<イベント開催中> 特にオススメしたいハイクオリティの革を、3種類(+α)ピックアップして詳細にご紹介いたします!

 

こんにちは、インタレストです。

 

★現在ココチブランド受注会を開催中です!

 

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平日については、ご来店頂ける当日にお電話等でご確認頂けましたら、まず問題なくご入店頂けます。事前にご連絡を下されば、そのお時間はそのお客様お一組様だけお相手させて頂きます。当日で十分ですので、ぜひお気軽にお問い合わせ下さいませ

また靴作家・森田圭一さんが来店予定の週末・6月26日(土)・27日(日)については、本日23日現在のご予約状況で、オープン直後とクローズ直前がともに埋まりつつある一方で、日中については比較的ご希望に添った時間で調整させて頂きやすいかと思います。

平日・週末ともに、安心&安全で、かつ森田さんとゆっくりお話し頂ける事前のご予約を、ぜひお気軽にご利用下さいませ。(詳細につきましては、この日のブログ記事でご案内しております。)

 

 

 

 

 


 

 

★おつかい頂ける革のうち、特にオススメの3種類を詳しくご紹介!

 

本日のブログでは以前予告しました通り、現在おつかい頂ける革のうち、特にオススメしたいハイクオリティの3種類を、新色や限定色など直近のアップデートも交えながらご紹介いたします。

以下の文章は、基本的にはぞれぞれの革がリリースされたときに書いたブログ記事からの引用で、特にお伝えしたいポイントにフォーカスしています。ぜひ改めてご一覧下さいませ!

 

 

 

1, ALASKA(アラスカ)

 

イタリアはトスカーナ地方。「ベジタブルタンニンなめし」の、とりわけこの地方に中世(13~14世紀頃)から伝わるといわれる伝統的な「バケッタ製法」による高級レザーの産地として、世界中にその名がとどろきます。

その地方に点在するタンナーの一角である”La perla Azzurra(ラ・ペルラ・アズーラ)社の職人たちがすべて手作業で生み出す、世に名高いいわゆる「バケッタレザー」である”ALASKA”をつかってココチブランドの靴をオーダー頂けます。

 

 

 

ココチブランド史上最強のオーガニックレザー

 

バケッタ製法の最大の特徴は、ベジタブルタンニンで丹精込めてなめしたレザーにもうひと手間、動物や魚の脂をたっぷり加えるという点にあります。そのためバケッタレザーはとてもオイリーで、触ったり揉んだりするとヌメッとする独特の質感があります。

また、「ベジタブルタンニンなめし+たっぷりの脂」なので、色味についても風合いについても「革界随一」といえるきわめて豊かな経時変化(エイジング)を見せます。これまでココチブランドでご案内してきたすべてのレザーの中で最もオーガニックであり、革好きの方にはたまらない、最高に楽しい革であると思います。

 

こちらの画像、左がALASKAのホワイトの新品、右が森田さん自身が毎日履いたという同じホワイトの3ヶ月物です。とんでもなく焼けますね(笑)。画像ではお伝えできませんが、質感も激変していて3ヶ月物は驚くほどにやわらかくなじんでいます。

 

 

汚れや傷も気にならず、ケアの手間も最小限の堅牢な革

 

ALASKAの原皮はショルダーレザー(=牛の肩)で、しっかりとした厚み(=2mm)があり強度もきわめて堅牢でありながら、ベンズ(=牛の背中)に比べると硬さと重さはほどほどで、実際ALASKAも新品時からやわらかく履きやすいです。以下の通り、靴という「足を守る道具」の素材としてつかわれるのにうってつけともいえます。

機能面では、特に脂がたっぷり乗った新品時には、強い水圧で大量の水をかけてもすべて表面で弾いてしまってまったく濡れないという利点もあります。

私たちは森田さんから革サンプルスワッチを受け取ると、焼いてみたり・クリームを入れてみたり・水でビショビショにしてみたりといろいろな実験をするのですが、その一環で店内の水道でドバーッと1分くらい水をかけ続けてみたところ、その後3分くらいで元の乾いた状態に戻ってしまい、これにはさすがにビックリさせられました。

なお、やはり十分すぎるくらいに脂がたっぷり乗った新品時からしばらくは、クリームなどはむしろ入れない方がよく、ケアの手間がとても少なく済むのも嬉しいです。

さらに言うなら、もともと強い色ムラがあったりとかなり表情豊かですし、何しろ普通に履いているだけで相当焼けるので、仮に日常づかいでガッツリ傷やシミが入ったとしてもほとんど気にならないと思います。これもむしろ「気にしない」くらいのスタンスでいた方が楽しい革だと感じます。

 

こちら画像2枚、ALASKAの表情をご覧下さいませ。表面に不規則に入るシボやトラが実に「革らしく」、またそれゆえに染色時に独特の色ムラが生じています。

 

 

美しく鮮やかなパステルカラー9色を期間限定で展開

 

ALASKAは一部の色のドロップ(使用不可)と新規追加がともにあり、現在のラインナップはこちらの9色で、左端の「チョコ」と左から6つ目の「ラズベリー」が新色です。

 

 

ラズベリーはピンクと比べてやや濃いめの色味。気持ちパープルがかったエレガントな色です。

 

 

チョコはありそうでなかった大定番色であるダークブラウンです。この色があるのは安定感があって嬉しいですね。

 

 

このALASKAは期間限定で、ココチブランドがラインナップするお好みのモデルでおつかい頂けます。(モデルによって+5,000円~8,000円のオプションです。)

2mm厚のショルダーバケッタレザーということで、特にトレッキングブーツzanpanoTramp-hihold-on hiYOINなどのワークブーツ系の靴たちの相性という意味では、間違いなく過去最高だと思います。

あとはmarcomarco-midのような端正な靴をガツンとカジュアルダウンさせるアイデアも魅力的です。

ぜひ様々にご検討下さいませ。また分からないことがあれば、ぜひスタッフまでお気軽にご相談下さいませ。

 

 


 

 

2, Kudu(クードゥ)

 

Kuduというのは日本語で「クードゥー」「クーズー」などと呼ばれる、見た目はヤギに似たウシ科の動物の原皮をなめしてつくられた革です。

やわらかく柔軟性にも優れており、この革でつくられた革靴の履き心地の良さは格が違います。冒頭、何よりもこの点を強調させて頂きたいです。

 

 

美しい高級スエードレザーの代名詞的な素材

 

そのKuduレザー、私のような革好きからすると、まずは「裏革(=スエード)がとてもきれいな革」という印象が強いです。

染料との相性が良いのかとても発色が鮮やかで美しく、なでるとベロア生地のようにつややかな光沢が上がったりもします。やわらかく柔軟性にも優れており、まさにMUKUのような一枚革靴にピッタリであるといえます。さらに起毛皮革なので、防水スプレーを用いれば雨の日も安心して履いて頂けます。

画像では伝わりにくいのですが、本当に美しい表情です。発色が良い素材なので、このようにブルーやグリーンなど原色系の色もとても得意です。

 

 

一方で、荒々しくワイルドな表革も魅力的

 

そしてその一方で、実は「Kuduは表革こそ魅力的」という方も同じくらいいらっしゃると思います。

銀面(=表革の表皮)を残した状態だと、俗に「トラ」と呼ばれる強いシワやアタリが革全体に縦横無尽に走っていて、もちろんタンニング(=「なめし」の工程)の仕方にもよりますがシボ感も強いことが多く、流麗で上品な裏革とはまさに対照的で野性的な印象です。

いかにもzanpanoTramp-hihold-on hiのようなワークブーツとの相性が良さそうです。

 

 

要するにKuduレザーは表革も裏革もつかえる、しかもそれぞれ互いにまったく別の表情でつかえる、さらに強度や柔軟性もバッチリという万能レザーであるといえます。

現在のラインナップはこちらの全9色。右端のホワイトとその横のイエローは限定色で、残り数足分のみ在庫で、オーダーを頂き次第お取り扱い終了となります。

 

 

上の画像の真ん中にあるブラウンは、銀面の残った表革は独特なシボ感と色ムラがあり、引っ張ると(=釣り込んだりすると)色味が変化したりして、きわめて豊かな表情ですが・・・

 

裏革は均一で色鮮やかな、見目麗しい実に美しいスエードです。これがKuduレザーの大きな特徴です。

 

 

表裏の表情の違いをいかして、このmarco-midのように、1足の中で同じKuduレザーの表裏を切り替えるデザインもカッコ良くてオススメです。

 

 


 

 

3, La Strada (ラ・ストラーダ)

 

本日ご紹介する3つめのレザーは、ブランドオリジナルレザーである「La Strada」です。

これについては再三にわたってご紹介しておりますので、繰り返しになってしまいますが、ココチブランド史上最高クオリティのオリジナルレザーではないかと感じているので、ぜひ多くのお客様におつかい頂きたいと感じています。

 

 

zanpanoと「サスペンダオイル」

 

ココチブランドの代名詞的なモデルである「zanpano」。この靴は、私たちがインタレストをオープンした10年前は「サスペンダオイル」という、現在は廃番になってしまっているレザーでつくるのが定番でした。

独特の光沢としなやかさに加え、その赤みのあるブラウンの色味も実に美しく、さらには強烈な「履かれた感」が出るエイジングにも味があり、当時大人気の革でした。

この「サスペンダオイル」というレザーは、いくつかの理由があって、5年以上前に廃番になりました。ものすごくビックリして、残念で残念で仕方がなかったという当時の心境をハッキリと覚えています。

そして、森田さんが今回出会った10年物zanpanoは、まぎれもなくその「サスペンダオイル」でつくられた1足です。こちらの画像が、その靴の実物です。

 

 

 

La Strada(ラ・ストラーダ)」~「サスペンダオイル」をブランドオリジナルで復刻

 

この靴との再会に衝撃を受けたという森田さんは、当時サスペンダオイルをつくっていた姫路市のタンナー(=革の生産工場)である「山陽レザー」を訪ね、今度はブランドのオリジナルレザーとしてこのサスペンダオイルの復刻に挑むことになります。

山陽レザーというと、「ピットタンニング」という原初的なベジタブルタンニンなめしで有名です。それは現在では全国でも数カ所しかないという、原皮をタンニンにつけるピット槽をつかって、たいへんな手間暇と時間をかけてなめす(=「皮」を「革」にする)工程です。

「東の栃木レザー・西の山陽レザー」と全国にその名がとどろく有名タンナーである山陽レザーに単身乗り込んだココチ(心地)を聞くと、「いや、フラ~ッと、こんちは~って。笑」と、森田さん。

かくして、「日本が誇る山陽レザーがつくるココチブランドのオリジナルレザー」である「La Strada(ラ・ストラーダ)」が誕生したのです。特にこちらの画像の左から2番目のブラウンをご覧になり、かつてのサスペンダオイルを思い出されるお客様も少なからずいらっしゃると思います。

 

 

率直にいって今回誕生したラ・ストラーダ、これは既に革サンプルを手にしているのですが、私たちの知る限り、ココチブランドのオリジナルレザーの中でも屈指のクオリティではないかと思います。

ハリとコシがしっかりとありながらも、やわらかくしなやかで、程よくオイリーで。色艶も良く、繊維も均一で美しく。長年の高強度の使用(←革靴として)にもきっと耐えるであろう頑丈さも、間違いなく備えています。

さらにこの革、実にzanpanoと合うのですよね。もうこれは、往年のサスペンダオイルによるzanpanoを知る者としては、ジーンとくるものがあります。(もちろんzanpano以外のモデルでも採用頂けます。)

当時のココチブランドをご存知のお客様にも、そして新しくお求め頂ける新規のお客様にも、胸を張り自信を持ってオススメできる逸品レザーです。ブラウン・ブラック・グレー・グリーンの4色展開です。

 

 

 


 

 

4, 店頭でのみご案内できるスペシャルレザーも?!

 

 

そしてさらに、店頭にご来店頂けますと、もう数種類の限定レザーをご紹介することができます。

いずれも革好きのお客様にはたまらない、「銘付き」の逸品レザーですので、ぜひご賞味頂けましたらと考えております。残りの会期中、ぜひインタレストの店頭まで足をお運び下さいませ。

 

 

 

 

イベントは会期半ばに差し掛かりました!引き続き、多くのお客様のご来店を心よりお待ちしております!

 

 

 

 


 

 

 

★店頭営業に関する当店の対策とお客様へのお願いにつきまして

 

こちらのリンク先にて詳細にご案内しております。ご来店頂きます前にご一読頂きますようお願いいたします。

特に、店内では必ずマスクをご着用頂けますようお願いしております。お客様皆様のご理解を賜りますよう、心よりお願いいたします。 (ご着用頂けない場合は、ご入店をお断りさせて頂く場合がございます。)

 

 

 

<お問い合わせ>

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