こんにちは、インタレストです。
つい先日、壺草苑の来季2015年秋冬シーズンの新作画像とパーソナルオーダー受付のご案内をいたしました。その展示会では、新しい生地・素材がかつてないほどに豊富に提案されていたので、私たちのレポートも新たな試みとして、「生地別」に画像を並べてご紹介いたしました。
本日はその補足の意味もこめまして、新作・定番アイテム問わず、壺草苑でおつくり頂ける主要な「アイテム別」に画像を並べてご案内させて頂きます!
本日の「アイテム別」の記事と先日の「生地別」の記事とを並べて、たとえば「このシャツにあの生地をつかって、染めの濃さはこうで・・・」などと、パーソナルオーダーのご検討の際にお役立て頂けましたらと思います!
以下でご案内する画像は、実際におつくり頂けるアイテムのほんの一部です。ほんの一部なのですが、特に定番アイテムについては、私たちインタレストのもとからお嫁に行くアイテムの9割は網羅しているかと思います。
要するに、基本的には以下のアイテムたちをベースに、それぞれのお客様がいろいろアレンジしてオーダーなさっているのです。ぜひご参考にして頂けましたら幸いです!
(通し番号は、以下で記しますように、「シャツ-1」、「ワンピース-2」といった風にナンバリングしてまいります。お問い合わせの際にご活用下さいませ!)
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(繰り返しになりますが、以下でいろいろ登場する生地・素材の詳細につきましては、先日の展示会レポートをご参照下さいませ!)
1,シャツ類
(シャツ-1)ガゼット付きシャツ(定番・継続)
おそらく、私たちインタレストからお嫁に行くすべての壺草苑のアイテムの中でも最多を誇るのが、この「ガゼット付きシャツ」という形だと思います。パーソナルオーダーも頂きますし、店頭在庫のオーダー数も毎シーズンこのシャツの形が一番多いです。
身頃がかなり大きく取られていて着心地は「かなりゆったり」なのですが、シルエットが不自然に膨らむことはありません。また、どんな生地をつかってもきれいに仕上がってくるので、とても安心感があります。
いわゆる「シャツらしいシャツ」で、定番中の定番アイテムといって良いと思います。生地の種類と染めの濃さ・柄、ポケットの有無やボタンのセレクトなどのディテールまで、お好みでおつくりすることができます。
1枚目は薄手コットンフランネル(中藍)の表地仕立て(=表面が起毛)、2枚目は薄手コットンフランネル(濃藍)の裏地仕立て(=表面がつるっとした質感)。
1枚目は薄手コットンフランネル(中藍)の表地仕立て(=表面が起毛)、2枚目は薄手コットンフランネル(濃藍)の裏地仕立て(=表面がつるっとした質感)。着ているのは当店スタッフY(身長160cm)。
1枚目はイタリアンリネン(中藍・小花柄)、2枚目は糸染めの藍染めストライプコットン。着ているのは当店スタッフY(身長160cm)。
(シャツ-2)ポケット付きポーバーシャツ(新)
シャツの新作です。着丈が長く、Aラインのシルエットが出る、「かなりゆったり」の着心地のシャツです。ポケットが付いていて、もともとシャツジャケット風に着られるようにとデザインされています。
普段好んでチュニックを着られるという方に、特にオススメいたします。
生地の種類と染めの濃さ・柄などを、パーソナルオーダーでご指定頂けます。
1枚目はコットンコーデュロイ(淡藍)、2枚目向かって右側がコットンコーデュロイ(まだら染め)。着ているのは壺草苑の藍染め職人・丹羽さん(身長157cm)。
(シャツ-3)Aラインシャツ(定番・継続)
横にガバッとたくさん生地がつかわれていて、そのパターン(=型紙)の妙でAラインのシルエットが出るシャツです。着られたお客様の「一目惚れ率」は、この形が一番かもしれません。
半袖のシャツなので、基本的には春夏向けの形なのです・・・が、あるお客様のパーソナルオーダーにより、「袖丈を長くする」というサイズ調整が可能であることが判明しまして(←!)、そのことにより通年でのご紹介が可能となりました。
仮に七分~八分丈くらいの袖丈にすれば、カーディガンづかいができてしまいます。メリノウールフラノ(フランネル)など温かい生地をセレクトすれば、真冬の直前くらいまで着られると思います。このように生地の種類と、そして染めの濃さ・柄なども、パーソナルオーダーでご指定頂けます。
1枚目はコットンラミーシャンブレー(「上→下で濃く」のグラデーション染め)、2枚目はコットンラミーシャンブレー(「上→下で薄く」のグラデーション染め)。着ているのは当店スタッフY(身長160cm)。
薄手ボイル生地に板締めで柄を入れたもの。上のコットンラミーシャンブレーと違って最初から薄く柔らかい生地なので、着るとしなやかに身体に寄り添います。この生地×この染めの組み合わせは、完全に春夏仕様です。
(シャツ-4)メンズ長袖シャツ(定番・継続)
もともとあったメンズシャツのパターンで、お客様と私たちとで襟やボタンなどのディテールを修正し、そしてついにそれが工房のオフィシャルアイテムとして定番化したというこの形。笑
メンズアイテムなので、MとLの2サイズが展開されています。私・店長D(身長179cm)がMサイズを着て、まさに「ちょうど良い感じ」です。ひねりのないシンプルなストレートシルエットです。私が普段つかっている限り、完璧な万能シャツだと感じています。
壺草苑の匠の藍染め技術は、女性にも男性にもお楽しみ頂きたいので、私たちインタレストは引き続き、男性のお客様へのご案内を強化してまいります。男性のお客様で「灰汁発酵建による正真正銘の天然藍染め」に、そしてそれに対してストイックに向き合う匠の技にご興味がおありの方は、ぜひご一報下さいませ。なるべくご希望に添うようお応えしたいと考えております。
生地の種類と染めの濃さ・柄などを、パーソナルオーダーでご指定頂けます。
1枚目が新品時のもの、2枚目が1シーズン(半年間)着て洗ってを繰り返したもの。いずれも私物の同一アイテムで、薄手コットンフランネル(濃濃藍)の表地仕立て+ブラックシェルボタンです。実は今(=2枚目)の方がツヤの上がりが良くて表情も美しく、かつ何より生地の柔らかさが新品時の比ではありません。
先日の「生地別」の展示会レポートでも触れました、ある男性のお客様の特注品です。薄手コットンフランネルの表地・裏地を組み合わせるイレギュラーな仕立てで、染めは濃濃藍をたっぷり残した変わり板締め。ボタンはくるみボタン。
同じ形ですが、これは春夏仕様のシャツ。コットンラミーシャンブレー(中藍)+ホワイトシェルボタン。
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2,ワンピース・チュニック類
(ワンピース-1)切り替えワンピース(定番・継続)
調べてみると、初登場からまだ1年しか経っていないのですが、壺草苑のワンピースといえば「まずはこれ」というくらい、ダントツで人気がある形です。着心地は「かなりゆったり」。ウェストでほんの気持ち締まるシルエットが出ます。
袖が七分丈なのですが、これもたとえば九分丈くらいにして温かい生地で仕立てれば、普通に秋冬仕様のワンピースにできてしまいます。もちろん、裾丈を長くするオーダーも承れますので、お好みをご相談下さいませ。
生地の種類と染めの濃さ・柄は、パーソナルオーダーでご指定頂けます。なお、これもご希望がございましたら、ベルトとベルトループを特注でお付けすることができます。
1枚目は薄手パキスタン手織りコットン(「上→下で薄く」のグラデーション染め・ベルト付き)、2枚目は薄手パキスタン手織りコットン(変わり板締め・ベルトなし)。着ているのは当店スタッフY(身長160cm)。
(ワンピース-2)オープンカラー・シャツワンピース(新)
ワンピースの新作です。真下の「ワンピース3」でも出てくるシャツワンピースの新しい形で、着心地は「かなり×2ゆったり」、シルエットはやわらかなAライン。
「かなり×2ゆったり」なので、ボタンを開けて着てポケットに手を入れれば、まるでスプリングコートを着ているような雰囲気を出せます。その意味で、コットンコーデュロイ(温かめ)やイタリアンリネン(涼しげ)など、「季節を感じ、かつ丈夫な生地」でつくると良いかなという印象を持っています。
生地の種類と染めの濃さ・柄は、パーソナルオーダーでご指定頂けます。身長が低めの方には裾丈が長すぎる可能性がありますので、ご希望がありましたら、短めにおつくりすることもできます。
1枚目向かって左側がコットンコーデュロイ(「上→下で濃く」のグラデーション染め)、2枚目が縞柄×格子柄のデットストック生地。
(ワンピース-3)シャツワンピース(定番・継続)
真下の画像をご覧頂くと、新作のオープンカラーのものと比べると、着丈も袖丈も短いことがお分かり頂けると思います。それでも、着心地は「ゆったり」です。「ゆったり」サイズのシャツを着ているのと同じような着た感です。ストンと落ちるストレートシルエット。両脇にポケットが付きます。
春夏は軽めの生地でつくって、ボタンを全開にして颯爽と着て、秋冬は温かい生地でつくって、たとえばセミロング丈のコートの下から裾を見せて着るなど、春夏秋冬いろいろな着方が楽しめるシャツワンピースです。
生地の種類と染めの濃さ・柄は、パーソナルオーダーでご指定頂けます。
1枚目の向かって右側がイタリアンリネン(「上→下で濃く」のグラデーション染め)、2枚目がコットンウールビエラ生地という秋冬向けのシャツ生地(「上→下で濃く」のグラデーション染め)。1枚目と2枚目で、裾先など微妙に形が異なりますが、現行は1枚目の方です。
(ワンピース-4)バルーンワンピース(新)
新作です。これの着心地は「かなり×3ゆったり」くらいかもしれないです。
生地の種類と染めの濃さ・柄は、パーソナルオーダーでご指定頂けます。
展示会の会場にいたときからずっと思っていたのですが、このワンピは、いっそ薄手フランネルの裏地仕立てなどエレガントな雰囲気でつくって、ドレス(セミドレス)ユースでおつかい頂いても良いかもしれないです。
メリノウールフラノ(フランネル)(まだら染め)。2枚目、それを着ているのは壺草苑の藍染め職人・丹羽さん(身長157cm)。
(ワンピース-その他)ドレープネック・ロングベスト(1枚目)、ノースリーブワンピース(2枚目)
便宜上「その他」としましたが、1枚目も2枚目も、たとえば販売会のときに入荷すると、必ずお嫁に行くという人気アイテムです。特に秋冬シーズンでは、1枚目のロングベストが大人気です。「どんなお洋服の上からもガバッと着られる」、「ポケットが付いている」という利便性が大きいかもしれません。
(チュニック-1)オーバーロングチュニック(定番・継続)
チュニックでは、なんといってもこの形をご紹介させて下さい。壺草苑の布帛(=織物)のチュニックでは、ダントツ一番人気の形です。下の画像でご覧頂きますが、真夏の生地から真冬の生地まで、どんな素材をつかっても「絵になる」アイテムです。
お嫁にもらって下さるお客様皆様が仰るに、(1)肩のないデザインで着心地がとても良いこと、(2)着丈が絶妙であること(サイズ調整できます)、(3)下に何を合わせても着られること、この3点でとても満足して下さっているようです。
生地の種類と染めの濃さ・柄、裾丈や着丈については、パーソナルオーダーでサイズ調整ができます。
1枚目向かって左がコットンコーデュロイ(濃藍)、2枚目が薄手コットンフランネル(変わり板締め)。
こちら、壺草苑でつかえる生地ではもっとも上品な雰囲気のある極薄のコットンローン生地を、藍染め+松煙染めでダークネイビーに染め上げたもの。前回販売会で入荷しましたが、真っ先にお嫁に行きました。これはもう完全に春夏仕様です。上の秋冬仕様のものと同じ形とは、一見して分かりませんよね。
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3,ボトムス(スカート・パンツ)類
(スカート-1)ギャザースカート(定番・継続)
壺草苑でつくれるスカートの中で、もっともシンプルな形です。ウェストはゴム+ひもでたっぷり&ゆったり。ギャザーが入っているので、気持ちフレアのシルエットが出ます。
秋冬生地では、厚手コットンフランネル、コットンコーデュロイ、あるいはちょっとぜいたくにメリノウールフラノ(フランネル)あたりをつかうと、とっても良い雰囲気に仕上がると思います。つくりがシンプルなので、他のスカート類と比べて、相対的にお手頃な価格でおつくりできるというのも魅力です。
生地の種類と染めの濃さ・柄、あるいは裾丈など、パーソナルオーダーで自由自在に調整できます。お気軽にご相談下さいませ。
コットンラミーシャンブレー(「上→下で薄く」のグラデーション染め)。この生地は新品時はしっかりとしたハリ感があります。着れば着るほど、洗えば洗うほど、どんどんやわらかくしなやかに育っていきます。
コットンラミーシャンブレー(濃淡コントラスト強めのまだら染め=「藍染めの花柄」をイメージ)。
(スカート-2)タックスカート(定番・継続)
薄手(100/2)コットンボイル生地を、ぜいたくに2枚仕立てでつかっているスカートです。ウェストは「かなり×3ゆったり」なので、それをひも(←ひもも藍染め!)でググッと絞って履きます。とにかくエレガントな雰囲気があって、ウットリさせられる美しさを感じます。
このスカートも意外と季節を選びません。足をレギンスなどで温めてあげると、真冬の直前くらいまで履けてしまうとのお声を頂いています。
染めの濃さ・柄は、パーソナルオーダーでご指定頂けます。なお、オリジナルの裾丈はかなり長いです。以下の画像はインタレスト特注の丈で、「身長160cmが着てすね丈」を指定してつくりました。
100/2コットンボイル(「上→下で濃く」のグラデーション染め)、特注で裾丈サイズ調整(短く)。
100/2コットンボイル(変わり板締め)、特注で裾丈サイズ調整(短く)。
(スカート-3)キルトニットスカート(新)
スカートの新作です。「キルトニットスカート」という名前が付いていますが、経験上の勘で(笑)、おそらく他の生地でもつくれると思います。ただ、この形についてはこの生地がいいかもしれないです。
それにしても、このスカートのデザイン、改めてとってもステキだと思います。特にウェストとポケット、それと脇で、藍染め+松煙染めのコットン生地に切り替わるディテールがたまりません。たとえば、この部分がブラックのナイロン生地だったりすると「違う」気がします。壺草苑だからこそつくれるスカートです。
形を見る限り、裾丈の調整はできそうですね。お気軽にご相談下さいませ。
本体:コットンウール・キルトニット(中藍)+パーツ:コットン(藍+松煙)
(パンツ-1)キュロットパンツ(新)
パンツの新作です。春夏向けに鹿の子生地のキュロットパンツがあったとご記憶されているお客様もいらっしゃるかもしれませんが、それとはパターン(=型紙)が異なるそうです。
先日の展示会レポートでも書きましたが、オリジナルの裾丈が(サンプルと比べて)少し短くなるかもしれません。いずれにせよ、このあたりはパーソナルオーダーでも、ご自身のお好みで調整可能です。
また、生地の種類と染めの濃さ・柄も、パーソナルオーダーでご指定頂けます。
メリノウールフラノ(フランネル)。向かって左が淡藍、同右が濃藍。この生地でつくれば、それはそれは温かいことだろうと思います。
(パンツ-その他)度詰め天竺パンツ、ストレートパンツ、テーパードパンツ
実は壺草苑のパンツについては、ずいぶんバリュエーション豊かに、様々な形がラインナップされています。私たちは滅多に入荷できないのですが、つくりとしてはいろいろありますので、ぜひ「これこれこういうパンツってないんですか?」と、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
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4,アウター(コート・ジャケット)類
(アウター-1)フード付きポンチョ(定番・継続)
インタレストで壺草苑をお取り扱いした当初からあった形で、実は最初は「ちょっと難しいアイテムかな」という印象だったのですが、実際入荷して着てみたところ、かわいい、便利、楽ちん、丈夫・・・と、良いことづくめで、しかもそれらの要素が他のコートたちと比べても群を抜いていたので、私たちはすぐに大好きになりました。
実際、販売会のたびに毎回必ず完売する人気アイテムで、私たちとしては多くのお客様にお試し頂きたいと考えています。生地はもちろんシャツ生地ではなく、厚手のコート・ジャケット生地でおつくり下さいませ。
生地の種類と染めの濃さ・柄ばどは、パーソナルオーダーでご指定頂けます。
1枚目向かって右はコットンウール・キルトニット(濃藍)、2枚目はパキスタン手織りコットン(茶綿・中藍)。(*茶綿生地は現在欠品中で、今は使用できません。)
1枚目向かって右はパキスタン手織りコットン(白綿・中藍)、2枚目は麻ウールビエラ(中藍)。
(アウター-2)パキスタン手織りコットン(裏地総ウール)・ワイドコート(継続)
表地ではパキスタン手織りコットンを染め違いで切り替えて、裏地では壺草苑のアウターでは唯一といっていい総ウール張りと、縫製も凝っています。下に別のコートが着られるくらい、生地をたっぷりつかった「ワイドコート」なのですが、シルエットはスッキリ・カッコイイという、なかなか得がたいコートだと思います。
もちろんしっかり温かく、真冬のメインアウターとしておつかい頂けるコートです。「壺草苑の藍色」でメインアウターなんて、とびきりオシャレですよね。
このコートの表地は(製品染めではなく)生地染めですので、裾やポケットの色味の切り替えは「なし」というオーダーも承れます。あるいは、左右アシンメトリーにするなんていうデザインもできてしまうかも?!ぜひご相談下さいませ。
(アウター-3)カバーオール(継続)
日本全国の壺草苑の取引先でも、私たちほどこのカバーオールが大好きなショップもないのではないでしょうか(笑)。そう自負せずにはいられないほどに、心の底から、自信を持ってオススメさせて頂きます。
つかう生地にもよりますが、「ちょっと肌寒いな」くらいのときにサラッとまとってちょうど良いという、これがまたなかなか探すとないタイプの「つかえる」ライトアウターです。サイズ感は身長179cmの私・店長Dで気持ち良く着られる感じです。女性が着るとオーバーサイジングで、これがまたとてもかわいいです。
生地の種類と染めの濃さ・柄は、パーソナルオーダーでご指定頂けます。
1枚目はパキスタン手織りコットン(濃藍)で通年仕様、右が麻ウールビエラ(まだら染め)で秋冬仕様です。
1枚目は身長160cmの当店スタッフY着用、2枚目は身長179cmの私・店長D着用。(色味の違いは屋内外の差で、両者はまったく同じ生地・染めです。)
(アウター-4)セミロングコート(新)
向かって左、アウターの新作です。「コート」という名前が付いていますが、これはこのキルティングの生地だからこそというところがあるかもしれません。見た目も着た感も軽くて温かく、それからサクッと羽織ることができそうで、いかにも便利そうですね。
(アウター-5)??!(新)
これ、なんでしょうね、すごくカッコイイですよね。なんでその場で調べなかったんだろう・・・笑。ご関心がおありでしたら、ぜひお問い合わせ下さいませ。汗
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5,ニット類
(ニット-1)ローゲージ・クルーネックニット(継続)
昨年の秋冬シーズン、最も勢いのあったアイテムです。そもそも、(ほぼ)100%のウールニットの製品染めセーターというのが、少なくとも私はこのアイテムで初めて見たので、それだけでも興奮するのに十分でした。
ウールのローゲージニットですから、藍染め(→度重なる水漬け)によって大きく縮みます。事前にそのこと(=「縮率」といます)を計算するため、染める前はこれよりもっともっと大きなセーターなんです。当然、水につかったら尋常ではない重さになるわけですが、それを染液に入れて出して、洗って、また染液に入れて出して、洗って・・・多いときはそれを10回、20回。しかも、染めムラが残らないように凹凸部分には指をグイグイ入れて染液を入れ込みます。
これはもう、筆舌に尽くしがたい苦労があると思います。壺草苑の藍染め職人たちの心意気と誇りを感じる、渾身のニットウェアです。サイズ感は女性が着てオーバーサイジングのチュニック丈、男性は幅広い体格の方がお楽しみ頂けると思います。
このアイテムについては、パーソナルオーダーで染めの濃さを5段階でご指定頂けます。
1枚目は濃濃藍、2枚目は中藍、3枚目はかすり糸染め。
1枚目は濃濃藍を身長160cmの当店スタッフY着用、2枚目は中藍を身長179cmの私・店長D着用。
(ニット-2)オーガニックコットン・オフタートルロングチュニック(定番・継続)
オーガニックコットンをつかったニットのシリーズは、通年で人気がありますが、こと秋冬シーズンという意味では、この形を特にオススメいたします。タートルネックは生地たっぷり、そして裾先の大きなリブがとてもキュートな雰囲気になります。サイズ感はこう見えて「ゆったり」。気持ち良く着て頂けます。
秋冬に藍染めのロング丈ニットを着ていると、どうあってもその藍色が差してくれるので、スタイリングがとても華やかになります。
このアイテムについては、パーソナルオーダーで染めの濃さ・柄をご指定頂けます。
1枚目は「上→下で濃く」のグラデーション染め、2枚目は変わり板締め。
(ニット-3)オーガニックコットン・クルーネック(定番・継続)
「オーガニックコットンのニットシリーズは通年で人気がある」と書きましたが、それの代表選手がこのアイテムです。展示会では、秋冬・春夏を問わず必ずラックにかかっていて、私たちも毎シーズン必ずオーダーを入れます。
このニットも、こう見えて「ゆったり」のサイズ感で快適です。夏場はこれ1枚で(=そう、本当に1枚で着られるんです)、秋冬は下にインナーを合わせてセーターとしてご活用頂けます。
このアイテムについては、パーソナルオーダーで染めの濃さ・柄をご指定頂けます。
1枚目は「上→下で濃く」のグラデーション染め、2枚目は「襟板」と呼ぶ襟周りだけ板締め柄を入れる変わり板締め。
(ニット-4)コットンウール・方畦ハイネックスレンチベスト(新)
ニットウェアの新作です。これはパーソナルオーダーでアレンジできる部分は特にないのですが、このように見た目がとてもかわいかったので、ここでご紹介させて頂きます。糸の段階で板締めで染めて、その糸で編んだニットには、このように表情豊かなムラ感があらわれます。
その名の通り、コットンが60%入っているので暑すぎないと思います。「ベストが好き」という方に、ぜひともオススメしたいアイテムです。
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本日は以上です!
壺草苑の来季秋冬のパーソナルオーダーは、このまま6月28日(日)まで承ります!(28日は「オーダーの締め切り」ですので、お問い合わせ・ご相談は早めに下さいますようお願いいたします。)
展示会レポートの「生地別」のご案内、そして本日の「アイテム別」のご案内。これら双方を行ったり来たりしながら、ご検討頂けましたらとても嬉しく思います!
ご相談を承る私たちですら、オーダーシートをつくっていると必ず一度は頭がショートするという、この柔軟さですので(笑)、たとえちょっとしたことでもご質問がございましたら、ぜひお気軽にご連絡下さいませ。店頭、お電話・問い合わせフォームより随時承ります!
インタレストは明日ももちろん通常営業です!多くのお客様のご来店とお問い合わせを、心よりお待ちしております!
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