ColdPlayの待望の新作”Music Of The Spheres”がリリースされ、何度か通して聴いていますが、第一印象でも何度聴き返しても、この曲が一番好きです。
とってもキュートなメロディとアレンジ、そして初音ミクのような、どこか人工的な女性ボーカルがクセになる味。「この曲はこの声だけで聴きたかったかも」とすら。笑
そして歌詞が本当にステキですね。こういう、いわば壮大な絵空事を、まるで呼吸するかのように自然に歌えるのが、Coldplayの素晴らしさの一つだとつくづく思います。
I hope that you get everything you want in this biutyful life
Change for your pocket, someone for the night
I hope they name you a rocket and take you for a ride for free
And if they tell you you’re nothing, maybe you’d explain
それと、本人たちはまったくその気はないと思いますが、イントロからボーカルが始まるあたりまで、少しアジアっぽさを感じるんですよね。気のせいかしら。
アルバム全体を通して聴くと、期待していたほどの”宇宙感”はありませんでしたし、このテーマを描ききるには、アルバムとしてのボリュームが小さいように感じます。あと20分くらい聴かせてもらえたら、もっと世界観がハッキリしていたかもしれません。
ただ、この”Biutyful”のように、「この曲はすごく好き!」という個性的な曲が数曲ありました。インストゥルメンタルの曲はすべて良かったです。
BTSのフィーチャーには本当に驚きましたが、まさに彼らのために、彼らがいたからこそ生まれた曲という、これもColdPlayのスゴミを感じました。