こんにちは、インタレストです。

本日は、先日行ってきましたEatable of Many Orders(エタブル)の来季2016年秋冬コレクションの新作展示会のレポートをお届けいたします!

いつも通り、新作コレクションの概要のご説明、展示会の会場で私たちが気になったお洋服のご紹介、それを着たスタイリングのご提案、展示会場で撮影した画像のフォトアルバムの公開(期間限定)、そして決め打ちのパーソナルオーダーの受付(期間限定)と、盛りだくさんでお届けいたします!

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*今回ご紹介するのは、「来季2016年秋冬シーズン」の新作です。入荷は今夏7月以降に始まります!

各ブランドはこの時期に来季秋冬の新作コレクションを発表し、私たちセレクトショップのバイヤーがその展示会を訪れます。そこで特に気になったアイテムだけをセレクトしてオーダーを入れ、今夏以降(2016年7月~)に順次入荷してくるという仕組みになっています。そのため、今このタイミングであれば、お客様皆様の「これが欲しい」というアイテムを決め打ちでオーダーすることもできます。(後で詳しくお話しいたします。)

 

以下、今回も最後までお付き合い頂けましたら嬉しいです♪

 

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<Eatable of Many Ordersのコレクション・お洋服とは?>

エタブルは、他のブランドとはまったく違う「トップダウンのアプローチ」でコレクションを生み出します。毎シーズン、絶対的な存在として「シーズンテーマ」があり、それが元になって生み出される1着1着のお洋服たち、そしてそれが集まったコレクションが、半年に一度発表されるのです。

このことの中身をご存知だと、エタブルのお洋服を見たり着たりするときに、いっそう楽しんで頂けると思います。以前、ブランドコンセプトやシーズンテーマの考察を担当するデザイナーの新居幸治さんがインタレストの店頭に来てくれたときに、その仕組みや考え方について話を聞いて、その内容をまとめた日記の記事がありますので、ぜひご一読下さいませ。

> 日記記事「エタブルのデザイナー、新居幸治さんがインタレストに来てくれました!」(2015年4月2日付)

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<Eatable of Many Orders 2016秋冬コレクションの概要>

来季秋冬は前季秋冬で「消化不良」だった羊の、その内部を狭く深く見つめたコレクション!

前季秋冬シーズンは「羊とそれとともに暮らす人々、そして彼らをめぐる環境」の考察により生まれたコレクションで、素材としてはウールベースの生地や柄が大々的にフィーチャーされていました。作り込まれた本格派のツイード生地などがたいへんな人気を博し、インタレストの店頭ではシーズン中にほぼ全点が完売するなどご好評を頂きました。

そして、来季秋冬では同様に羊にスポットを当てつつも、狭く深くその内部(→まさに文字通りの意味で「体内」)を見つめます。展示会の会場で説明してくれたデザイナーの新居洋子さんが何気なく発した、「前の秋冬で『羊が消化不良』だったんですよね」という一言がとても印象的でした。

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エタブルの展示会では、新作のお洋服たちを見る前に、洋子さんにコレクションのテーマやその背景にある考え方についてレクチャーを受けるのが、完全に恒例になりました。笑
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会場に鎮座するこのテント(のようなもの)は、来季秋冬のシーズンテーマを象徴するインスタレーションです。イメージ、「羊の身体」とご想像下さい。
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それなので、テントの周りに張られているのは本物の羊の原毛です。ちなみにこの濃いめの色味のものはシェットランドウールです(←!)。
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テントの中・・・もとい、羊の体内を見てみると・・・
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消化器官を中心に内臓があったりして・・・
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そう、私たちは知らなかったのですが(汗)、羊って胃が4つもあるんですって!ご存知でしたか??
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これは前季秋冬コレクションのときにも考えたことですが、実は人間は、羊(を含めた「ともに暮らす動物たち」)から本当に多くの恩恵を授かっているのですよね。住居や衣類でつかわれる毛はもちろんですが、食料としてミルクや肉なども得ています。その食料として頂く恩恵の、ある意味究極的な姿が保存食で、それが来季秋冬のエタブルのシーズンテーマである「WURST」(=ソーセージ)につながります・・・!
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来季秋冬コレクションのシーズンテーマは「WURST」(=ソーセージ)です!

もちろん、ソーセージをそのまま洋服にしてしまうというわけではなく(←当たり前ですが 笑)、あくまでテーマは象徴としての意味。ソーセージがつくられるプロセスや、その見た目や姿形などをモチーフに、それが洋服の形やディテールに落とし込まれるという、エタブルならではのアプローチで新作のお洋服たちが生まれています!

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たとえばこちら、来季秋冬の新作オリジナルツイード生地(ウール×シルク)ですが、近づくとソーセージが連なる雰囲気にも見えます。遠目には実に美しい幾何学型の模様で、いかにも「ツイードのお洋服」な雰囲気になるのがとても楽しいです。この新作ツイードはまさに来季の目玉の生地の1種で、このブラックの他に、グレー、イエローの展開があります。
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この新作ツイード生地をつかった、画像1枚目がイエローのコート、画像2枚目がブラックのジャケット&スカートのセットアップです。ちなみに、このようにコレクションで並ぶお洋服たちは、洗練された「ステキなかわいらしさ」を持ったお洋服たちが中心です。「ソーセージがテーマだからアイテムはコッテリ?」とご想像されるかもしれませんが、そのような感覚も痛快に打ち破ってくれる、そもそも1点1点のお洋服たちが実に魅力的な、とっても素晴らしいコレクションですよ~!
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ここでデザイナーの洋子さんが着ているニットも、モチーフとしてはソーセージが連なる雰囲気です。今季春夏シーズンのシーズンテーマである「お茶」でもそうなのですが、そのモチーフを直接的に作品に落とし込むというのが、いつもながら本当にスゴイですよね。それが着るとちゃんと独立して、1着のお洋服として自然に成立するのも楽しいです。このセーターを単体で見て、「ソーセージが連なってるみたい!」って仰る方、きっとどなたもいらっしゃいませんよね?笑
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それから、古来から人間はどんなものでも安易に捨てずに利用してきたのですね。網脂(→「クレピーヌ」というらしいです)の網目状のモチーフが・・・
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こんな風にバッグのディテールとして昇華されたり・・・!エタブルはそのブランドコンセプトからして革はヌメ革をつかっていますので、もうこの頃になると、このバッグも半ばハンバーグに見えたりします(笑)。じゅるる。
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ブラックにするととたんにソリッドな雰囲気に。こちらは、上のバッグがファッション化されたアイテムですね。
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腸詰めの雰囲気は、このリリアン編みのニットキャップの先端にも♪
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<Eatable of Many Ordersの来季秋冬コレクションを着たスタイリングご紹介>

それでは以下、私たちインタレストが特に気になったお洋服を、いつも通り当店スタッフY(身長160cm)が着たスタイリングでご覧頂きます!

今回は一部サイズ展開のあるサンプルもありましたので、サイズ感などにつきましてもご確認下さいませ。メンズサイズがあるアイテムもございます。ご興味がおありでしたら、ぜひお気軽にご相談下さいませ。

ちなみに、下でご案内するフォトアルバムを掲載した特設サイトでは、それぞれの画像に、各アイテム&各サイズのパターン寸を表記しております。あくまでパターン寸ですのでご参考ということですが、こちらも合わせてご確認下さいませ。

*ここでご紹介できるのは、コレクション全体の中でも特に私たちが惹かれた一部のアイテムです。下の方で、私たちが撮影したすべての画像をまとめて掲載した特設ページをご案内しておりますので、パーソナルオーダーなどをお考えの際には、ぜひ合わせてご活用下さいませ。

 

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ファーストルックはブラウスと合わせるシンプルなスカートルックで、そして早速両方ともとってもオススメのアイテムです!シンプルなホワイトブラウスで久しぶりに「これだ!」と思わせてくれたブラウスと、そして来季秋冬の目玉生地の一つであるウール×シルクのオリジナルツイード生地のスカート(イエロー、Sサイズ)を合わせています。
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斜めに切り替えが入るデザインはブランドの定番のブラウスの形ですが、来季秋冬は生地が絶品です!前季秋冬ではオクスフォード生地で素晴らしいシャツをつくってくれましたが、それと同じペルー産の超長綿で織られた、今度はしっとりとしてやわらかいコットンツイル生地でつくられたブラウスです!前季と来季のこれら2種のシャツ生地を織るのは同じ生地屋さんとのことで、すっかり大ファンになってしまいました。上質なレディースブラウスをお探しの方、ぜひこのアイテムをご検討下さいませ!
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そして、こちらが来季秋冬のオリジナルツイード生地(イエロー・ブラック・グレーの3色展開)です。エタブルがほぼ毎シーズン採用する、世界中にその名が知れ渡る国内屈指のツイード工場で織られた生地で、カクカクと渦巻きのようにめぐるミステリアスな文様や、あえて不均一になっている糸の太さ・色味などが実にユニークです。また、新品時から軽くてやわらかく、そして何よりシルク49%×ウール51%という素材構成ならではの高級感がスゴイことになっています・・・!
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来季のツイードスカートは巻きスカートではなく、脇をボタンで締めるシンプルなセミフレアスカートの形で、SとMの2サイズ展開です。画像2枚目、つかわれているオリジナルのボタンはなんとヌメ革でつくられています。エタブルは毎季ボタンもすごいこだわり!
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LOOK1-1のトップスの上から、冒頭でデザイナーの新居洋子さんがイエローで着ていた透け感のあるセーターのホワイトをサラリと着ています。
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編み柄もそうですが、首回りのハンドニット感もまた特徴的です。ホワイト、イエローの他にブラックもあります。
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ちなみにスカートは光の加減で「イエローがかった黄緑色」に見えますが、実際の色味は「黄緑色がかったイエロー」です。画像2枚目のジャケットが、このイエローの生地の実物の色味に近いです。(念のため、画像1枚目と画像2枚目はまったく同じ、ツイード生地のイエローです。)
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LOOK1-2の上から、スカートと同じオリジナルツイード生地でつくられたコート(グレー、Sサイズ)を着ています。このコートのナチュラルなドレープを見て頂くと、いかにやわらかくしっとりとした生地感であるかがお分かり頂けるかと思います・・・!前季秋冬ではメルトン生地でつくりがあったこのコートの形ですが、来季秋冬ではこのオリジナルツイード生地で、そしてSとMの2サイズ展開になってリリースされています!もちろんオススメアイテム♪
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このコートの襟周りは生地が切り替わっていて、実はここの部分ではニット生地がつかわれているんです。それなのでマフラーのように気持ちの良い肌当たりを感じて頂けます。画像2枚目、ツイード生地のグレーはご覧の通り、ライトグレーをさらに淡くしたようなやわらかい色味です。
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ボタンを締めたコートルックです。ヌメ革ボタンのアクセントが光りますね・・・!ところで、この着方ですと真冬は胸元が寒いかなと思いきや・・・
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実は実は、首元のニット地をしっかりと締めて着ることもできるのですね!もちろん、この上からさらにマフラーやストールを巻いてもかわいいと思います!いろいろな着方が楽しめそうです♪
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そして、真上のLOOK1-3で着ていたツイードコートと双璧をなす、インタレストとしてオススメ度特大のコートを着たルックがこちらなのです!個人的に大好きなのに、ここ何年かの秋冬シーズンではショップとしてご提案できていなかったウールメルトン生地のコートで、彗星のごとくとんでもない逸材が・・・!(汗) 「きっとどなたでも『一目』で上質なコートであると分かる」(スタッフY)、そしてどこかクラシカルな香りも漂う、その圧倒的な美しさが本当にスゴイです!色はこのキャメルの他に、ブラックとグレーの展開があります。サイズはユニセックスで、男性も着て頂けます。
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前から見るまるで細身のコートのように見えるのですが、この後ろ姿をご覧頂くとお分かりになるように、実物は後ろで「マチ」があるほどに身頃が大きく取られています。(それなのでサイズがユニセックスなのです。) 肩も入っていないデザインなので、着たときには心地よくて、極端な重さは感じられません。
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*3月20日追記: このコートのモチーフは「インバネスコート」ですね!

昨日記事を書いていてこの名前がどうしても出てこなかったのですが(汗)、本日店頭であるお客様がご指摘下さいました。(本当にありがとうございます!!泣) 「シャーロック・ホームズが着ているあのコート」(そのお客様)、まっすぐブリティッシュトラッドですね!どうりで懐かしく、そしてだからこそカッコ良く感じられるわけです。このコートがこの生地で、女性にも提案されているというところに、とても強く惹かれます・・・!

このコート、早速スゴイ人気で、昨日の今日でオーダー・お問い合わせをとても多く頂いております!私たちの興奮が皆様に届いたようで嬉しく感じております。確実にお手元にご用意できるパーソナルオーダーを、ぜひご検討下さいませ!このまま26日12:00まで承ります!

追記はここまで——————

 

このとんでもなく美しいコートは、つかわれているとんでもなく美しいメルトン生地があってこそです!メルトン生地は上質であればあるほど(←たとえばつかわれている糸の繊維が細く長かったり)、その表面は光沢をたたえるんです。展示会で、私たちはもちろん、エタブルのスタッフ皆さんも一緒に、「スゴイですね!」「スゴイでしょ?」と大騒ぎ。笑
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Yがいま、隣で「このコートは迷うなら買った方がいいと思います!」と興奮気味に言っています(笑)。ただ、私・店長Dもまったく同感なのです。上質なメルトン地は育ちます。このコートは新品で購入して、あとは10年20年かけてブラッシングで育てていきたいです!(ちなみに、最も汚れが付きやすい袖がないのも良いと思います。寒かったらアームウォーマーや重ね着などでなんとでも♪)
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LOOK2

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ファーストルックのLOOK1-1とほぼ同じルックなのですが、スカートが同じツイードスカートのブラックで、こちらはMサイズで履いています。(すぐ下でSサイズとの比較画像を載せておりますのでご覧下さいませ。) イエローの華やかさも捨てがたいですが、このブラックの落ち着いた雰囲気はやっぱり安心感がありますよね!
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画像2枚目、ツイード生地のブラックはこのくらいの距離から見ても、ユニークな幾何学的文様の妙が分かりますね。本当にステキなツイード生地です・・・!
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サイズ見本です。ツイードスカート、画像1枚目がSサイズを、画像2枚目がMサイズを履いています。Y自身の着用感では、Sは余裕がありながらのウェスト履きに、Mはウェストではまったく止まらず腰履きになるとのことです。こうして画像をご覧になれば両方違和感がないことをお分かり頂ける通り、それぞれのお客様がお好みでお選び頂けましたらと思います。ちなみに、Y自身は自分で買うならSにすると言っています。
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LOOK2-1の上から、スカートと同じオリジナルツイード生地でできたジャケットを着ています。ここではセットアップスタイルをつくりたかったので、色は同じブラックで合わせています。(ジャケットはワンサイズです。) このように、来季エタブルでは次から次へと出色のアウター類が登場してきて本当にまいりますよね(汗)。ジャケットの形は、チャップリンのタキシードジャケットをモチーフにしたブランド定番の形・・・ですが、ポケットの部分でニット生地がつかわれるというディテールが入っています。
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ジャケットのボタンを締めたルックです。これはもう、セットアップスタイルの完成形といって良いと思います♪ このジャケットのディテールにつきましては、下の方で登場するイエローで撮影しましたので、それでご確認頂けましたらと思います。
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ジャケットを脱いで、「THE エタブル」なニットプルオーバーをかぶってみました。もちろん(←!)普通のセーターではありませんで、特に腕のねじれたような見え方がとても楽しいです。そう、それはねじってねじって形にするソーセージのように♪ このニットはこのグレーの他に、キャメルとブラックがあります。
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袖の部分はこんな風になっています。それでいて、つかわれている糸はとても上質なアンゴラ糸というギャップ、これがまたエタブル節ですよね。
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そう、会場でデザイナーの洋子さんが教えてくれたのですが、このニット、こんな風にかぶりものマントのような着方もできるんです。こう着ると、画像2枚目のように後ろ身頃に袖先の部分が残ったりして、ますます楽しい雰囲気になります!
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LOOK2-3Aの上から、LOOK1-4のキャメルで絶賛したメルトンコートのブラックを、こちらでは前身頃のボタンを開けて着ています。サンプルはキャメルとブラックの2色のつくりでした。
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*ところでメルトンコートのブラック、サンプルではキャメルのような光沢がなく、やや物足りない気が・・・

・・・と、ものすごく率直に洋子さんに聞いたところ、逆に「待ってました」とばかりに説明してくれました(笑)。本来は、糸染めで色を乗せて、その糸を織って縮絨(しゅくじゅう)させてメルトン地にするというプロセスを踏むのですが、サンプルのブラックは、グレーの生地ができあがってからブラックで染める、いわゆる生地染めで色を乗せているので、このメルトン生地本来のツヤが飛んでしまっているとのことでした。

「商品化段階では、もちろんブラックはブラックで糸染めしてつくるので、上のキャメルのような光沢の上がる質感になります」と、洋子さん。光沢の上がる上質なメルトンはブラックという色の美しさが際立つので、ぜひともその完成された「商品」を見てみたいですね♪・・・と、ちょっとしたコラムでした。笑

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前身頃のボタンを閉じて着ています。上のミニコラムで「光沢が足りない」と書いてはいますが、それでもこの美しさですよ・・・汗。正規のプロセスで生まれる生地は、いったいどんな表情になるのでしょう・・・。それにしても、上のキャメルもとっても良い色で、このコートをオーダーするにしてもどの色にするか、そこでももう一段迷ってしまいますよね・・・。
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色見本です。このメルトンコートは、既にご紹介したキャメル(右)、ブラック(中)ともう1色、グレー(左)の展開があります。このグレーもやはり一般的な「ライトグレー」よりもさらに淡い、明るめの色味です。
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LOOK3

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ガラッと雰囲気を変えて、色味の強いキャメルのシャツワンピースを着ています。このシャツワンピも、シルエットといい、生地感といい、素材づかいといい、色味といい、強く印象に残っています。インタレストの取り扱いブランドはどこもワンピースが大得意なので、セレクトカテゴリとしては「超」のつく激戦区なのですが、そこに割って入る価値が十分にあると感じるアイテムです!
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まずはいかにも頑丈そうでしっかりした生地感が、いろいろ気にせず着て頂けそうで好印象です。「肉厚」とまではいいませんが、ハリのある強い生地です。それから、スカート部分で自然に生地がたまりドレープが出る女性らしいシルエットもとても良かったです。また、単色づかいのプレーンなワンピースですので、以下でご覧頂けるように、「合わせやすさ」という意味でもかなり優秀だと思います。
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そしてこのシャツワンピース、実はこの生地のおかげでハッキリ「秋冬のワンピース」なんです。画像2枚目、こちらが裏地なのですが、実はフランネルの表地のように起毛しています。フルシーズン着られないのは残念と思われるかもしれませんが、逆に「着すぎずに済む(→傷みが小さく済む→長持ちする)」ということや、「秋冬に暖を取れる布帛ワンピ」という希少性も「価値」と呼べるかもしれません。
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色見本です。色展開はこの2色、左がグレー、右がキャメルです。
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編み上げレザーのベルト(今季春夏から継続)をして、ウェストを引き締めて着ています。これでジャケットを羽織れば、普通に職場に着ていけるという締まった雰囲気もありますよね。使い勝手は抜群ではないかと思います!
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キャメルのシャツワンピの上から、LOOK1-3ではグレー(Sサイズ)で着ていたツイードコートの、こちらではイエロー(同じくSサイズ)を着ています。ワンピースの上にこのコートを羽織っただけのスタイリングなのですが、ものすごく「絵になっている」と感じます。暗くなりがちな秋冬の装いで、ときにはこういう色づかいも楽しみたいですね♪
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コートの前身頃のボタンを閉じています。
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ボディのツイード生地と、襟元のニット生地、このイエローでは色味や風合いの違いがとても分かりやすいです。ご確認下さいませ。
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今度は前季秋冬に「アルガリジャケット」という名前で初めてリリースされ、インタレストでは大ヒットし、今なおお買い上げ下さった多くのお客様から絶賛を頂いているあの形が、来季はLOOK1-4とLOOK2-4でご紹介したメルトンコートと同じ生地&色展開で継続となります(厳密にはパターンを微修正しているようです)。ここではキャメルのMサイズを着ています。
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私たちの印象では、前季秋冬の「アルガリジャケット」とは似て非なるアイテムです(商品名も違います)。ディテールの変更もあるのですが、それは真下のグレーでご案内いたします。
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真上のLOOK3-3ではキャメルで着ていたメルトンジャケットの、こちらはグレーのSサイズを着ています。
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キャメルやブラックでもたくさんお話ししましたように、とにかく上質なメルトンならではの美しい光沢が魅力の生地です。グレーはごく淡い色味で、これを着るとスタイリングが相当温かく明るくなると思います。
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前季秋冬の「アルガリジャケット」のディテールとの最も大きな違いは、ここで襟の裏やラペルの裏でニット生地がつかわれていることですね。それから、裏地の仕様も変更になっています。
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サイズ見本です。画像1枚目がS、画像2枚目がMです。こうして並べるとSサイズの方が一回り小さめの見え方でしょうか。Yは「私は冬はこの下にまだいろいろ着るので、自分で買うならMサイズにします」と言っています。着た感では、それほど大きな違いを感じなかったそうです。
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こちら、Yではなくエタブルのスタッフの方(身長166cm)が、定番のワンピースの形の来季の新作を着ています。来季はダブルガーゼ生地ではなく、藍染めされた糸が織り込まれた、ブロックチェックの生地でのつくりです。生地感はしっかりですね。
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そして、真上のLOOK4のワンピースのブロックチェックの生地は実は表裏のない(=両面とも表地としてつかえる)生地で、そのワンピの表地の逆面をつかって定番のブラウスに仕立てたのがここで着ている、形としては定番のブラウスです。ボトムスでは、これまでコートとジャケットで登場したメルトン生地のグレーでつくられたスカート(Sサイズ)を履いています。このスカートもオシャレでステキでしたね~!
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真上のLOOK5-1の上から、ツイードコートのブラック(Mサイズ)を羽織っています。(すぐ下でSサイズとの比較画像を載せておりますのでご覧下さいませ。)
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改めて、このツイード生地ではブラックが一番ハッキリその幾何学的な文様がよく分かりますよね。グレーの糸がつかわれているので「真っ黒」ではないというのも魅力的だと感じます。また、ツイード生地とニット生地の違いも、このブラックはとてもハッキリ分かりますね!
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サイズ見本です。画像1枚目がS、画像2枚目がMです。こうして画像で見ても、つまり見た雰囲気はそれほど変わりませんね。でも着た感はずいぶん違うようです。「Sでも下にニットを着られる十分なゆとりがあったので、私が買うならSです。」とY。
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LOOK6

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着ているシャツは、実はファーストルックのLOOK1-1でホワイトのレディースブラウスで着ていた形とまったく同じです。でもこちらでは「シャツ」と呼びたい雰囲気。生地が違うと、同じ形でもこうも雰囲気が違うのですね。履いているパンツは、いくつかある来季のデニムの新作で、ソーセージをねじったような楽しい柄が入っているモデルです。
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上でも書きましたが、このブロックチェックの生地は表地と裏地というのがなく(=両面づかいで)、こちら側を表地にした仕立てと・・・
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そしてこちら側を表地にした仕立て、どちらでもおつくりできます。
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パンツの柄、これを一目見て「ソーセージだ!」という方はいらっしゃらないと思いますが(笑)、着られるご本人はそんな風に感じて履けて、そのことがなんとも嬉しいですよね!足首に向けて細くなるテーパーの形で、履くととてもきれいなシルエットが出ます。
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真上のLOOK6-2の上から、ツイード生地のジャケット(イエロー)を着ています。(このジャケットはMサイズのみの展開です。)この目玉のツイード生地のシリーズについては、サンプルでつくりのあった全型全色全サイズをすべてつかいました。つかいましたよ~!(・・・と、何名様かのお客様に呼びかけてみる。笑) お好みの色・形は見つかりましたでしょうか??
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ジャケットのディテールにつきましては、以下の画像でご確認下さいませ。ちなみに、この画像ではツイード生地のイエローの実物の色味が良く出ていますので、その点につきましてもご確認下さいませ。
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ジャケットの袖先は本切羽の仕様です。
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ツイードジャケットの一番特徴的なディテールは、このニット素材でつくられた「外に出る内ポケット」ですね!画像1枚目は、ジャケットの内側にどんな風に付いているか、そして画像2枚目はポケットの中の二重構造をご覧頂いています。たっのしいですね~♪
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LOOK7

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本日のラストルックです。こちらは形としては定番のデニム生地でできたコート、来季の新作では真上のLOOK6で履いていたパンツでつかわれている柄生地がつかわれています。これがとっても良いアクセントになっていますね!
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実はこのコート、画像2枚目のように付いているスナップボタンをつかってサロペットに変形させて着ることもできてしまいます。毎シーズン人気の形なのだそうです!
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以上、インタレストのイチオシアイテム&スタイリングのご紹介でした!

 

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<展示会のフォトアルバムとパーソナルオーダー受付のご案内(期間限定)>

多くの画像を集めた特設サイトをご用意いたしました!

私たちが展示会で撮影したすべての画像を載せたフォトアルバムを、当店スタッフYが特設サイトにて作成いたしました。この特設サイトを、期間限定(本日~3月26日(土)12:00)で公開いたします!お問い合わせの際は、この特設サイトの通し番号などをご活用下さいませ!

特設サイトの画像には、サンプルを着たY自身によるコメントが付いております。着た本人にしか分からない視点などもあろうかと思いますので、本記事と合わせてご活用下さいませ。

>特設サイトはこちらです!

*記事中でご紹介した各シリーズの型展開&色展開を掲載しております!

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*記事中で「ご紹介できなかった」アイテムも、一部掲載しております!

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欲しいアイテムが必ず手に入るパーソナルオーダー(=ご予約)を承ります!

そしてそして、「本日~3月26日(土)の12:00まで」の間、お客様皆様による「決め打ちパーソナルオーダー(=ご予約)」を承ります!この期間中にオーダー頂けましたら、欲しいアイテムを確実にお手元にお届けすることができます!

*ご注意*
上記締め切り期日は「オーダー確定の締め切り」ですので、お問い合わせやご相談はそれ以前、なるべくお早めにお願いいたします。早めにお問い合わせを頂けましたら、何度かやり取りをさせて頂ける余裕があったり、様々サポートさせて頂くことが可能です。また、締め切り直前にお問い合わせを頂いても、オーダーが間に合わない場合がございます。

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私たちインタレストは「セレクトショップ」ですので、店頭で入荷する各ブランドのアイテムは、展開されているラインナップのごく一部です。「これが欲しい!」というアイテムがおありのお客様は、ぜひこの機会にパーソナルオーダーをご利用下さいませ!

★以下のケースに当てはまる場合は、パーソナルオーダーが特にオススメです!
  • インタレストで入荷しないアイテムで欲しいものがある場合。(私たちのオーダー詳細は現時点では未定です。)
  • インタレストで入荷しない「サイズ」で欲しい場合。(私たちは基本的に、レディースの真ん中のサイズしかオーダーしません。小さいサイズはもちろん、アイテムによってはメンズサイズのご用意もありますので、「大きめサイズで着たい」というご希望にも添うことができます。)
  • 人気が集中するアイテムで絶対に欲しいものがある場合。(多くお問い合わせを頂く人気アイテムであっても、店頭で在庫できる数はごく少数です。「これは絶対に欲しい!」というアイテムがございましたら、ぜひパーソナルオーダーをご検討下さいませ!)

 

気になるアイテムがございましたら、お電話や問い合わせフォームより、価格やディテール、色・サイズの展開など、どうぞお気軽にお問い合わせ下さいませ!ご質問へのご回答と、パーソナルオーダー(=ご予約)の方法につきましてもご説明いたします。お問い合わせ頂く際は、特設サイトのフォトアルバムの通し番号などをご活用下さいませ!

この時期はメールでのやり取りでは時間がかかりますので、お電話を頂いた方が確実で早いのと、あるいは一番なのはご来店頂くことで、その場で画像をお見せしながら、展示会での様子なども交えつつ、細かくご説明させて頂けます。いずれにいたしましても、ぜひお早めのご連絡をお願いいたします!

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本日は以上です!

連日お付き合い下さいまして、誠にありがとうございます!!

インタレストは明日ももちろん通常営業です!多くのお客様のご来店とお問い合わせを、心よりお待ちしております!

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<お問い合わせ>

  • 24時間以内に当店からのお返事が届かない場合は、(1)ご入力頂きましたメールアドレスにお間違いがないか、(2)そのメールアドレスがPCからの受信を許可する設定にして頂いているか、をもう一度ご確認頂いた上、お手数ですが再度フォームよりお問い合わせ下さいませ。
  • 定休日(火曜日)以外であれば、お電話(03-6457-5360)でのお問い合わせが確実です。在庫確認・確保やその他につきまして、その場でご対応可能です。ぜひお気軽にお電話下さい。