明後日より壺草苑の2016年秋冬･サンプル展示&受注会を開催いたします！（7月6日～10日）

こんにちは、インタレストです。

以下のリンク先にてその仕組みにつきまして詳細にご案内しております通り、ただいま壺草苑の来季2016年秋冬の新作につきまして、お客様皆様のパーソナルオーダーを承っております！（～7月10日）店頭および通信販売でも承っております！

（6月22日付記事）展示会レポート & イベント：壺草苑の来季2016年秋冬の展示会レポートと、サンプル展示&受注会のご案内です！

「2016年秋冬･サンプル展示&受注会」を開催いたします！（7月6日～10日）

そしてこれも従前お伝えしております通り、今回は工房の厚意もあり、初めての試みとして私たちインタレストが特にオススメしたい新作アイテムや新作生地のサンプルを店頭に集めて、皆様に直接ご覧頂いたりご試着頂いたりする機会をご案内させて頂くことになりました！

その「サンプル展示&受注会」は、いよいよ定休日明けの明後日7月6日（水）を初日に5日間、7月10日（日）までの会期で、当店インタレストにて開催いたします！本日の日記では、既に届いているサンプルたちの画像をザザッとご紹介いたしますので、いろいろ皆様の妄想ご希望をご検討頂きまして、そしてぜひ5日間の会期の間に、インタレストの店頭まで足をお運び下さいませ！

それでは以下、店頭に届いたサンプルたちの画像をザッとご覧下さいませ！

以下の記事でつかわれている「記号」のようなもので、「単色染めの濃さ」を表す便宜上の数字があり、5段階で「淡淡藍（1番）→淡藍（2番）→中藍（3番）→濃藍（4番）→濃濃藍（5番）」となります。ご確認下さいませ。
特に断りのない限り、スタイリングのモデルはすべて当店女性スタッフY、身長160cmです。

（１） 最もお問い合わせが多かった、メンズのテーラードジャケットです（5番単色）。既にお知らせしております通り、このジャケットはレディースサイズでの展開も決定しております。このサンプルでつかわれているウールビエラ生地の他、下の（２）でつかわれているシェットランドウール混生地や（３）メリノウールフラノ生地などが、つかう生地の候補になりそうです。

＊このスタイリング画像のみ、私･店長D（身長179cm）が着ています。

（２） 正式には「ノーカラージャケット」という名前が付いていますが、軽くやわらかく、そして温かい羽織り物だとご理解下さいませ（2番単色）。そしてこのサンプルについては、目下最もお問い合わせの多い「シェットランドウール混生地」の生地サンプルとしてもご活用下さいませ。味わい深い素晴らしい生地で、とってもオススメです。2番単色の染めなのですが、腰の入った鮮やかなスカイブルーに染め上がっている点も見逃せません。（←ウール生地ならではです。）

（３） 形は真上の（２）とまったく同じで、生地はキルトニットというやや厚めの温かい生地でつくられています（濃まだら染め）。このサンプルも、キルトニットの生地見本としてもご活用下さいませ。ウールならではの鮮やかな発色とキルティング風の縫い柄が特徴的なこの生地もとてもオススメで、アウター類やスカート類でつかってもとても良さそうです。

（４） このサンプルは、形も生地も染めも（そして価格面でも）すべて完璧にオススメです。メリノウールフラノという、ただでさえ鮮やかに発色するウール生地の中でも、高級な細い毛糸で織られているこの生地は、5番単色で上げると鮮やかな「褐色（＝かちいろ）」が上がり、かつこのように光沢すら生まれます。さらに、この今春夏にリリースされたこのシャツジャケットの形もたいへんな人気で、この形×この生地の組み合わせであれば、たとえば東京地方であれば真冬の直前くらいまでメインアウターとしておつかい頂けるはずです。（そしてそういうつかい方ができることを考慮すると、お値頃感も相当強いです。）

（５） こちらも来季秋冬のオススメ生地の一つ、ヘリンボーン柄で織られた厚めの麻生地です。麻素材なのですがしっかりとした落ち感があり、春夏向けに限らず秋冬向けとしてもつかえる、かなり万能感のある生地です。ここでは2色づかいの「切り替えワンピース」という形でつかわれていますが、シャツジャケットやその他のワンピースの形、あるいはスカートやパンツなど、とにかく様々な形でご活用頂ける生地だと感じます。

（６） こちらは形は定番の「ロングオーバーチュニック」なのですが、こちらでは染め柄にぜひご注目頂きたいです。私たちの知る限り初めて見る板締めの柄で、部分的に裾だけ実に美しいボーダー柄が入っています。個人的には、この上からさらに2番か3番あたりの単色で染め重ねる「藍返し」も試してみたい気がしています。

（７） 裾丈が長めの「オーバーシャツ」という形です（濃まだら染め）。このシャツでは、秋冬シャツ向けの新生地で「ニュービエラ」という素材がつかわれています。これまでの薄手コットンフランネルやコットンコーデュロイといった定番生地との比較でご活用下さいませ。

（８） こちらは大定番の「ガゼット付きシャツ」という形（5番単色）。やはり「ニュービエラ」という新生地でつくられています。薄手コットンフランネルの裏地づかいほどではありませんが、美しい光沢もあがる生地です。その薄手コットンフランネルと比べると、生地としてはしっかりた質感ですね。

（９） こちらはメンズの長袖シャツ（濃まだら染め）。形は定番なのですが、このサンプルでは「低密度リネン」という新生地にぜひご注目頂きたいです。麻生地の中では、定番のイタリアンリネンと並ぶか、あるいはそれ以上に「鮮やかな藍色」が上がる、藍染めとの相性が素晴らしく良い生地です。生地感はイタリアンリネンよりしっかりしているのでメンズ向けのシャツ生地として提案されていますが、インタレストでは女性のお客様におオススメしたいです。

（１０） こちらは今春夏シーズンから継続の「オーガニックリネン」という生地でつくられたメンズシャツです（変わり板締め＋3番単色の「藍返し」）。オーガーニックリネンのしっかりとした質感、濃色の美しさ、そして藍返しの柄染めの優雅さをご覧下さいませ。

（１１） 昨年秋冬シーズンにたいへんな人気を博した、ウール100％の天竺生地でつくられたカットソーです。圧倒的なまでに藍染めとの相性が良く、濃色の美しさでについては、この生地に比肩する生地はそうそうないと感じています。カットソーとはいえウール100％ですから十分に暖が取れるという点と、そしてこのサンプルでつかわれている新しい板締めの柄にもご注目頂きたいです。今回はタートルネックのつくりだけで入荷していますが、実際にはクルーネックのつくりもあります。

（１２） 昨年秋冬シーズンからの継続です。メリノウールフラノ生地でつくられたキュロットパンツです（5番単色）。やわらかくあたたかく、素肌への肌当たりも良く、さらに丈夫とあって、「冬場にガンガン履けるパンツ」としてご活用頂けることと思います。

（１３） 新作のユニセックスのパンツの形です（4番単色）。生地は（５）と同じヘリンボーン柄の麻生地です。この物撮りと比べてもきれいめのシルエットが出るので、よろしければぜひ店頭で履いてみて下さいませ。

（１４） ラストにご紹介するのは、予約完売の可能性もありそうなドット板締めのマフラー。輪郭がボヤッとするのがまるで雪のようで、美しくもかわいい、なんともいじらしいマフラーです。既にお話ししております通り、数量限定でのおつくりですので、ご所望のお客様はぜひパーソナルオーダーをご利用下さいませ。