こんにちは、インタレストです。

先日速報しました通り、8月19日(土)~27日(日)の会期にて、kokochi sun3の今季秋冬シーズンの受注販売会「路地裏の靴作家 vol.11」を開催いたします!

会期中の店頭には普段インタレストにはない靴がズラリ100足以上並びますので、ご興味をお持ち下さっている靴もついてご自身のジャストサイズでお試し頂けるチャンスです!また、それらのうち制作から目安1年以上経過した靴の現物を「新古品」としてお買い得価格でご案内する、1年に2回だけの現品セールも同時に開催いたします!

会期末の8月26日(土)・27日(日)の2日間は、kokochi sun3受注販売会の靴作家・森田圭一さんが終日インタレストに在店いたします!

  

 

kokochi sun3(ここちサンサンサン)とは

靴作家・デザイナー:森田圭一

靴作家&靴デザイナー・森田圭一さんが1足1足ゼロから制作する、ハンドメイド革靴のブランドです。
お好みのモデルを、お好みの革&色で、足型を取って木型と合わせるジャストサイズでオーダー頂けます。
森田さんは常に「履く人の側」に立って物事を考える、クリエイターとしては希有な人柄です。
そんな森田さんにしか生み出せない、私たちの心をくすぐるユニークなデザインと、
彼によるハンドメイドだからこその「一人ひとりにとっての履き心地の良さ」を、一生涯味わって頂けます。

  • 画像&情報満載のkokochi sun3ポータルサイト(当店ウェブサイト内) >こちらから!
  • これまでお客様にオーダー頂いた靴の詳細についてのコラム「お客様のkokochi」 >こちらから!

 


 

★新作靴「OTO」。はじめて「麻の靴」をつくった20年前の自分自身を超えるための、挑戦。

今回の受注販売会「路地裏の靴作家 vol.11」最大のトピックは、なんといってもkokochi sun3の・・・というより、これは「靴作家・森田圭一の」といった方が正しいかもしれませんが、とにかくその新作靴「OTO (オト)」のお披露目です!「お披露目」ですので、本イベントがこの新作靴の全国で一番早いご紹介の機会となります・・・!

 

森田さん、ものすごい靴をつくっています・・・!

ご住所を頂いているお客様にはフライヤーとともに、私・店長Dが書いたメモをお送りしておりますが、それは以下のような内容です。新作靴「OTO」とは、つまりこのような靴なのです・・・!

靴づくりの「く」の字も知らなかった20年前に、持っていた革靴を解体してパーツを調べ、量販店で材料を集めて、あとは勢いだけでつくった「麻の靴」。私たちインタレストも何度も見せてもらった、靴作家・森田圭一さんがはじめて自身一人でつくった靴です。

それからの20年間は、「無意識的に生まれたその『麻の靴』の偶発的でいびつだからこその『無邪気な美しさ』みたいなものを、自分の意識下でどうやって表現しうるかを考え続けてきた」(森田さん談、以下「」内同様)という日々でした。

そして今回、当店インタレストの受注販売会で全国で一番にご紹介するkokochi sun3の新作靴「OTO」は、その森田さんが「やっとそのことを実現できたという手応えを感じられた靴」であり、「今まで頭の中にこびりついていた、いろいろな制約や約束事を取っ払って、それこそ無邪気に無心につくった靴」です。

そしてそれは、ノルヴェジェーゼ製法、スプリットコードバン、姫路の白なめし、表も内側も一枚甲・・・「いまの自分の持てる知識と技術・素材を惜しみなく詰め込んでつくった靴」でもあります。森田さんの20年前の自分自身への挑戦、ぜひ店頭にて目撃下さいませ!

 

今は数日おきに森田さんから電話があり、「ここをこう改善している」「目下こういう問題が発生している」「○△□×がんばるから!(←?)」という報告を受けているのですが、実はこの新作靴「OTO」、イベント開幕を1週間後に控えた現時点で、森田さん自身が手直しに手直しを重ねている最中という異例の状況です。(通常であればファイナルサンプル5足がインタレストに届いていてもおかしくないタイミングです。)

まだ作業工程が確定していないため、その正確な仕様や価格をお伝えすることもできません。とにかく凄まじい仕様なので、決してお安い価格帯の靴にはなりません。ただし、「そこ」に価値を見いだして頂けるお客様にとってはまたとない・・・、実際にこのタイミングでないとおつくり頂けない貴重すぎるクラフトワークになると思います・・・!

  

 

技術的なことをあまり詳しくお話ししても混乱させてしまうだけなので、本日記では多くは語らないことにしているのですが、森田さん、今回は本当にものすごい靴をつくっています・・・!

新たに木型を起こすところから始まって、アッパーは革の取り効率の悪い一枚甲(=パーツ毎の裁断や縫製がない)、しかもなんとライニングも一枚甲、底付けはハンドソーンのノルヴェジェーゼ(=ノルウェージャン)&ステッチダウン製法・・・と、何もかもが「ぜいたく」そのもの。さらに来年1月末まで限定で、スペシャルな革素材2種類(=スプリットコードバン・ホワイト&漆革・ブラック)をオプションでセレクトできるというおまけつき。もう何がなんだか・・・笑。

そういうわけで、本来は会場となる私たちインタレストにとって、スケジュール的には焦ってしまうはずのタイミングなのですが、不思議なことにまったくそういう気持ちになりません。むしろ、そんな風に「無邪気に」靴づくりに向き合う森田さんを見ていて、嬉しくて仕方がないのです。

もうここまできたらやりたいだけ、やれるだけやってもらいたい・・・!どんな靴に仕上がって入荷してくるのだろうと、今からワクワクしています!皆様も私たちと一緒に、この新作靴の完成を楽しみにお待ち頂けましたらと思います・・・!

 

本記事で掲載できているのは、森田さんから提供を受けた数枚のファーストサンプルの画像のみなので、数日後にファイナルサンプルの実物が届き次第、改めてレポートしたいと考えております。イベント開幕に向けて、引き続き本日記のチェックをお願いいたします!

そして森田さん自身が在店する8月26日(土)・27日(日)にご来店頂きまして、ぜひ本人にこの靴について直接聞いてみて下さいませ!kokochi sun3のファンのお客様はもちろんのこと、革靴が好きというお客様、革が好きというお客様・・・それぞれ皆様にとって、相当にエキサイティングな話がたくさん聞けることと思います・・・!

 

以下ではkokochi sun3受注販売会「路地裏の靴作家」につきまして、「いったいどういうイベントなの?」という疑問にたっぷりお答えしてまいります!

本イベント恒例のポイントだけでも相当に盛りだくさんですので、ぜひぜひジックリお読み頂けましたら幸いでございます!

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