こんにちは、インタレストです。

以下は、先週末まで開催していた壺草苑販売会で私・店長Dが店頭で着ていたシャツなど、藍染めの洋服3着を同時に洗濯したときに撮影した画像です。

お客様皆様には「ネットに入れてあげて下さい」と申し上げていますが、私自身による着用&洗濯は耐久実験も兼ねているので普段からネットはつかっていません。また、手洗いや洗濯機の手洗いモードをオススメしていますが、同じ理由で私は洗濯機の「汚れ少(弱)」のモードで普通に洗濯してしまっています。洗剤はライオンの「アクロン」(おしゃれ着洗い用中性洗剤)をつかっています。

 

細かいことは覚えていませんが、これら3着の過去の洗濯回数は、それぞれ10回以上、5回程度、3回程度といったところです。ご覧の通り、新品時の洗濯のときには出ていた青み(←藍)や黄色み(←灰汁)はもう一切見られません。(新品時に3着同時に洗うと、水は「漆黒」のような深海ネイビーになったものですが。笑)
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こちら、洗濯機を回して10分程度、「洗い」が終わる寸前に撮影した画像です。壺草苑の藍染めのお洋服については、1点は着用&水洗いを繰り返していればいつか必ずこの状態になるということと、もう1点は、こうなってしまえば白い物と一緒に洗ってもまったく問題ないということ、この2点を改めてご理解頂けましたらと思います!
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天然藍とインディゴ(=化学藍)の性質はまるで違います!

新品時に出る青みや黄色みも、生地や繊維の表面に残っている類いのものなので、仮にそのときの洗濯でガッツリ色が出ても、実際に洋服の色が褪せたり落ちたりということはほとんどありません。「ほとんど」と書きましたが、私自身はそのように実感したことは一度もありません。お互いネットに入れて洗えば、白い生地に藍が色移りするということもありません。

一方、デニムなどでつかわれる化学染料のインディゴ(=化学藍)は洗えば洗うほど色は落ち続けますし、白い生地への色移りも延々あり続けます。インディゴの場合、むしろそれが「味」になっていくわけで「良い悪い」とはまったく違うわけですが、ともあれ天然藍と化学藍はその性質はまるで違い、それゆえにお手入れの仕方もまったく違うとご理解下さいませ。

両者は性質だけでなく、その色味もまったく異なりますので、こちらのスタイリングのように天然藍のトップス&化学藍のボトムスの合わせでもとてもステキに決まります♪)
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