＜新入荷＞ LOWRUNDERの新作&別注スプリングコートから、2015年春夏シーズン開幕です！

こんにちは、インタレストです。

いよいよ、ただいま続々と入荷している2015年春夏の新作たちをご紹介してまいります！本日お届けするその第一弾は、昨年の春夏シーズンと同様、LOWRUNDERの新作スプリングコートです！これにて開幕する明るく楽しい新シーズンの春夏のお洋服たち、私たちと一緒に存分に楽しんでまいりましょう～！

いつもお話ししている通り、インタレストに入荷してくるLOWRUNDERのお洋服は、デザイナーである齋藤さんと櫟さん自身がアトリエで手作業で仕立てているものが多く、だからこその抜群の着心地の良さ、だからこその独特の「ぬくもり」があり、これらがその大きな大きな魅力です。

そんなLOWRUNDERのお洋服はインタレストでは常に大人気で、前秋冬シーズンにいたっては、本格的な冬がやってくる前に、コートなどヘビーアウターを含めて全品完売というスゴイ状況でした。ご試着頂いたときに驚かれるお客様がとても多くて、「着るとわかる」という表現が、ものすごくしっくりくるブランドです。

そして、本日ご紹介するスプリングコートは、デザイナーの2人にお願いして、一部のディテールをインタレスト仕様にアップデートしてもらった別注モデルでもあります。別注のイメージとしては、一番はもちろん「インタレストのお客様に喜んで頂けること」、それに加えて「より様々なシーンや多様なスタイリングで合わせられること」、「春夏だけでなく秋口～冬の入口でも違和感なく着られること」などを目指しました。

この「はなうたハミングコート」というアイテム名、抜群だと思われませんか？とってもLOWRUNDERらしくて、とっても春夏らしいですよね！インタレスト別注モデル2着は、オリジナルと比べて少し落ち着いたトーンで仕上がっています。以下、シルエットやディテールも含めて、じっくりご覧下さいませ！

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改めまして、本日ご紹介するのは、ヴィンテージの洋服を愛するLOWRUNDERらしく、メンズのヴィンテージのトレンチコートをベースに起こしたオリジナルパターン（＝型紙）をつかって仕立てられた、シングルのトレンチコートです。トレンチコートはもともとミリタリーコートですので様々機能的なのですが、このコートではその中でも特に「着心地の良さ」と「使い勝手の良さ」が受け継がれているという印象です。

また、パターン自体は昨年の春夏シーズンのコートとまったく同じとのことで、それをお嫁にもらって下さった方々の評判がすこぶる良いことを考えると、私たちとしてもとても安心してオススメすることができます！

今回は2色（ともに別注）での入荷です。もちろん、いずれも一点物です！まずはこちらの｢渋･華やか」なバージョンから♪

LOWRUNDER はなうたハミングコート
価格（税抜き）：38,000円
色：ベージュ＋3色づかいレザーステッチ（インタレスト別注）
サイズ：フリー（ゆったりです）
素材：コットン44％、ポリエステル42％、ナイロン14％

トレンチコートが本来的に持つ「渋さ」に、デザインやシルエット･ディテールなどで程よく「甘さ」が加わって、その両者が絶妙なバランスで絡み合っているという、実にLOWRUNDERらしい唯一無二のコートに仕上がっていると思います！表地に描かれているレザーステッチの色の組み合わせが、インタレスト仕様になっています。

ちなみに、こちらがオリジナルの仕様です。ピンク、グリーン、エメラルドブルーと、よりポップで鮮やかな3色づかいがとってもキュートでした。このレザーステッチについては、もう少し下の方で改めてじっくりご案内いたします。（生地はまったく同じです。色味が違って見えるのは、屋外で撮影したか屋内で撮影したかによるものです。）

前身頃のボタンは比翼仕立てで、ボタンを締めた状態で前から見ると、とてもスッキリした印象です。

つかわれているのは、コートと同じ生地でつくられたくるみボタン。さりげなくかわいらしいです。

一番上のボタンだけ見えるのが、にくらしいディテールです。この工夫一つで、比翼仕立てによって「引き締まりすぎる」のが避けられているという意味で、うまい「ハズシ」になっていると思います。

襟元には、このコートの特徴である大きな襟を支えるフックが。ボタンを締めて着るときには、このフックも閉じたいです。

そう、撮影していたときに気づいたのですが、今回入荷した2着のコートで、ベルトのバックルの色がそれぞれ違っています。こちらのモデルのバックルはシルバーで、あえてコートの生地とは違う色がつかわれています。これは「さすがだなあ」と感じます。私たちが意図した別注の意味を、デザイナーがしっかり理解してくれているからこそのデザインです。

ベルトのボタンホールももちろん手縫いです。

袖丈は、八分～九分袖くらいです。そしてこの丈の長さの評判がとても良いんです。「汚れにくい」というお声が圧倒的に大きく、他にも「インナーの袖を出して遊べる」、「見た目のサイズ感が一回り小さくなる」など、効果は様々あります。

このコートの着心地の良さの大きなウェイトを占めるのは、こちらのラグランスリーブのつくりにあるといっていいと思います。レディースのコートでは、（特に最近の強い傾向として）全体的にアームホールが小さいことが多いのですが、このコートのアームホールはたっぷりです。見た目ではダボッとした感じはまったくないのですが（むしろコンパクトに見えます）、着るとずいぶんゆとりがあります。そしてこのような点こそ、ぜひご試着頂いてご確認頂きたいです！

両サイドにポケットが付いています。

このルックでは、ウェストをギュッと絞っています。もちろん、絞らずに着ることも、ベルトを外して着ることもできます。

トレンチコートのオリジンといえば、雨や雪など水分に強いコットンギャバジンが真っ先に思い浮かびますが、このコートでつかわれているポリエステル･ナイロン混のコットン生地では、その機能がさらに強化されています。

昨年のバージョンをお持ちのお客様によると、化学繊維が含まれている分、そこそこ強い雨でも弾いてしまうので、レインコートとしても臆せずおつかい頂けるそう。また、このまま水洗いをして、パンパンと伸ばしてから干せば、アイロンいらずでそのまま着て頂くことができるそうです。この利便性は相当大きそうです。

こちら、ベルトを少しだけ絞り気味に後ろ身頃で束ねたときの見え方です。

このルックで、このコートで一際目を引くレザーステッチのディテールについてご覧下さいませ！

上でお話ししたように、このレザーステッチの色あわせを、インタレストバージョンで仕上げてもらっています。私たちの希望は、「3色づかいはそのままに、よりボディのベージュになじむ色味を組み合わせて、コート全体では気持ち落ち着いた雰囲気にして欲しい」という内容です。これも上でお話ししましたが、「『春らしさ』を幾分控えめにすることで、秋口～冬の入口のシーズンでも違和感なく着られるように」という想いもありました。

例によって、そのようなとっても曖昧なものだけで、あとはデザイナーの2人に丸投げです（齋藤さん、櫟さん、いつも本当にスミマセン汗）。それでイメージ通りに仕上がってくるのですから、やっぱりスゴイなと思います。これだからついついお願いしてしまうのです・・・と言い訳。笑

こちらがオリジナルの仕様です。文句なくとってもかわいいので、このままでいこうかどうか散々迷ったのですが、インタレストに入荷する他のブランドのお洋服との合わせなども考え、コート自体は少し落ち着いた雰囲気にしたいという気持ちになりました。

こちらでつかっているのは、ダークブラウン、ベージュ、グレーの3色です。木の枝の先に花が咲いているようなデザインですね。「気持ち落ち着いた雰囲気に」とはいっても、3色をつかった花柄ステッチですので、そこそこのインパクトはあります。それだからこそ、ベルトのバックルがシルバーでいいんですよね。（下でもう1色の方をご覧頂くと、私がそうお話しする意味をご理解頂けると思います。）

よく見ると、右と左の袖口のレザーの色が違いますね！ステキすぎる！この「よく見ないと分からないくらい」というのが、とってもインタレスト好みです！

ベルトを使わない場合でも、たとえばこんな風に後ろで束ねた方が、見え方のアクセントになってくれて良いと思います。

ボタンを開けてサラリと羽織っても「絵になる」コートです。「カッコイイ」と「かわいい」が両方あるのが、いかにも「らしい」感じです！

あとは忘れてはいけない、この遊び心！

コートの内側のパイピングが･･･

カラフル！！

これは、昨年私たちがワガママをいってやってもらった仕様が、そのままオリジナルとして採用されるという嬉しすぎるパターンです！当然ながら着るとまったく分からない部分ではあるのですが、こういうところでグッとくるという方、少なくないのではないでしょうか？？

アームホールがピンクで縁取られていてすごくカワイイです。繰り返しますが、当然ながら着ると見えません。笑

続きまして、上のカラリングよりもさらに落ち着いた雰囲気を目指したもう1色の方を！

LOWRUNDER はなうたハミングコート
価格（税抜き）：38,000円
色：ベージュ＋ベージュレザーステッチ（インタレスト別注）
サイズ：フリー（ゆったりです）
素材：コットン44％、ポリエステル42％、ナイロン14％

ボディの生地の種類や色、パターンやサイズなどは、上のモデルとまったく同じです。違うのはレザーステッチで、こちらのモデルではそれを単色で、しかもボディと同系色のベージュ1色で仕上げてもらっています。

こちらは「普通のトレンチコートと同じように着られるように」というのが、頭にあったイメージです。「でもよく見ると、ちょっと他とは違うよね」という。たとえば、職場への通勤などでも、ためらいなく着て頂けるデザインがあってもいいなと考えました。

レザーステッチは、ボディのベージュよりは少しだけ濃いめの色味をセレクト。それだからこそ、控えめながらも柄がしっかり浮き出て見えます。

こちらのベルトのバックルの色味はアンティークゴールドで。確かに、こちらはシルバーであってはいけませんよね。ベージュ以外の色があってはいけないデザインですので。ベルトのバックル、上のモデルはシルバー、こちらのモデルはアンティークゴールドで。いずれもこうしてできあがってみると「なるほど」とうならされるディテールです。