。繊細なニットを、糸を1本も切ることなく丁寧に染めてくれた壺草苑も、その強烈にねじれて仕上がった形については「これはどうしよう・・・」と感じたそうです。

そして、その状態のまま村松さんに現物を見てもらいながら相談したところ、「これは麻製品の製品染めなら十分起こりうることで想定内です。染めたあとにこちらで成形すれば済む話ですし、特に端の部分とかは相当『味』があってカッコ良いですよ!」と、実は私たちインタレストが感じたこととまったく同じことを、しかも興奮気味に語ってくれたので、「ですよね!」「やっぱりそう思いますよね!」とますます盛り上がってしまいました・・・!

正直、この企画の成否は半々の可能性だと覚悟していました。本当、懸命に取り組んでくれたAND WOOLと壺草苑双方には改めて大感謝です!

(藍染めによるリネンニットの「斜行」の様子と、それによって偶発的にカッコ良く仕上がった端の画像なども、本記事の下の方にて掲載しております。)

 

今回ホワイトの生地ではなくライトグレーとベージュの生地をベースに藍染めする理由は??

藍染めということで、今回のようにゼロからつくるときはたいてい糸はホワイトをつかうのですが、実際にはオリジナルのライトグレーかベージュかをつかう方が、藍染めをしたときに「味」や「色味の深み」が出てカッコ良いと感じされたことが大きく、今回はその2色をベースにご提案させて頂くことになりました!

上ではライトグレーをご覧頂きましたが、こちらはベージュです。そして・・・

こちらがサンプルでつくった、ベージュのななめグラデーション染め(2番→5番)です。ベージュを藍染めすると、よりオーガーニックで深みのある、包み込まれるようなやわらかさ・やさしさが感じられる色味になります。上のライトグレーとベージュをそれぞれ藍染めをしたときの対比は、本記事の下の方でより分かりやすくご覧頂けます。

 

ここまでで本企画についてご説明させて頂きました。

冒頭でもご案内いたしましたが、本記事でご紹介しているアイテムは、いずれもパーソナルオーダーを頂いて制作する受注生産となります。店頭および通信販売にて承ります。(通信販売の場合は、まずはお電話か問い合わせフォームにてお気軽にお問い合わせ下さいませ!)

それでは以下では、上でご説明してきたことについて、画像をご覧頂くことによっていっそう理解を深めて頂けましたらと思います!「ライトグレーを藍染めしたときとベージュを藍染めしたときってどういう違いがあるの?」「斜行したストールってどんな雰囲気?」などといった疑問にお答えできましたらと思います♪

 


 

画像1:AND WOOL「ベルギーリネンのストール」(オリジナルの3色)

*価格は8,000円+税、納期は最長で2週間程度です。

以下4枚の画像がライトグレーです。
 

 

 

以下4枚の画像がベージュです。
 

 

 

以下4枚の画像がブラックネイビーです。(こちらは藍染めの対象外です。)
 

 

 


 

画像2:AND WOOL×壺草苑のコラボレーションによる「藍染めしたベルギーリネンのストール」

*価格は21,000円+税、納期は1ヶ月程度、最長で1ヶ月半程度です。

ベースはオリジナルのライトグレーです。
 

ライトグレーを、2番→5番のななめグラデーション染めしたバージョンです。ライトグレーを藍染めすると、藍の下から銀色が浮き上がってくるような渋い鮮やかさが出ます。ものすごくカッコ良いです。ホワイトを藍染めすると、この「いぶし銀」のような深みは出ません。当然ながら単色染めのオーダーも承ります。
 

 

ライトグレーを、板締めで柄染めしたもらったバージョンです。画像でご覧になると「いつもの板締め」に見えるかもしれませんが、実際には布帛(≒織物)の板締め柄とはずいぶん趣が異なります。一言でいうなら柄が浮いてくるような立体感でしょうか。ベースがホワイトではなくシルバー(←ライトグレー)なので、色のメリハリも落ち着いていて、全体的にとてもオトナな雰囲気があります。変わり板締めやまだら染めのような、別種の柄染めのオーダーも承ります。
 

 

 

ここからは、ベースはオリジナルのベージュです。
 

ライトグレーを、2番→5番のななめグラデーション染めしたバージョンです。ベージュを藍染めすると、よりオーガーニックで深みのある、包み込まれるようなやわらかさ・やさしさが感じられる色味になります。誤解を恐れずに分かりやすく表現すれば、ライトグレーを藍染めするとモードで涼やかな雰囲気、ベージュを藍染めするとオーガニックであたたかな雰囲気、という感じでしょうか。インタレストでいうなら、前者はLOKITHOなどと、後者はEatable of Many Ordersなどとの相性が良さそうです。
 

 

 

実はこちら、村松さんの厚意で、ホワイトのコットン糸を同じ編み方で編んでもらったコットンストールを藍染めしたものです。ひょっとするとこちらでも承ることができるかもしれませんので、ご所望のお客様はどうぞお気軽にご相談下さいませ。ともあれ、ここでは参考までです。(しかし「斜行」は起きない、縮率も安定・・・と、コットンという素材のつかいやすさを痛感させられました。)
 

 

 

画像3:3種類の藍染めストールの比較画像(色味の違い)

それぞれ画像1枚目がライトグレー(ベルギーリネン)×藍染め、画像2枚目がベージュ(ベルギーリネン)×藍染め、画像3枚目がホワイト(コットン)×藍染め、です。(当然ながら、実物はこの画像以上に「分かりやすいニュアンスの違い」があります。)
 

 

それぞれ画像1枚目がライトグレー(ベルギーリネン)×藍染め、画像2枚目がベージュ(ベルギーリネン)×藍染め、画像3枚目がホワイト(コットン)×藍染め、です。色見本としてもご参考になさって下さいませ。
 

 

それぞれ画像1枚目がライトグレー(ベルギーリネン)×藍染め、画像2枚目がベージュ(ベルギーリネン)×藍染め、画像3枚目がホワイト(コットン)×藍染め、です。
 

 

画像4:藍染めしたことによる「斜行」について

一番分かりやすいのはこちらの4枚の画像で、ストールの端がゆらゆらと波打つように揺れているのがお分かり頂けるかと思います。このストール、染め上がったばかりの状態ではほぼ正方形のような形によれてしまっていたのですが、それを本来の長方形の姿に成形し直したときに、この端の「ゆらゆら」がいっそう上がってきました。この「ゆらゆら」によって、特に首に巻いたときに立体感が出て相当にカッコ良く、そのことによるつかい勝手もアドバンテージになっているように感じます。
 

 

 

以下の4枚の画像では、斜行による端の「ゆらゆら」とそれによる巻いたときの立体感や、生地が優雅にたゆたうさまをご覧下さいませ。
 

 

 


本日は以上です!

AND WOOL×壺草苑の「藍染めしたベルギーリネンのストール」、皆様から頂くパーソナルオーダーによる受注生産にて1本から承ります!ご興味をお持ち下さいましたらぜひインタレストまでご来店頂きますか、あるいはお気軽にお問い合わせ下さいませ

 

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