こんにちは、インタレストです。

本日は「インタレスト・スタイリング強化月間」第1回第2回第3回第4回第5回第6回第7回第8回に続きまして、第9回をお届けいたします!(暫定ですが、おそらく今回が今季スタイリング強化月間の最終回になると思います!)

今回の主役は、入荷したばかりの壺草苑のワンピースとスカートです!ここで着ているすべての壺草苑のお洋服がインタレストの別注アイテム!頭が沸騰するくらいに考えに考えて、一つは「濃色染めの美しさを最大まで引き出す」ということ、もう一つは「新しい生地の魅力を皆様にお伝えする」ということ、この2点に期待してオーダーをつくりました。

とはいえ、いつもお話ししています通り「天然藍は生き物」。実際にどのような色味で染め上がるかは工房におまかせだったわけですが、今回も・・・といいますか、特に今回は「スゴすぎる・・・!」とうならされる完璧な仕上がりです!

本日も他のブランドのお洋服と合わせたスタイリングをつくっていますが、混じりっけのない誠実でピュアな天然藍が、どんなお洋服とも、そしてどんな色とも合うという点も、改めてご確認頂けましたらと思います!

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それでは以下、本日もじっくりご堪能下さいませ!

(モデルはすべて身長160cmの当店スタッフY、価格表記はすべて「税抜き価格」です。)

 

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LOOK17: 壺草苑の当店別注「切り替えワンピース」3種を着て

<LOOK17-1>

壺草苑 コットンフランネル裏地仕立て・切り替えワンピース(濃濃藍→中藍): 46,000円(別注)
everlasting sprout ウールとカシミヤのタートルネックプルオーバー(ブラック): 19,000円
MAITO コットンリブレギンス(藍・ログウッド染め): 4,600円
壺草苑 天然藍ソックス: 在庫お問い合わせ
kokochi sun3 ブギウギ5EYE(ハンコック・ブラック): 45,000円

「切り替えワンピース」というモデルに、(1)ベルト&ベルトループを付ける、(2)ポケットを付ける、(3)秋冬仕様で袖を九分丈にする、(4)コットンフランネル生地の裏地を表側にして仕立てる、という4つの工夫を加えて仕立てた当店別注ワンピースです。染めは「上から下に向けて薄く(濃濃藍→中藍)」のグラデーション。この通り、とってもきれいなシルエットが出るのですが、着た感はあくまで「ゆったり」です♪ (インナーにウールのセーターを着ていますが、シルエットは一切崩れていません。)
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コットンフランネル生地の裏地仕立ては、濃濃藍染めで鮮やかな「褐色(=かちいろ)」を表出させるための工夫でしたが、このワンピースでは私たちもこれまで見たことのないような完璧な褐色に染め上がっています・・・!実物はこの画像よりももっと濃く、そしてもっと「赤い」です。(このワンピを染めたときの藍の状態が、ことのほか良かったと想像されます。)
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ちょっと異次元です・・・。ぜひ実物をご覧頂きたいです!!
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このコットンフランネル生地の裏地はキメがとても細かく、藍染めをすると美しい光沢を放ちます。この生地については、インタレストではもっぱら裏地仕立てが人気です!
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あまりに素晴らしく染め上がっているので、「濃濃藍→中藍」というよりは、「濃濃濃藍→濃藍」くらいのグラデーションに見えます。「藍の染液は生きている」ということを、改めて実感させられますね・・・!濃色染めがお好きな方には、このワンピースはたまらないと思います!
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上でも書きましたが、オリジナルでは六分~七分丈くらいの袖丈を、秋冬仕様に九分丈にして仕立てています。
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秋冬物の生地ながら、新品時からやわらかくて軽く、とてもリラクシングな着心地です。実はこの生地でこのワンピースをつくったのは今回が初めてで、オーダーした当時は少し緊張していたのですが、質感といい色味といい、期待を大きく上回る仕上がりでたいへん感激しています!
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靴はkokochi sun3のブギウギ5EYE(ハンコック・ブラック、Y私物)です。我ながらスゴイ登場回数ですね~!(合わせやすすぎて。笑) ボディとのバランスで、靴下でも濃色染めの藍染めソックスをはいています。
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<LOOK17-2>

壺草苑 コットンフランネル裏地仕立て・切り替えワンピース(中藍→濃濃藍): 46,000円(別注)
everlasting sprout ウールとカシミヤのタートルネックプルオーバー(ブラック): 19,000円
MAITO コットンリブレギンス(藍・ログウッド染め): 4,600円
壺草苑 天然藍ソックス: 在庫お問い合わせ
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okochi sun3 ブギウギ5EYE(ハンコック・ブラック): 45,000円

真上の「LOOK17-1」とまったく同じ仕様の別注ワンピースを、こちらは「上から下に向けて濃く(中藍→濃濃藍)」のグラデーションで染めてもらいました。付属のベルトを外して着ているので、見え方はだいぶ違っていますよね。この着方もかわいいです!「上→下で濃く」のグラデーションは、アイテムを問わず、「壺草苑の最初の一着」としてオススメです。足元に向かって色味が濃くなっていくので身頃が引き締まって見え、スタイリングのバランスも取りやすいです!
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この鮮やかな藍色。ナチュラルな光沢。改めてスゴイ仕事ですよね・・・。息をのみます・・・。
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襟ぐり周辺、実物はこの画像よりは幾分濃いめですが、色味としては美しい中藍色です。キメが細かい生地の中藍染めは、お日様の下で美しい光沢をたたえます。
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ボーダー柄のような「段段」のグラデーション染めは巷でもよく見かけますが、壺草苑のグラデーション染めでは、色味が変わっていく境目がまったく分かりません。実は工房では、このグラデーション染めを「ぼかし染め」と呼ぶのですが、この「ぼかし」という表現がとてもしっくりきますよね。職人の腕が良いことが大前提ですが、加えて藍の状態も良くないと、美しい「ぼかし染め」は実現しません。
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袖は九分丈の秋冬仕様です。フルレングスではなく九分丈にしたのは、袖先を汚れにくくするためです。
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ベルトを締めなくてもこれだけ美しいシルエットが出るワンピースなのです。(繰り返しになりますが、着た感は「たっぷり」です。アームホールもとても大きいです。)
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<LOOK17-3>

壺草苑 コットンコーデュロイ・切り替えワンピース(中藍→濃濃藍): 46,000円(別注)
everlasting sprout ウールとカシミヤのタートルネックプルオーバー(ブラック): 19,000円
MAITO コットンリブレギンス(藍・ログウッド染め): 4,600円
壺草苑 天然藍ソックス: 在庫お問い合わせ
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okochi sun3 ブギウギ5EYE(ハンコック・ブラック): 45,000円

上2着のワンピースとまったく同じ別注仕様のつくりで、染めは真上の「LOOK17-2」のワンピースと同じ「上から下に向けて濃く(中藍→濃濃藍)」のグラデーション、ただし生地が今秋冬シーズンの新作であるコットンコーデュロイでつくっています。上2着のコットンフランネルは凜として洗練された雰囲気で、こちらのコットンコーデュロイは温かみとやさしさがある雰囲気。何より、畝(うね)のあるコーデュロイ生地がしっかりとグラデーションで染まっていることに感動します!
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コーデュロイはもともと(←藍染めをしなくても十分に)丈夫ですし、かつ畝がかすれていく独特のエイジングが魅力的で、私たちインタレストにとっては大好物の秋冬生地です。それを藍染めしてくれるというのですからたまりませんっ!(笑) 藍のエイジングと生地のエイジングを両方とも、存分にお楽しみ頂けるアイテムだと思います!
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コットンコーデュロイの濃濃藍染めは、コットンフランネル裏地の「褐色(かちいろ)」のような色味は出ませんが、他の生地とはまったく違う、実に味わい深い藍色に染め上がります。単色のはずなのに、様々な濃さの藍色がちりぢりに混じっているような、とっても奥行きのある色味で、店頭でも大評判です!ぜひ実物にてお確かめ下さいませ!やさしくて、やわらかい色味です・・・!
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袖は同じく九分丈の仕様です。
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薄手のコーデュロイ生地で、モサッとするようなことはありません。ですので、全体のシルエットが崩れるようなことも、もちろんありません。それにしても「藍染めに適したコーデュロイ生地」なんて、よく見つけてくれたなあと感心してしまいます。
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<LOOK17-4>

LOKITHO ヘリンボーンツイード・ピーコート(ネイビー): 70,000円
壺草苑 コットンコーデュロイ・切り替えワンピース(中藍→濃濃藍): 46,000円(別注)
everlasting sprout ウールとカシミヤのタートルネックプルオーバー(ブラック): 19,000円
MAITO コットンリブレギンス(藍・ログウッド染め): 4,600円
壺草苑 天然藍ソックス: 在庫お問い合わせ
壺草苑 コットンジョーゼット大判ストール(変わり板締め): 23,000円
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okochi sun3 ブギウギ5EYE(ハンコック・ブラック): 45,000円

真上の「LOOK17-3」の上からコートを着る真冬のスタイルです。LOKITHOのオリジナルツイードピーコートをサラリと。実際には、ワンピースの上からニットカーディガンなどを羽織って、その上からこのコートという着方でも気持ち良く着られそうです。前々から、「壺草苑のグラデーション染めワンピース+ハーフ丈コート」の合わせがとっても気に入っていて、コート→ワンピース(に入っている色味のグラデーション)という、スタイリングの中での色味の変化をお楽しみ頂けます!
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ストールは同じく壺草苑の大定番である「コットンジョーゼット大判ストール」、柄は変わり板締めです。コート×ストールであえて柄物同士を合わせてみたのですが、藍染めの色味がいわゆる「ネイビー」ではないことが奏功して、うるさい雰囲気にはなりませんでした。藍染めは万能色なり♪
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着ているLOKITHOのコートはやわらかく軽く、そして着た感もゆったりでとても気持ちの良いコートです!ブランドオリジナルのカッコ良いツイード生地もグッときます・・・!この日の日記この日の日記でも、スタイリングをご紹介しています!
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壺草苑×LOKITHOというこの合わせ、日本中探しても、きっとインタレストでしかお試し頂けないのではないでしょうか??数年前は意識的にがんばってつくっていたスタイリングですが、今はとっても自然に生まれるようになりました。こんなにも、とってもかわいいのです!
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LOOK18: 壺草苑の当店別注スカート3種を履いて

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everlasting sprout アトリエで編んだニットのプルオーバー(レッド): 48,000円
インタレストオリジナル まあるいウェスタンシャツ(生成り): 17,800円
everlasting sprout ウールとカシミヤのタートルネックプルオーバー(ライトグレー): 19,000円
壺草苑 厚手コットンフランネル・ギャザースカート(中藍→濃藍): 32,000円(別注)
MAITO コットン平編みレギンス(紫香染め): 3,800円
壺草苑 天然藍ソックス: 在庫お問い合わせ
kokochi sun3 zanpano(馬革ワイン、24.0cm): 78,000円

ここからのルックはすべてスカートスタイルです!まずはこちら、壺草苑の今秋冬シーズンの新作生地である厚手コットンフランネル生地でつくった別注スカート(中藍→濃濃藍のグラデーション染め)を履いています。トップスはeverlasting sproutのクラフトニットセーター、足元はkokochi sun3のzanpanoで、ともに赤をつかって、青×赤の明るく楽しいスタイルをつくってみました。いつもお話ししますが、このかわいいスタイルでも着ている洋服はすべて一級品というところがポイントです!
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コートを着ていないのですが、撮影しているときにはYが少し暑がるくらいにいろいろ着込んでいます。セーターの下にはインタレストオリジナルの「まあるいウェスタンシャツ」の生成りを、その下にeverlasting sproutのカシミヤ×ウールのタートルニットを、実はその下も温かいインナーを何枚か重ね着しています。「いろいろ着てもかさばりませんね!」とY。その事実を確認したかったというのもあります。
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華やかで明るい雰囲気のトップスに対して、グラデーション染めで足元に向かってだんだん深い色味になっていくスカートと、そして同じく深いワイン色の靴とで引き締め、スタイリング全体でバランスを取っています。壺草苑の「上→下で濃く」のグラデーションのアイテムがオススメと上で書きましたが、こういう「引き締め効果」が得られるという点がとても大きいです。
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履いているスカートの生地ですが、冒頭登場した「コットンフランネル」という生地とは別物で、「厚手コットンフランネル」という新作生地です。工房としては、もともとメンズシャツ向けに用意したようですが、肉厚のしっかりした生地なので、ボトムスにピッタリだろうと感じて、インタレストではスカートでオーダーを入れました。厚い生地でグラデーションは結構キツイかなと危惧していましたが、それもやはり杞憂で、この通り濃色まで見事に染め上げてくれています!
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「コットンフランネル」は薄手のやわらかい質感なので、(ワンピースではなく純粋な「ボトムス」である)スカートやパンツにすると生地が負けてしまう気がします。その点、この「厚手コットンフランネル」はそういうリスクは皆無です。触って頂くとお分かり頂けると思いますが、とても強い生地でボトムスが被る様々な摩擦に決して負けないです。
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濃濃藍の色味もしっかり出ていますね!
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ルック全体のやわらかでかわいい雰囲気と、それぞれのお洋服の色のバランスや生地の質感、女性らしいシルエット、そして足元に向けてキリリと引き締まるバランスをご確認下さいませ!
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足元は、MAITOの紫香染めレギンス(紫)+壺草苑の藍染めソックス(濃藍)+kokochi sun3のzanpano(ワイン)という色の組み合わせです。ここも結構こだだってつくった箇所なのですが、さすがに細かすぎますか。笑
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このzanpanoのサイズは24.0cmで、普段23.5cm~24.0cmの靴をお履きになる方でジャストサイズだと思います!このルックのように女性らしいスカートルックも難なくこなし、かつ本来のワークブーツの雰囲気を前面に出したカジュアルなルックでももちろんピッタリ合います。kokochi sun3の「顔」たる万能ブーツ、ぜひお試し下さいませ!(現品をお買い上げ頂けます!)
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<LOOK18-2>

everlasting sprout ビオラモチーフが付いてるカーディガン(グリーン): 32,000円
インタレストオリジナル まあるいウェスタンシャツ(生成り): 17,800円
everlasting sprout ウールとカシミヤのタートルネックプルオーバー(ライトグレー): 19,000円
壺草苑 コットンコーデュロイ・ギャザースカート(白残しまだら染め): 32,000円(別注)
MAITO コットン平編みレギンス(紫香染め): 3,800円
壺草苑 天然藍ソックス: 在庫お問い合わせ
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okochi sun3 zanpano(馬革ワイン、24.0cm): 78,000円

真上の「LOOK18-1」からガラッと雰囲気が変わっていますが、替えたアイテムは2点だけです。1点はセーターを同じくeverlasting sproutのビオラモチーフ付きのニットカーディガンに、そしてもう1点はスカートを同じく壺草苑のまだら染めコーデュロイスカートに、それぞれ替えています。こちらでは、さらに華やかでかわいい雰囲気をつくりたくて、トップスとボトムスをそれぞれ色の違う柄物にしてみました。秋冬にこそ、多くの色をバランス良くつかったスタイリングを楽しみませんか??
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ここで着ているカーディガンについては、実物を個人買いして普段から愛用しているYが、愛情たっぷりの温かい記事を書いていました。ぜひぜひご参照下さいませ!>こちらから!
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メインでつかっているのはグリーン、ブルー(藍色)、ホワイト、ワインの4色。さらにライトグレーやパープルなんて色もつかっています。これらは互いにしっかり主張する色同士なので、普段はバランスを取りながらその何色かをつかうというスタイルに落ち着きそうですが、ときには直感で楽しく混ぜ混ぜしてカラフルなスタイリングでも着てみたいです♪
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履いているスカートは、真上の「LOOK18-1」で履いていた厚手コットンフランネル×グラデーション染めのスカートと形は同じですが、生地と染め方が違います。こちらはコットンコーデュロイ生地をつかったスカートに、今回初めてお願いした「白残しまだら染め」で染めてもらっています。まだら染め、以前は濃いめの色味だけをつかった「むらくも」しかなかったのですが、私たちの無理難題お願いをいろいろ聞いてもらって、その種類が増えてきました。笑
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「白残しまだら染め」、いかがでしょう??お花が咲いているようでしょうか。それとも雪が降っているようでしょうか。板締めとはまた違った、ステキな柄物生地に仕上がったと感じております!
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生地は「LOOK17-3」でワンピースで着ていたコットンコーデュロイです。やはりその独特のやわらかな雰囲気が絶品で、華やかな柄ながら、なんともふんわりしたやさしい印象に染め上がっています・・・!
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<LOOK18-3>

everlasting sprout ビオラモチーフが付いてるカーディガン(ネイビー): 32,000円
インタレストオリジナル まあるいウェスタンシャツ(生成り): 17,800円
everlasting sprout ウールとカシミヤのタートルネックプルオーバー(ライトグレー): 19,000円
壺草苑 キルトニットスカート(淡藍): 37,000円
MAITO コットン平編みレギンス(紫香染め): 3,800円
壺草苑 天然藍ソックス: 在庫お問い合わせ
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okochi sun3 zanpano(馬革ワイン、24.0cm): 78,000円

真上の「LOOK18-2」から2点、カーディガンとスカートを替えています。カーディガンは同じeverlasting sproutのビオラモチーフ付きのニットカーディガンのネイビーに、スカートは同じ壺草苑の今期の新作生地であるウールのキルトニット生地でつくられたスカートの淡藍に替えています。また、シャツはタックインのスタイルで、カーディガンは前身頃のボタンを締めてきれいめにまとめてみました。こちらのルックでは、ブルーベースのしっとりとした雰囲気の中、赤が差し色になっていますね。
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ここで履いている新作スカートは、(実際の着た感ではなく)シルエットが細身ですので、履くと比較的シュッとしたシルエットが出ます。それに応じて、トップスも膨らませすぎないようにと、このルックの着方になりました。
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今秋冬シーズンの新作生地であるウールのキルトニット生地。そしてその生地でつくられたこのスカートも新作です。温かく軽く、丈夫で、そしてディテールまでしっかり作り込まれた絶品スカートです!
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キルトニット生地。ウール糸をしっかりと編み込んでいるのでとっても温かいです。ただ肉厚なわけでもなく、重たいわけでもなく、質感はあくまでやわらかです。ウールの藍染めに果敢にチャレンジしたこの秋冬シーズンを代表する生地の一つです!
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脇にスリットが入っているのですが・・・
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ここでつかわれているこの生地、シャリッとしているのでナイロン?ポリエステル?とか思われるかもしれませんが、いえいえ、これは実は藍染め+炭染めされたコットン生地という豪華な仕様なのです!(驚) 展示会でこの説明を受けたとき、「凝ってるな~!手間かかりそう!」とビックリしてしまいました。このディテールがとても気に入って、このスカートをオーダーしたという部分も大きいです。
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ウェストの部分やポケットの入口も、その藍染め+炭染めの生地がつかわれています。いや~スゴイ。汗
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店頭であるお客様とお話ししていて、「秋冬だからこそ淡藍染めを着るというのもいいわよね」と仰ったときに、私たちとしてはまさに「我が意を得たり!」とすごく嬉しく感じました。そう、深い色味に偏りがちなこの季節だからこそ、スタイリングに明るい色味や柄物のお洋服をつかって頂きたいとも思うのです!
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<LOOK18-4>

LOKITHO ヘリンボーンツイード・ボリュームロングコート(ネイビー、サイズ「3」): 92,000円
everlasting sprout ビオラモチーフが付いてるカーディガン(ネイビー): 32,000円
インタレストオリジナル まあるいウェスタンシャツ(生成り): 17,800円
everlasting sprout ウールとカシミヤのタートルネックプルオーバー(ライトグレー): 19,000円
壺草苑 キルトニットスカート(淡藍): 37,000円
MAITO コットン平編みレギンス(紫香染め): 3,800円
壺草苑 天然藍ソックス: 在庫お問い合わせ
シルクカシミヤ大判ストール(淡藍→濃藍): 36,000円
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okochi sun3 zanpano(馬革ワイン、24.0cm): 78,000円

本日のファイナルルックは、真上の「LOOK18-3」にコートとマフラー(ストール)を合わせた真冬ルックです!コートはLOKITHOのオリジナルツイードのロングコート、ストールは壺草苑の「シルクカシミヤ大判ストール(淡藍→中藍)」です。一連の撮影でYもだいぶ冷えていたようなのですが、このルックで一気に身体が温まったと喜んでいました。それから彼女が、「最初は重たいと感じたこのコートも、こうして何度も着ているとまったく重さを感じなくなった」と話していたのが印象的でした。
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着ているLOKITHOのロングコート、残すところサイズ「3」1着のみの在庫です!インタレストではこのコートの着方につきまして、ワンサイズアップで若干の「着られてる感」を楽しみつつ着るスタイルをオススメしております♪ スタイリング例は、この日の日記この日の日記にもございます!
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シルク×カシミヤの大判ストール、動物繊維のストールで何しろ抜群に温かいのが大きいですが、同時に植物繊維と比べてもより鮮やかな藍色に染め上がるという特徴も見逃せません。このストールは、一度でも触れて頂きますと、付いている価格に納得させられるパワーを持っています。ぜひお試し下さいませ!
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ここでは、このストールをネクタイと同じやり方で巻いています。上質な大判ストールをネクタイ巻きすると前身頃にボリュームが偏り、歩くとサラリサラリと舞うのですが、そのありようがとても優雅な雰囲気なので気に入っています。ファッション的にも強いアクセントになってくれますので、結構オススメだったりします・・・!
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ここではコートの袖はワンロールアップして着ています。本切羽ならではの着方ですね♪
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身体全体を覆うロングコートを着ているルックですので、ストールや靴がしっかりとアクセントになってくれるようにと考えました。もちろん主役はコートになるわけですが、他のアイテムたちがその魅力をいっそう引き立たせるようなつくりが理想的かなと思います!
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いつ見ても、このふんわりと膨らむシルエットがたまらなくキュートです・・・!
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本日は以上です!

ただいまインタレストの店頭では、壺草苑販売会「天然藍で染めるふく 2015年秋冬」(11月14日~23日)を開催中です!

 

本日ご紹介したお洋服たちもすべて店頭にてご案内しておりますが、本販売会会期中でしたら、これら以外、なんと100着以上の壺草苑のお洋服をお楽しみ頂けます!おかげさまで毎日多くのお客様がご来店下さって、次々お嫁に行っております!間違いなく過去最大のスケールでお届けしております今回の壺草苑販売会、ぜひご参加下さいませ!

明日も多くのお客様のご来店とお問い合わせを、心よりお待ちしております!

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<お問い合わせ>

  • 商品やその他のことについてのお問い合わせは、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡下さいませ。定休日に限らず24時間以内に必ずお返事いたします。
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