こんにちは、インタレスト(本日はスタッフY)です。
本日はシリーズ「お客様のココチ」(→新日記の記事、旧日記の記事)、お客様によるココチブランドのオーダー靴をご紹介いたします。
★同じモデルの靴も革を変えると「別物」になります。
本日ご紹介する靴は、同じモデルを異なる革で制作したケースです。
ココチブランドでは、お客様の足型やお好みに最も合うモデルを選んで頂いて、履くシチュエーションやイメージに合わせてデザインを決めて頂けます。
そのため、お客様の数だけ、デザインが生まれると言っても過言ではありません。この10年間で本当に多彩な靴を目の当たりにしてきました。
ハンドメイド靴、オーダー靴ならではの魅力ですので、ぜひ以下をご覧下さいませ。
・THE HIKE >靴の詳細はこちら
森田さんのハンドソーン(手縫い)によって生まれる、街歩きのための洗練されたトレッキングブーツです。
トレッキングブーツが本来持つ機能面の特長(=雨雪への強さ・足首周りの安定感・Dカンの使用によるヒモの通しやすさなど)はそのままに、「zanpano」や「Brooklyn」と同じ細身の木型を使用することで、細身のスラックス等のビジネスカジュアルスタイルや、女性ならワンピーススタイルにも合わせられるような、見た目が洗練されたブーツに仕上がっています。
おそらくご想像よりもずっと軽く、革のなじみの良さやミドルカット丈の仕様が効いていて、歩きやすく、合わせやすく、季節も問わないため、とても普段づかいしやすいです。つかう革にもよりますが、構造的には雨の日向け用途でも活躍します。
(当店オンラインストアより引用)
ヴィテッロ・フィオーレ(ネイビー)(+13,200円)
昨日のブログで特集したスペシャルレザー、ヴィテッロ・フィオーレです。
Vibram#100ソールで重厚感のある仕上がりです。ソールもノルベジェーゼ・ダブルレザーソール仕様で、屈強で頑丈な雰囲気・つくりです。格好良いです。
ジオラマ(ネイビー)
下で詳しくご説明していますが、こちらはココチブランドのオリジナルレザーです。ソールはハンドソーンダブル・ダブルレザーソール仕様で、しっかりとした丈夫なつくりです。
ただ、サイズが23㎝と小さめであることや、ソール部分のせり出し(=ウエルト)を小さめにしてもらっているため、よりすっきりとした雰囲気です。(実物を見たときは、かわいい!と思いました。)
ジオラマ(マップ)(+11,000円)
こちらも同じオリジナルレザーです。色が素晴らしくステキで、唯一無二のデザインですよね。ひもも森田さんが染めていて、たまりません。
ソールはモアフレックスソールという、ものすごく軽いソールをつかっています。モアフレックスソールの靴は、手に持つと本当に軽いので、皆様が驚かれます。
デザイン性の高さに加えて、履き心地や強度も素晴らしい一足です。(こちらもサイズが小さめこともあり、かわいい!と思いました。)
この革についての説明は、以下をご覧下さいませ。
ココチブランドオリジナルのヴィンテージの「ニベ革」です。
ニベ革とは裏革で、本来はタンニング(=皮を革として生成する工程)で整える毛足をあえてそのままにして、荒々しくワイルドな表情のままになっている革のことです。(美しく整えられた裏革が、一般的にスエードと呼ばれます。)
それにしても、ココチ流ニベ革は強烈なまでに荒々しく、それゆえに雄々しくたくましい表情に仕上がっています。THE LANDSCAPESだけでなく、それこそTHE HIKEや別のモデルでつかっても絶対にカッコ良いです。ヴィンテージレザーならではの「奥行き」のようなものも感じます。
このあたりの詳細につきましても、森田さん自身が語るTHE LANDSCAPESのページで紹介されています。
特に”MAP”という名前のついた、森田さん自身が後染めで加工している独特の色について、革の名前が「ジオラマ」となった経緯も含めて、ぜひご一読頂けましたらと思います。
創作ストーリー~kokochi sun3 THE LANDSCAPES 「空から見下ろす景色と靴と」 >こちらから
(当店ブログより引用)
お客様にご協力を頂いて、履いたところを撮影させて頂きました。アッパーに様々な色が入っているため、実は様々な洋服に合わせやすいんです。
・Brooklyn >靴の詳細はこちら
Brooklynは、ハンドソーンウェルト&ダブルレザーソールでクラフト感があり、堅牢な作りと履き心地の良さが特徴のサイドゴアブーツです。
kokochi sun3流のサイドゴアブーツといえば「CIRCUS」が思い浮かびますが、Brooklynは端正な顔立ちで、鹿革などきれいめの革を選んでおつくり頂くと、ビジネスシーンでも履ける靴になります。
足をやさしく包み込まれるような履き心地の良さ、歩きやすさ、そして脱着の楽ちんさが人気の理由です。
(当店オンラインストアより引用)
鹿革(ブラック)
こちらはBrooklyn大定番のデザインと言っても過言ではない、やわらかい鹿革のブラックで制作した一足です。
Brooklynは脱ぎ履きが楽で、ご愛用下さっているファンのお客様がとても多い、長年の定番靴のうちの一つです。
ソールはツヤのあるブラウンのため雰囲気が重たくなりすぎず、一年中履いて頂けます。多くの方にお勧めのデザインです。
Kudu(ダークブラウン)(+5,500円)
こちらはソールをモアフレックスソールにして、とても軽やかでカジュアルな雰囲気のBrooklynです。スニーカー感覚で履いて頂けます。
サイドゴアのネイビーも効いていますね。
・Rille >靴の詳細はこちら
Rilleは、ドレスシューズライン「kokochi sqir」よりリリースされた、ココチブランド待望のドレスヒールです。
7cmのヒールは、張られている革の種類や色も自由に選べますので、色によるアクセントを入れることも可能です。
作り手の森田さんによると、量産される既製品の革靴とハンドメイドで一足一足制作される革靴とでは、木型そのものはもちろん、それがつくられる思想も全然違うのだそうです。
そのため普段「見た目重視」で無理に履いている「最大公約数」のハイヒールと比べたとき、このRilleは「見た目の印象よりもずっと履き心地が良くて、一日中履いていられます。」とお客様から驚かれることが多いです。
(当店オンラインストアより引用)
アノネイ(+9,900円)
こちらは店頭のサンプルそのもののデザインでオーダーを頂いた一足です。
普段、25cm~26cmの靴を履いていらっしゃるお客様で、ヒール靴のデザインはまず見つからないということでご相談を頂きました。
森田さんも初めての試みでしたが、お客様のご理解やご協力も頂き、美しい一足が完成いたしました。
店頭で履いて頂いたとき、見た目のフィッティングも良く、履き心地もとても良いと仰って頂いて、本当に嬉しかったです。
昨日のブログでは、左右のサイズが異なる靴を制作させて頂いたことをご紹介いたしましたが、サイズにおけるお悩みをお持ちのお客様も、ぜひ一度ご相談下さいませ。
イアン(グレー)
同じRilleも、革やひもの色やディテールを変えると雰囲気が大きく変わります。この太めのヒール(コーンヒール)は、残念ながら廃番になったため、現在は上の細いピンヒールのみでの制作が可能です。
イアンは、ドレスシューズ用のココチブランドのオリジナルレザーです。美しい革で、ヒールは色違いのイエローを組み合わせています。このデザイン、とても素敵です。
ココチブランドの情報は、以下のポータルサイトにまとめております。皆様のオーダーやお問い合わせを心よりお待ちしております。
・kokochi sun3 / kokochi sqir ポータルサイト >こちらから
★インタレストの現在の営業体制につきまして(2022年7月更新)
当店インタレストでは、コロナ禍のなかで効果的とされている基本的な対策を油断することなく継続していますし、またそもそも過去にいわゆる「密」の状態になったことはありません。
最も有効な対策の一つとされる「常時換気」も可能な立地で、その点でもご安心頂けます。
もちろん、多くのお客様に安心してご来店頂けますよう、基本的な感染予防は引き続き徹底しております。重要なご案内事項は以下の通りです。
- 引き続き、店内では必ずマスクをご着用頂きますようお願いいたします。スタッフもマスクをしてお相手させて頂きます。こちらも引き続き、入店時、店頭で設置しているアルコールで手指の消毒をお願いいたします。
- 営業時間は12:00~18:00を継続いたします。18:00~19:00につきましては事前にご来店予約をして下さったお客様をお待ちする時間とさせて頂きます。火曜及び第1・第3・第5水曜定休に変更ございません。
- 基本的に、一度にご入店頂けるのは2組4名様までとさせて頂いております。
- なにぶん狭い店内なので、今後もご入店のタイミングをお待ち頂くなど、「密」を避けるためのお願いは随時させて頂きたく存じます。ご不便をおかけすることもあるかと存じますが、ご理解を賜りますようお願いいたします。
<お問い合わせ>
- 各商品の詳しいご説明や多くの画像は、インタレストのオフィシャルオンラインストアにて掲載しております。各アイテムのページの「商品についてお問い合わせ」や、もしくはこちらの「問い合わせフォーム」よりぜひお気軽にご連絡下さいませ。折り返しご回答いたします。
- 定休日や臨時休業日以外で当店からのお返事が届かない場合は、(1)ご入力頂きましたメールアドレスにお間違いがないか、(2)そのメールアドレスがPCからの受信を許可する設定にして頂いているか、をもう一度ご確認頂いた上、お手数ですが再度フォームよりお問い合わせ下さいませ。
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