こんにちは、インタレストです。

本日は、Eatable of Many Orders(以下、「エタブル」)の2015年春夏シーズンの新作より、オリジナルサマーツイード生地でつくられたテーラードジャケット1型2色をご紹介いたします!

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*Eatable of Many Ordersは、今2015年春夏シーズンより、インタレストにて新しくお取り扱いが始まったブランドです。素材や製法に対するユニークな視点や深い洞察、そしてそれに基づく徹底的なリサーチが、彼らと彼らが生み出すお洋服たちの、最大の持ち味であり魅力であると感じています。詳細につきましては、この日の日記をご一読下さいませ。

 

それでは以下、本日の主役であるジャケットにつきまして、じっくりたっぷりご覧下さいませ!

 

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今回ご紹介するオリジナルのサマーツイード生地のシリーズからは、インタレストではテーラードジャケットのモデルで入荷しています!

ブルー、レッドのうちまずはブルーからご紹介です!

Eatable of Many Orders RAKE JACKET
価格(税抜き):60,000円
色: ブルー
サイズ: レディース・M
素材: リネン78%、シルク22%

ブランドでは定番的な形のジャケットなのだそうで、今春夏シーズンでは、このサマーツイード生地でリリースされています。展示会にあったサンプルはメンズサイズだったのですが、あとからレディースでもつくれると聞いて、インタレストではそのレディースサイズでオーダーしました。一見してとてもシンプルな3つボタンジャケットなのですが、パターンや素材・ディテールなどでとことん凝っているという、「洋服が好き!」という方の心にこそ響くアイテムだと思います!
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エタブルの新作ではまだこのジャケットしか入荷していないので、正直なところ、ブランド全体の「サイズ感」についてはまだよく分かっていません。展開としては、「SとM」か「MとL」という2サイズ展開のアイテムがほとんどで、今シーズンはほぼすべてのアイテムで「M」でオーダーを入れています。

このジャケットを当店スタッフY(身長160cm)が着てみたところ、本人の着た感としては十分ゆったりで心地よいとのことで、外からの見た目としても(ダブつくことなく)きれいに着られているように見えました。この「M」サイズで、イメージ11号前後という感じではないかと思います。サイズ感につきましては、今後の入荷アイテムなどを見ながら、逐次アップデートしてまいります。

 

展示会で、リネンデニムのシリーズと同じくらい、私たちの心を捉えて放さなかったのがこのオリジナルサマーツイードのシリーズです。

おそらく、エタブルの今春夏のコレクションでも最も高価なシリーズがこのサマーツイードだと思いますが、それでもその価値に見合うと、まさに「納得」させられる素晴らしい生地・アイテムです。オーダーシートをつくるとき、価格を見て一瞬ひるんだのですが(笑)、こうして入荷してきた実物を前にすると、心から「オーダーして良かった」という気持ちになります。むしろ「他のアイテムも検討すれば良かったかも」と感じるくらいで。汗
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私・店長Dとしても、リネンとシルクのみでつくられたツイード生地というのは初めて見たという気がします。リネンならではの「しっとりとしたシャリ感」をベースに、本当にさりげなくですがシルクのツヤ感もありつつ。新品時こそ一定のハリ感がありますが、着れば着るほどなじんでいき、しんなりとやわらかくなっていくと思います。ツイードならではの「育てがい」もバッチリ備えます。毎年春が近づいてくると、着るのが楽しみになってくるジャケットではないかと思います!
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まずは、とにかく軽いです。ジャケットなのですが、シャツくらいの重みしか感じません。「軽い」というのは重量だけでなく、見た目の印象としてもこの上なく軽やかで、爽やかかつ涼しげです。実際、カチッとした仕立てではありませんので、それこそTシャツの上からカーディガン感覚でサラリと羽織って着て頂けるリラクシングな雰囲気があります。
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ラペルもナチュラルな仕上げです。このジャケットでは、(アイロンなどによる)きっちりとした折れ目は入れたくないですね。
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袖付けも、もちろんパットなどは入っていません。ツイードジャケットは着る方それぞれの身体に沿ってなじみますので、着込んでいくと「オーナー様仕様」に育っていってくれるはずです。
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エタブルは「ボタン」というパーツに対して、一際強い思い入れを持っているようです。昨日の日記でも書きましたように、「(今のところ)ファスナーは使わない」というブランドの考え方もありますし、デザイナーの新居洋子さんは「私自身が純粋にボタンが大好きなんです」と言っていました。「ボタンを褒めて頂けると、とっても嬉しいです」とも。
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実際、こんなに美しいボタンを見ることって、そうそうないのではないかと思います。もちろんオリジナルで、確か海外でつくっているものだったと記憶しています。
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アンティークのボタンのようです。ずっと先のいつの日か、ジャケットが傷んでしまっても、このボタンは取っておきたいと思わせます。
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ボタン付けは、裏にレザーを当てています。主に、ボタンの強度を上げるため、そして生地を傷めないための仕様です。サマーツイードは割合ざっくりした織り地であることが多いので、こうした心配りは想像以上に大きいと思います。
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このジャケットのイメージソースは、確かチャップリンが映画で着ているあのユニークな形のジャケットだったと思います。前身頃に対して後ろ身頃の丈が長めに取られていて、特に裾周りがとても立体的な構造になっています。
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脇にポケットがあるのですが、ディテールとしてはここが一番「変わっている」かもしれません。この「Uの字」になっている部分全体がポケットになっています。
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このような。おもしろいですよね。
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肩幅と身幅がたっぷり取られているのが分かります。繰り返しになりますが、オーナー様に着られることによって、この原型は驚くほど変化していきます。半分都市伝説ですが、猫背の方が着るツイードジャケットでは、その背中がまあるく変形すると言われますので、ぜひ背筋を伸ばして良い姿勢でご着用下さいませ。笑
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後ろ身頃の裾部分には切れ目(「ベント」といいます)がありますが・・・
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そのベントが、こうして糸で固定されています(「しつけ糸」といいます)。これはしっかりと仕立てられたジャケットの裾の部分が、こすれたり折れたり、あるいは型崩れを起こしたりするのを防ぐためになされている加工で、ご自分が着るときには切り外して処分するものです。新品のテーラードジャケットを買って着るとき、ベントのしつけ糸を切るのは、その所有者が自分自身になるためのいわば「儀式」のようなもので、ちょっとした興奮を感じるものです(・・・あれれ、私だけでしょうか??笑)
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両袖の先をロールアップしてみました。春から初夏に向かってどんどん暖かくなっていく季節には、こんな風によりカジュアルにも着てみたいです。
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袖先では、裏地に表地と同じツイード生地がつかわれていて、折り返しても自然に着られるようになっています。
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このように。実際にご自分で着てみると、この一度のロールアップで、スタイリング全体の見た目の印象がガラッと変わるのをお感じ頂けると思います。
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サマージャケットらしく、裏地は肩周りと袖にだけ。つかわれているのは、おそらくチンツ加工されたリネン生地だと思います。同じ生地でパイピングがなされています。
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このブランドロゴが入ったタグが袋状になっていて・・・
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そこから紙タグ(と換えのボタン)が出てくるという。これもおもしろいですね。
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さくっとスタイリングをつくってみました!ご参考になさってみて下さい!(表記価格は、すべて「税抜き価格」です。)

Eatable of Many Orders RAKE JACKET(ブルー): 60,000円
インタレストオリジナル まあるいウェスタンシャツ(ナチュラル): 17,800円
everlasting sprout 製品染めバックネップツイル生地スカート(レッド): 17,000円
インタレスト×kokochi sun3 hold-on hi DLS(馬革ネイビー・23.0cm): 78,000円

こちらはシャツをタックインして、ジャケットのボタンも締めて、きれいに着てみたバージョンです。ブルーのジャケットなので、ともあれデニムパンツを合わせてみたくなるところですが、春夏ですので、そこはあえてまったく違う色のボトムスを合わせて彩り鮮やかにしてみました。
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真上とまったく同じお洋服たちをつかったスタイリングですが、よりカジュアルに着崩してみました。シャツをタックアウトして、ジャケットは襟を立ててボタンを開け、かつ袖先をロールアップしています。実際にはこんな風に着られる機会が多いかもしれませんね!
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続きまして、もう1色のレッドのご紹介です!

Eatable of Many Orders RAKE JACKET
価格(税抜き):60,000円
色: レッド
サイズ: レディース・M
素材: リネン78%、シルク22%

爽やかなブルーもいいですが、華やかなレッドもたまりません。少なくとも、私・店長Dの心は捉えて放しません。笑
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「レッド」といいますが、このように白い糸と複雑に絡み合っている織り地ですので、遠目にはずいぶんやわらかめな色味に見えます。
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生地が「レッド」なら、ボタンも「レッド」です。
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いつ見てもウットリするボタンです。デザイナーの新居幸治さんも、「ボタンについては、既に自分たちの納得のいくものがつくれている」と話しています。
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華やかでキュートな雰囲気もあるこちらのレッドでは、こんな風に襟を立ててみると、程よくカッコ良さも出て、バランス的に良い感じです。
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季節柄、ボタンを締めずに着ることも多いと思います。本当、まとうように着てしまって下さい。
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こちらでもスタイリングをつくってみました!(表記価格は、すべて「税抜き価格」です。)

Eatable of Many Orders RAKE JACKET(レッド): 60,000円
インタレストオリジナル まあるいウェスタンシャツ(ナチュラル): 17,800円
RHRB スタンダードストレートデニム(ブリーチ): 26,000円
kokochi sun3 らるご(牛革ブラウン): 59,000円

レッドのジャケットにこそ、デニムパンツを合わせたいです。ジャケットの色味がパステルな雰囲気なのと、あとはテーラードジャケットのスタイルの着崩しということで、デニムは色落ちしたものを選んでみました。パンツの裾はロールアップをしてくるぶしを見せて、足元はクラシカルな短靴を履いてみたいです。
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こちらは、上と比べてもさらにカジュアルに着ている様子です。靴もポップなkokochi sun3「たいこのおと」に履き替えて。このように、スカートスタイル、パンツスタイルはもちろんのこと、たとえばワンピースの上からさらりと羽織ってみても、いかにもステキに着られそうです。その意味では、「合わせられるスタイリングの幅の広さ」という点でも、大いにオススメできるジャケットだと思います!
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というわけで、2日連続の関連記事にて、新規取り扱いブランド「Eatable of Many Orders(エタブル)」の立ち上がりをご報告いたします!エタブルについては、今後2月、3月と入荷が続く予定です。)

私たちにとってのファーストシーズンということもあり、今春夏シーズンでは、店頭に通って下さっているお客様のお好みと私たちインタレストの「好物」とが重なるであろうポイントを狙って、ある意味直球勝負のオーダーをつくったつもりです。もちろん、ブランドの世界観や哲学をお伝えできるようにという点にも、かなり気を配りました。皆様にお楽しみ頂けましたら、本当に嬉しく思います!

インタレストは明日ももちろん通常営業です。多くのお客様のご来店とお問い合わせを、心よりお待ちしております!

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