こんにちは、インタレストです。

★ただいまkokochi sun3受注販売会「路地裏の靴作家 vol.11」を開催中です!

  • (8月11日付日記) イベント:kokochi sun3受注販売会「路地裏の靴作家 vol.11」(8月19日~27日)の詳細なお知らせです!!>こちらから!
  • (8月16日付日記) kokochi sun3の注目の新作靴「OTO」のファイナルサンプルの画像と概要を公開いたします! >こちらから!
  • (8月18日付日記) kokochi sun3受注販売会会期中(8月19日~27日)の店頭の様子をご覧下さいませ! >こちらから!
  • (本日の日記です) 今季秋冬シーズンの新作靴「OTO」とそれを履いたスタイリングの詳細なご紹介です! >こちらから!
  • (ご参考) kokochi sun3に関するあらゆる情報を集めた「kokochi sun3ポータルサイト(当店ウェブサイト内)」 >こちらから!
  • (ご参考) お客様のパーソナルオーダーによって生まれた靴たちのご紹介(画像) > こちらから!
  • (ご参考) お客様のパーソナルオーダーによって生まれた靴たちのご紹介(文章による詳細なご説明)) > こちらから!

 

明日・明後日の週末は、kokochi sun3の靴作家・森田圭一さんが終日インタレストに在店いたします!

まさに本日の日記にてご紹介する、森田さん渾身の新作靴「OTO」についてはもちろん、靴のデザインから靴周りのお悩みまで、ぜひ直接ご相談下さいませ!1年に2回だけの特別な機会です!もちろん、主にレザーソール裏のゴム張りやヒール修理などについては即日のお直しが可能です♪

 

★本日の日記では、新作靴「OTO」を大特集いたします!

以下では、ただいま開催中の受注販売会でご紹介している新作靴「OTO」について、その構造や履き感などの詳細と、さらにはそれを履いたレディース・メンズ双方のスタイリングを一挙にご紹介いたします!

今だからこそおつかい頂ける(~来年2018年1月末までの期間限定)、白なめしのコードバンスプリットと国産黒毛和牛の漆塗りの革という2種類のスペシャルレザーについても、改めてご案内させて頂きます!とってもとってもオススメの革です・・・!

新作靴「OTO」のご試着とオーダー、まだ遅くありません!あと2日、今週末までインタレストの店頭で承ることができます・・・!しかも作り手である森田さん自身がお相手しますので、以下の長い記事をお読み頂いてピンとくるものがありましたら、ぜひぜひ明日・明後日の間にインタレストの店頭まで足をお運び下さいませ!(以下で登場しない26.0cmのサンプルも店頭ではご用意しておりますので、その点もご安心下さいませ。)

 

それでは以下、ジックリご覧頂きまして、ぜひぜひ明日・明後日の会期最後の週末=「森田さんのいる週末」のインタレストまで、足をお運び下さいませ!

 


 

★新作靴「OTO」。まずは森田さん自身に語ってもらいたいと思います!

今回の新作靴「OTO」は、その「朴訥(ぼくとつ)としたたたずまい」と「惜しみなく注ぎ込まれた靴作家としての矜恃と技術」、この両者のギャップこそがキモ中のキモなのです・・・!

それなので、普段は技術的な側面はあまり語ろうとしない(=「ハンドメイド靴なのでその点は優れていて当然」という自負がある)森田さんですが、今回については専門用語も交えてかなり詳細に語ってくれています!(以下はすべてkokochi sun3のInstagramより)

東京での受注会ぎりぎりで、ようやく出来上がりました。今回は新しい木型と、新しい製法を取り入れました。

木型は足なりになったオブリークトゥを使用、フィッティングは抜群です。

製法はノルウェイジャンウェルト製法にて。吊り込み後のアッパーと中底を掬い縫いながら三つ編みをかけ、その後張り出たアッパーとミッドソール(アウトソールは3層なのでその1層目)を縫います。最後に2、3層目のアウトソールをつけ、1〜3層目に出し縫いをかけています。

トゥの形や履き心地はコンフォータブル。それに相反するような堅牢な作り。このアンビバレントな、いわゆる絶妙な佇まいを完成させるには、ノルウェイジャンというインパクトのある製法が必要だったのです。

新作のもう一つの特徴は、アッパー、ライニング共にタン部分を除き、1枚の革で形成されているということ。デザインとなるアッパー部分は踵に、そしてライニング部分は内側のくるぶし辺りに1本の縫い目があるだけです。

アッパーの革パーツを1枚にすることで、見た目がシンプルになり、より木型のラインを強調させることができます。いつもよりほんの少し肉厚な甲の形は、絶妙なやぼったさを表現したかったからで、それを強調させるために1枚の革でデザインは形成されています。

またアッパー部分のもう一つの特徴は、(木型でなくデザイン面で)踵周りがやや小さめにデザインされていて、今までの kokochi sun3 とはまた違った見た目や、履き心地を体感していただけると思います。

アッパー部分(=デザイン面)を1枚革にしたのだからと、1枚にこだわったライニングに関しては、靴内で足と革の継ぎ目が1箇所しかないのでフィッティングはとても良いですし、履いていて磨耗でステッチが飛んでしまうことは少ないと思います。また、デザイン面とのつなぎ目をずらすことで足当たりはよくなりますし、ステッチのパンク故障の原因を減らします。

 


 

*店頭でご用意しているサンプルサイズは23.0cm、24.0cm、25.0cm、26.0cm、27.0cmの5足です。ご自身に近いサイズをご試着頂いた上、正式には足型を取らせて頂いてそれと靴の木型とを合わせて制作する靴のサイズが決まります。

*以下、表記価格はすべて「税抜価格」です。スタイリングモデルは、女性が当店スタッフY(身長160cm)、男性が私・店長D(身長179cm)です。

 

 

1, kokochi sun3「OTO」(スペシャル仕様・コードバンスプリット)

このホワイトの24.0cmのサンプル靴をご覧頂きながら、新作靴「OTO」について詳細にご説明いたします!

kokochi sun3 OTO
サンプルサイズ: 24.0cm
アッパー: コードバン・スプリット(白なめし)
ソール: この仕様専用のソール
本体価格: 85,000円+税
オプション料金: コードバン・スプリット(10,000円+税)
この仕様のオーダー価格: 95,000円+税

  • コードバン・スプリットの仕様はイレギュラーオーダーで、デザインの変更は承ることはできません。(もちろんサイズにつきましては皆様のジャストサイズでのオーダーを承ります。)
  • コードバン・スプリットをご利用頂けるのは来年2018年1月末まで。期間限定のスペシャルレザーです。

この画像では、つま先から甲、そして「かかと」に至るまでたった1枚の革パーツでつくられていることにご注目頂きたいです。俗に「一枚革」「一枚甲」ともいわれる、この継ぎ目・縫い目のないアッパーは革に包み込まれるような圧倒的な履き心地の良さを誇る一方で、革の取り効率が悪かったり(=ムダが多く出ます)、作り手の技術力に大いに依存したりします。アッパーもソールも、この新作靴「OTO」は森田さんの靴作家としての高い技術がいかんなく発揮されているのです・・・!

靴で「オブリーク」といえば、つま先部分でこのように親指が一番長くなるようにデザインされた靴のことをいいます。健康靴などでよく見られることからも分かるとおり、多くの方にとって快適な履き心地になることが多い反面、ともすれば野暮ったくなってしまうフォルムだと思います。森田さんはそこを逆手にとり、「このオブリークの形で、靴作家の圧倒的な技術が詰め込まれていたらスゴイ靴になるに違いない」と発想したそうです。

ノルウェージャン製法(ノルヴェジェーゼ製法)の「見た目の特徴」ともいえるアッパー側面に入るハンドステッチは、この「OTO」では三つ編み状で、デザインアクセントとしての側面も抜群ですね!この仕様は革靴好きの方にはたまらないのではないでしょうか・・・!また、このハンドステッチ、このサンプルではアッパーと同じ生成りの糸がつかわれていますが、実際にはピンクやターコイズなど全12色からお選び頂けますので、さらに色のアクセントを加えることもできます。(*2種類のスペシャルレザー仕様では変更できません。)

横や後ろからご覧頂くと、森田さんが「ソールが3層構造」と語っている意味がよくお分かり頂けると思います。レザーソール3層ということでいわゆる「トリプルレザーソール」という最強の堅牢度を誇る仕様なのですが、当然ながらそれだとソールの「返り」は悪くなります。そこで森田さんは、ミッドソールにあたる3層構造の一番上の層であえてアッパーと同じやわらかい革をつかうことでその問題を解消させています。そのため、履き感としては「2.5層のレザーソール」とお話しするのが近いかもしれません。

このサンプルではオリジナルのままですが、1,800円+税のオプション料金で、すべり止め+ソール裏保護のためのゴム張りを施すこともできます。

ところで、私・店長Dがこの新作靴「OTO」で最も感動したのは、足入れのあと、その足が靴にやさしく包み込まれるような独特かつ抜群の履き心地の良さです。これは森田さんが語るとおり、「アッパーだけでなくライナーも一枚革」という仕様による部分が相当大きいと考えられます。要するに、ライナーがシームレスである(=継ぎ目・縫い目がない)ため、内側で足が引っかかったりどこかに当たったりするというストレスが皆無なのです・・・!

この画像では靴の内側を撮影しているのですが、一枚のベージュのライニングレザーが広がるばかりで、縫い目や継ぎ目がないことをご確認頂けると思います。これは履いてみないと分からないことだったので、足を入れたときに本当に驚きました・・・!森田さんがこの難易度の高い仕様にこだわった理由を一瞬で理解できたのでした。

この画像では、既にお伝えしているサンプルの仕様→商品の仕様での変更点について改めてご案内いたします。この左右2足のステッチにご注目頂きたいのですが、分かりやすいのはつま先部分、上から見るとベージュの革に入っている生成りの細かいステッチが一番外側にあり、その1つ内側にホワイトのレザーの革に入っている生成りのステッチが入っていることがご確認頂けるかと思います。このホワイトのレザーに入っているステッチが、左のミシンステッチの仕様から右のハンドステッチの仕様に変更されます。

こちらがサンプルの仕様。外側から2本目のステッチ、これはサンプルですのでミシンステッチが入っています。

そしてこちらが商品の仕様。外側から2本目のステッチ、これは森田さんによる手縫いのハンドステッチです。ハンドステッチですので・・・そう、その上の三つ編み状のステッチと同様、全12色からお選び頂けるということになります。三つ編み状のステッチとこの出し縫いのステッチの色を変えて遊ぶこともできてしまいます。

 

★スペシャルレザー「コードバンスプリット」につきまして

ここから3枚の画像で、このサンプルでつかわれている「コードバンスプリット」という来年2018年1月末までの期間限定でおつかい頂けるスペシャルレザーについて改めてご覧下さいませ!「姫路の白なめし」という日本が誇る伝統的なタンニング技術でなめされた(=「皮」から「革」になった)、「コードバン」という馬の臀部(=おしり)にあたる高級レザーがつかわれています。

この画像では、つま先から「かかと」に向かっていくにつれて、単相構造のコードバン部分(=つるっとしている)から床面が残る部分(=起毛している)にだんだんうつっていくさまをご確認下さいませ!つま先から「かかと」に向かってだんだん表情が変わっていくというこのポイントこそが、コードバンスプリットというスペシャルレザーでしか味わえない最高の楽しさです・・・!

コードバンといえば「革の宝石」とも呼ばれる他を圧倒する光沢の上がりが特徴の高級レザーなので、履き込んでいくことでつま先の「つや」はますます美しく上がっていくことと思います。また、とても強度のある革でもありますので、引っ張りや打ち込みにも強く、足を守りながら靴のフォルムを維持し、美しくカッコ良く育っていってくれると思います!

 

★スペシャルレザー「漆革」につきまして

ここで漆革についても説明させて下さいませ!

真上のコードバンスプリットと同じく、2018年1月末まで限定でご利用頂けるのがこちらの「漆革」です。なんと本日、やっとやっとその現物サンプルが届きました~!これがもう、すっっばらしい革でたまげました・・・!これまで預かっていた仮のサンプルとはまるで別物。革の厚み、シボのナチュラルさ、凸部分の漆の光沢・・・そして何よりもそのやわらかさ・しなやかさに感激しました!

もみシボがある国産黒毛和牛の凹凸の凸部分に幾重にも幾重にも漆を塗り重ねていって、メーカーが「黒いダイヤモンド」と自負する漆黒の光沢を放ちます。

上品なシボと光沢で極めて上品な印象のある革ですので、きれいめのブラックシューズ(→もちろんドレスシューズづかいも含めて)が欲しいというときは、この革のセレクトを強くオススメいたします!

上でも書きましたが、いま測ったところ2mmほどのしっかりとした厚みがあります。そしてとてもそうとは思えないやわらかでしなやかな質感が、これはきっと靴にしたら気持ちが良いだろうなあと想像させます。高級レザーなのでオプション料金は10,000円+税となりますが、これは検討の余地が大いにあるように思います!

 

この靴を履いたスタイリング(レディースルック)を2種類ご覧下さいませ!

Eatable of Many Orders イタリアンウールカルゼ・テーラードハンティングジャケット: 65,000円 >オンラインストア
Eatable of Many Orders コットンコーデュロイ・ワンピース: 35,000円 >オンラインストア

Robes&Confections ジャカードウールスムース・ハイネックシャツ: 26,000円 >オンラインストア
MAITO コットンリブレギンス(藍・ログウッド染めチャコール): 4,600円 >オンラインストア
MAITO コットンゆったりソックス(藍・ログウッド染めチャコール): 1,600円 >オンラインストア
kokochi sun3 OTO(コードバン・スプリット): 95,000円 >いつでもオーダーを承ります!

着ている洋服たちについては、ちょうど昨日の日記にてたっぷりご紹介していますので、ぜひそちらをご参照下さいませ!ここではぜひ、ワンピーススタイルというレディースルックの王道と合わせて、まったくの「野暮ったさ」もなく、むしろかわいらしさを放ちながら足元で確かな存在感を放つ「OTO」にご注目頂けましたらと思います!
 

 

高価で強烈に凝りまくった靴なのですが、フォルムはあくまでシンプル。このように「白い革靴」として、なんの準備も用意もなく、普通に合わせて頂くことができてしまいます。白なめしの革は「真っ白」ではありませんので、その点も合わせやすさにつながっているかと思います!
 

 

上のルックの上からジャケットをサラリと。靴全体に何の飾りもない「一枚革」の革靴なので、スタイリングの邪魔をすることは一切ありません。こんな風にテーラードジャケットとカジュアル風味で合わせても、足元を静かに支えてくれます。とにかく「合わせやすい靴だな~」という強い印象を抱きました。
 

 

新作靴「OTO」の実際の履き感について(スタッフY)

履き感についてです。スタッフYは普段、kokochi sun3の靴は24.0cmを履くことが多いのですが、この「OTO」についてはここで履いている24.0cmのサンプルは「少し大きいかも」と感じたようでした。ただ「たぶんサイズは合っていないし、しかも手で持つとズッシリ重たいこの靴、履いてみるとフィッティングが完璧でものすごく歩きやすいです!」(Y談) 実際、目の前で歩いてもらいましたが、「かかと」が浮くこともまったくありません。Yはこの靴の23.5cmを履けばジャストフィッティング、完璧な快適さで履けることと思います。

 

2, kokochi sun3「OTO」(ハンコック・ブラック+ロウ・ブラックソール)

kokochi sun3 OTO
サンプルサイズ: 23.0cm
アッパー: ハンコック・ブラック
ソール: ロウ・ブラック
本体価格: 85,000円+税
オプション料金: ソール裏ゴム張り(1,800円+税)
この仕様のオーダー価格: 86,800円+税

  • レギュラーオーダーであれば、いつも通り多くのパーツを自由にデザインできます。森田さん自身による「すくい縫い」「出し縫い」のハンドステッチの糸もお選び板開けます。

kokochi sun3のオリジナルレザー「ハンコック」のブラックでつくられた23.0cmのサンプルです。ブラックの靴ですが、ソール周りの3本のステッチでつかわれている生成り糸が素晴らしいアクセントになっていますね!この部分をすべてブラックにすれば、全身ブラックのより落ち着いたデザインで仕上がることと思います。

 

この靴を履いたスタイリング(レディースルック)を2種類ご覧下さいませ!

Robes&Confections スライバーニット・5ボタンテーラードジャケット: 46,000円 >オンラインストア
Robes&Confections ジャカードウールスムース・ハイネックニットシャツ: 26,000円 >オンラインストア

MAITO コットンリブレギンス(藍・ログウッド染めチャコール): 4,600円 >オンラインストア
MAITO コットンゆったりソックス(藍・ログウッド染めチャコール): 1,600円 >オンラインストア
kokochi sun3 OTO(ハンコックブラック): 86,800円 >いつでもオーダーを承ります!

上では女性らしいワンピースルックで合わせたので、こちらではRobes&Confectionsのテーラードラインの新作たちをつかって、カジュアルテーラードのスタイルと合わせています。・・・そしてこの決まりよう、スゴイですね・・・!偶然なのですが、このルックだと「OTO」のホワイトの3本ステッチのホワイトが、いっそう際だって効いているように思います!
 

 

少しだけ話が横にズレますが、このRobes&Confectionsのワイドパンツの着用画像をご覧になりたいというお客様が多かったので、ここで簡単にご紹介いたします。画像1枚目はYがウェストで履いた場合でおよそ八分の裾丈、画像2枚目はYが腰で履いた場合でフルレングスの裾丈です。このブラックのサイズ「1」がこのアイテム全体の最後の1点です。ぜひお早めに・・・!
 

23.0cmを履いていますが、足の指先が全体的に前に当たっているようで、Yにこのサイズは小さすぎます。もちろん正確には彼女の足型と靴の木型を合わせて確認となりますが、おそらく23.5cmがジャストフィッティングだろうと推測されます。

 

上のルックの上から、ジャージーニット生地でつくられた、Robes&Confectionsの”2way”のテーラードジャケットを着ています。このアイテムについてはテーラードジャケットというよりは、ニットカーディガンのような気軽さでお召しになれつつ、しかも着るとこうしてスタイリングをキリッとさせてくれるというスグレモノです。
 

着ているRobes&Confectionsのジャケットは、5つボタンをすべて締めてスタンドカラーのカジュアルジャケットにも(画像1枚目&3枚目)、3つ目と4つ目のボタンを締めてテーラードジャケットにも(画像2枚目&4枚目)。
 

  

 

3, kokochi sun3「OTO」(トーマス・ブラウン+ロウ・ブラウンソール)

ここからはメンズサイズなので、スタイリングもメンズルックとの合わせです。ここでご紹介するトーマス・ブラウンでつくられた27.0cmは実に「美しい靴」に仕上がっていて、少なくともビジネスカジュアルの職場であれば間違いなく履いて頂ける仕様です。多くの画像とともにご紹介いたしますので、ぜひご確認下さいませ!

kokochi sun3 OTO
サンプルサイズ: 27.0cm
アッパー: トーマス・ブラウン
ソール: ロウ・ブラウン
本体価格: 87,000円+税
オプション料金: ロウ・ブラウンソール(3,000円+税)
この仕様のオーダー価格: 90,000円+税

  • サイズ毎のオプション価格につきまして(今まで通りで変更はございません) (1)~22.5cm:3,000円+税、(2)22.5cm~25.0cm:±0円、(3)25.5cm~27.5cm:2,000円+税、(4)28.0cm~:5,000円+税
  • 今回の受注販売会より、「ロウ・ブラウンソール」の仕様では3,000円+税のオプション料金が発生いたします。作業工賃を精査した結果とのことですので、ご理解を賜りますようお願いいたします。

 

森田さん自身も、このトーマス・ブラウンの仕様についてはかなり手応えがあったとのことでした。下で私・店長Dが履いているスタイリングをご覧頂くとご理解頂けると思いますが、細身のスラックスなどと合わせてもとてもきれいに決まる、実に「カッコイイ靴」に仕上がっています!オンでもオフでも履けるというつかい勝手の良さという意味でも、大いに特筆されるべきだと思います・・・!

「トーマス」はkokochi sun3によるオリジナルレザーで、いわゆるオイルドレザーに分類されるしっとりとした牛革です。その現行ロットのクオリティがとても高く、それゆえにこの27.0cmのサンプルもとても美しく仕上がっています。このサンプルでは3本ステッチはすべて生成りで統一されていて、やはりこの部分がデザイン面でも素晴らしいアクセントになってくれていますね!

この横から見たときの美しさがまた格別です。ウットリさせられます・・・!それにしても、三つ編み状のハンドステッチが効いていますね~!上でお話ししました通り、このハンドステッチの色は12色からお選び頂けます。

ロウ・ブラウンソールが、抜群にカッコ良くステキに生まれ変わりました!

この27.0cmのサンプルで、アッパーでつかわれているトーマス・ブラウンと同様に強調したいのが、最もトラディショナルでありかつ最も人気のあるロウ・ブラウンソールなのです。実はこのロウ・ブラウンソール、たいへん恐縮なのですが今回の受注販売会以降は3,000円+税のオプション料金が発生することになりました・・・がっ!ここでご覧頂ける画像たちをご覧頂ければ一目瞭然、そのクオリティは3,000円以上にアップしています・・・!

オプション料金が発生する理由は、「制作プロセスと工賃の関係を見直した結果(・・・というよりこれまではサービスだったと思って下さい 笑)」(森田さん)というシンプルなもので、それもそのはず、靴作り体験などをすれば一度で分かるのですが、このロウ・ブラウンの加工でしか発生しない作業がいくつもあるのですよね・・・。ただそこは森田さん、「なんとかオプション料金が発生しないように別の方法を開発できないか頑張ったんですが・・・」、やはりトラディショナルなロウ・ブラウンを超える表情にするのはなかなかに難しかったそうです。

ところがそうこうしている間に、ロウ・ブラウンの作業自体がどんどん洗練されていって、「え??森田さんこの新しい靴のロウ・ブラウン、めちゃくちゃカッコイイじゃないですか!」「そうなんですよ、今後はこのクオリティでいけるのでオプション料金を許して頂けると・・・苦笑」という、技術的にはまさに「結果オーライ」な状況になりましたので、お客様皆様のご理解を賜りましたら幸いです。

以下、美しく生まれ変わったロウ・ブラウンソールを、アッパーのしっとりとしたトーマス・ブラウンとともに再度ご覧下さいませ!

 

この靴を履いたスタイリング(メンズルック)を2種類ご覧下さいませ!

Sanca 吊り編みスウェット・ジップアップパーカ(ネイビー): 20,000円 >オンラインストア
Robes&Confections ウールギャバジン・テーパードパンツ(ブラック): 30,000円 >オンラインストア

kokochi sun3 OTO(トーマスブラウン): 90,000円 >いつでもオーダーを承ります!

こちらはシーズンとしては秋口~初冬くらいの着方をイメージした、「きれいめカジュアル」のスタイルです。素晴らしく美しいシルエットが出るRobes&Confectionsが誇るテーパードパンツと、このOTOがここまできれいに合うものなのかと、これは実際に着て鏡を見たときに本当に驚きました。このルックがまったく問題なくハマって、「このOTOという靴は思いのほか懐が深いのかもしれない・・・」と感じ入ったのです・・・!
 

 

 

こちらは同じRobes&Confectionsのテーパードパンツを、今度はロールアップしてサマースタイルで合わせて着ています。このパンツ、両サイドにニットのラインが入っているのでロールアップもできてしまうのですよね・・・。そのことも十分に驚きですが、このサマースタイルでもこのパンツ×この靴の組み合わせがピッタリ&しっくりなのだなあと感心してしまいました。
 

 

新作靴「OTO」の実際の履き感について(店長D)

私・店長Dは、MUKUの木型で26.5cm、ザンパノの木型で27.0cmをベースにしていますが、その私が履いてこのOTOの27.0cmは「履けないレベルではないけれど、ワンサイズダウンでも良いかも」という印象でした。おそらくですが、オーダーするなら26.5cmになると思います。Yも私も、OTOについては「普段履くkokochi sun3の靴たちよりも気持ち大きいかな」という印象を抱いています。ただ、これは重要なことなので繰り返しますが、実際には計測する足型と靴の木型とを照らし合わせてサイズが確定しますので、その点はどうぞご安心下さいませ。

 

4, kokochi sun3「OTO」(馬革ワイン+CMCナチュラルソール)

kokochi sun3 OTO
サンプルサイズ: 25.0cm
アッパー: 馬革ワイン
ソール: CMCナチュラル
本体価格: 85,000円+税
オプション料金: ソール裏ゴム張り(1,800円+税)
この仕様のオーダー価格: 86,800円+税

  • レギュラーオーダーであれば、いつも通り多くのパーツを自由にデザインできます。森田さん自身による「すくい縫い」「出し縫い」のハンドステッチの糸もお選び頂けます。

馬革ワイン+ナチュラルカラーのレザーソールという組み合わせはインタレストではおなじみで、これはデザインも合わせ方も私たちにとってはかなりイメージしやすいです。いま思いついたのですが、このデザインのまま三つ編み状のハンドステッチをピンクにしたらとてもかわいい雰囲気になりそうですね♪

 

この靴を履いたスタイリング(メンズルック)をご覧下さいませ!

*着ている洋服はすべて店長Dの私物です。

こちらはTシャツ&ショートパンツなので、赤を差し色にした真夏の合わせ方をイメージしています。「きれいめカジュアル」も「しっかりカジュアル」も完璧にこなしてくれます♪ ちなみにここで私が履いているのは25.0cmで、指先を全部丸めて履いている(=サイズについてはまったく合っていない)ので、サイズ感や身体と靴の大きさのバランスなどは参考になさらないようご注意をお願いいたします。
 

 

(「はね」が大きく広がってしまっていますが、上でお話ししましたように、サイズ感については無視して下さいませ。)

 


本日は以上です!

当たり前のことなのですが、靴は履いてみないと分からないことの方がはるかに多いです。このOTOのサンプルをサイズを揃えてご用意できるのは明日・明後日の週末までですので、ぜひぜひインタレストまで足をお運び下さいませ!

 

多くのお客様のご来店とお問い合わせオンラインストアのご利用を、心よりお待ちしております!

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  • (ご参考) kokochi sun3に関するあらゆる情報を集めた「kokochi sun3ポータルサイト(当店ウェブサイト内)」 >こちらから!
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