<イベント> (2/3) 靴作家・森田圭一「路地裏の靴作家 vol.24」(6/8~)のご案内: インタレスト別注レザー2種類の詳細なご案内

 

こんにちは、インタレストです。

 

 

6月8日(土)~16日(日)の会期にて、靴作家・森田圭一さんが制作する革靴・革小物の受注販売会「路地裏の靴作家 vol.24」を開催いたします。

1年に2度のメイン受注会なので、会期末の週末6月15日(土)・16日(日)の2日間は、森田さんも来京&在店いたします。

 

 

*本記事で掲載している価格は、すべて「税込み価格」です。

 

 

 

 

 

★イベント:靴作家・森田圭一「路地裏の靴作家 vol.24」(6/8~)開催のお知らせ(全3本)

 

  1. BUILDのカラーオーダー解禁、魅惑的な新革の詳細なご案内 >こちらから
  2. 足数限定のインタレスト別注レザー2種類の詳細なご案内 >本日の記事です
  3. 「どのようなイベントか」、定期的な修理・メンテナンスなどのご案内 >こちらから

 

 

以下、本日は入荷したばかりの当店インタレスト別注レザー2種類について、詳細にご紹介いたします!

 

 


 

 

TOPIC 3: 当店別注のイタリアプレミアレザー2種類をつかってオーダ頂けます!

 

 

まずは前回の記事からの引用です。

 

 

今年1月の受注会で、残り会期2日間で急遽導入が決まったのにもかかわらず、その2日間だけで即完売(=予定足数到達)となったレッドに続き、今回も足数限定で、プレミアムイタリアレザーを2色(=2種類)、当店インタレスト別注で特別にご用意いたします。

これまで「この色があったらいいのに」というお客様のお声が特に多かった2色を、森田さんや革問屋さんと相談した上で、そのそれぞれの色の魅力を最大限楽しんで頂ける種類の革でセレクトしています。

 

申し上げるまでもなく、この別注プレミアムレザーはビルドのモデルだけでなく、当店オリジナルスニーカー「Dawn」をはじめ、ラインナップされているすべてのモデルでおつかい頂けます。

 

 

 

なお、画像でご覧頂けるのが実物で、「各1枚」の入荷ですので、いずれも限定足数でのご案内となります。

(革問屋さんが親身になってくれたり、森田さんが間に入って話をしてくれたり、結果的にとても状態の良い、革靴に適した個体を送ってくれました。感謝!)



もし、この時点で確定オーダーを頂ける場合は、そのぶんの革を確保いたしますので、その場合は、ぜひお気軽にお問い合わせ下さいませ。

 

 


 

 

1, イタリア・ベジタブルタンニンなめし「マルゴー」: 「ジラソーレ(=ひまわり)色」

 

 

 

 

 

「ジラソーレ」はイタリア語で「ひまわり」の意味で、実物の色味はイエローとオレンジがムラ感を持って混じり合った、とても奥行きのある、そしてとても鮮やかな「やまぶき色」です。

この色味についてはインタレストオープン当初から、私たちスタッフはもちろん、お客様でお好きな方もとても多いのですが、ずいぶん長い年月ラインナップされていなかったので、機会があったら絶対に復活させたいとずっと考えていました。

今回のイベントでは、スニーカーやサンダル、イージーシューズなどをフィーチャーする上、人気のビルドブランドのカラーオーダー解禁もあり、「ここしかない」と考え、マルゴーとこの色味とのバツグンの相性の良さもみて、迷わず即決で別注しました。

 

 

 

 

前回の記事で画像付きでご説明しましたが、マルゴーは革特有の経時変化において、その「速さ」も「振り幅」も特筆されます。私たちの感覚では、想像の3倍くらいのスピードで、想像の3倍くらいの経時変化を見せます。

半年もすれば、内側から革本来の「飴色」がグググッと上がってくるはずですが、その飴色と新品時のやまぶき色が同系統なので、きっと互いに引き立て合い、それこそ想像を絶する美しさと、唯一無二の色味があらわれるのではないかと思います。

加えて、これもマルゴー特有の変化として、新品時のスクラッチ加工(≒キズ加工)によるザラザラした質感とマットな表情が、つるっとした質感とつややかな光沢を放つ表情に、これも劇的にかわっていきます。

新品時の鮮やかなやまぶき色に、内側から上がってくる飴色が乗り、かつ美しい光沢が上がるさまを想像するだけで、本当にワクワクさせられますよね・・・!

 

 

 

「マルゴー」はどの色でも多少のムラ感がある革なのですが、上記の強い経時変化による色味の変化とツヤがあがってくる質感の変化で、半年もすればまったく気にならなくなります。

また、もともとのスクラッチ加工(キズ加工)と色味のムラ感、たっぷりのオイリングで、汚れや雨風などへの耐性も高く実用性もバツグンです。頑強なショルダーレザーならではのコシもあって、相当な負荷を与えてもそうそうヘコたれません。

 

こちらの寄りの画像、左側下部はボケてしまっていますが、新品時のサークル状のスクラッチ加工の雰囲気をご確認頂けるかと思います。

ちなみに、キズ加工といっても、革の銀面(=表面の一番外側の層)を削り取ってしまうような荒っぽいものではなく、このように全体的に小さな「かすり傷」で入っている程度です。事実、銀面が生き生きとしているからこその素晴らしい経時変化をお楽しみ頂けます。

 

 

 

このマルゴー(ジラソーレ)は新しい革で、現時点での採用例はありませんので、前回の記事のマルゴー・フォッグ(トルケーゼ)と同様、Dawnザンパノ・カップBUILD#007ミュールの3モデルで、3Dのカラーシミュレーションをしてみました。

以下は、革の組み合わせ次第で無限にあるカラーデザインのうち数例ですが、ぜひオーダーのご参考になさって下さいませ。

(再掲:本記事に掲載している価格は、すべて「税込み価格」です。)

 

 

No.1: Dawn pattern A  (52,800yen)

 

 

 

No.2: Dawn pattern B  (50,600yen)

 

 

 

No.3: Zanpano Cupsole  (58.300yen)

 

 

 

No.4: mules  (35,200yen)

 

 

 



インタレスト別注マルゴー(ジラソーレ)。

イエロー系のレザーでは、うそ偽りなく、過去最高の質感と色味だと思います。ぜひご賞味下さいませ。

 

 

 


 

 

2, イタリア・ベジタブルバケッタ・ピットなめし「ヴァスカボックス」: 「ヴェルデ(=緑)色」

 

 

 

 

 

「ヴェルデ」は、イタリア語でシンプルに「緑」の意味です。前回レッドで大いに盛り上がったバケッタ製法によるヴァスカボックスというイタリアレザーで、今回はグリーンを別注いたしました。

色をグリーンにした理由はシンプルで、当店オリジナルスニーカー「Dawn」をリリースしたとき、「グリーンでつくりたい」というお声をたくさん頂いたのですが、グリーンの革の在庫(←今回と別の革)が3足分くらいしかなく、多くのお客様に諦めて頂いたという悔しさがあったからです。

また、真上でご紹介した「マルゴー」のジラソーレ色と同様、今回フィーチャーするスニーカー・サンダル・イージーシューズなどカジュアルシューズとの相性が、素晴らしく良い点も大きいです。

 

 

 

さらに革を「ヴァスカボックス」にした理由は、高級感あるシボ感と、その鮮やかな発色の素晴らしさにあります。

ブラックやDKブラウンなどの定番色ならまだしも、今回のようなカラーレザーではまず見かけない、上品で美しいシボ感による「天然革らしさ」は、労力も時間もお金もかかるクラシックな「ピット槽なめし」による、タンナーの丁寧な仕事によるところが大きいです。

そのピット槽なめしにより革の質感も素晴らしく、理想的な厚みがあり、かたすぎもせず、やわらかすぎもせず、柔軟性もバツグンで、靴にすると本当に快適な履き心地になります。

こちらの寄りの画像、この革の美しいシボ感を分かりやすく見て頂けると思います。

 

 

 

そして前回のレッドでわかった、この革の驚きの発色の鮮やかさにも、改めてご注目頂きたいです。くすんだり褪せたりすることなく、バッチリ原色のグリーンで染色されています。

前回のグリーンはスエードで、この革も発色の良さに定評がありましたが、今回は表革のシュリンクレザー(=シボ感)と質感は真逆で、前回と比べたこの対照性もとても良いと感じています。

 

なお、この革もベジタブルタンニンなめしの革なので経時変化はあると思いますが、4ヶ月間くらいレッドを履き回していて、あくまで個人的にですが、その色味の変化はほとんど感じません。(多少色味が濃くなったかもしれませんが、それが飴色が上がってきたからなのかもしれません。)

変化の大小は色の種類にもよると思いますが、少なくともマルゴーと比べると、その変化の「振り幅」も「速さ」もずっと控えめだと思いますので、グリーンの色味を長く楽しんで頂けるとも思います。

 

 

 

 

ヴァスカボックス(ヴェルデ)は、上掲マルゴー(ジラソーレ)と同様新しい革なので、こちらもDawnザンパノ・カップBUILD#007ミュールの3モデルで、3Dのカラーシミュレーションをしてみました。

こちらもぜひご参考になさって下さいませ。

 

No.1: Dawn pattern A  (52,800yen)

 

 

 

No.2: Dawn pattern B  (52,800yen)

 

 

 

No.3: Zanpano Cupsole patternA (58.300yen)

 

 

 

No.4: Zanpano Cupsole patternB (56,100yen)

 

 

 

No.5: mules  (35,200yen)

 

 

 

 

インタレスト別注「ヴァスカボックス」(ヴェルデ)。

美しいシボ感と鮮やかな発色で、「他では見ることのできないグリーンレザー」をご用意できたと自負しています。この革をつかって、ぜひ新しい革靴のオーダーをご検討下さいませ!

 

 

 

 


 

 

★上記2種類の別注レザー使用時のオプション料金につきまして

 

マルゴー(ジラソーレ)・ヴァスカボックス(ヴェルデ)ご使用の際のオプション料金は、基本的にはブランドが設定しているプレミアムレザー代「+7,700円」と同じです。

たとえば、ビルドのミュールをつくるときは、本体27,500円+革代7,700円=35,200円となり、これは他のプレミアムレザーをつかったときと、まったく同じ価格です。

これ以外に、一部モデルについては「+3,300円」のケーススニーカーのかかとなどワンポイントでつかう場合などの「+1,100円」のケースとがあります。

オプション料金は、モデルやつかい方によってこの3通りのいずれかとなります。具体的にはかなり複雑なので、店頭やお電話などで、個別に&丁寧にご案内させて頂きます。

 

 

 

 


 

 

本日は以上です。

 

前回の記事で「今回は単にカラフルなだけでなく、かつてないくらい彩度も高い」と書きましたが、前回と今回とで、その意味するところをお分かり頂けたかと思います。

原色のレッド・グリーン・やまぶき色にターコイズ。いずれも革靴用途では間違いなく「非定番色」で、滅多に取り扱うことはできません。今回のこの貴重な機会を、ぜひお見逃しなきようお願いいたします!

 

 

本記事は、全3本のうち2本目の記事です。既に3本既にアップ済みですので、以下のリンク先から繰り返しお楽しみ頂けましたら嬉しいです。

 

 

★イベント:靴作家・森田圭一「路地裏の靴作家 vol.24」(6/8~)開催のお知らせ(全3本)

 

  1. BUILDのカラーオーダー解禁、魅惑的な新革の詳細なご案内 >こちらから
  2. 足数限定のインタレスト別注レザー2種類の詳細なご案内 >本日の記事です
  3. 「どのようなイベントか」、定期的な修理・メンテナンスなどのご案内 >こちらから

 

 

会期は6月8日(土)を初日に、6月16日(日)までです。森田さんの在店は6月15日(土)・16日(日)の2日間です。ぜひ今からご予定下さいませ。多くのお客様のご来店を、心よりお待ちしております!

 

 

 

 

 

<お問い合わせ>

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