こんにちは、インタレストです。

★壺草苑販売会「天然藍が染めるふく 2017年秋冬」を開催中です!(~11月19日)

ただいまインタレストの店頭には、壺草苑がまさに本会期のために企画・制作してくれたスペシャルな最新作たちが、ズラリ100着以上勢揃いしております・・・!11月19日(日)までの会期限定でのご紹介で、しかも全点1点ずつの入荷ですので、ぜひお早めにご来店&お試し下さいませ!

 

★オンラインストア内の壺草苑販売会特設ページに多数のアイテムを追加しております!

さて、本日は晴れて風も弱かったので、お客様のお相手をさせて頂く合間に、たくさんのアイテム画像&スタイリング画像を撮影することができました!本イベントでは毎回恒例の撮影ですが、今回もステキなスタイリングをたくさんつくることができて大満足です♪

それらについては、目下、ウェブ担当のスタッフYがオンラインストア内の壺草苑販売会特設ページに、それぞれの商品説明とともに続々とアップしておりますので、ぜひご覧頂けましたらと思います!

(本記事を書いている13日(月)の夜時点ではまだまだ作業中ですし、一通りアップし終えても追記・追載があると思いますので、毎日チェックして頂けましたら嬉しいです!)

  

  

 

よくよくアイテムを見ると気づく、本イベントに向けた工房の工夫がたくさん・・・!

ところで、私たちスタッフもこうしてまじまじと入荷した洋服たちを見るのは初めてなのですが、やっぱり撮影していて気づくことがたくさんあるのですよね・・・!たとえば、明らかにインタレストの好みに寄せて制作してくれている(笑)、こちらの生地切り替えテーラードジャケット、なんとなんと生地が「幻」の麻起毛キャンバス」ではないですか・・・!

何年か前に当時の企画担当から「やたらに(価格が)高い生地なんですが雰囲気と質感が抜群なので仕入れたんです!」と聞かされた「麻起毛キャンバス」。今季秋冬シーズンにその最後の残り10数メートルを、インタレストの店頭オーダーと頂いたお客様のパーソナルオーダーで完全につかいきったはずなのですが・・・。

現企画担当の塩脇さんに電話をして聞いてみると、「麻起毛キャンバスの白生地は実際まったくないのですが、染めた生地が少しだけ残っていて、計算したらジャケット1着ならいけそうだったのでつくってみました」とのこと。「それ早く言ってよ~!」というところなのですが(笑)、こういうさりげない心遣いといいますか、「言われなくても分かってるよ」という気持ちがとても嬉しいですね・・・!

麻起毛キャンバスは、麻ならではのシャリ感や軽快さとは無縁のしっかりとした生地で、実際こうしたテーラード仕立てにも十分応えてくれる上質な質感です。気持ち起毛した雰囲気は麻生地ながら秋冬シーズンの着用にも違和感がなく、そして実際には麻生地なので春夏シーズンにも気持ち良く着て頂けます。この生地をつかったおそらく最後のアイテムですし、かつテーラードジャケットでのつくりは私たちも初めて見ましたので、これは声を大にしてオススメさせて頂きたいです!

  

しかもポケットフラップとカラーの内側には、こちらももう端切れくらいしかないという華唐草の柄生地という粋なデザインで・・・!
  

 

他のアイテムでも、個々のトピックが盛りだくさんなのです!

たとえばこちらのオープンカラーシャツワンピース(ショート丈バージョン)、これもおそらく今までほとんど見たことがなかった、「ウール系素材の製品染め」というチャレンジの末に生まれています!(何年も愚直に経験を積み重ねていくことの尊さを改めて感じています・・・涙)

「ウール系素材は藍染めによる縮率が大きいため製品染めには向かない」という今までの「常識」を打ち破り、工房長の村田さん謹製の、見事なまでに美しい変わり板締めの染め柄に仕上がっていますね!(特に後ろ姿が絶品です・・・!) そう、変わり板締めは製品染めの染め手法なので、このチャレンジだからこそ生まれた1着なのです!

  

 

こちらのバルーンワンピース、「コットンクロス」という厚みと凹凸の織り柄がある、いかにも手染めがキツそうな素材なのですが、この染め上がりが職人の呼吸が伝わってくるような、「ムラ」があったり「かすれ」があったり、ものすごくクラフト感があふれる仕上がりなのですよね・・・!画像では全然伝わらないのが残念なのですが、本当、とんでもなくカッコイイ仕上がりなのです・・・!

この生地×この染め柄でテーラードジャケットをパーソナルオーダー下さったお客様がいらっしゃるのですが、「当初思い描いていたイメージとはまったく違うのですが、全然こちら(=上がってきた商品)の方がいいです!」と大喜びして下さいました♪

藍染めは生き物ですので、毎回同じ染め上がりということは絶対にありませんし、同様に「こういう色味で染め上がります」とお約束することもできません。この「味」のあるバルーンワンピースを手に入れることのできる、まさに一期一会のこの機会を、ぜひぜひお見逃しなく・・・!

  

 

カシミヤ100%のハイパースペシャルなストール、こちらはパラレルな板締め柄で染められているのですが、コットンや麻などの植物繊維とはまったく「色味」が異なります。私たちの理解では、このカシミヤ生地は天然藍染めとの相性がことのほか素晴らしく、深く濃く染まりまくるので、まずはともあれ藍色のボーダー柄に浮き上がるような立体感があるのですよね・・・!

さらにもう1点、コットン地などではもう少し「藍色」と「白」の縁取りがハッキリしているのですが、画像2枚目でご覧頂ける通り、この生地では極細のラインもクッキリ染まり上がっているので、全体として青み・・・もとい「藍み」が強い実にユニークな板締め柄になっているのです・・・!

こんなにメリハリがあるのに、こんなに「藍み」が強い板締め柄は初めて見ました・・・。これでボヤけているわけではないんですよ??むしろ、柄がクッキリハッキリ入りまくっているからこそのこの「藍み」なのです!この最高級のカシミヤ生地ならではの染まり方だと感じています・・・!

  

 

こちらはここ数年村田さんが取り組んでいる「板ぼかし」という板締めの比較的新しい手法で染められているのですが・・・こうして広げて見るとまるで太陽からコロナが吹き出しているような、こちらについても過去に見たことのないような染め柄で上がってきています・・・!

機能的にもウール素材の温かいマフラーで、かつ「板ぼかし」では板締めとは逆に「白生地のまま」の面積が大きくなるので、お顔周りを明るくしてくれる、真冬では貴重なストールでもあります。こちらもぜひ実物をお試し頂きたいです!

  

 

もちろんこれらはほんの一例で、他のアイテムについても私たちが気づいたことなどは、可能な限りオンラインストア内の壺草苑販売会特設ページの各アイテムのページにて追記していきますので、ぜひ毎日チェックして頂けましたら嬉しいです!

 


本日は以上です!

明日火曜日は、インタレストは定休日でお休みです。ただしオンラインストアでは24時間ご注文を承りますので、壺草苑販売会特設ページも含めまして、ぜひご利用頂けましたらと思います!お支払い方法などにもよりますが、最短で明後日15日(水)の発送が可能です!

それでは定休日明けの15日(水)、多くのお客様のご来店とお問い合わせを、心よりお待ちいたしております!

 

★壺草苑販売会「天然藍が染めるふく 2017年秋冬」を開催中です!(~11月19日)

  

  

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