こんにちは、インタレストです。

本日は私たちが先月行ってきました、壺草苑の来季2017年春夏展示会レポートをお届けいたします!

壺草苑は本当に毎季毎季たくさんの新しいことにチャレンジしてくれるので、展示会に行ったりオーダーを考えたりすることが楽しくて仕方がありません!来季春夏についても、新しい染め柄、新しい生地、新しい形、新しいデザインの提案・・・と、楽しさ盛りだくさんでたまりませんっ!もちろん今回も特注パーソナルオーダーを承りますよ~♪

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★展示会で撮影した画像をご覧頂ける特設フォトアルバムをご用意いたしました!

本展示会レポートでは、来季春夏のコレクション全体を見て、私たちインタレストが特にご紹介したいと考える要点についてご案内しております。1点1点のアイテムについての具体的な中身については、別のページでご用意した特設フォトアルバムにてお話しさせて頂きます!

こちらです!> 期間限定公開: 壺草苑 2017年春夏展示会・フォトアルバム(着用画像・物撮り・会場の様子など)

特設フォトアルバムは、着用画像→物撮り→会場の様子という順番で画像が並んでおります。そして、新しい染め柄のこと、新しい生地のこと、新しい形のこと・・・などの細かなご説明は、物撮り画像にてたっぷり記載しております・・・!会場で聞いたマル秘なエピソード(・・・といっても公にできる限りですが 笑)、いつも以上にふんだんにご案内しておりますので、ぜひぜひジックリたっぷりお楽しみ下さいませ!

なお、現時点でまだまだアップデート中です。今日も明日も明後日もぜひご覧下さいませ♪

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★壺草苑の来季春夏、特注パーソナルオーダーを承ります!(~12月11日)

12月11日(日)までの期間限定で、お客様皆様の特注パーソナルオーダーを承ります!パーソナルオーダーの仕組みや中身につきましては、先日アップしました以下の日記にて詳細にご案内しております。ぜひご一覧下さいませ!

こちらです!> イベント:「壺草苑 2017年春夏・新作サンプル展示&受注会」(12月7日~11日)開催のお知らせと、特注パーソナルオーダーの仕組みのご案内です!!

通信販売によるパーソナルオーダーも、もちろん承ります。そのことにつきましても、真上のリンク先にてご確認下さいませ。

 

★本記事および特設フォトアルバムでご覧頂けるサンプルの実物をご覧&ご試着頂けます!(12月7日~11日)

12月7日(水)~12月11日(日)の期間限定で、本記事および特設フォトアルバムでご覧頂ける来季2017年の新作サンプルの実物を、インタレストの店頭にてご覧&ご試着頂けます!こちらにつきましても、以下の日記にてご案内しております!

こちらです!> イベント:「壺草苑 2017年春夏・新作サンプル展示&受注会」(12月7日~11日)開催のお知らせと、特注パーソナルオーダーの仕組みのご案内です!!

(以下の画像の1枚目と2枚目は同じ「形」の洋服です。生地や染め柄を変えるだけで、それはまったく違う洋服として仕上がります。)
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それでは以下、来季2017年春夏の壺草苑の展示会レポート、ジックリお楽しみ下さいませ!

 


  • 以下、ほぼすべてのモデルは身長160cmのスタッフYです。一部壺草苑の女性スタッフ(身長162cm)、インタレスト男性店長D(身長179cm)がモデルになっています。
  • なお、便宜上、「単色染めの濃さ」を5段階で「1番(淡淡藍)→2番(淡藍)→3番(中藍)→4番(濃藍)→5番(濃濃藍)」と表現しています。(染めない「白残し」の部分は「0番」、様々な好条件が重なったときにあらわれる究極の濃濃藍を6番と表現する場合もあります。)

 

1,来季2017年春夏シーズンで提案されている「新しい染め」について

既に25年以上藍染めを続けてきたという実績があり、国内の藍染め工房でも屈指の実力を誇る壺草苑ですが、私たちインタレストが一緒に仕事をするようになったこの5年間くらいだけ取り出しても、常に意欲的なチャレンジを続けていて、いつも新しいことを企画・提案してくれるので、私たちをいつもワクワクさせてくれます♪

壺草苑の藍染めで「抜染」の柄染めができるというぜいたく!

たとえば、来季2017年春夏シーズンでは、壺草苑としてはまったくの初めてであるという「抜染(=ばっせん)」による柄物がリリースされています・・・!(→画像1枚目のスカート、画像2枚目のストール、画像3枚目のチュニックワンピース、画像4枚目の切り替え部分)
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一貫して「天然物」にこだわり続けてきた壺草苑ですが、おそらく年齢の若いスタッフが加わったことなども刺激になり、薬剤をつかって色を抜くという抜染の技術を受け入れた形です。

私たちインタレストは、「伝統技術と最新技術の融合」は洋服の世界でも大きな価値と可能性を生み出すと信じていますので、こうした工房のチャレンジを大歓迎したいです!むしろ、他のどこでもない壺草苑の藍染めで、抜染による多彩な柄染めができるという「ぜいたく」を楽しみたいですね♪

そう、実はご希望であれば、お客様皆様がおつくりになる型でもって色を抜くこともできてしまいます・・・(←驚!)

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絶えず進化し続ける藍染めの実力!驚きのクオリティの藍染めたちが続々と・・・!

さらにいえば、実技という意味ではまったくの素人である私たちが指摘するのははなはだおこがましく僭越ではあるのですが、職人たちの藍染めの実力そのものも絶えず向上し続けていると感じている・・・というか、これは実際にそうだと断言できます。ただでさえ、「国内屈指の実力」なのですから、これは本当にスゴイことだと思います・・・!

たとえば、画像1枚目の縦グラデーション染め。これはもう完全に1番(淡淡藍)→5番(濃濃藍)の5段階グラデーションですよね・・・!これを見たとき、あまりの美しさに本当にビックリしました。画像2枚目、これは折ってたたんで染めたというボーダー柄なのですが、実は私自身、藍染め体験でまさにこの雰囲気を出したくて挑戦したことがあるのですが結果は・・・と、これは申し上げるまでもなくということで(笑)、「そうか、プロがやればできるんだあ」と感心してしまいました。
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壺草苑の伝家の宝刀、工房長謹製の板締め柄もどんどん進化しています・・・!これはTシャツのサンプルというよりは、板締め柄の染め見本として展示されていたものなのですが、これも見せてもらったときも「うわ~!」と声を上げてしまいましたね・・・。これはもはや「ファッション」のトキメキそのものです。ドキドキしてしまいました・・・。皆様、藍染めで「白単色の部分をハッキリ残す」というのは、本当に本当に、難しいことなのですよ!今見直してもこれはスゴすぎます・・・!もちろんTシャツ以外のアイテムでもご指定頂けますよ~♪
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画像1枚目、ちょうど1年前の前々季春夏シーズンでリリースされた、柄染め+単色染めの重ね染め(=「藍返し」)ももちろん継続です。藍返しによる洋服たちは、この日の日記でご案内しているリンク先からたくさんご覧頂けます!画像2枚目、こちらは抜染ではなく「のり置き+生地染め」による唐草模様柄。まるでプリント柄のような精緻さですが、これもれっきとした壺草苑による藍染めによる柄生地です。この生地でワンピースをつくってみたい気もしますね・・・!
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こちらは絞り染めによる染め柄。Tシャツなどにこうしてワンポイントで入れてみてもいいですし、ドット柄のようにいくつか入れてみても・・・とか書いたら、工房の職人たちに「・・・ええ~?」と引かれてしまいそう・・・笑。
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ちなみに、この日の日記でご紹介したこちらのお客様の特注品では、絞り染めではなく板締めによる柄染めです。本当、いろいろできてしまうのです・・・!
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2,来季2017年春夏シーズンで提案されている「新しい生地」について

壺草苑の洋服の「他とは違う価値」を決定づけている要素という意味では、国内屈指の実力を誇る天然藍染めと並んで、「染められる側」である素材(=生地)の品質に徹底的にこだわっているという点が挙げられます。

これまでつかわれてきた定番の生地たちでも十分すぎるくらいにスゴイのですが、来季2017年春夏シーズンでも見逃せない新しい生地がリリース多数リリースされています・・・!その中で、私たちインタレストが特に気になったものを以下でご案内いたします!

 

まずは、工房の企画担当が10種類近くのサテン生地を集めてそれぞれを染め分けて、その中でも最も美しく染め上がったため採用されたという、こちらのコットンワッシャーサテン生地。上でもご覧頂いた、画像1枚目・2枚目の5段階グラデーション染めを実現させる本当に美しい生地です・・・!画像3枚目・4枚目の2番単色のノースリーブプルオーバーも上品な仕上がり♪ この生地でワンピースをつくったら、ドレスのような質感も期待できるかもしれません。大大オススメです・・・!
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真上のサテン生地とある意味で対極的なこちらのコットンクロス生地もとっても楽しい生地です!(ニットではなく布帛生地です。) 一定の厚みもあるサラサラしたマットな質感のある生地で、見るからに丈夫そうですし、それにいかにもエイジングが楽しそうですよね!
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こちらは先染め(=糸染め)のコットン地です。先染めならではのムラ感のある豊かな表情が実に魅力的です。先染めの布帛生地って、ありそうであまりなかった印象です。こちらもシャリ感があって、育てていくのが楽しそうな生地だと感じました♪
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ストールでは、なんとなんと、昨年11月の販売会の会期限定&数量限定(←3本限定とか・・・汗)でご案内した5種類のストールのうちの2種類を、工房長が「大人買い」で在庫してくれたとの嬉しい話が・・・!この画像の2本は、こちらのリンク先の「2」でご紹介している「ラミーエアヘリンボーンストール」というストールです。とても麻生地とは思えない、真にシルクのような光沢の上がるとんでもなく美しい生地です!サンプルの2本は柄染めですが、グラデーションや単色の染めもオススメです!
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この画像の2本は、同じくこちらのリンク先の「4」でご紹介している「リネンエア綾織りストール」というストールです。こちらはしっかりとした厚みと麻ならではのしっとりとした質感のある生地です。下の生地の色が生成りなので、濃色はかなり濃く染め上がりますし、淡色はややグリーンがかったユニークな色味に染め上がります。綾織りの美しい織り柄が入っているので、グラデーション染めも見てみたい気がしますね!
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3,来季2017年春夏シーズンで提案されている「新しい形」について

壺草苑では、一部のアイテムを除いて、過去リリースされた「形」であればどのシーズンでもおつくり頂けますが、それはそれとして毎シーズン新しい「形」をリリースしてくれています。

来季2017年春夏シーズンの新作の洋服たちで、私たちインタレストが特に気になったのは以下のアイテムたちです!いずれもつかい勝手が抜群に良さそうだということと、それからこれはシーズンを追う毎に感じますが、どんどん洋服として洗練されていっている気がします・・・!

それから、来季は同じ洋服の中での生地の切り替えが多く提案されており、ひとつのテーマになっていると言って良いと思います。この生地の切り替え、とっても楽しいのでぜひ来季のオーダーで取り入れたいです!以下でご確認下さいませ♪ そしてどの形をどの生地をつかってどの染めでつくろうか・・・ぜひ、楽しく頭を悩ませてしまって下さいませ!

 

当店インタレストでも多くのお客様にご協力を頂いて、ついについにレディースのテーラードジャケットの形が仕上がりました~!お待ち下さっていたお客様皆様、実に良い仕上がりです!もちろん、袖丈の調整や生地や染めの指定・切り替え、総裏・背抜きなどの各種カスタマイズも承ります♪ 気軽にサラッと羽織って頂ける、丈夫で美しい藍染めジャケットをぜひお手元にお迎え下さいませ!
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ポンチョのようなマントのような、軽い軽い羽織り物です。展示会でスタッフと話していたとき、「もう一つボタンをつけてもかわいいかも」とか、「一部生地を切り替えても楽しいかも」とか、いろいろな可能性を話しました。着ると割とスタイリッシュな雰囲気になるので、コッテリさせずに合わせられると思います!
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こちらは画像4枚目であるように本来はメンズとしてのつくりなのですが、画像1~3枚目のように女性が着てもステキに着られます。(実際に女性がオーダーなさる場合は袖丈を詰めてしまえば良いと思います。) こちらもオーガニックリネンなどの強めの麻生地でつくって、ガンガン着て洗ってを繰り返せるお役立ちライトアウターになってくれそうです♪
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何度となく登場しているこちらのオーバーサイジングのシャツ、染めも生地も形もたいへんオススメの新作なのです・・・!このサンプルはサテン生地でつくっているのでずいぶんときれいめに上がっていますが、麻生地などでつくればもっとカジュアルな雰囲気に仕上がるはずです。文字通り「大きめのシャツ」としてガバッと着るのもよし、羽織り物として着るのもよし、もちろんチュニックとして着るのもよし・・・と、かなり楽しめる形だと思います!
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壺草苑では全体的にワンピースがとても人気なのですが、春夏シーズンでは特にこのノースリーブ型のワンピースのオーダーを多く頂きます。こちらは以下の4枚の画像でご覧頂ける通り、後ろ身頃、ヨークの内側、パイピングなどで柄生地に切り替えることもできます。上でも書きましたが、この「生地の切り替え」は、このワンピースに限らず、来季多くの洋服で提案されているテーマのひとつです。これはぜひ取り入れてみたいです・・・!
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これまで5年以上「定番」として継続されていた綿麻ニット生地のチュニックが廃盤となり、その後継アイテムとして今度は布帛生地でこちらの形がリリースされています。ニットの身体に沿う着心地の良さや伸縮性こそないものの、シルエットはより洗練されて伸びたり毛玉ができたりするリスクもなくなったので、この新作も大いにオススメできます!細身に見えますが身幅はたっぷり取られています。真夏も含めて、毎春夏シーズン大活躍間違いなしですね!
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こちらは定番も定番の「ガゼット付きシャツ」なのですが、襟元やポケットにご注目下さいませ!実は画像4枚目で生地見本があります通り、既に廃盤になっている生地の「あまり」をつかって、このように切り替えのデザインにできるようになりました!サンプルではカフス(袖先)は切り替わっていませんが、実際にはここも変えることができます。これもまた楽しそうです・・・!
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新しいノースリーブプルオーバーの形。アシンメトリーのデザインが印象的ですね!壺草苑で夏のノースリーブプルオーバーといえば定番の天竺生地のタンクトップがありますが、それと比べるとこちらはこうしてきれいめに着ることができます。ここでご覧頂いているサンプルはサテン生地でつくっていますが、もちろん他の生地でつくって別の色で染めて、まったく違う雰囲気で仕上げることもできます!
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ここまでご紹介してきたのは私たちインタレストが特に興味を引かれたアイテムたちで、実際にはこれらの数倍のサンプルが用意されています。そのすべてをご紹介するのは現時点では難しいので、何か気になることがございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせ下さいませ

 


本日は以上です!

壺草苑の特注パーソナルオーダーはものすごく楽しいです!しかもできあがった洋服のお役立ち度・頑丈さは折り紙付きです・・・!私・店長Dも、これまでジャケットやシャツを中心に5点程度つくってもらっていますが、全アイテムものすごい頻度で着まくっています。しかもそれが育っていくさまがとってもステキでカッコ良くって・・・!ぜひ皆様もご参加下さいませ♪

以下、合わせてご覧下さいませ!本日ご紹介したサンプルの実物を、インタレストの店頭にてご覧&ご試着頂ける特別な5日間と、特注パーソナルオーダーの仕組みの詳細です!

<イベント> 「壺草苑 2017年春夏・新作サンプル展示&受注会」(12月7日~11日)開催のお知らせと、特注パーソナルオーダーの仕組みのご案内です!!

 

インタレストは明日ももちろん通常営業です!多くのお客様のご来店とお問い合わせオンラインストアのご利用を、心よりお待ちしております!

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