こんにちは、インタレスト(本日はスタッフY)です。

物撮り撮影をしている私スタッフYだからこそ気づく、オススメアイテムたちのディテールを簡単にご紹介いたします。

 


 

この日の詳報でご案内しておりますANITYAの「ミリタリースモック」(Military Smock)。アイテムの魅力につきましては、詳報やオンラインストアのアイテムページをお読み頂けましたらと思いますが、そこでご説明していない小さな、個人的にグッときたディテールがございます。

 

以下の画像1枚目はすでにアップしている画像ですが、こちらをご覧頂いて、お気づきになられた方はいらっしゃいますでしょうか。

画像2枚目の縫い目をよくご覧頂きますとわかる通り、このポケットは外づけになっていて、その格子柄が身頃の生地とぴったり揃うように縫製されているのです。

丁寧につくられた柄物の洋服では見られる仕立てですが、ANITYAらしい、1点1点を丁寧に仕上げる姿勢がこの点からも感じられます。

 

また、このミリタリースモックは、普段は見えない内側の仕立ても丁寧です。

以下の画像4枚は、すべて洋服をひっくり返して撮影しています。裾、両サイド、脇の下、肩のダーツに至るまで、すべて生地の端が出ないように内側に折り込まれて縫われています。こちら側が表であっても良いくらいのきれいさです。

見た目や気持ちの問題だけではなく、肌あたりのやさしさ、洋服の持ちなども異なってくることと思います。撮影はしておりませんが、入荷しているANITYAの他のシャツやジャケットもこうした仕様です。

 

 


 

当店に入荷するアイテムの多くが上述のような丁寧なつくりです。ただ、誤解のないように念のため申し上げておきますと、私たちはすべての洋服がこのようにつくられるべきだとは考えておりません。

以前、あるブランドの当店の担当者が「洋服の裏側でロックミシンの縫い目が見えたらガッカリするんです・・・。」と話してくれたことがありました。そのときは「なるほど。」と思いましたが、いま、私自身は「クオリティと価格とのバランス」が最も重要ではないかと考えております。

入荷した全アイテムを撮影していると、どのブランドも、アイテムによっては、ロックミシンの縫い目が見られることもあります。そのブランドの全アイテムがどちらかに統一されているというわけでもないので、おそらく、そのアイテムが何か(例えばコートなのかインナーなのか)、生地の強度、着用時に外から見えるかどうか、どの程度負荷がかかる部分か、そして何よりそのアイテムの市場価格とのバランスなど、様々な要因を考慮してこの仕様にしているんだろうなと、そうしたつくり手の思考を感じるようになりました。

特にANITYAは、デザイナーの岸さん自身が全サンプルのパターンや縫製を自ら手がけ、アイテム数が限られた少数精鋭のコレクションを見せてくれますので、1点1点の細かな仕様にもデザイナーの岸さんの思考による「理由」があるように感じています。

丁寧につくると価格も上がりますが、せっかくつくった洋服をなるべく多くの方に着て頂きたいという想いも、どのつくり手も必ず持っています。そのためバランスのとれた価格で制作できるように、どのブランドも様々な試行錯誤を重ねていることと思います。

そのような中で、ANITYAのトップスやアウターにつきましては、上でご紹介したような妥協のないディテールが見られましたので、思わずグッときてご紹介したくなりました。

もしご興味をお持ち頂けましたら、ぜひお手元にお迎え頂いて、お試し下さいませ。生地、縫製、デザイン、シルエットなど、様々な観点において長年の着用にたえうる、愛着のわいてくる洋服だと思います。

 

 


 

 

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