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<イベント開催中>ザンパノ・カップの色のデザインをいくつか3D画像でつくってみました!オーダーのご参考にぜひ!

 

こんにちは、インタレストです。

 

 

★ただいま、店頭では靴作家・森田圭一さんによるココチブランド受注会を開催中です!

 

 

  • イベントについて~テーマ設定と新作靴の詳細なご紹介 >こちらから
  • 会期中のインタレストの店頭の様子 >こちらから
  • 今しかつかえない、ハイクオリティの新革特集 >こちらから
  • ザンパノ・カップの色のデザインをいくつかつくりました >本日の記事です

 

  • 修理によって履き続けられる「お客様のココチ」たち >こちらから
  • ココチブランドについての情報まとめ(当店オンラインストア内) >こちらから

 

 

 

 

 

★ザンパノ・カップの色のデザインを3D画像でつくってみました!

 

今回のイベントでフィーチャーしているザンパノ・カップ。アッパーの革を自由にお選び頂けるのはもちろん、パーツ毎に切り替えることもできます。

また、ソールの色や、ひもの種類・色もお選び頂けます。

おそらく、入荷しているサンプルから想像できる範囲を超えて、幅広い色の選択肢があります。

 

以下、5つの色のデザインをつくってみました。ぜひご覧頂きまして、オーダーのご参考になさって下さいませ。

 

 

1, ホワイト単色

 

潔い真っ白なザンパノ・カップです。

アッパーの革は、Dawnで採用されたホワイトの牛革をイメージしています。

経年変化で少しクリーム色っぽく変化して、革もやわらかく育ち、色艶が増してくる革です。

白いスニーカーのようにつかえて、スタイリングにも合わせやすそうです。

 

 

 

2, ブラック

 

ブラック一色の格好良いザンパノ・カップです。

アッパーの革は、先日のハイクオリティの新革特集でもご紹介した、バスカボックスのブラックをイメージしています。

光沢もとても美しく、やわらかくしっとりとした革なので、高級感のある一足に仕上がりそうですね。

 

 

 

3, グリーン(アラスカ)×ホワイト

 

こちらはよりスニーカーっぽく、明るいツートーンのデザインにしてみました。

アラスカのグリーンをメインにして、羽根とかかとをホワイトの革に切り替えています。(アラスカのグリーンは、経年変化でもっと黄色みが増してきます。)

履くたびに気分が上がりそうです。

 

 

 

4, ブラウン(テキサス)×レッド(アラスカ)

 

こちらは羽根・かかとに加えて、つま先部分の革も切り替えたデザインです。

ブラウン×レッドはなじみも良く、良い感じのアクセントになってくれます。

ブラウンの革は、先日のハイクオリティの新革特集でご紹介したオイルドレザー、テキサスをイメージしています。

しっとりとしていて、シワやキズが入ることでとても格好良く育ちそうな出で立ちです。

ひもは太めに編み上げられたカントリーシューレースにして、よりカジュアル感、ワイルド感を出しています。

 

 

 

5, ジオラマ

 

最後はココチブランドだからこそできるアートのようなデザインです。

アッパーは、森田さん自身が後染めで加工している「ジオラマ」と名づけられた革です。(革の詳細はこちら)

この「ジオラマ」で制作した靴も、これまでに多くお買い上げ頂いておりますが、とてもやわらかくて軽くて、履き心地が良いと評判です。

革の中に様々な色が入っているため、実は多くの洋服と合わせやすく、汚れも目立ちません。

ぜひ制作が可能なうちに、お手元にお迎え下さいませ。

 

 

 


 

 

 

本日は以上です。

 

引き続き、会期中多くのお客様のご来店を、心よりお待ちしております!

 

 

 

 

 

<お問い合わせ>

  • 各商品の詳しいご説明や多くの画像は、インタレストのオフィシャルオンラインストアにて掲載しております。各アイテムのページの「商品についてお問い合わせ」や、もしくはこちらの「問い合わせフォーム」よりぜひお気軽にご連絡下さいませ。折り返しご回答いたします。
  • 定休日や臨時休業日以外で当店からのお返事が届かない場合は、(1)ご入力頂きましたメールアドレスにお間違いがないか、(2)そのメールアドレスがPCからの受信を許可する設定にして頂いているか、をもう一度ご確認頂いた上、お手数ですが再度フォームよりお問い合わせ下さいませ。
  • なお、休業日以外であれば、お電話( 03-6457-5360 )でのお問い合わせが早くて確実です。在庫確認・確保やその他につきまして、その場でご対応可能です。ぜひお気軽にお電話下さいませ。

 

 

 

<お客様のココチ>2023年に頂いた様々なオーダー靴のご紹介です!

こんにちは、インタレスト(本日はスタッフY)です。

本日はシリーズ「お客様のココチ」(→新日記の記事旧日記の記事)、お客様によるココチブランドのオーダー靴をご紹介いたします。

 

 

★ココチブランドの各モデル、インタレスト限定モデルDawn、BUILD・・・様々なオーダーを頂きました!

 

近年の傾向としては、ココチブランドの各モデルに加えて、靴作家の森田さんが当店インタレスト限定モデルとしてつくってくれたDawn、そして森田さんによるもう一つのブランドBUILDなど、様々なオーダーを頂きました。

デザインやコンセプト、価格帯の広がりによって、より幅広いお客様のニーズにお応えすることができるようになっていると感じます。

 

本ページは、できる限り掲載する靴や画像を厳選いたしましたが、それでも画像の枚数が80枚を超えてしまいました。それぞれの靴の詳細は、恐れ入りますがリンク先のオンラインストアやココチブランドのページなどでご確認頂けましたら幸いです。

 

そして、気になる靴がございましたら、お気軽にお問い合わせorご来店下さいませ。つかえる革やデザイン、サイズなど、オーダーに関してはしっかりサポートさせて頂きます。

 

 


 

 

・zanpano >靴の詳細はこちら

 

現在開催中の「路地裏の靴作家vol.23」でもフィーチャーしているモデルの一つ、zanpanoです。アッパーはヌバックの革(現在は廃番)、ソールはつやのあるブラウンで、とても格好良くきれいな仕上がりです。

ご案内しております通り、SE zanpanoザンパノ・カップと、zanpanoの製法の選択肢もいくつかありますので、ぜひこの機会にオーダーをご検討頂けましたらと思います。ものすごく履き心地が良くて丈夫なので、私も愛用しています。

 

 

 


 

 

・kamma(カンマ) >靴の詳細はこちら

 

こちらも現在開催中の「路地裏の靴作家vol.23」でフィーチャーしているモデルの一つ、カンマです。アッパーはアラスカと呼ばれる肉厚のバケッタレザーで、ホワイト×ブルーのツートーンのデザインです。唯一無二のデザインで、足元を明るくしてくれますね。

革がとてもやわらかくなじむので、ミドルカットスニーカーのように気軽に履けて、そしてレザーなので通気性がとても良いことが特長です。

 

 

 

 


 

・MUKU BIG FOOT >靴の詳細はこちら

 

大定番のMUKU。靴底が従来のクレープソールからこちらのシャークソールに変更になり、よりクッション性や耐久性が増しています。サンダルのように気軽に脱ぎ履きできるため、本当に評判の良い靴です。ぜひこの機会にお試し下さいませ。(画像のアッパーの革は廃番になりましたが、他の多くの革から選んでおつくり頂けます。)

 

 

 


 

・MUKU(レザーソール) >靴の詳細はこちら

 

MUKUのレザーソールは、ソールの色をお選び頂ける点が特徴です。アッパーの革は、この日のブログでご紹介した通り、多くのお客様からのオーダーを頂いた実績のあるヴィテッロフィオーレのネイビーで制作されています。オイリーでヌメッとした質感と、きめの細かさがたまりません。アッパーに合わせて、ソールはつややかなブラックです。

 

 

 


 

 

・らるご >靴の詳細はこちら

 

 

らるごも、当店で長くご愛用下さっているお客様が多いモデルです。お仕事用、プライベート用、どちらにも幅広く対応できます。

こちらはとてもきれいな馬革のワインとつややかなブラウンのソールです。この深みのあるワインレッドは、恐らくご想像以上に様々なスタイリングに合いますし、履くときに気分が上がるとご好評を頂いております。

きちんと感のある短靴ですが、ころんとしたつま先のフォルムがココチブランドらしくて、たまりません。(夏用に、明るい色のひももご用意させて頂きました。)

 

 

 


 

 

・noema >靴の詳細はこちら

 

 

クレープソールでつくられたレザースニーカー「noema」。こちらも当店でご愛用下さっているお客様が多くいらっしゃるレザースニーカーです。(画像のアッパーの革は廃番となりました。)

 

 

 


 

 

・Dawn >このモデルの特集ページはこちら

 

 

Dawnはとても多くのお客様に、様々なデザインでオーダーを頂きました。色違いで複数足お買い上げ下さったお客様も多くいらっしゃいました。ありがとうございます。

上掲の特集ページに各デザインの説明もアップしておりますので、以下簡単に画像をご紹介いたします。

 

・ホワイト×かかと桜染めキャンバス地

 

・ホワイト×かかと馬革ワイン

 

・ネーヴ(ナチュラル)×かかと桑染めキャンバス地

 

・アラスカ ナチュラル×ブルー

 

・Smoke(パラフィン加工がされた革) アイボリー×ブラック

 

・アラスカ レッド×かかとホワイト

 

以下の靴は、アッパーの革が廃番になって制作できないため、画像のみご紹介させて頂きます。現在開催中のイベントでも、今しかつかえない注目の革がございます。ぜひこれらのハイクオリティの革がつかえるうちにオーダーを頂けましたらと思います。

 

 

 


 

 

・BUILD >靴の詳細はこちら

 

 

森田さんがココチブランドとは別に展開しているブランド「BUILD」も多くのオーダーを頂いております。

現在、イベント開催中の店頭にはスニーカーのデザインが全サイズ揃っておりますので、ご興味をお持ち頂けましたらぜひ履きにいらして下さい。

 

 

 

 

 


 

 

ココチブランドの情報は、以下のポータルサイトにまとめております。皆様のオーダーやお問い合わせを心よりお待ちしております。

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<お問い合わせ>

  • 各商品の詳しいご説明や多くの画像は、インタレストのオフィシャルオンラインストアにて掲載しております。各アイテムのページの「商品についてお問い合わせ」や、もしくはこちらの「問い合わせフォーム」よりぜひお気軽にご連絡下さいませ。折り返しご回答いたします。
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<イベント開催中> 今しかつかえない、ハイクオリティの新革特集!

 

こんにちは、インタレストです。

 

 

★ただいま、店頭では靴作家・森田圭一さんによるココチブランド受注会を開催中です!

 

 

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★今こそつかいたい、ブラウンorブラックの新革特集!

 

 

本日のブログ記事では、本会期のオーダーでつかうことのできる新しい革をフィーチャーしています。

今回は特に、定番色のブラウンとブラックの2色の充実ぶりが素晴らしく、この2色で革靴をつくってみたいという方には、ぜひご注目頂きたいです。

 

 

 

1, マルゴー (色:グレー)

 

イタリアはトスカーナ地方産のベジタブルタンニンなめしのレザー(牛のショルダー)で、スクラッチ加工の入った、色名はなんと「グレー」です。

ただこの革、本当に絶品の経時変化を見せて、どんどん焼けて、そして光沢が上がってきて、見たことのないカーキブラウンの色味になります。

もともと森田さんから「変化がスゴイ革みたい」と聞いてはいたのですが、当店オリジナルスニーカー「Dawn」の22.0cmで採用したところ、半年間くらいでみるみるカッコ良く変化していきました。

 

正直、いままで私たちが見てきた革の中でも、経時変化のカッコ良さという意味では屈指です。

また、スタイリングでの合わせやすさという意味でも、新品時よりブラウンみが増す変化後の方が段違いに優秀で、本当に一緒にいるかいのある革だと感じています。

 

以下、ザンパノ・カップが新品(といっても2ヶ月物くらい)、Dawnが半年物です。同じ革とは思えないくらいの違いがあって、やっぱり革って楽しいなと感じます。

 

 

 

 

2, テキサス (色:ブラウン)

 

この革は入荷後に発見したので、見た目と質感のご説明になりますが、これがまたカッコ良いです・・・!

見た目も質感もとてもしっとりしているオイルドレザーで、それ特有の鈍くマットな光沢が最高にクールです。

変なたとえなのですが、個人的に一番分かりやすいと感じたのは、英バブアー社のオイルドテキスタイルのような雰囲気で、むしろシワやキズが入った方が表情が豊かになりカッコ良くなりそうな出で立ちです。

 

オールラウンダーのザンパノはもちろん、インタレストオリジナルのhold-on hiトレッキングブーツのハイク、今回フィーチャーしているカンマのような、ワイルドな靴との相性がすこぶる良さそうです。

 

 

 

 

ちなみにこのザンパノ、オリジナルモデル(税込み110,000円)にしか見えませんが、実はSEシリーズ(66,000円)です。両者の違いについては・・・簡易版はこちら詳細についてはこちらより、それぞれご確認下さいませ。街歩き用途であれば、スペック的にはこのSEシリーズで十分です。

 

 

 

3, トーマス (色:ブラウン)

 

ブランドオリジナルレザーもまったく負けていません。

タンニン&クロムのコンビなめしで5年ほど前にリリースされたブランドオリジナルレザーである「トーマス」(牛革)。今回何度か目の再登板でリリースされたブラウンが、とっても良い色味&質感です。

これまでと比べると、やや赤みが強いため、飴色っぽいツヤのあるブラウンの色味になっています。とてもやわらかくて軽く、出色の海外レザーたちの間に入って、なお採用の候補になり得るクオリティだと感じています。

 

以下、ちょっと画像だと分かりにくいのですが、5年前のオリジナルのトーマス(ブラウン)でつくられたhold-on hiとの色味の比較です。こちらがブラウンらしいブラウンで、新ロットの方(サンプルスワッチ)は結構赤みが増しています。

それにしても、いつ見てもカッコ良い革です。5年物もまったく色褪せないです。

 

 

 

4, バスカボックス (色:ダークブラウン、ブラック)

 

森田さんがうなるような声で、「これが良い革なんですよ・・・」と教えてくれたのが、こちら最注目のバスカボックスです。

上の「1」でご紹介したマルゴーと同じトスカーナ地方のタンナーによる革で、こちらはシュリンク加工が入っているため、革らしいナチュラルなシボ感を存分にお楽しみ頂けます。

革の質感はしっとりで、またやわらかくて軽いです。ご覧のように光沢もたいへん美しく、ブラックでご覧頂くブルックリンのような端正なモデルとの相性もバツグンです。

 

本日はこの革のブラックでDawnをというオーダーを頂きました。会社にも履いて行けるスニーカーをというご希望で、バッチリお応えできていると感じています。

近年採用されてきた革の中で最も美しく上品なレザーなので、靴をスタイリッシュに&クールに仕上げたいというお客様に、モデルを問わずたいへんオススメです。

 

 

 

 

 

ちなみにこのブルックリンも、オリジナルモデル(110,000円)見えて、SEシリーズのモデル(66,000円)です。

もっとも、こちらはオリジナルのダブルレザーソールの仕様に対してシングルレザーソールであったり、つま先の「芯」が入っていなかったりで、製法面ではなく絵デザイン面で、「あれ?いつもと違う?」と気づいて下さるお客様も多そうです。

このSEモデルは、ただでさえ上品で洗練されたフォルムのブルックリンが、いっそうシャープに仕上がっています。華奢な体型や細身のスタイリングにピッタリ合いそうです。

 

 

 


 

 

 

本日は以上です。

 

引き続き、会期中多くのお客様のご来店を、心よりお待ちしております!

 

 

 

 

 

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<イベント開催中> 明日からココチブランド受注会を開催いたします!注目の靴や店頭の様子を撮影いたしました!

 

こんにちは、インタレストです。

 

 

★明日が初日です!靴作家・森田圭一さんによるココチブランド受注会

 

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★新作靴「ザンパノ・カップ」と「カザアナ(シャークソール)」もやってきました!

 

 

サンプルは各サイズでつくられており、ご自身のジャストフィッティングでご試着頂けます。

もちろんサイズだけでなく、いつも通りアッパーの革の種類・色と、ひもとソールの色を選んでオーダー頂けます。

ちなみに、サンプルのザンパノ・カップ(ブラック)は、新革「バスカボックス」でつくられています。森田さんも自負するように、一見してとてもクオリティが高いです。豊かなシボ感と美しい光沢が素晴らしく、シャープなザンパノのフォルムにピッタリ。また実物は質感もしっとりしていて、ますますステキに感じます。

基本的に工房の在庫限りなので、ぜひあるうちにご利用をご検討下さいませ。

  

 

 

 

カザアナは、オリジナルのレザーソール仕様とシャークソール仕様の実物を見比べて&履き比べて頂けます。(サンプルは色も合わせてつくられています。)

「まだ『靴』がなかった昔、ご先祖様が足を守るために履いていたかもしれない『なにか』」がコンセプトであるカザアナ。その見た目だけでなく、製法も含めておよそ「靴」のそれではない、でも確かに「足も守るための道具」。それがカザアナです。

その昔には存在しなかったラバーソールを履かせることで、今回のイベントのテーマでもある「ボーダレスに革靴を楽しむ」ことができます。

アッパーの革の色・種類などはもちろん、つま先のハンドステッチの色も14色からお選び頂けます。ぜひ店頭でご相談下さいませ。

 

 

 

 

★「SE Brooklyn」も初お目見えです!

 

 

実はこれも初お目見えとなるSE Brooklynも入荷しています。

オリジナルのBrooklynと、まったくといって良いほど見た目が変わらないため、本当に驚かされます。

画像左(ブラックの靴)がSE Brooklyn(税込み66,000円)、画像右(ダークブラウンの靴)がオリジナルのBrooklyn(同110,000円)です。

この「SEシリーズ」とはいったい何かについては、先日リリースしたイベントの詳細ブログにて詳しく解説しております。街歩き用途であれば、長年の着用前提でも、このSEシリーズで十分です。

またBrooklyn自体、もともと大人気の本格サイドゴアブーツとして大人気のモデルですので、ぜひ今回の機会に改めてご検討下さいませ。新革「バスカボックス」との相性もきわめて良いです。

 

 

 

 

 

 

★履きこまれた作家私物もぜひご覧下さいませ!

 

 

森田さんの私物のザンパノ・カップとカンマも店頭に届いています。

そう、このカンマも今回のイベントの主役靴の一つです。各サイズのサンプルが揃っていますので、ぜひ店頭でご試着下さいませ。

 

 

 

 


 

 

 

★会期中の店頭の様子をご覧下さいませ!

 

 

以下、本会期中の店頭の様子をご一覧頂けましたらと思います。

 

先日のブログ記事でフィーチャーした靴達をはじめ、人気の定番靴など、工房に在庫のあるモデル・サイズはほぼ揃えております。

ゆっくりご試着頂ける貴重な機会ですので、ぜひふるってインタレストの店頭まで足をお運び下さいませ。

明日からの9日間、多くのお客様のご来店を心よりお待ちしております!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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<イベント>靴作家・森田圭一「ココチブランド」受注会開催!(1月20日~28日)~スニーカーソールのザンパノ登場!気軽に、肩の力を抜いて、靴作家がつくる革靴を楽しむ!

 

こんにちは、インタレストです。

 

 

1月20日(土)~28日(日)の会期にて、靴作家・森田圭一さんが制作する革靴・革小物「ココチブランド」の受注販売会「路地裏の靴作家 vol.23」を開催いたします。

1年に2度のメイン受注会なので、会期末の週末1月27日(土)・28日(日)の2日間は、森田さんも来京&在店いたします。

 

 

 

 

 

森田さんは今回、「僕がつくる『革靴』の概念を再度問いかけてみたい」と話します。

たとえば、ブランドの顔である「ザンパノ」のソールの構造は、(1)作家自身による手縫いという最上級にぜいたくな仕様をオリジナルとして、1年前に(2)特殊なミシン縫いによる堅牢な仕様、そして今回、(3)カップソールによるカジュアルなスニーカー仕様が加わります。

「このどれもがザンパノであり、僕がつくる『革靴』です。どうぞお好きなモデルで、自由に、ボーダレスに、改めて革靴を楽しんで頂きたいです。」(森田さん)

今回、ザンパノ以外にも、同じく「ボーダレス」な進化を遂げた新生カザアナ、オリジナルからその範疇にあるカンマ、Buildブランドのレザースニーカー#005もフィーチャーしてご紹介いたします。

会期中、100足以上の革靴が並ぶ、インタレストの店頭にぜひお立ち寄り下さいませ。

 

 

 

靴作家・デザイナー:森田圭一

靴作家&靴デザイナー・森田圭一さんが制作する革靴や革小物をご紹介しています。
カジュアルライン「kokochi sun3」、ドレスライン「kokochi sqir」、シンプルな既成靴「Build」の各ブランドで、
お好みのモデルを、お好みの革&色で、足型を取って木型と合わせるジャストサイズでオーダー頂けます。
森田さんは常に「履く人の側」に立って物事を考える、クリエイターとしては希有な人柄です。
そんな森田さんにしか生み出せない、私たちの心をくすぐるユニークなデザインと、
彼による手作業だからこその「一人ひとりにとっての履き心地の良さ」を、
メンテナンスや修理を繰り返しながら、一生涯味わって頂けます。

 

  • 森田さんが制作する革靴をご紹介するポータルサイト(当店ウェブサイト内) >こちらから
  • これまでお客様にオーダー頂いた革靴の詳細についてのコラム「お客様のココチ」 >こちらから

 

 

 

 

 


 

 

 

★看板モデル「ザンパノ」で探る、作家が考える「ボーダレスに革靴を楽しむこと」とは?

 

 

今回vol.23のメインテーマは、「靴作家がつくる革靴を、”ボーダレス”に履く」ということです。

これは、「もっと気軽に、肩の力を抜いて、いま履きたい革靴を、いま履ける革靴を、自由に履く」という、言ってしまえば「当たり前のこと」を、改めてお客様に問いかけてみたいという森田さんの想いに共鳴してのものです。

 

 

このテーマを分かりやすく、「ザンパノ」というモデルをご紹介しながらご説明してみたいと思います。

 

 

 

1, “愛しき至高のオーバースペック”~ハンドソーン製法による「ザンパノ・オリジナルモデル」

 

 

森田さんがつくる多くの革靴たちの中でも「顔」ともいえる、kokochi sun3の「ザンパノ」。私たちインタレストが森田さんに出会った10年以上前からラインナップされていて、時代や環境の変化、お客様のニーズに合わせて、常にアップデートし続けている看板モデルです。

オリジナルのザンパノのソール機構は、10年前当時の全ラインナップでも唯一採用されていた、作家の手縫いによる「ハンドソーン・ウェルテッド製法(以下、ハンドソーン製法)」です。2世紀以上の歴史があるトラディショナルな製法ながら、現在でもデザイン性・機能性、さらには「ぜいたくさ」という意味でも、最高峰のつくりです。

ザンパノはハンドソーン製法による堅牢なワークブーツながら、その細身のフォルムと内羽根式のデザインによって端正でスッキリした印象で履くことができるため、都会的なファッションに合わせやすい、また女性が履きやすいと、10年以上一貫してご好評を頂いています。

 

 

 

 

このハンドソーン製法によるザンパノは不変で普遍です。

もちろん、小さくて細かいアップデートはたくさんあったと思いますが、ベースとなるデザインや製法はリリース当初と何も変わりません。これからも、森田さん自身が革をカットするところから、数ヶ月をかけて1足1足手作業で作り上げます。

合理的な現代社会の、しかも街歩き用途では、ハンドソーン製法は明らかにオーバースペックです。価格もたいへん高価ですし、ダブルレザーソール仕様なので重たいです。ラバーソールのようなクッション性もありません。

それでも、このオリジナルモデルこそが至高であることに変わりはありません。革靴という道具の原点であり、かつそれが持つべき機能として最も重要な堅牢度という観点では今でも頂点です。

一生涯をかけて、あるいはその先の未来も含めて履き続けることができるパートナーであり、「憧れ」や「浪漫」の対象であり続けます。

 

ザンパノのオリジナルモデルについては、以下の4編の動画で、森田さん自身がそれに対する想いを語っていますし、熟練の靴作家によるハンドソーン製法の一端を垣間見ることもできます。改めて、ぜひご一覧下さいませ。

 

何年も、何十年も vol1 |靴作家・森田圭一

 

何年も、何十年も vol.2|靴作家・森田圭一

 

何年も、何十年も vol3|靴作家・森田圭一

 

何年も、何十年も vol4|創作、これからも作り続けるために

 

 

 

 

2, 見た目はそのままで、可能な限りお手頃に~「SE ザンパノ」

 

 

ザンパノは長らく上記のオリジナルモデルのみでしたが、今からちょうど1年前の2023年1月に、「SEシリーズ」が新しくリリースされました。

SEシリーズは、ひとことでいうなら、靴作家・森田圭一が制作する革靴に「興味がある」という多くのお客様に対して、これまでよりご検討頂きやすく、お求め頂きやすい価格設定でご提供する、「見た目はほぼそのままで、製法(=主にソール機構)にアップデートを加えた靴たち」です。

 

SEシリーズには、大きく以下の3つの特徴があります。

 

  • 既存の人気モデルをベースに、見た目はそのままに、オリジナルと比べて実質的に4~5割低い価格を設定
  • 製法や素材、工程、ディテール、あるいはオーダー方法まで、文字通り抜本的に見直すことでローコスト化を実現
  • 低価格化しても、ブランドが掲げる「何年も、何十年も」履ける革靴としての機能性は維持

 

 

実はそのSEシリーズの第1段モデルはザンパノではなく、当店インタレストオリジナルの”hold-on hi”というワークブーツでした。

以下の画像は、オリジナルモデル(=価格10万円)とSEモデル(=価格5万円台)を並べたものですが、ビックリするくらいに互いの見た目が変わりません。

私は両者の構造的な違いをしっかり理解していますが、その私が見ても、一見しただけではどちらがどちらなのか分かりません。(つかわれている革の種類とサイズが違うことは分かるのですが。笑)

 

(実際には、左がオリジナルモデル、右がSEモデルです。)

 

 

 

具体的には、上で「街歩き用途では明らかにオーバースペック」と書いたオリジナルモデルのソール機構(=ハンドソーン製法)を変更して、マッケイ製法にアップデートしたのがSEシリーズです。

見た目にこれだけ違いがないということは、ソールを剥がしてパーツ毎に分解して初めて、両者の違いが判明する、というレベルかもしれません。

(他方、これで4~5割の価格低減が実現するのですから、革靴というのはいかに「ソール機構次第か」という点に驚かされますよね。)

 

このSEシリーズ、今回からザンパノでも正式にリリースされまして、価格は税込み66,000円と、オリジナルモデルと比べると約5万円低く設定されています。以下はオリジナルモデルの画像ですが、SEザンパノも見た目は変わりません。

 

 

 

 

今回vol.23の最も重要なキーワードである「ボーダレスに革靴を楽しんで頂きたい」という点に即してご説明するには、1年前のブログ記事から以下の部分を引用するのが一番良いと思います。

「どうしてもオリジナルモデルを履きたい!」という大いなる浪漫も、「デザインがカッコイイから履きたい!」という無垢な想いも、両方とも美しくてありがたく、ぜひそれぞれのお客様に「森田さんがつくるザンパノ」を履いて頂きたいと考えています。

 

 

「SEシリーズリリースの原点は、価格10万円以上の、主に僕がハンドソーン製法でつくるモデル(zanpano, Brooklyn, The HIKE, hold-on hiなど)に対して、過去長い間『欲しいけど高価すぎて買えない』というお客様の声を多く頂いていたことです。」(森田さん)

 

靴作家によるハンドソーン製法によって生み出される靴は、構造的に現代でも最も堅牢なつくりの一つで、かつオールソール交換などのオーバーホール修理も可能と、ハードにつかわれる道具としての革靴が持ちうる最高水準の機能性を誇ります。

また、別の観点では、つくり手である靴作家の経験と技術の粋が注ぎ込まれる「作品」であるともいえます。

ただしそれは、作家自身の多大な時間と労力を要するため、高額になることは避けられません。たとえば革靴に興味をお持ち頂いたばかりというお客様、また社会人になったばかりの若い世代の靴好きというお客様などにお求め頂くには、ハードルが高すぎるというケースがほとんどだと思います。

そうした方々のシンプルな「欲しい」に対する森田さんからの回答の一つが、このSEシリーズなのではないかと、私たちは考えています。

 

一方、SEシリーズの価格設定でも、その金額自体は十分に大金で「安い」というわけでは決してありません。森田さんも私たちも、まったく「安い」とは考えていません。この点については、森田さんの以下の話がとてもストレートでわかりやすいです。

「安さだけでいいなら、もっと、いくらでも安くできます。もっと安価な素材をつかって、ソールを糊(のり)でペタッと貼りつければそうなります。でもそれだと『何年も、何十年も』履ける靴には絶対にならないじゃないですか。SEの価格は、kokochi sun3として送り出せる革靴としての下限の設定なんです。」(森田さん)

 

SEシリーズでは、「価格」という要素について、オリジナルモデルよりもはるかに高い優先度に位置づけられています。

ただし、それは「安かろう悪かろう」を容認するというわけではなく、森田さんが「kokochi sun3の靴」として自信を持ってオーナー様に納品できる水準を満たしてこその話。お客様皆様におかれましては、ぜひ安心してご検討頂けましたらと思います。

 

 

 

(オリジナルモデルとSEモデルについて、互いの構造の具体的な違いについてお知りになりたい場合は、こちらのリンク先の記事をご一読下さいませ。やや専門的ですので、ご興味がおありの方だけで良いかと存じます。)

 

 

 

 

3, カップソールでスニーカーライクに履く~「ザンパノ・カップ」

 

 

そしてここでご紹介する「ザンパノ・カップ」が、今回vol,23で初お目見えとなる新作です。

昨年リリースして大好評を頂いている当店インタレストのオリジナルスニーカー「Dawn」で採用された「カップソール」という形状のスニーカーソールを、なんとザンパノのボディに履かせてしまうという、まさに「今だからこそ」の新作靴です。

 

左がオリジナルモデル、右が新作の「ザンパノ・カップ」です。価格はともに税込みで、オリジナルモデルが110,000円、ザンパノ・カップが55,000円です。

 

 

 

この新作のコンセプトは、上記「2」のSEシリーズとはまったく違います。

「もともとレザーソールの靴は履かない」という方や、「もともとレザーソールの靴をよく履いていたけど最近はスニーカーばかり」という方に、ザンパノのきわめて優れたデザイン性を、スニーカーライクに、もっともっと気軽に履いて頂きたいというものです。

最初にこの靴のアイデアを聞いたときはビックリしましたが、あとでご紹介するスニーカーライクのカザアナ(シャークソール)を先に聞いていたので、すぐに「なるほど・・・」と森田さんの考える方向性に沿っていて納得できましたし、何より実物の画像を見て「これは傑作だ!」と直感しました。

「ザンパノを履きたい」と「スニーカーを履きたい」という、相反しまくるご希望に対してなんと両方お応えできてしまうし、やっぱりデザイン的にバツグンなので、とにかく「ザンパノってなんてスゴイ靴なんだろう」と感心しまくっています。

もちろん、そのカジュアルでライトな見た目でどんなスタイリングでも履き合わせやすく、軽さやクッション性といったスニーカーならではの機能性も見逃せません。

 

 

サンプルは以下の5色(各種サイズ対応)でつくられていますが、もちろんお好みのデザイン&サイズでパーソナルオーダー頂けます。

 

 

 

それから今回、この「ザンパノ・カップ」の履き心地や扱いやすさについて最初からオススメできるというのが、実はとても大きなポイントです。

というのも、森田さんがこのカップソールを扱うのはDawnに続いて2作目であり、このソールを採用するに当たって発生した問題や苦労は、Dawn開発時に大方解決しているためです。このプロセスにより、森田さんがつくるカップソールスニーカーの履き心地の良さは、既に折り紙付きです。

Dawnは私たちが文字通り愛用しており、私・店長Dについては普段履きのローテーションに完全に組み入れています。(←サイズサンプルで店頭にないといけないのに・・・笑)

その履き心地の良さもさりながら、愛用する一番の決め手はその「洗練されたシンプルさ」で、とにかく合わせやすいというのが一番です。この森田さんのデザイン哲学は、もちろん今回のザンパノ・カップでも100%踏襲されているので、その意味でもオススメです。

私たちも今から履くのがとても楽しみですし、会期中、ぜひ多くのお客様に実物を履いて頂きたいです。これはDawnに並ぶ傑作だと思います!

 

 

 

とても魅力的でオススメな新作レザー2種類をピックアップ

 

このザンパノ・カップのサンプルで採用されている2種類の新作レザーについても、ぜひご注目頂きたいです。

 

 

まずこのグレー(グレージュのような色味)で採用されている牛革は、イタリアはトスカーナ州にあるタンナー・Virgilio Conceria Artigiana社によるマルゴーという革です。この革は実はDawnでも採用していまして、とんでもなくカッコ良い変化を見せます。

新品時はスクラッチ加工によるザラつきのあるグレージュのような色味なのですが、みるみる焼けていって茶色味が上がってきて、同時にドンドン艶やかになっていきます。

いまDawnを森田さんの工房に貸出中で撮影できなかったのですが、帰ってき次第、この革の今の姿を撮影して改めてご案内したいと思います。今はもう光沢と深みのある渋いブラウンになっています。

きわめて堅牢なショルダーレザーということもあって、強度・カッコ良さ・変化の美しさすべてでたいへんオススメです。

 

 

 

もう1種類は私たちもまだ見たことがないのですが、画像を見て電話口で「この黒い革なんですか?!」とこちらは興奮して尋ねたところ、森田さんは時間をためながら「・・・これね、むっちゃくちゃ良いですよ・・・」と静かな迫力で教えてくれた、新作のブラックレザーです。

これもマルゴーと同じタンナーによる、バスカボックスという名前のシュリンクレザーです。こちらはシュリンク加工されているので、革の本来的なシボ感がいっそう強調されていて、実に「革らしい革」という印象の見た目ですね。

ザンパノ・カップではブラックがつかわれていますが、ダークブラウンも在庫しているそうです。マルゴーもバスカボックスも、基本的には今工房で在庫している限りなので、ぜひお早めにご検討下さいませ。

 

 

 

 


 

 

 

★レザーソールの本格革靴でも。ラバーソールのスニーカー仕様でも。

 

 

ザンパノが(1)オリジナルモデル、(2)SEモデル、(3)スニーカーモデルと、その仕様を広げているのは、ひとえに「ボーダレスに革靴を楽しんで欲しい」という森田さんの想いによるものです。価格や機能に縛られることなく、「革靴」そのものを楽しんで頂きたいと、私たちも強く共感しています。

そしてその傾向は何も今回突然始まったわけではなく、たとえばちょうど1年前にリリースされたブランドの入門モデルであるMUKUのシャークソール化でも、その傾向を見て取れます。(本件について、詳しくはこちらのブログ記事をご参照下さいませ。)

 

MUKUは現在、レザーソールの仕様(画像奇数枚目)でも、シャークソール仕様の「MUKU BIGFOOT」(画像偶数枚目)でもオーダー頂けます。(価格改定が予定されていて、両者の価格は同額になる予定です。)

互いに得手不得手が異なりますが、それぞれの大きな魅力を挙げるなら、レザーソールはバツグンの通気性と見た目のスタイリッシュさ、シャークソールはカジュアルな合わせやすさとクッション性、といったところかと思います。

 

 

 

そして今回、こちらはインタレストでは初めてのご紹介となる「カザアナのシャークソール化」も、もちろん革靴をボーダレスに楽しむための選択肢です。

カザアナは森田さんのクリエイションの中でも際立ってユニークなデザインですが、改めてこの「靴的ななにか」について、森田さん自身の説明から引用いたします。

 

 

昔々、私たちのご先祖さまが裸足で野山を駆け回っていた頃、どうも足に、いろんなものが刺さって痛いなと、言ったとか、言わなかったとか…

そこで足に革を巻いて、出来上がったのがこんな形の「なにか」。

その「なにか」が発展して、現在私たちが履いている靴になっていきました。と、あったかどうかの話を頭の中で妄想し、出来上がったのが「kaza-ana」という靴です。

木型を一枚の革で包み込み、靴紐を巾着袋の口のように、ぎゅっと結んでできた靴。

はじめてみた時のインパクトはすごいですが、履いてみるとなかなか楽しい靴です。

 

 

 

このカザアナも、実は軽く10年以上のキャリアがあり、根強い、そして確固たる人気を維持しているモデルです。

以上のようなコンセプトですから、オリジナルのソールもとてもワイルドで、およそ「靴」と呼ばれている道具では見たことのないものです。これがシャークソール化するということで、初めて聞いたときはビックリを通り越してたまげてしまいました。笑

以下、画像奇数枚目がオリジナルモデルで、画像偶数枚目がシャークソール仕様です。ともに価格は税込み66,000円(こちらは確定)です。

カザアナの場合、シャークソールを履いて、初めて「なにか」から「靴」になったかも?というくらい、新鮮で大きな変化だと感じます。これも早く履いてみたいですね!

 

 

 

 


 

 

★今こそ履きたい靴「カンマ」を、再び大きくフィーチャー

 

 

今からでいうとちょうど4年前にリリースされた「カンマ」という靴があります。

この靴については、森田さんからいつも通りアイデアベースの段階で話を聞いていたときから、その頃リリースされていた新作たちとまったく違うコンセプト&構造だなと、かなり興味深く聞いていた記憶があり、結構ハッキリ覚えています。

というのも、オリジナルモデル自体でレザーソールのオプションがなく、ラバーソールのみのスニーカーライクのデザインだったというのが、その頃ではかなり珍しく新しかったからです。レザーソールの本格革靴とカジュアルスニーカーの、ちょうど間くらいのおもしろい立ち位置という印象です。

 

・・・と、当時のブログ記事を探してきたところ、やはりそのようなことを書いています。今も定番的に在庫しているアラスカという人気レザーとともに、かなり詳しくご紹介しているので、気になったという方は、ぜひリンク先の記事をご一読頂けましたらと思います。

 

 

 

 

もとい、このカンマですが、ここまで本記事をお読み頂いていると、運命のように森田さんの「いま」に合致するコンセプト&デザインだとお分かり頂けると思います。

ザンパノをはじめ、MUKUやカザアナといったブランドを代表するモデルたちに、スニーカーソールのデザインが加わっている現状。フィーチャリングラインナップとして、それらにカンマが加わることに、一切の違和感がありません。

もともと、「ここ数年、どういうわけかカンマのオーダーをコンスタントに頂いていて不思議に思っていたんですが、今回の”ボーダレスに革靴を”という感覚に気づくと、『ああ、なるほど』とすぐにストンと理解できたんです」(森田さん)。

 

そこで、ほぼ全サイズ欠けていたサンプルを今回改めてつくりなおして、お客様に履いて頂こうと考えたそうです。4年前の当時はアラスカのみでカラフルにつくられていたサンプルたちですが、今回は結構カッコ良いデザインになっています。

確かに当店インタレストでも、ここ数シーズン、カンマのオーダーを頂き続けているので、こうしてまた履いて頂けるようになりとても嬉しいです。

 

(確認前ですが、この画像1枚目が、おそらく新革バスカボックスのダークブラウンだと思います。これは高級感バツグンで、かなりカッコ良いですね!ザンパノ・カップでつくりたい!)

 

 

 

BUILD #005 sneakersもラインナップ予定

 

 

今回vol.23でフィーチャーする靴という意味ではもう1モデル、ビルドブランドのスニーカー#005も、今回店頭に並ぶ予定です。

これはスニーカーらしいスニーカーで、それこそ以前では考えられなかったモデルですが、やはり今こそご紹介したいモデルの一つです。ぜひ合わせてご試着下さいませ。価格のリーズナブルさも含めて、たいへんご好評頂いている1足です。

 

 

 

 


 

 

 

ここまで、今回vol.23の主なトピックについて詳しくご案内いたしました。

 

普段Dawnを履いていて、実際的に感じるのは、やっぱりどの既成靴とも違う、ユニークでスペシャルな履き心地です。

デザイン面の合わせやすさは森田さんのデザイナーとしてのセンスだと思いますが、この履き心地はやはりキャリアに富んだ靴作家だからこそ実現できる、限りなくシンプルながら、かゆいところまで手が届く、絶妙なバランスだと常々感じています。

結局、レザーソールでも、ラバーソールでも、本格革靴でも、スニーカーでも、ソール機構の製法云々にかかわらず、「靴作家・森田圭一が制作する革靴」であることに変わりはないということに尽きると思います。

 

私たちがいま感じているような気持ちを、ご参加頂けるお客様皆様と共有できるかもしれない、素晴らしい会期になればと考えております。1月20日(土)~28日(日)の会期、多くのお客様のご来店を心よりお待ちしております!

 

 

 

 

 

 

 

これ以降では、本会期「路地裏の靴作家」とはどのようなイベントかにつきまして、たとえば「革靴のオーダーの仕方」とか「それにかかる価格」「お支払い方法」などについて、毎回ご案内している内容をアップデートしてお伝えいたします。

 

特に今回が初めてのご参加となるお客様におかれましては、ぜひご一読下さいませ。イベントをいっそうお楽しみ頂けるかと思います。

 

 

 

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