前の週の休日コラムの続きなのですが、店頭で「ある曲」(←この曲については来週に・・・って引っ張りすぎ?笑)を聴いていて、「んんっ?!どこかで聴いたぞ???」と直感したのですが、それはいわゆる「パクリ」ではなく、かといって「カバー」でもない、この業界でいうところの「サンプリング」の手法によるものでした。

まあそのサンプリングがセンスフルで見事なのですが、それは来週に回すとしまして、「(原曲は)なんの曲だっけ・・・」と考えていると・・・やはり若い頃の記憶というのはスゴイものがあって、すぐに思い出すことができました。この人、Kirk Franklinの曲です。

そして私にとってKirk Franklinといえば、この曲なのです。ぜひ大音量で聴いてみて下さい。最後の大サビの凄まじい迫力は、耳でも頭でもなく身体全体に直に響き渡ります。

当時R&B界の女帝として君臨していたMary J. Blige、作詞・作曲・アレンジ・プロデュースすべてを一人でこなすR&BソウルのマルチプレヤーR.Kelly、そしてU2のBonoといった、各界のスーパースターたちをゲストに迎えた、壮大でドラマチックなゴスペルソングです。今聴いてもスゴイですね~。理屈抜きに泣かされます、この曲には。

私はこの曲に衝撃を受け、これをきっかけに一時期ゴスペルにドハマリしてしまうわけですが、ゴスペル界でいわゆる「型破り」の存在だったKirk Franklinから入ったというのは幸せだったように思います。聴きやすい曲から始めたおかげで、のちにピュアなゴスペルソングにも違和感なく浸ることができましたので。

今も思うのですが、ゴスペルのシンプルで明確な歌詞・メッセージは、純粋に「音楽の1ジャンル」として考えたときに、なかなか比肩するカテゴリがないというくらい、大きな大きな魅力であると感じます。「行間」や「ひねり」がないので、苦しいときやつらいときにまっすぐに胸に入ってきて、そのまま身体を包み込んでくれます。

この曲の歌詞も、日本の中学英語レベルの読解力でも十分理解できる内容で、それゆえに胸を打つのです。

I am here
You don’t have to worry
I can see your tears
I’ll be there in a hurry when you call
Friends are there to catch you when you fall
Here’s my shoulder, you can lean on me

 

・・・と、お話ししてきたのですが、冒頭の店頭で聴いていたという「ある曲」がサンプリングしていたKirk Franklinの曲は、実はこの曲ではありませんでした。笑

絶対この曲だと思って聴き始めたのですが違っていて「あれれれ~???」となり、結局いろいろなアルバムを聴き直すことになってしまったわけですが、オチとしてはこの「Lean on Me」が収録されているのとまったく同じアルバムで聴ける別の曲だったという・・・笑。

続きは来週のこの時間に♪