こんにちは、インタレスト(本日はスタッフY)です。
本日は、22AW新作の入荷が始まっているRobes&Confectionsのコレクションにつきまして、その概要をご案内いたします。
Robes&Confectionsの新作は、先日第一弾の入荷がございまして、オンラインストアへのアップを始めております。
今後、9月頃にかけて、順次入荷したアイテムをアップいたします。
以下は、4月に当店のお客様にご案内した、「Robes&Confections 22AW展示会レポート」の冒頭の要約です。
展示会レポートは一般公開しておりませんが、これから入荷するアイテムをご覧頂く際の一助になればと思いまして、その冒頭のみをご紹介いたします。
(レポートではこの後、LOOK毎に各アイテムの具体的な説明や画像が数ページ続きます。)
「要点」なので抽象的な内容となっていますが、コレクションの全体像と当店の見方について、ご理解頂けることと思います。
以下をお読み頂いて、今後入荷するアイテムたちを楽しみにお待ち頂けましたらうれしいです。
★ Robes&Confections 22AWコレクションの要点
- Robes&Confectionsの22AWコレクションについてお話しする大前提として、22SSコレクションへの理解が欠かせません。なぜなら、22AWは22SSの延長線上にあるからです。
- 22SSコレクションは、Robes&Confectionsとしては過去一といって良いほどカラフルなラインナップです。まずはこの22SSをどう捉えるかにつきまして、前回の展示会レポートより該当部分を引用して再掲載いたします。
- 展示会の会場に到着すると、「ちょっと抽象的な話をします」と前置いて、デザイナーの土屋さんが22SSコレクションのコンセプトについて話してくれました。
- 「最初は、自分自身もういい加減コロナに振り回されるのもイヤだし、きっと着て下さるお客様もそうだろうと思って、楽しくてハッピーで『この洋服を着ていればコロナのことなんて忘れられる!』みたいな洋服をつくろうと思っていたんです。それで意図的に色や柄の強い生地をたくさん集めていました。」
- 「でもつくっている最中に、『ポジティブさを一方的に押しつけられるのって違うんじゃないか』って、違和感を覚えるようになりました。だって、やり場のない怒りとかストレスとか、多かれ少なかれ誰だって抱えているじゃないですか。自分もそうです。楽しいときも苦しいときもある。その両面が自然と22SSのデザインに影響を与えていると認識しています。」
- たとえば、22SSのオリジナルプリント生地のシリーズ。ビビッドな色や花柄をつかったかなりカラフルなアイテムが並びますが、「転写プリントの技術をつかったことで、解釈によっては『毒っぽい感じ』を出すこともできたと感じて満足しています。もちろん、もともとのコンセプト通り『ハッピーで楽しい感じ』と受け取って頂くこともあると思いますし。」(土屋さん)
- もう一つ例を挙げるなら、ジャージー素材のリラックステーラードのシリーズのような原色づかいには、この上ない爽快感があります。個人的にも、レトロなグリーンやブルーが特にツボです。
- 一方、いざラックの前に立って実物を前にしてみると、私たちはその素材感と着心地の良さ、そしてそれにもかかわらずの強い割安感から、「むしろ定番色を持っていたいかも」とも感じ、自然にブラック・ネイビーそれぞれを着たルックをつくっていました。
- 要するに、22SSコレクションについてブランドは、色や柄について懐深く、そして幅広く展開してくれているので、あとはお客様ご自身の感性や直感などで、自由にお選び頂けるというコレクションになっています。
- デザイナーの制作途中における大胆なベクトルの修正には、感銘を覚えずにはいられません。
- そして今回ご紹介する22AWコレクション、なんとその22SSを上回るビビッドなカラーづかいで、展示会の会場に足を踏み入れた瞬間に度肝を抜かれてしまいました。さらに、そのことに関連する土屋さんの話がとてもおもしろかったのです。
- 「22AWは基本的には22SSへのアプローチと同じです。ただ決定的に違う点があって、それは22SSのときは自分の心境やその変化(→注:上記引用部分参照)に自分自身で戸惑ったのですが、今回22AWではもう”心の準備”ができていたという点です」(土屋さん)。
- 目下の状況に対峙して「洋服くらいハッピーで楽しくあろうよ」という気持ちで臨んでも、どうしようもなくイライラする気持ちやストレスフルな心境があってしまう。そんなとき今回は、「解釈はお客様におまかせして、自分は前向きな気持ちもそうでないものもそのまま表現しよう」と最初から思えたそうです。
- その土屋さんの「迷いのなさ」がそのまま反映されて、22AWは清々しいまでに振り切った内容で、これまでブランドの”ありよう”からはあり得なかった「勢い」すら感じられます。具体的には、以下のように土屋さん自身が説明してくれました。本当に興味深かったので、なるべく忠実に書き起こします。
- 「自分たちはパタンナーなので、本来カッティングやフォルムで見せたい。そうすると『色』ってノイズ(≒邪魔)なんです。極端な話、ブラック1色でいいんです。ただ”前向きにいこう”とか考え出すと、気持ちは『色』に向かう。ところが『色』は『感情』なので、それと向き合ってみると、”前向きにいこう”だけじゃない、もっと複雑な気持ちにも気づかされることになります。」(土屋さん)
- 「22SSは『色』に向かう自分自身にビックリした部分があったんですが、今回の22AWは最初からそれと向き合う覚悟があるので、何色かで悩んだら、迷わず一番強い色を採用しました。また、表地が単色のものはつまらなく感じたので、裏地に蛍光色や柄生地をつかったりもしています。きっかけとなる感情は様々ですが、『とにかく今はチャレンジして先に進みたい』という意志は一貫しています。」(同)
- さて、とにかく見た目のインパクトで色に話が偏りがちですが、私たちインタレストがより強調させて頂きたいのは、間違いなくプロダクトそのものです。
- 具体的には、テキスタイル・素材感・着心地・着合わせの便利さ・・・などの機能性、そして「こんな新しいカタチ初めて見た!」という斬新さ、これらすべてをひっくるめた「洋服としてのクオリティの高さ」です。来季22AWは「色」という新しい魅力を手にしたことで、総合的に凄いことになっています。
★インタレストの現在の営業体制につきまして(2022年7月更新)
当店インタレストでは、コロナ禍のなかで効果的とされている基本的な対策を油断することなく継続していますし、またそもそも過去にいわゆる「密」の状態になったことはありません。
最も有効な対策の一つとされる「常時換気」も可能な立地で、その点でもご安心頂けます。
もちろん、多くのお客様に安心してご来店頂けますよう、基本的な感染予防は引き続き徹底しております。重要なご案内事項は以下の通りです。
- 引き続き、店内では必ずマスクをご着用頂きますようお願いいたします。スタッフもマスクをしてお相手させて頂きます。こちらも引き続き、入店時、店頭で設置しているアルコールで手指の消毒をお願いいたします。
- 営業時間は12:00~18:00を継続いたします。18:00~19:00につきましては事前にご来店予約をして下さったお客様をお待ちする時間とさせて頂きます。火曜及び第1・第3・第5水曜定休に変更ございません。
- 基本的に、一度にご入店頂けるのは2組4名様までとさせて頂いております。
- なにぶん狭い店内なので、今後もご入店のタイミングをお待ち頂くなど、「密」を避けるためのお願いは随時させて頂きたく存じます。ご不便をおかけすることもあるかと存じますが、ご理解を賜りますようお願いいたします。
<お問い合わせ>
- 各商品の詳しいご説明や多くの画像は、インタレストのオフィシャルオンラインストアにて掲載しております。各アイテムのページの「商品についてお問い合わせ」や、もしくはこちらの「問い合わせフォーム」よりぜひお気軽にご連絡下さいませ。折り返しご回答いたします。
- 定休日や臨時休業日以外で当店からのお返事が届かない場合は、(1)ご入力頂きましたメールアドレスにお間違いがないか、(2)そのメールアドレスがPCからの受信を許可する設定にして頂いているか、をもう一度ご確認頂いた上、お手数ですが再度フォームよりお問い合わせ下さいませ。
- なお、休業日以外であれば、お電話( 03-6457-5360 )でのお問い合わせが早くて確実です。在庫確認・確保やその他につきまして、その場でご対応可能です。ぜひお気軽にお電話下さいませ。