こんにちは、インタレストです。

年が明けて2016年の1月27日(水)~31日(日)の5日間の会期で、kokochi sun3のイベント「一枚の革が靴になって。その靴を長く長く履いて」を開催いたします!本日はこのイベントにかかわるお話をさせて頂きます!

そして本イベントのために、kokochi sun3の靴作家・森田圭一さんが全4回シリーズの動画「一枚の革が靴になるまで」を制作し、会期初日までの約2ヶ月間の間にそれらが順次リリースされていく予定です!百聞は一見にしかず!まずはつい先日アップされた、全4回のうち初回の動画を、ぜひご覧頂けましたらと思います!(11分31秒)

『 一枚の革が靴になるまで 1/4 』

 

以下、イベントの考え方について、現時点で固まっていることを中心にお話しさせて頂きます!

 

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★「kokochi sun3とは何たるか」を、はじめて、あるいは改めて知って頂くために★

インタレストをオープンして以来、春夏シーズン(4月)と秋冬シーズン(9月)とで一年に2回、kokochi sun3の受注販売会を開催しています。そして、今年2015年の頭1月には初めて、それら2回のメインイベントを補完する意味で、EXTRAイベントを企画・開催しました。そのイベントでしかおつくり頂けなかった特別仕様の靴のオーダーも頂きつつ、そして新しいお客様との貴重なご縁も頂きつつという、素晴らしい機会となりました。

この1月のEXTRAイベントについて、秋口でしょうか、「来年2016年はどうしようか」と森田さんと話していたときに、

  • kokochi sun3をご存じない方には、まずはその存在やブランドコンセプトを知って頂きたい!
  • kokochi sun3にご興味を持ちの方には、ぜひ一度足を入れてみて頂きたい!
  • kokochi sun3のファンでいて下さる方には、もっと深くご理解を頂きたい!

という気持ちを、森田さんも私たちも共通して、しかも強く持っていることが分かりました。

スタッフYの私物zanpano(3年物)七変化!

耐久性を調べるために、わざと高頻度でガンガン履きまくり、わざと台風や雪の中を歩いて芯までビショビショに濡らし、わざとシミになるかもしれない勢いでクリームを塗りまくり、わざと補色して色を乗せて・・・と、平時ではありえないくらいの高負荷で履かれている、当店スタッフYの私物zanpano(3年)の変遷をご覧下さいませ!

見た目は10年物くらいの表情に育っていますが、Yは「この靴がダントツで一番履き心地が良い」とはばからずに断言します。実は、履かれすぎてレザーソールの裏に穴が開いている(=部分的にソール一層分すり減っている)のですが、「オールソール交換をしてでも履き続けたい」とも言います。私たちがお伝えしたいことというのは、このYの心境がまさにそのものです。人をそういう気持ちにさせる靴を、kokochi sun3はつくっているのです!

画像1枚目:新品時(3年前)
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画像2枚目:真夏のスコールに遭い、芯までビショビショに→1週間日陰で乾燥(2年半前・BEFORE)
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画像3枚目:真上の状態からクリームをつかったケアをした状態(2年半前・AFTER)
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画像4枚目:その後もハードに履かれ続けて、革は乾き色も褪せ気味に(半年前・BEFORE)
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画像5枚目:「ならばいっそ補色してしまおう!」と、有色クリームをつかってダークブラウンの靴に(半年前・AFTER)>この日の日記を参照
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画像6枚目:もう何度目か分からない、芯までビショビショ状態(3ヶ月前)
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画像7枚目:補色した直後の過度な光沢は落ち着き、履き込まれたダークブラウンのワークブーツの面構えに(本日)
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森田さん自身が靴の制作・加工、動画を撮影・編集をするシリーズは全4回リリース予定!

kokochi sun3については、おかげさまで年々ファンになって下さるお客様がどんどん増えていて、これまで本当に多くのオーナー様のお足元に嫁いでいっています。「そういう今だからこそ」ということなのか、改めて「kokochi sun3とはどういうブランドなのか」について皆様にお伝えしたいと感じますし、さらには私たちも、そしてきっと森田さんたちも、そのことを再確認しなければいけないと感じているのです・・・!

それで、この漠然としたテーマを「カタチ」にするためにはどうしたらいいかという議論になったときに、「結局のところ、自分たち(=kokochi sun3)がどういう想いを持って、具体的にどのようにモノ作りをしているのかをご覧頂くよりないですよね」という結論に達しました。このことを土台に、「では実際にどのようなお客様に対して、どのようなことをお伝えしよう?」というディテールを詰めていって、それが「カタチ」として最初に結実したのが冒頭の動画第1弾です。

この動画シリーズ(全4回)では、ブランドの「顔」ともいえる大定番「zanpano(ザンパノ)」がつくられていく工程、そしてそれがガンガン履かれてたどりつくであろう表情などがご覧頂ける予定です。靴の制作や加工、動画の撮影や編集などは、すべて森田さん自身の手によるものです。つかわれている革「インディ・ヌバック」もブランドのオリジナルレザーです。いろいろな側面から、kokochi sun3の「根幹」と「いま」を存分に知って頂ける内容になると思います!

(今回の動画でも必ず登場する、zanpanoのウェルトの「すくい縫い」の様子です。)
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森田さんへのインタビュー小冊子「路地裏と靴音」(既刊3巻)も、ぜひご一読下さい!

また、既にリリースされているもので、まさにその「kokochi sun3とは何たるか」について、こちらも森田さん自身がたっぷり語ってくれているものがあります。毎年1回、これまで既刊3巻の森田さんへのインタビュー小冊子「路地裏と靴音」シリーズがそれです!

今改めて読み返してみましたが、森田さんが話している内容は、基本的に何も変わっていません。また、特に昨年2014年にリリースした第2弾では、「インディ・ヌバック」などのkokochi sun3オリジナルレザーを森田さんと一緒につくっているタンナー(=革の生産工場)への訪問見学の様子なども詳細にご案内しており、今回のイベントのコンセプトと直接リンクする部分も少なくありません。

ぜひこの機会に、改めてこの小冊子をお読み頂けましたらと思います!

小冊子「路地裏と靴音」シリーズ

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お買い上げ頂いたあとの、「一生履いて頂くためのサポート」もおまかせ下さいませ!

さて、このイベントのタイトルは「一枚の革が靴になって。その靴を長く長く履いて」(サブタイトルは「kokochi sun3のハンドメイド革靴を、つくって、ずっと履く」)です。森田さんが動画で説明してくれるのは、シリーズタイトル通りで「一枚の革が靴になるまで」。そして私たちインタレストは、「その靴を長く長く履いて」頂くためのお手伝いを、日常的にさせて頂いています。

それは平時の革靴との付き合い方やメンテナンス・ケアの仕方をお教えすることであったり、工房での修理のご依頼を承ることであったり、あるいはそれ以外でお困りのことに対して可能な限りでご対応させて頂くということであったり、です。そのようなことの一端につきましては、私たちがこの日記にて、イベント開催までのいずれかのタイミングで、何度かご案内させて頂こうと考えています。

kokochi sun3の靴は決して安価ではありませんし、森田さんが動画で語ってくれている通り、「安価では(つくれ)ない明確な理由」があります。ですので私たちは、「一度お買い上げ頂いたら一生涯履いて頂きたい」と、本気で考えています。そしてそのためのあらゆるサポート(無償・有償)をさせて頂くことをお約束しております。

BEFORE
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AFTER
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本イベントに対するご意見・ご要望は、お気軽にお寄せ下さいませ!

約2ヶ月後のイベント会期中(1月27日~31日の5日間)は、いったいどのような催しになるのかの全貌については、ここではまだお話しいたしません。というより、率直なところ、森田さんがアップする動画や私たちのアップする記事などに対するお客様皆様の反応やご意見・ご要望などを踏まえて、常に柔軟に構成していこうと森田さんと話しているところです。

それですので、もし「○○が知りたい」、「○○が見てみたい」、「○○をしてみたい」、「○○をしてもらいたい」・・・などがございましたら、ぜひお気軽にお聞かせ下さいませ。店頭、お電話・お問い合わせフォームなどから、いつでもお寄せ頂けましたらたいへんありがたいです!

また、たとえば「サーカスの25.5cmを履いてみたい」など、インタレストで在庫していない靴で、マイサイズご試着のピンポイントのご要望などにつきましても、もしありましたらぜひご連絡下さいませ!

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本日は以上です!

お客様を巻き込みながら、2ヶ月にわたってイベントを準備するというのは、私たちにとっても初めての経験です。皆様のニーズや想いに寄り添い、有意義で魅力的なイベントにできればと考えております。引き続きアップデートしてまいりますので、ぜひご期待下さいませ!

最後にもう一度、冒頭の動画を貼り付けておきますね!何度観ても興味深いです・・・!次回第2弾は12月14日リリース予定です。楽しみですね~♪

『 一枚の革が靴になるまで 1/4 』

 

 

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