＜スタイリング強化月間＞第8回：エタブルの”ARGALI JACKET”&チェックワンピ、everlasting sproutのクラフトニットセーター、LOKITHOのレイヤーパンツ、壺草苑の藍染めネルシャツ、LOWRUNDERのスカートなど♪

こんにちは、インタレストです。

本日は「インタレスト･スタイリング強化月間」！第1回、第2回、第3回、第4回、第5回、第6回、第7回に続きまして、第8回をお届けいたします！

今回の主役は2点！ともに最近入荷したばかりの最新作で、エタブルのオリジナリティあふれる傑作アウター”ARGALI JACKET”、そしてニットのプロフェッショナルたるeverlasting sproutによる渾身の「作品」であるクラフトニットセーターです！

この両アイテムはともに、それぞれのブランドの今秋冬シーズンを象徴するアイテムであり、「遅れてやってきた今季最後の大物」です！私たちが展示会で見て、そしてこうして入荷してきた商品を改めて見て、「やはりこれは皆様に持っておいて頂きたい！」と強く感じるアイテムです！

以下のスタイリングをご参考にして頂きつつ、あとはぜひ店頭にてご試着下さいませ！そのクオリティの高さにビックリされると思います♪

それでは以下、本日もたっぷりご覧下さいませ！

（モデルはすべて身長160cmの当店スタッフY、価格表記はすべて「税抜き価格」です。）

——————

LOOK15：最後に”ARGALI JACKET”を合わせる、ワンピをつかった真冬のチュニックスタイル

＜LOOK15-1＞

Eatable of Many Orders HEART BLOUSE LONG GAUZE（インディゴ×ブルー）： 36,000円
LOKITHO ウール混･アシンメトリーレイヤーパンツ： 30,000円
MAITO コットン平編みレギンス（藍･ログウッド染め）： 3,800円
MAITO コットンゆったりソックス（藍･ログウッド染め）： 1,600円
kokochi sun3 ブギウギ5EYE（馬革ネイビー･23.5cm）： 45,000円

この日の日記ではワンピーススタイルとして着ていたエタブルのダブルガーゼ生地のチェックワンピースを、この日の日記でご紹介したLOKITHOのレイヤーパンツと合わせて、チュニックスタイルで着ています。インタレストでこのチェックワンピをお嫁にもらって下さるお客様は、季節柄もあると思いますが、このようなチュニックづかいで着られる方が多いようです。裾が大きく取られているワンピースで、ボトムスに何を持ってきても違和感なく着られるのが良いですね！

このワンピースはコットン100％のダブルガーゼ仕様の生地でつくられているので、とにかく信じられないほどにやわらかく肌触りが良いです。それから、もらって下さって今着て下さっているお客様が仰るには、「想像よりもずっと温かい」のだそうです。まだ暑かった秋口に着たときはむしろ涼しさを感じたので、ひょっとするとあらゆる季節をこなして、期待以上に機能的なのかもしれません！

このルックでは、LOKITHOのパンツがスッキリとしたシルエットで見える、このボトムス部分がとても気に入っています♪

足元は、kokochi sun3 ブギウギ5EYE（馬革ネイビー･23.5cm）です。靴ひもとソールでベージュをつかっていて、「足元を重たくしすぎないように」というデザインです。秋冬はもちろん春夏も、まさに1年中履いて頂けます！

＜LOOK15-2＞

壺草苑コットンフランネル裏地仕立て･ガゼット付きシャツ（濃濃藍）： 36,000円
Eatable of Many Orders HEART BLOUSE LONG GAUZE（インディゴ×ブルー）： 36,000円
LOKITHO ウール混･アシンメトリーレイヤーパンツ： 30,000円
MAITO コットン平編みレギンス（藍･ログウッド染め）： 3,800円
MAITO コットンゆったりソックス（藍･ログウッド染め）： 1,600円
kokochi sun3 ブギウギ5EYE（馬革ネイビー･23.5cm）： 45,000円

真上の「LOOK15-1」の上から、壺草苑の新作ネルシャツをサラリと羽織っています。この「ガゼット付きシャツ」という形は、インタレストでは最も人気のある壺草苑のシャツで、身幅がかなり大きめに取られている「ゆったり」の着心地が特徴です。それなので、こんな風にシャツジャケットのように羽織る着方をなさるお客様も多いですね。「コットンフランネル裏地仕立て」×濃濃藍染めというインタレスト特注モデルです！

コットンフランネル生地といえば、その最大の特徴は表地表面の毛羽立ちですが、このシャツではその本来表地でつかう側を裏地として、つまり表裏逆に仕立てています。この仕様は2年前からインタレスト特注モデルとしてつくっていて、それはなぜかといいますと･･･

このフランネル生地の本来の裏地（＝このシャツの仕立てでは表地）の質感が極上で、天然藍で染めるとこうして美しい光沢が上がるからなのです･･･！また、きめの細かい質感なので、濃濃藍で染めると「赤み」が差す「褐色（＝かちいろ）」に染め上がります。さらにいえば、本来の表地（＝このシャツの仕立てでは裏地）は起毛していますので、肌に当たる側がとってもやわらかく温かいというポイントも見逃せません！

「身頃が大きく取られている」と書きましたが、その一方で、きれいなシルエットが出ます。本当、天然藍染めされたお洋服は合わないアイテムがないというくらい合わせやすいので、形、シルエット、色合わせ、そして忘れてはならない「丈夫さ」とで、着まくってしまうかもしれません！（しかも、「育つ」というエイジングの楽しさも付いています！）

このシャツの実際の色味は、この画像と比べると何段階か濃いめです。実物は深く吸い込まれるような濃濃藍に染め上がっています！

この美しい光沢の上がった表情といったらもう･･･！

＜LOOK15-3＞

Eatable of Many Orders ARGALI JACKET -silk lining： 79,000円
壺草苑薄手フランネル裏地仕立て･ガゼット付きシャツ（濃濃藍）： 36,000円
Eatable of Many Orders HEART BLOUSE LONG GAUZE（インディゴ×ブルー）： 36,000円
LOKITHO ウール混･アシンメトリーレイヤーパンツ： 30,000円
MAITO コットン平編みレギンス（藍･ログウッド染め）： 3,800円
MAITO コットンゆったりソックス（藍･ログウッド染め）： 1,600円
kokochi sun3 ブギウギ5EYE（馬革ネイビー･23.5cm）： 45,000円

「LOOK15-2」の上から、この日の日記で詳細にご紹介したエタブルのジャケットをを着ています。ちょうどその記事の最後にマネキンスタイリングとしてご覧頂いたルックがこちらです！やっぱりお洋服は、人に着られてこそその魅力が際立ちますよね！見目麗しい生地感、美しいシルエット、巧みなディテール、最高級の裏地づかいなどを、改めてじっくりご覧下さいませ！「カッコイイ」と「かわいい」が両方あって、私たちも大好きな着方です♪

表地はコットン100％のトリプルコットンツイル（三重織り）。ウールがつかわれていないのですが、その表地の厚みと、そしてシルク（＝動物繊維）の総裏地で十分に温かく、真冬のアウターとしてしっかりと機能します。下でご覧頂きますが、下に厚めのセーターを着てもシルエットが崩れないので、二重に安心感があります！

腕はロールアップしたくなりますね～！笑

ポケットに手を入れると、そこにはアルパカファーのモフモフが待っております♪

このジャケット、私たちははばからず「傑作アウター」と呼んでいます！こちらの日記でその理由についてもいろいろお話ししていますので、ぜひ今一度ご確認下さいませ！

ジャケットの前身頃を閉じて、そして首元にマフラーを巻いて、完全に真冬の着方です！マフラーは壺草苑の「キャッシュウール横杉綾ストール（板締めドット柄、30,000円）」です。板締めでドット柄を出しているという、今秋冬シーズンの新作です♪

ウール100％のやわらかい綾織り生地で、もちろん「チクチク」の類いは一切ありません。ドット柄の周囲がぼやけるやわらかい雰囲気がかわいらしく、まるで雪が降っているようですね･･･！

LOOK16： everlasting sproutの「アトリエで編んだニットプルオーバー」を着て

＜LOOK16-1＞

everlasting sprout アトリエで編んだニットプルオーバー（レッド）： 48,000円
MAITO コットンディースブラウス： 16,000円
LOWRUNDER カルテッテスカート（ネイビー）： 26,000円
MAITO コットン平編みレギンス（藍･ログウッド染め）： 3,800円
MAITO コットンゆったりソックス（藍･ログウッド染め）： 1,600円
kokochi sun3 zanpano（馬革ネイビー･23.5cm）： 78,000円

「ニットのプロフェッショナル」たるeverlasting sproutですが、特に今秋冬シーズンは、彼らにしか制作できないような独創的なニットアイテムを数多くリリースしています。その中でも、特に私たちインタレストの琴線に響いたのがこのアイテムです！「仕上げに苦戦して何度もやり直しになってしまって」（デザイナーの村松さん）、予定より遅れての入荷となりましたが、やはりその存在感は圧倒的です！このセーターのレッドと、LOWRUNDERのきれいな形のスカートとの合わせです。あ、セーターもスカートも、文字通りの「手づくり」アイテムという点でも共通していますね！

ブランドのアトリエにある古い編み機をつかって、デザイナー自身が編んだ生地でつくられています。ただ個人的にすごくおもしろいと思うのは、「手編みのセーター」のような雰囲気は一切ないことです。村松さんは「（手間としては）ほとんど手編みみたいなもの」と言いますが、編み上がったその表情は手編みとも、もちろん一般的な機械編みとも全然違う、ユニークでクラフト感があふれる、そしてある意味ではアートのような雰囲気です！

この日の日記で速報いたしましたが、本日改めて、このセーターの表情をじっくりご覧下さいませ！

首回りや袖先、裾先はいわゆる「リブ」（←リブ編み）ではありません。驚かされますよね！汗

抽象的な言い方ですが、とても「深みのある」表情です。赤がベースカラーなので問答無用に「かわいい」のですが、その一言では表現しきれない荘厳な雰囲気も漂います。このレベルのクラフトニットアイテム、しかもこの価格でご案内できるのは、もうこの先あまりないのかもしれません･･･！

こうして寄って見ると、明らかにリブではありませんね。

もう一つ、このセーターでお話しし忘れてはいけないのが、その気持ちの良い着心地です。この「着心地」の面では、明らかに機械編みではなく手編みに近いです。やわらかく身体にしっとりと寄り添うような着た感で、そしてつくりとしても、たとえばこのように大きなアームホールなどが心地よく、身体を締め付けるような感じは一切ありません。本当、ずっとずっと着続けたいニットです！

セーターと合わせているのは、LOWRUNDERのカルテッテスカートのネイビーです。クラシカルなフレアスカートのような、実に美しいシルエットが出るスカートで、デザイン的にはなんといっても、4種類の生地づかいがその特徴です！

このルックでは、セーターがレッドベースでキュートな雰囲気ですので、スカートも華やかにすべく、ブルーのペイズリー生地の面積を前身に大きくして履いています。スカートですのでクルクル回して、このように「履き方」も様々選んでお楽しみ頂けます！

スカートが｢カルテッテ」ですので、前、右、左、後ろそれぞれからの見え方がすべて異なります。

こうして見ると、この上下で完全に完成されたスタイリングですよね･･･。お洋服一点一点の「強さ」というか、その個々の実力がいかに重要なのかということを、改めて思い知らされます･･･！

足元はkokochi sun3 zanpano（馬革ネイビー･23.5cm）です。ワークブーツとしてカジュアルにも、きれいめブーツとして洗練された印象でも履くことができる靴です。ここではスカートスタイルで合わせて、大人の女性らしい雰囲気に♪

＜LOOK16-2＞

everlasting sprout アトリエで編んだニットプルオーバー（ネイビー）： 48,000円
MAITO コットンディースブラウス： 16,000円
LOWRUNDER カルテッテスカート（ネイビー）： 26,000円
MAITO コットン平編みレギンス（藍･ログウッド染め）： 3,800円
MAITO コットンゆったりソックス（藍･ログウッド染め）： 1,600円
kokochi sun3 zanpano（馬革ネイビー･23.5cm）： 78,000円

真上の「LOOK16-1」から、セーターを色違いのネイビーに変えたルックです。レッドと比べると落ち着いた雰囲気があるセーターですので、スカートもブルーではなくネイビーの面積を大きめにして履いています。こちらもやはり、これで完成されたスタイリングですね！

ネイビーのセーターの表情も、以下でじっくりご覧下さいませ！レッドとネイビー、皆様はどちらがお好みでしょうか？？

そうそう、レッドとネイビー両方入荷して驚いたのですが、両者でつかわれているベージュの毛糸が実は違う色なのですよね･･･。レッドでつかわれているベージュは生成りに近い明るめの色味、そしてこちらネイビーでつかわれているベージュは色の入ったベージュらしいベージュです。このブランドは「色のつかい方」が抜群にうまいのですが、このあたりの繊細な色のつかい分けは本当にさすがだなあと感じます。

上でも書きましたが、スカートの前身はネイビーの色味を大きめにしています。

セーターもスカートも形がきれいですね！

＜LOOK16-3＞

Eatable of Many Orders ARGALI JACKET -silk lining： 79,000円
everlasting sprout アトリエで編んだニットプルオーバー（ネイビー）： 48,000円
MAITO コットンディースブラウス： 16,000円
LOWRUNDER カルテッテスカート（ネイビー）： 26,000円
MAITO コットン平編みレギンス（藍･ログウッド染め）： 3,800円
MAITO コットンゆったりソックス（藍･ログウッド染め）： 1,600円
kokochi sun3 zanpano（馬革ネイビー･23.5cm）： 78,000円

真上の「LOOK-16-2」の上から、エタブルの”ARGALI JACKET”を着ています。ご注目頂きたいのは、結構モコモコしているeverlasting sproutのクラフトニットセーターの上からこのジャケットを着ても、着ぶくれすることなくきれいに着られているという点です。しかも、シルクの総裏地ですのでセーターの表面を傷つけません。このルックはもう抜群に温かくて、「身体の芯から温まる感じです！」（スタッフY）。

いや～このジャケット、ものすごくつかえます！いつもお話ししていますが、私たちがこうしてスタイリングをつくっていて「つかいやすい」と感じるアイテムが、実際につかえるアイテムなんです。パンツルック、ワンピースルック、スカートルックすべてこなし、こうしてセーターの上から着てもきれいに着られて、かつラペルが控えめなので巻きものも合わせやすい。もう非の打ち所がありません･･･！

ご覧の通り、シルエットは一切崩れていません。

前身頃のボタンを締めて、首元に巻きものをつかって完全防寒！壺草苑の「シルクカシミヤ大判ストール（ななめグラデーション、36,000円）」、相変わらず美しすぎるストールですね！カシミヤ×シルクという温かさという意味でも美しさという意味でも完璧な、ぜいたくな素材づかいで大人気です！かなりの大判ストールですので、もちろんマフラーとしてもおつかい頂けます。