こんにちは、インタレスト(本日はスタッフY)です。

物撮り撮影をしている私スタッフYだからこそ気づく、オススメアイテムのディテールをご紹介する「Yのイチオシ分析」。

本日は、tiit tokyo「マーブルプリント・ブラウス」(→グリーンパープル)、「ペイントプリント・ロングシャツの2型・3点を特集いたします。

 

本日ご紹介する3点は、よく見るとても凝っている「上質なオリジナルのプリント生地」がつかわれています。また、このプリント柄の背景につきましても、本記事の後半でご案内しております。

3点とも洗濯ができて、夏になると実際ものすごく役に立つことと思います。tiit tokyoのアイテムはまだ持っていない。」というお客様も、本日の記事をお読み頂いて、ご興味をお持ち頂けましたらぜひお試し下さいませ。

 


 

★マーブルプリント・ブラウス

 

まずは、「マーブルプリント・ブラウス」(→グリーンパープル)です。

生地は、明暗2色の異なるマーブル模様がプリントされています。2色が重なる部分は色が濃くなり、立体感が見られます。

プリントの基生地に、実はストライプの織り柄が入っています。画像2枚目の生地裏面をご覧頂くとわかりやすいかもしれません。こうした工夫により、つややかで、立体感のある上品な雰囲気に仕上がっています。tiit tokyoは、さりげなく凝ったオリジナル生地をつかうブランドなのです。

 


 

★ペイントプリント・ロングシャツ

 

続きまして、ペイントプリント・ロングシャツです。やわらかいカラフルな色づかいが目を惹いて、店頭での評判もとても良いです。

 

こちらも、織り柄の入った生地にプリントがほどこされています。画像1枚目の生地裏面をご覧頂くとわかりやすいかと思います。基生地には、凹凸のある表情豊かな織り柄が入っています。このおかげで真夏に素肌の上に着ても、さらっとした気持ち良い肌あたりをお楽しみ頂けることと思います。

また、画像2枚目のようなプリントの入り具合から、「これはひょっとすると生地を折りたたんでプリントしているのでは…。」と店頭で話題になっております。多くの色をつかい、にじむような雰囲気で、不思議な色の入り方をしているブラウス。本当にステキです。

 

このブラウスにつきましては、内側の仕立ての丁寧さもご紹介させて下さい。

以下4枚の画像は、すべてシャツを裏返して撮影しています。<Yのイチオシ分析>ANITYA「ミリタリースモック」編でも同様の仕立てをご紹介いたしましたが、このシャツも、肩、脇の下、サイドのガゼット、袖先に至るまで、すべて生地の端が出ないように内側に折り込まれて縫われています。こちら側が表であっても良いほどです。見た目や気持ちの問題だけではなく、肌あたりのやさしさ、洋服の持ちなども異なってくることと思います。

すべての洋服がこのようにつくられるべきだとは私たちは考えておりませんが、この「ペイントプリント・ロングシャツ」に対するブランドの想いが、この仕立てに表れているように感じます。

 


 

 

★プリント柄の背景&改めて、「tiit tokyo」とは?

 

何となく見過ごしてしまいそうな、これらのプリント柄の「背景」も合わせてご紹介いたします。

私なりの表現ですが、tiit tokyoは、「都市」「都会」をホームグラウンドとするブランドだと感じています。

「都市」「都会」というのは、ここでは「郊外」「田舎」「オーガニック」…などと対比してつかわれるイメージです。以前、デザイナーの岩田さん自身が「自分はそうした中で過ごしてきたので…。」と話してくれた記憶があります。

 

インタレストの取扱ブランドの中では、LOKITHORobes&Confectionsが、同様のブランドだと感じています。「都市」「都会」に根ざしているので、オフィスで着る仕事着、いわゆる「オフィスウェア」として、これらのブランドは本当に合っていると思います。

たとえばRobes&Confectionsのジャケットの下にマーブルプリント・ブラウスを合わせたら、胸元から柄が見えてとても素敵ですよね。上質な雰囲気もオフィスに合っています。

「オフィスウェア」は地味になりすぎるのも避けたいところですが、おそらく多くの場合メッセージ性はない方が好ましいので、こうしたやわらかい幾何学模様はとてもなじみが良いと思います。

オフィスウェアをお探しの方には、tiit tokyoは今後もぜひチェックして頂きたいブランドです。

 


 

 

最後に、本日ご紹介したアイテムの入荷詳報の後半で、tiit tokyoというブランドや20SSコレクションの背景につきまして、以下のようにご案内しておりました。見逃されていた方は、ぜひご確認下さいませ。本日ご紹介したアイテムの柄が、こうした抽象的なストーリーから生まれているというプロセスをお楽しみ頂けましたら幸いです。

 

 

tiit tokyo20SSコレクションのテーマは”Blurs”

水たまりに映ったマンション
雨露越しにほんやり見える街路樹
ビルの窓に映る都市風景

見慣れた景色の美しさと対話する物語

  • 「見慣れた都市風景でも、水たまりや雨・霧、窓についた露など「水」というフィルター越しに見ると、それなしに見る「固さ」や「無機質さ」などの印象が幾分やわらいで、やわらかくぼやけて見えたり、少し有機的に見えたりする。どんどんハイテク化していく都市生活の中で、必ずしもそれに抗うわけではなく(=というより抗えないので)、それをぼんやりさせたり中和させたりすると心地よさを感じると思うんです。そのイメージを形にしたコレクションです。」(デザイナーの岩田さん)
  • こうして岩田さんから受けた一連の説明で、「SFやアートなどでフューチャリスティック(=未来的)な作品を見るのは僕も好きなんですが、洋服はそれの角を取るような感じで少しやわらかくした方が人に優しいと感じています」・・・この中の「人に優しい洋服」というフレーズが、特に私たちの心に残っています。
  • 実際、特に前季19AWの華やかでカラフルな雰囲気と比較すると、来季20SSは対照的といっていいくらいに落ち着いていて、それこそまるでしとしと雨が降っている日のような静かでやわらかな印象です。
  • エッジの効いたデザイン・パターニングやシャリ感のあるナイロン地やメッシュ地などをつかい、ともすればフューチャリスティック一辺倒になりがちなところを、アイボリーやグレージュなどのやわらかい色味や抽象的で角の取れた柄や質感、着心地の良いリラックスフィットなどを駆使することで「ぼやけさせている」「しっとりさせている」という、具体的なバランス感覚が絶妙です。
  • 上のブランド説明で、「tiit tokyoの最大の魅力は、その世界観は「夢」~ファンタジーかつドラマチックでありながら、実際の洋服たちは「日常」~リアリティが想定された、とても実用的なデイリーウェアであることです。」と書いていますが、来季20SSもtiit tokyoは実用性の観点からも価格面からもバッチリ「リアル」です。岩田さんがいうところの「一見して難しそうでも着方によって着てもらえる洋服」たちが紡ぐ物語を、来季20SSでもぜひご堪能頂けましたらと思います。

 

tiit tokyo spring summer 2020 -Blurs- Full Fashion Show

 

(以上、入荷詳報より引用)

 


 

 

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

 

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