こんにちは、インタレストです。

★新規取り扱いブランド「ANITYA」をご紹介いたします

インタレストでは今季19SSより、新ブランド「ANITYA(アニティア)」を展開いたします。

ANITYAとの出会いは1年以上前で、はじめてそのコレクションを見せてもらったときに、およそファッションブランドとは思えない「無垢なまでの透明感」を感じてビックリしたことが思い出されます。

キャリアが短いブランドというわけではなく、また決して「特徴がない」「色がない」ということを意味するわけでもなく、むしろ結構しっかり主張してくるのですが、1点1点の洋服たちがとても初々しくみずみずしく感じられたのです。

そして、そのときにデザイナーの岸知良さんと話して、彼の人柄や感性が自然ににじみ出たコレクションなんだとすぐに理解できました。また、そののち何度か展示会を訪れて私たちの理解が深まるにつれ、「中道」「中庸」をうたうブランドコンセプトが、コレクションの全体像にも1点1点の洋服のディテールの隅々にも浸透しているからなのだと、より具体的にイメージすることができるようになりました。

  

 

 

「ファッション」や「モード」に寄りすぎない。かといって「日常着」や「汎用着」にも寄りすぎない。「男性的」でも「女性的」でもない。何事にも偏らず「中庸」である。この抽象的なブランドコンセプトはアイテム1点1点にまで落とし込まれていて、ミニマルかつ無垢でありながら決して「普通」ではない、どこかで見たことがあるようで決定的な何かが違っている、透明感の塊のようでいて凜と主張する、そんな洋服たちがラインナップされます。

以下、ANITYAの「かもし出される魅力」について、その抽象的で具体的なブランドコンセプトや、デザイナーである岸さんによるモノ作りへの姿勢などを通してご紹介させて頂きます。ぜひご一読下さいませ。

 


 

 

★ANITYA~抽象的で具体的な、「中道」「中庸」のブランドコンセプト

事前に承知していたわけではないので結果論なのですが、今季19SSは「ブランドが自身のコンセプトの具体的な解釈を試みる」というテーマ設定で、インタレストのお客様皆様にご提案するにはこの上ないタイミングとなりました。来季19AW以降も、しばらくこの試みを続いていく見通しです。

ANITYA~ブランドコンセプト

”Opposition & Harmony” 
対立と調和、中道

対立または矛盾しあう両極端の立場を離れ、両極端のどれにも偏らない中正な立場を貫くこと。ただしちょうど真ん中ではない。

ANITYA19SS~シーズンテーマ

“Interpretation ep.1”
解釈-その1

ANITYAの抽象的なコンセプトを、デザイナーの今の気分を踏まえて解釈し、具現化したコレクション

・クラシックとコンテンポラリー
・異国への好奇心と自国愛
・それらを最小限に調和
・ユニセックス

 

 

「クラシックとコンテンポラリー」が「最小限に調和」して「中庸」を演出

たとえば、1月下旬に入荷した直後からスゴイ勢いでお問い合わせを頂き、1日で全点完売してしまった新作「フライトジャケット」。

ポケットフラップやアームポケットなど「フライトジャケット」的なディテールが見られる一方で、数々のユニークな工夫が施された以下の画像のデザインによって、その定義や概念が気持ち良く中和され、まさに「クラシックとコンテンポラリー」が「最小限に調和」している1点だと思います。

画像3枚目から順に、(3)春夏らしい爽やかなギャバジン地、(4)ものすごく大きなアームホールとゆったりシルエット、(5・6)リブのない袖先、(7)半袖で気持ち良く着られるコットンの総裏地、(8)ユニークなスタンドカラー、(9)緩くゴムの入った裾先、(10)YKKの最高級ファスナー「エクセラ」使用、などなど。

  

  

  

  

  

  

 

 

今後入荷予定のすべてのANITYAのアイテム(2月納品予定)について、「クラシックとコンテンポラリー」あるいは「異国への好奇心と自国愛」が「最小限に調和」した、パーフェクトに「ユニセックス」の、無垢で中庸な雰囲気で統一されています。それは、着る方それぞれの個性や雰囲気を一切邪魔することなく、でもスペシャルでオンリーワンのファッションをお楽しみ頂けるということなのです。

  

  

  

 

 


 

★誠実であたたかい、「かもし出される魅力」を放つ洋服たち

言葉で説明するのはとても難しいのですが、ANITYAの洋服には「かもし出される魅力」のようなものがある気がしています。一目でグッと持っていかれるようなインパクトではなく、時間をかけてジワジワと心に染み入っていくような感覚です。

私たち自身、展示会に行った直後よりも、何日かしてから「思い返してみるとANITYAはアレもコレも欲しくなってくるよね」と、よく話しています。お取り扱い前の前季18AWのあるコートについて、いまだに「あれは買いだったなあ・・・」という想いがよぎったりします。

その「かもし出される魅力」というのは、デザイナーである人柄やブランドのモノ作りにその理由があるようと、私たちは感じています。

  

 

 

自らが「作り手」である岸さんだからこその選び抜かれた素材で

ANITYAの展示会に並ぶコレクションサンプルは全点、デザイナーの岸さん自身の縫製によってつくられます。自身でパターンを起こし、素材を選りすぐり、そして展示会では私たちバイヤーに1点1点丁寧で詳細な説明をしてくれて、自身が生み出したコレクションへの強い愛情と自負を感じさせます。量産される商品たちも、地元の家族経営の縫製屋さんなどで丁寧につくられています。

「素材を選りすぐり」と書きましたが、ANITYAではその「素材の良さ」にもぜひご注目頂きたいです。まずは無垢で中庸なその出で立ちにそそられると思うのですが、洋服に触れてみたり実際に着てみたりすると、素材のクオリティの高さや質感の良さに気づいて頂けると思います。

それらは皆、自ら洋服づくりの全行程を担える岸さん自身によって、「このテーマでこのパターン、このパターンでこのテキスタイル」と、吟味に吟味を重ねて選び抜かれています。実際岸さんは、展示会ではテーマやパターンと同じくらい、素材についてとても詳細に説明してくれます。

  

  

 

 

「没頭して洋服をつくっている時間が何よりも楽しい」

埼玉県秩父を拠点にしている岸さんですが、まだお取り扱い前という昨年2018年、私たちスタッフが覚えているだけで3~4回インタレストの店頭まで足を運んでくれています。「資料をお届けにと思って・・・」と、ときには驚くような理由でわざわざ来てくれました。その所作がとても自然で、実は私よりずいぶん年下なのですが「真似できないなあ」と心からリスペクトしています。

ともあれそのたびにいろいろな話をするにつけ、彼の誠実で温かい人柄が、その手によって生まれるサンプルたちはもとより、店頭に入荷してくる商品にまでしっかりと染みこんでいるように感じています。「没頭して洋服をつくっている時間が何よりも楽しい」と笑って話す岸さん。そしてそのことがハッキリと感じられるANITYAの洋服たち。こうしてインタレストのお客様にご提案できることがとても嬉しいです。

ぜひ今後の入荷を楽しみにお待ち頂けましたら幸いです。入荷速報はInstagramにてご案内し、ほぼ同時にオンラインストアにてアップ、そして詳細は後日になりますが本ブログにてご案内する予定でおります。(スカートなど一部のレディースアイテム以外は、全点ユニセックスの3サイズ展開です。)

  

  

 

 


本日は以上です。

ブランドを問わず、私たちインタレストにとって新ブランドを始めるときは、それぞれのデザイナーとの出会いとコミュニケーションから得られる「直感」が決定的に大きいです。

その「直感」は私たちを「このブランドは早々にお取り扱いを始めなければ・・・!」と駆り立て、その結果、今季19SSは創業以来初めて2ブランドを同時にローンチいたします。他のどの取り扱いブランドと何から何まで一切重複しない、まったく新しいカテゴリ・立ち位置の2ブランドです。ぜひお楽しみ頂けましたら嬉しいです。

ANITYA19SS、今季の入荷予定アイテムは、既に入荷済みのものを含めて向こう1ヶ月以内に完納する予定です。ぜひ引き続きチェックをお願いいたします。

 

 

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