こんにちは、インタレストです。
各ブランドから今春夏シーズンの新作の入荷が相次いでいますが、本日はモウブレイから入荷したレザーケアグッズたちをご紹介いたします！kokochi sun3の靴をお持ちのオーナー様皆様、今年はご自分で革靴のお手入れを始めてみませんか？心を込めてつくられた靴たちを、心を込めてお手入れすれば、きっととっても良い子に育ってくれることと思います！
今回は、定番の再入荷もあれば、初めて入荷したアイテムもあります！もちろんどれも皆、インタレストからお嫁に行った革製品のお手入れを助けてくれるアイテムたちです。これからもますます、皆様を「革を育てる」･「革靴を育てる」→「革を楽しむ！」をお手伝いしてまいりますよ～！
それでは以下、早速ご覧下さいませ！
——————
今回の入荷で、多様なご要望･ご相談にお応えできるようになったかなと考えています！
まずは危うく欠品させるところだった「デリケートクリーム」（税抜き900円）と「リッチデリケートクリーム」（同1,500円）をしっかり再入荷しました。それから、すっごいブラシ（←！？）のご案内を本格的に始めたことと、あとは汎用クリームの「シュークリームジャー」（同800円）を各色揃えました。他もこまごま補充したり新たに入荷したりしています！
ちなみに、こちらは店頭に置いてある私･店長Dの私物ケアグッズたち。このくらい揃っていると、自分自身で解決できるレベルのトラブルにはだいたい対応できます。主に店頭に並んでいる革靴たちのメンテと（→たとえばこんな風に！）、「お客様のkokochi」の簡易メンテでつかっていますので（→たとえばこんな風に！）、「いったい何屋なの」というツッコミはなしでお願いいたします。笑
——————
以下、ピックアップアイテムをご紹介です～♪
老舗ブラシメーカー「平野ブラシ」とモウブレイとのコラボレーションで生まれたスーパーなブラシたちから、今回は仕上げ用の豚毛ブラシとスエード用のワイヤーブラシをご紹介いたします！
両方とも抜群に評判が良く、もともと気にはなっていたのですが、前者については、kokochi sun3の靴作家である森田さんが「工房でいくら使ってもまったくヘタれへん！」と絶賛していたので、まずは自分用にと数ヶ月前に入荷してそれから試していました。後者については、手持ちのスエードシューズのテカリが手持ちのブラシでは太刀打ちできないくらい悪化してしまったので、良い機会だと思ってやはり自分用に入荷して試していました。
結果、いずれも高価なプライスに見合う･･･というより、それを大きく上回る価値があると実感しましたので、店頭で皆様にご紹介することにいたしました！
モウブレイ HIRANOブラシ（豚毛）： 4,000円（税抜き）
一般的に、レザーメンテナンスの仕上げ用ブラシは豚毛のものをつかうと良いといわれますが、私は基本的にホコリ落としでも仕上げでも馬毛ブラシをつかっています。クオリティの低い豚毛ブラシをつかうと、硬すぎたり毛先が尖っていたりして革を傷つける恐れがあるため、お客様にもオススメしていませんでした。･･･が、「このブラシをつかうのであれば、むしろ仕上げ用は豚毛ブラシで」とオススメしたくなるほど、優れたブラシだと感じています。
何が違うのかというと、一番は、馬毛ブラシの得意分野である（そして豚毛ブラシの苦手分野でもある）「しなやかさ」があることではないかと思います。もちろん、豚毛ブラシが本来的に持つべき「コシの強さ」はありますので、一言でいえば仕上げ用として「欠点がない」ブラシです。さらに、使用回数という意味で私たちとは次元の違う使い方をしているであろう森田さんたち靴職人がつかっても「ヘタれへん」ということは、その強度も尋常ではないということですよね！
たとえば、革製品のメンテナンスが大好きという方に、あるいは良質な革製品を複数お持ちであるという方に、ぜひ一度お試し頂きたいブラシです。最後のから拭きをする前に光沢が出てしまうこともザラで、「ブラシが違うとこうも仕上がりが違うのか」と実感して頂けることと思います！
モウブレイ HIRANOブラシ スエード用本しんちゅう： 8,000円（税抜き）
そしてその豚毛ブラシの倍の価格という、目が飛び出るようなスエード用ブラシがこちらです。笑
これはもう、価格が価格なのと、それからインタレストからお嫁にいったスエードの靴がそこまで多くないということとで、入荷すること自体にずいぶんとためらいを感じていました。ただ、上でお話ししましたように、自分の靴がのっぴきならない状態になっていたので、これを好機と捉えて試してみることにしました。
それでつかってみての第一感、これはもう、今までつかっていたブラシたちはいったい何だったんだろうと感じてしまうほどの「違い」があります。ひとかき、ふたかき、みかきくらいで、「うわっ！！」と声を上げてしまうくらいの圧倒的な「違い」。極端な言い方かもしれませんが、もはや魔法のようです。この一瞬で理解してしまう「違い」、「分かりやすさ」という意味では、上の豚毛ブラシをも段違いで凌駕します。聞きしに勝る、凄まじい性能です。
ただし、やはりこの価格で買うからには、「つかう相手」がいなければあまりにもったいないです。スエードがお好きで多くのスエードのアイテムをお持ちの方であったり、私のようにスエードの状態の悪化にほとほと困っている方にこそ、オススメしたいです。ただ、そういう方々に対しては、強くオススメさせて頂きます！（それにしても、何をしてここまで違ってくるのでしょう･･･。この魔法のトリックを解明したいです。）
ちなみに、こちらが問題の私物スエードシューズをつかった「BEFORE（左）/ AFTER（右）」です。左の下部、だいぶキツめのテカリが出てしまっていて、これは他のブラシではどうにもならなかったものです。ところが、このHIRANOしんちゅうブラシをつかって、ほんの5～10往復くらいさせたら右の通り、きれいさっぱりなくなってしまっています。よくよく見ると、右側は全体的に毛羽立ちがハッキリしていますね。とにかく、ひとかき、ふたかき、みかきくらいで「違い」が分かります。このブラシを持っていると、スエードのケアが楽しくて仕方がないと思います！
——————
ビジネスシューズのケア、そして「補色ケア」はこちらにおまかせです！
モウブレイ シュークリームジャー（各色）： 800円（税抜き）
モウブレイの「永遠の定番」ともいうべきアイテム、「デリケートクリーム」、「アニリンカーフクリーム」･･･といくつかありますが、こちらの「シュークリームジャー」ももちろんそれに含まれます。私のように「このクリームからレザーケアを始めた」という方も、決して少なくないのではないでしょうか。
昨今、シダーウッドオイルやシアバターなど天然素材をつかったプレミアムクリームが隆盛を極めていますが、私の感覚からすると、今でも（数量としては圧倒的な）クロムなめしの革でつくられた革靴などに対しては、今でもこのシュークリームジャーが適しているのではないかと思います。たとえば、「きれいであること」や「変化しないこと」などが求められるビジネスシューズは、たいていクロムなめしの革でできていますので、このシュークリームジャーをおつかいになるのが良いかと思います。
ただしもう一点、このクリームがパワフルに実現する重要な機能があります。それが「補色効果」です。革が削れたりこすれたり、あるいは年月を経て色があせていったりしたとき、このクリームを全体あるいは局部でつかって頂くと、見事に色つやが戻ります。（ロウ分と有機溶剤がメインのクリームですので、光沢や防水の効果も抜群です。）
今回、特に私たちがご紹介したいのが、こちらの「レッドブラウン（左）」と「ネイビー（右）」です！そう、kokochi sun3でつかえる革のうち、特にインタレストで人気のあるワインとネイビーの補色ケアにおつかい頂ける色です！
ワインの靴、ネイビーの靴をお持ちのお客様、このクリームをお持ち頂くととっても安心だと思います！このクリームはとても安価ですので、手放しでオススメいたします！
——————
やや、思いのほか、しっかりした記事になってしまいました。汗
どうもこのレザーケアグッズをご紹介するときの日記は、書き始めるときの「今日はサラリと書きますか」という気持ちと、実際にできあがるコッテリした記事との間のギャップが、ずいぶんと大きくなってしまう傾向があるようです･･･。
ただ、「一度お嫁にもらって頂いたものを長くつかって頂きたい」と考える私たちにとって、そのための直接的なお手伝いができるアイテムの在庫が充実しつつあるという事実は、決して「小さなこと」ではありません。ぜひ「革を楽しむ」を一緒にやってまいりましょう！分からないことなどがあれば、ぜひお気軽にご相談下さいませ！
——————
さて、インタレストは明日ももちろん通常営業です。そしてこの週から、店頭で開催するイベントで目白押しです！さらにさらに、いろいろなブランドからの新作入荷が相次ぐ予感！ますます楽しさが広がるインタレストまで、ぜひ足をお運び下さいませ！
多くのお客様のご来店とお問い合わせを、心よりお待ちしております！
＜お問い合わせ＞
- 商品やその他のことについてのお問い合わせは、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡下さいませ。定休日に限らず24時間以内に必ずお返事いたします。
- 24時間以内に当店からのお返事が届かない場合は、（１）ご入力頂きましたメールアドレスにお間違いがないか、（２）そのメールアドレスがPCからの受信を許可する設定にして頂いているか、をもう一度ご確認頂いた上、お手数ですが再度フォームよりお問い合わせ下さいませ。
- 定休日（火曜日）以外であれば、お電話（03-6457-5360）でのお問い合わせが確実です。在庫確認・確保やその他につきまして、その場でご対応可能です。ぜひお気軽にお電話下さい。