こんにちは、インタレストです。
本日はシリーズ「お客様のkokochi」(→新日記の記事、旧日記の記事)、お客様によるkokochi sun3のオーダー靴をご紹介いたします!(お客様にお許し頂いた場合のみ、ご紹介しています。)
本日は昨年秋冬の新作としてリリースされ、既にzanpanoと同格の人気(=オーダー数)を誇るBrooklynのビブラム#100タンクソール仕様である「Brooklyn#100」(レディース82,000円+税、メンズ84,000円+税)をご紹介いたします!
この靴、制作途中に森田さんが電話で「今つくってるBrooklynのタンクソール、めっちゃカッコイイですよ!」と興奮して話してくれたほどで、確かに修飾語の筆頭はダントツで「カッコイイ」だと思います!
そして、Brooklynという靴の驚きの履き心地の良さなどその人気の秘密につきましては、ぜひこちらのリンク先にてご確認下さいませ。当然ながら、今季秋冬でも最も人気を集める靴の一つになると思います・・・!
ちなみに、このタンクソールを敷く仕様のオーダーについては、もともと本日ご紹介するBrooklyn#100の他にzanpano#100があったのですが、この日の日記で詳細にお伝えしました通り、今季秋冬の新作靴である「kokochi sun3のトレッキングブーツ(仮)」でも可能です。いよいよ明後日27日(土)から始まるkokochi sun3受注販売会にてそのオーダーも承ります!
ところで、実はそれら3足はつかわれている木型もすべて同じということもあるので、本記事の下の方でBrooklyn#100とトレッキングブーツ(仮)#100の比較コーナーをつくってみました。受注販売会開幕直前、細身のBrooklynと同じ木型がつかわれているトレッキングブーツ(仮)のスマートなフォルムを、再度ご確認頂けましたらと思います!
それでは以下、ジックリご覧下さいませ~!
まずはこちら、全体像です!これはもう、オーナー様によるデザインの勝利ですよね・・・!ホワイトのボディにロウ栗渋ソールというナチュラルカラーのソールを合わせて、それをタンクソール仕様でというアイデアがそもそもスゴイ!
森田さんによるハンドソーンウェルト製法によるウェルト&ミッドソールにタンクソールというダブルソール仕様です。
ハンドソーンウェルト製法だからこそ見える、この出し縫いのステッチ。
ちなみに、新作靴の「kokochi sun3のトレッキングブーツ(仮)」のつくりでは、この出し縫いのステッチとともに森田さんによるすくい縫い(←手縫いです)によるステッチも見えます。両者のソール周りの見え方にこういう違いがあるという点についても、こちらの日記で詳しくご案内しています。
こうして前から見ると、このBrooklynという靴がいかにスッキリしたフォルムの靴かがよく分かりますよね。横に広がりません。ただ、誤解して頂きたくないのは、これで決して「細すぎる」というわけではないという点です。「自分の足は少し幅があるんだよなあ」というくらいのご認識のお客様であれば、まず問題なく履いて頂けますので、ともあれぜひ店頭でご試着頂けましたらと思います!
ボディでつかわれている素材は、実は革ではなくコットンキャンバス地です。kokochi sun3でおつかい頂けるメインの素材で唯一革ではないのがこのキャンバスです。「Brooklynをオーダーなさること」「メインの素材はキャンバスにされること」は、オーナー様がもともと考えておられたイメージでした。
キャンバス・・・帆布(はんぷ)ともいいますね。スニーカーやバッグの素材としても一般的ですが、kokochi sun3のつかうそれはひと味違います。というのも・・・
裏地にこうして革が張られているからです!実はこれ、森田さんたちが工房でわざわざ張っているものなのですよ~!この工夫によって肌当たりや「なじみ」がだいぶ良くなるのと、あとは「アッパーの表面が削れてしまったときに革が見えたりしたらカッコイイかも」というデザイン的な意味もあります。
横から見たときのこの端正な顔つきといったらもう・・・。ステキすぎますよね!
デザインで大きな遊びはありません。サイドのゴムもボディと同じホワイトで。ちなみにこのゴム、相当履いて仮に伸びてしまったとしても新品への交換修理ができますのでご安心下さいね!(滅多にないとは思いますが・・・)
それにしても、なんといっても抜群のセレクトだったのは、ソールでインタレスト限定のロウ栗渋ソールをセレクトされたことだと思います・・・!もちろん王道のロウブラウンソールでもカッコ良かったと思いますが、こうして完成した靴を見てみると、このムラ感のあるナチュラルカラーがデザイン的にものすごく効いているように思います。これは結果論ですが、ボディでつかっているキャンバスという素材との相性も最高ですよね!
ロウ栗渋ソールは私たちインタレストがhold-on hi DLSをデザインしているときに、ロウブラウンソールとロウブラックソールしかなかったツヤの上がるトラディショナルなソールで、「どうしてもナチュラルカラーが欲しい」と森田さんに無理強いお願いして新しくつくってもらったソールです。その名の通り、栗の渋(=タンニン)を塗り込んでいるので着用と時間の経過によって・・・
だんだん右側のソールように飴色に焼けていきます。両方ともロウ栗渋ソールで、左側が新品、右側2年物(=店頭D私物)です。今回のBrooklyn#100のオーナー様も、いずれ右側の色に焼け上がるということを想定されてロウ栗渋ソールをセレクトされています。
タンクソールの裏です。この頑強なソールが削れるくらい履き込んでみたいですね・・・!
★オーダーのご参考に、比較画像をご覧下さいませ!
1,「Brooklyn」と「Brooklyn#100」の比較
まずはこちら、右側のBrooklyn(=オリジナルのダブルレザーソール仕様)と左側のBrooklyn#100の比較です。驚かれるかもしれませんが、実はこちら、「Brooklyn#100の方が2サイズ(=1.0cm)も小さい」のです。タンクソールを敷くことが靴の見た目にどれだけ大きなインパクトを与えるかということが、一目でお分かり頂けるかと思います・・・!
こちらの画像では、同じロウ栗渋ソールのBrooklynでも、タンクソールの有無によってこうして見た目がハッキリ違ってくるということをご確認頂けましたらと思います!
2,「Brooklyn#100」と「トレッキングブーツ(仮)#100」の比較
上でもお話ししましたが、Brooklynと新作のトレッキングブーツ(仮)は同じ木型をつかってつくられた靴です。もちろん両者の靴の構造は違うので互いの見た目がまったく同じになるわけではないのですが、それでもこうして上から見たときのおおよその横幅は同じになるはずですよね。こちらの文句なしの器量好しがBrooklyn#100で・・・
そしてこちらがトレッキングブーツ#100です。(画質が荒くてスミマセン!) トレッキングブーツでも「ゴツくない」「洗練されたフォルム」が実現されていることがお分かり頂けると思います。
横から見たBrooklyn#100。
横から見たトレッキングブーツ(仮)#100。偶然ですが、この2足の靴はサイズも同じ(かせいぜい1サイズ違い)だったはずです。
Brooklyn#100。
トレッキングブーツ(仮)#100。
オーナー様がお迎えにいらっしゃいました~!
私たちスタッフが興奮しまくって入荷連絡を差し上げてしまったため、ご対面前のオーナー様の期待値を上げすぎてしまったかと思っていたのですが(笑)、それでもやはりたいへんにお喜び下さいました♪
履き心地やフィッティングについてもバッチリで、その点についても安心いたしました!
男性のお客様です。とてもステキなご縁を頂きました・・・!Djangoをオーダー下さった奥様と一緒にどんどん履き込んで頂けましたら嬉しいです!とんでもなくカッコ良いオーダーを下さいまして、誠にありがとうございました!
本日は以上です!
インタレストは明日ももちろん通常営業です!春夏物のセール対象アイテムも、秋冬物の新作アイテムも連日元気にお嫁に行っております!また、明後日からはいよいよkokochi sun3受注販売会「路地裏の靴作家 vol.9」が開幕いたします!
たくさん楽しいことが始まる秋冬のインタレストへ、ぜひ足をお運び下さいませ!多くのお客様のご来店とお問い合わせ、オンラインストアのご利用を、心よりお待ちしております!
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