こんにちは、インタレストです。

ただいまインタレストの店頭では、壺草苑販売会「天然藍で染めるふく 2015年秋冬」(11月14日~23日)を開催中です!

本日は会期初日!雨の中多くのお客様が足を運んで下さいました!心より感謝を申し上げます!!

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そして、なんとなんと本日も、そして明日も、第2弾&第3弾の入荷があります!工房では今もこの販売会に向けたアイテムをわざわざ制作してくれていて、それがほぼ揃いつつあります♪ 今回は本当に濃色染めのアイテムの美しさがスゴイことになっています・・・!

以下、本日の第2弾入荷で入ってきたアイテムの一部をご紹介いたします!(入荷したその足でお嫁に行ってしまうということも多いので、ぜひ明日もふるってご来店下さいませ!)

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それでは以下、ご覧下さいませ!!

 

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今回の販売会では、濃色染めと淡色染めのメリハリと、その美しさをぜひご堪能下さい!!

壺草苑は「灰汁発酵建(あくはっこうだて)」という、その名の通り、(お酒と同じように)「発酵」によって藍の染液を建てる(=つくる)伝統技術を採用しているため、その染液はまぎれもなく「生き物」です。「生き物」なので、当然その「状態の良し悪し」があって、それはとりわけ濃色染めの色味に影響します。

具体的には、私たちがこの日記でよくお話しする、天然藍の濃色染めのいわば最終段階である「褐色(=かちいろ)」とよばれる「赤み」が差して紫がかる色味は、藍の染液の状態が良ければ良いほど深く濃く仕上がります。今回の販売会で入荷している濃色染めアイテムの多くは、この「褐色」の美しさが際立っています!!

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一方で、淡色染めの価値が低いかといえば、決してそういうわけではありません。灰汁発酵建では、ここでもその名の通り「灰汁(あく)」をつかうので、「染めて×洗って」の「洗って」のプロセスで手を抜くと、灰汁の黄色みが残ってグリーンがかった色味(藍色+黄色)になってしまい、壺草苑の淡色染めのような美しいスカイブルーには仕上がりません。

私たちの記憶する限り、壺草苑が白生地を淡色染めしたときに、グリーンがかったブルーで仕上がったものを見たことはありません。いつもいつも、本当に透き通るようなスカイブルーで染め上げてくれます。ただ、そのことが藍染めの世界で「当たり前」かというと、決してそういうことではありません。

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そういうわけで、今回の販売会では藍色の濃淡の美しさを、存分にご堪能頂けましたらと思います!

 

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本日の第2弾入荷で入ってきたアイテムの一部をご紹介いたします!!

大評判の新作アイテムであるオープンカラー・シャツワンピース×コットンコーデュロイ、変わり板締め(左)とグラデーション(中藍→濃濃藍、右)。上でお話しした濃色染めの美しさが最もハッキリと分かるのは柄物(板締め・まだら・グラデーションなど)です。なぜなら、淡い部分と濃い部分のコントラストこそが、そのキモだからです!加えて、このコットンコーデュロイの生地に天然藍が乗った独特の色味もクセになる味です♪
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定番の切り替えワンピース×薄手コットンフランネルの裏地仕立て、グラデーション(濃濃藍→濃藍、左)、グラデーション(中藍→濃濃藍)。インタレストの特注で、コットンフランネルを裏地仕立てでつくってもらっているワンピース、今回はこれ以上ないくらい「その意味」を感じて頂ける仕上がりです!それはすなわち、両者の濃濃藍の「褐色」が、100%完璧な色味なのです!スタッフYもこのワンピースを見て一言、「赤い!!」。画像でお伝えしきれないのが悔しいっ!
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新作のボリュームワンピース×メリノウールフラノの淡藍染め。この形も、そしてこれ以上ないほどに贅沢な極上生地メリノウールフラノも、できればこの販売会で皆様にお試し頂きたかった・・・と感じていたところ、今日入荷してきました!(泣) 着るととってもかわいいです。3枚目と4枚目の画像が、この形のワンピースをY(身長160cm)が着たときのルックです。
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インタレストオリジナル「まあるいウェスタンシャツ」、まだら(左)と中藍(右)。今回はこの2色を制作いたしました!(まだら染めの濃淡のムラ感が最高です・・・!)華やかなまだら染めと、最強の定番色である中藍染め。壺草苑のお洋服とはまた違ったつかい方ができるはずです!ぜひ合わせてお試し下さいませ!!
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キルトニットスカート、濃藍(左)と淡藍(右)。ウール素材では、2つ上のメリノウールフラノとこちらのキルトニットの2種類が、今秋冬シーズンの鉄板生地で、やはりぜひこの機会にお試し頂きたいです!工房いわく、ウール素材の藍染めは染液に大きな負担をかけてしまうそうで、涙ぐましい努力の末に生まれてきています。この2つの生地は、来年以降継続できるかどうかかなり微妙なところですので、気になるという方はぜひ今のうちに!
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私・店長D私物の長袖カットソーを、1枚目の画像の向かって左上と右下を濃濃藍で、中央を中藍でという「ななめグラデーション」の指定で染めてもらったものです。こちらはお洋服の新作ではなく、私物藍染め企画のサンプルとして工房に依頼していたもの・・・なのですが、尋常ではない美しい仕上がりで、早速「これを売って欲しい」とのお声を頂いてしまうという・・・汗。
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生地と藍との相性も良かったのだと思いますが、濃色の部分が完璧な「褐色」に染め上がっていて、カットソー全体ではまるで中央に天の川が走っているような秀麗な表情になっています。(幸運な偶然なのですが、どうも縫い糸がコットン糸だったようで、それもしっかり染まっています。)このような「ななめグラデーション」の藍染めも承ります。
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壺草苑以外のブランドの秋冬物も、ぜひ合わせてお試し下さいませ!

充実しているのは壺草苑のお洋服だけではありません!他のブランドの秋冬物のお洋服もついに完納です!今回のようなイベント会期中には、その対象ブランド以外のお洋服も一緒にお嫁に行きます。ぜひ合わせてお試し下さいませ!!

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本日は以上です!

いよいよ始まった壺草苑販売会、かつてないスケールでお届けしております!明日も多くのお客様のご来店とお問い合わせを、心よりお待ちしております!

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